ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

2013年ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア
感謝を込めて・・・

2013年2月7日~10日 4日間 フィリピン共和国 マニラ市近郊スラムで行われた「ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア」は物資配付 約1,000人 患者治療数は過去最多となる1,405名 という結果になりました。
大きな怪我や事故もなく今年も素晴らしい活動が出来たことは、私達の活動をいつもさせて下さる皆さんお一人お一人のお陰です。心から感謝申し上げます。

10年前、初めて出会った患者、当時10歳の男の子「アルソン君」。

彼の前歯4本は重度の虫歯に侵されていました。現在、現地活動責任者を務めている群馬県 吉井歯科診療所 院長 今西祐介先生はそのアルソン君の前歯4本を抜歯しました。

勿論日本では抜かずに治せる歯ですが、その時、その場ではこの選択しか方法がなく、先生は治してあげることができない悔しさ、悲しさで震える心を抑えながら人間にとって大切な歯を抜歯しました。

当時、現地通訳をいれてもわずか20名にも満たない人数で、物資となる歯ブラシやタオル等はごくわずかでした。そのわずかな有り難い物資を各自が大きなバックに詰め、漁船のような小さな船に乗り離島にある漁村へ向かったことや、ゴミ山に埋もれ、凄まじい悪臭の中で生きる子供達を目に涙したことを昨日の事の様に思い出します。

あれから10年。
皆さんのお陰で、今年も多くの参加者に恵まれ現地スタッフを含め総勢100人近い仲間と活動をともにすることができました。また、年間数万本を越える歯ブラシのご協力や、新聞や雑誌、各地域での講演など幅広くこの活動をお伝えできる場を頂き心から感謝申し上げます。

各支部、各診療所では毎回治療の度に歯ブラシを握りしめ、重たいタオルや数十枚のタオルを持参し、フィリピンの子供達の為に持って来て下さる方々。

ノートや鉛筆を呼びかけ、クラスや学校単位で同じ世代、同じ子供達のために「先生どうぞ」と言って持ってきてくれる子供達。

そして、大切な年金、大切なお金を「わずかですが」と言って募金をして下さる皆さん。

19年前、会長 林 春二先生が「フィリピンの子供達へ笑顔を」とまいた「ボランティアの種」は、今、全国で少しずつその花を咲かそうとしています。その花は職種を越え、世代を越え、いつしか多くの人達の心の中に「優しさ」という花を芽吹かせました。
しかし、この「ボランティアの種」に「愛」という水を与え、「慈悲」という光を与え続けて下さったのは、まぎれもなく皆さんの「心」です。私達が活動できることも、スラムの子供達が微笑み、幸せになることも、全て皆さんのご協力のお陰です。

今、この国は病んでいます。
この国を支え続けたお年寄りに対し優しさにつけ込みながら言葉巧みに騙し大切な老後の蓄えを貪ろうとする輩。我が子を殺め、尚かつその死をひた隠しながら公的手当をだまし取る輩。全てが満たされる社会に生きる日本人が物質的豊かさの裏に忘れかけたもの・・・

今、この地球は病んでいます。
「富」「利益」という言葉の追求により、同じ星に住みながらいつしか私達は「格差社会」という言葉を生み出しました。

一日に300万人分の弁当が賞味期限という言葉一つで破棄される国もあれば、泥まみれのお米一粒を拾い集めて食べる子供もいます。蛇口一つひねるだけで衛生的で溢れんばかりの水を使える国もあれば、コップ一杯の水を飲むために4時間をかけて歩き続ける子供達もいます。

私は知りました。皆さんも知っていただいたはずです。世界の現実を知った時、答えは二つあります。それは「運命だから・・」の次の言葉です。

「仕方がない。」を選ぶか「それならば手を差し伸べよう。」を選ぶかは私達次第なのです。

今年の高校生たちが唄った「We are the world」の素晴らしい歌詞の中にこんな一文があります。

これ以上知らないふりはできない
誰かが、どこかで変化を起こさなければ(中略)
見放されてしまったら、何の希望もない
負けたりしないと信ずることが大切なんだ
変化はきっと起こると確信しよう
僕らが一つになって一緒に立ち上げるとき・・・


私達は自らが努力をして世界の10%にあたる裕福層の日本に生まれることができたのではありません。ましてやフィリピンのスラムの子供達も自ら望みあの地で生まれたわけではありません。しかし、誰かが何かをしなければ「運命」という次の言葉の選択肢はたった一つしか無くなってしまいます。

私はその答えを皆さん、そして74名の仲間たちから教えていただきました。

私達の会ができる「何か」。私一人ができる「何か」はとても小さく、その力はほんの一滴でしかありません。しかし、その滴が一つ、また一つと集まり、共に支え合うことができればいつしか、「We are the world・・」素晴らしい世界になると信じています。

今年も皆さんのお力のお陰で本当に素晴らしい活動ができました。心よりお礼申し上げます。これからも会一同、全身全霊で「ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア」に取り組んで参りますので、どうか末永くご協力の程宜しくお願い申し上げます。

皆さんのご多幸、ご健康と、世界中で今も尚私達の手を必要とし、苦しむ子供達の幸せを心より祈り、「感謝を込めて・・・」本年度の活動報告とさせて頂きます。

2013年度 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人
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2013年2月10日 We are the world
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2013年ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア活動報告

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  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

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毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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