ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

2013年ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア
2013年2月10日 バランガイ サマラ・マルケス

活動最終日は物資配布の活動です。この地区は毎年最終日に訪れ私達の会が継続して物資支援を行っているスラムの一つです。会場に着くとそこには既に数百人の人達が列をなし、私達のバスを見ると大きな歓声が沸き上がりました。

このスラムのリーダーは私と同じ年齢で、3年ほど前から親交があり、「今年も来てくれてありがとう。」と固い握手を交わしました。
物資配布会場の様子
高校生達が先頭に立ち、その周囲を大人達が見守りながら最後の物資配布を行います。 ここでは500人分の物資を用意しました。

この地区は大人3000人、子供5000人ぐらいの人達が住んでいるといわれています。
周囲を海で囲まれているため、主に漁師を生業としていますが、3年前から高速道路の拡張の為、湾の埋め立てが始まり、魚が捕れなくなってしまったそうです。その為一日の平均収入は200~300ペソ(日本円で400円~600円)程で、その他、半年契約の工場などの仕事は一日平均285ペソといわれています。また、この地区には「スカベンジャー」と呼ばれる「ゴミを拾って生計を立てている人」も住んでいます。毎朝ゴミ捨て場に行き、お金に換金できるものを拾い生活をしています。

スラムの住人達のほとんどは歯科治療など受けたこともなく、痛みが出れば限界まで我慢をし、最後は誰かに抜いてもらうだけだそうです。小学校には医療活動初日に訪れた「ビナカヤン小学校」が近くにあるため、無料で通えるものの、半数近くは最後まで卒業できず、通学をやめてしまいます。

私はリーダーに「今、ここで何が一番必要か。」という質問をしました。すると、彼は少し考えながら、「教育です。」と答えました。

生きるため、生き延びるために必要な知識、そして貧困から抜け出す為の術を知らない子供達に明日に繋がる「夢」を抱くことはできません。
同世代の日本の子供達が様々な将来の夢を抱く中、この地区の子供達は「15歳まで生きること」を夢見ます。それは貧困のため3人に一人しか15歳まで生きることができないスラムでは、生きながらえることこそが現実の夢なのです。

物資を受け取った方たちと
物資配布の様子
物資を受け取った子供たち
歯ブラシをもらった子供たち

会場を見渡せば高校生達が一人一人笑顔で物資を手渡しています。この500人はサマラ・マルケスという集落から300人、アプライヤという地区から200人、最も貧しい家庭が選ばれました。2キロのお米、歯ブラシ、タオル、石けんを手に皆本当に嬉しそうです。

そして、最後の住人に物資が手渡されたとき、最後のプレゼント、高校生からの歌のプレゼントが始まりました。

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2013年2月10日 活動最終日 AM7:00
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  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

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毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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