ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

2013年ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア
2013年2月9日 人生を懸けて

時は無常にも刻一刻と活動の終わりを告げようとしています。

現地活動責任者の今西先生が残り30分の指示を出します。
もう一人、もう一人、と気持ちばかりが焦ります。

そこに患者誘導係から連絡が入ります。
「整理券を持っていないけれど、朝8時からずっと並んでいる子達が20人ほどいます。どうしましょうか。」

私が会長に確認すると、「診てあげましょう。私達が食事をする時間を少し削れば良いのだから。」「私達はボランティアに来たのです。精一杯の事をしてあげましょう。」

時間の延長は気持ちにも体にも負担をかけるのは事実です。安全という最も大切な問題を考えるに当たってはとても重要な判断になります。

治療の様子
治療を終えて笑顔で
治療の様子
治療の様子
治療の様子
治療の様子
クリーニングの様子
クリーニングや指導の様子
歯ブラシ指導の様子
歯ブラシの指導を受ける子供たち
ロータリークラブの皆さんと
ロータリークラブの皆さんと

しかし、検診ブースの私の目の前に座った女の子は未だ12歳です。その前歯は4本とも黒く穴が開いています。
私はその時この活動の原点「アルソン君」を思い出しました。彼は当時10歳の若さで前歯4本を失いました。当時は私達にも歯を削って治すブースを設けるほどの力は無く、大切な歯を涙を流しながら抜いてきました。

それが今、多くの方々のご協力と、沢山の仲間によって、このお女の子の人生を左右する治療を行えるのです。

確かに虫歯は深く難しい位置にあります。
私は検診ブースから羽尾先生に声をかけました。「先生、この女の子を頼むよ。」「この歯を残すか、失うかでは彼女の人生が変わってしまうから。」彼もまた体力の限界に近いはずです。しかし、持ち前の明るさと、この活動にかける「心」が彼の背中を押してくれたのでしょう。「分かりました。任せてください。」そして次々と残りの20人が診療室に入って行きます。

室内では最後の力を振り絞りながら全員で目の前の患者の為に自分ができる精一杯の事をやっています。

私の所に先程、羽尾先生にお願いした女の子が治療を終へやってきました。
そして「サンキュー」と満面の笑みで微笑む彼女の口元は見違えるように白く治っていました。

治療が全て終わり会場中に拍手と歓声が鳴り響きます。
現地の仲間や通訳、そして74名の団員全てに心から感謝します。

片付けが終わり、この活動を支えてくれた「マニラ・ロータリークラブ」の皆さんへ高校生たちが感謝の気持ちと、ノートや鉛筆等を寄付しました。

前
2013年2月9日 10万人の600人
カテゴリートップ
2013年ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア活動報告
次
2013年2月9日 別れ

ボランティア参加者募集

高校生ボランティア募集要項 医療従事者および一般 募集要項 活動についてのお問い合わせ

歯ブラシを集めよう!

  • 歯ブラシ(新品)
    ※ホテル等の使い捨てタイプも可
  • タオル・てぬぐい(新品)
    ※サイズ不問。粗品タオルも可
  • 固形せっけん(新品)
    ※液体ソープは不可
  • 鉛筆・ノート・クレヨン・色鉛筆
    ※使いかけも可
  • 夏物衣類
    ※新品衣料、洗濯済み古着

支援物資・カンパ送付先
歯ブラシ回収箱ダウンロード

メインメニュー

新着ブログ記事

新着ニュース&リリース

ボランティア活動報告(抜粋)

活動理念「四本の柱」

  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

リンク