ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

1日目(2月8日)のミーティングから

今回の高校生ミーティングは、「人間にとって最も大切なものは何でしょうか」というテーマで高校生の意見を発表してもらいました。

初めに5分、自分の意見をまとめてもらい、挙手をした順に発表してもらいました。

今回の高校生ミーティングのテーマ 高校生ミーティングの風景
自分の意見をまとめる高校生たち 意見を発表する高校生たち

昨年は未曾有の大被害が起きた「東日本大震災」のこともあるので、「命」、「安全」、「平和」、あるいは「絆」などになるのではないかと思っていましたが、そういう意見がごく少なくて驚かされたほどです。

最初に発表してくれた高校生は「人間にとって最も大切なのは経験だと思います」という意見。「生きていくためにも、支え合うためにも経験が不可欠だからというものでした。

次に出て来たのは「思いやりの気持ちや助け合いだ」、「3.11大震災でも世界各地から思いやりが届いた。生きていくためには相手を思いやる気持ちがなければならないからだと発表。この高校生は野球部で活動した経験をもとに発表してくれました。

今回の意見はもっともだけれど意外な答えで驚かされました。

医者を目指している高校生は「努力することも大切だし、家族も、お金も、地位も、友人も全て大切なのでバランスが大事だ」という意見、他の人たちの意見も意見を列挙しておきましょう。

・「笑うことが大切」
理由は「人生は楽しくなければならないから笑うことが大切」、

・「人との関わりを一生懸命にすることが大切だ」
理由は「自分は家族や友達に思いやられているから」、

・「夢が最も大切」
理由は「生きるためには目的がなければならないので、その目的になるのが夢だから、フィリピンの子供たちは強い夢を持っているのではないか、

・「笑顔が大切」
理由は「自己中心にならずに、お互いに助け合っていくためには笑顔でいられる人になった方がいい、

・「思いやり」
理由は「思いやりがなくなってしまえば自己中心になってしまい、社会生活が出来なくなってしまう」、

・「食べ物が大切」
理由は「食べ物がなければ人間は生きていけないので、生きる力を失わないように食べ物は必要」、

・「人との触れ合いが大切」
理由は「生きていくためには触れ合いが大切で、そのためには笑顔でいなければうまくいかない」、

・「大きな目標が大切」
理由は「大きな目標があれば頑張ることや感情を持つことが出来るから」、

・「周りの人間が大切」
理由は「一人では生きていけない、人のために頑張れば強く生きられるから」、

・「愛」
理由は「恋愛の愛ではなく、人間としての愛がなければ社会生活はうまくいかないから」

・「仲間が大切」、理由は「学校生活は仲間との支え合いでできている。このボランティアも仲間が支え合っている」、

・「お金や食べ物」、理由は「お金や希望があると夢や希望が持てるから」、

・「笑顔」、理由は「お金があると楽しいことが出来る、やる気が出る」、

・「目標を持つこと」、理由は「目標があれば人間としての関わり、支え合って生きていくことが出来る」、

・「前向きな気持ち」、理由は「「前向きな気持ちがあれば、苦しくても生きていける」、

・「話すこと」
理由は「「話すことによって人間が生きていくために必要なコミュニケーションが図れる」、

・「仲間」
理由は「みんなでやれば何でもできるから」、

・「思いやり」
理由は「「生きていくためには思いやりが必要」、

・「お金、思いやり、笑顔が必要」
理由は「生きていくためにはどれも必要だから」、

・「目標」
理由は「3.11の震災の後のボランティアに行ってきたけれど、現地の人は目標に向かって元気を出していた。自分たちの目標がなければ何もできないから」、

・「お金」
理由は「思いやりも必要だけれどお金が大切」、

・「環境」
理由は「生きていくには物理的にも精神的にも環境が大切で、生まれた時から決まっている」、

・「生命、いくつかの命」
理由は「命は生きるためにも、ほかの人と関わり合うにも必要だから」、

・「命」
理由は「生きて行くためにも人間的にも必要だから」、

・「一瞬をいかに生きるか」
理由は「生きてくためには命が必要で、思いやりや笑顔が必要だから」、

などの意見が出されました。

高校生の中には元気に発言する人とそうでない人の差が強く感じられました。そうでない人の声を聞いていると、これで本当に医療ボランティアが出来るのか心配でした。

ここで私は高校生に、どの意見が正しくて、どの意見が間違いだなどとは思わないけれど、少し構えすぎていないか聞いてみました。
医療ボランティアで何を求めているのか、最初から経験という意見が出て心配したが皆さんよく考えてくれていると感じました。

しかし自分が生きていることが前提になっているのではないでしょか。
家族、仲間、コミュニケーションというキーワードも出てきました。

命を守るということが基本になっておいます。

愛も「惜しみなく奪ってしまう」という愛の形もあります。つい最近も大分県で母親がわが子を殺してしまったニュースを見ました。

このボランティアは最初から沢山の仲間がいたわけではありません。
スタートは10人そこそこでした。仲間を増やすために、広める力、信用、自分の生活ができることも大切、経験や実績も必要になってくるでしょう。

今回のミーティングでも一つの回答を求めているのではありません。
現地で物資を支給するボランティアにしてもフィリピンについてすぐ休むのではなく、ほんの少しでも出来ることをしましょうという気持ちからできたものです。

私達の団体は「困っている人」、「求める人」がいる限り、精一杯尽くそうというボランティアだからです。

ここの活動の主体は歯科医療ですけれど、歯科医師だけで出来るものではありません。歯科衛生士、一般の人たち、高校生の仲間がいてくれて始めて出来るものです。だから誰がえらくて、誰がえらくないなどということは全くありません。困った人や困っている人に対してはみんな対等なのです。

成田空港で話したように社会の中にいる私達は「一人」では立っていられません。「お互い」に支え合って生きているのです。

ウイン・ウインの関係が出来ればいいけれど、それはとても難しいことです。
社会生活をしていくには「心」が大切になります。この心はかつての日本人の心そのものです。日本社会を支えていたもので、フランスの外交家ポール・クローデルは明治時代の日本人を称して、「日本人は貧乏だけれど立派だ」と言わしめたことでもよくわかります。

明治の人は下水道もなく電気もない生活だったかもしれません。今風にいえば恵まれない人たちです。しかし外国の人に「日本人は素晴らしい」と賞賛されました。

若い団長の関口先生や今西先生がえらぶっていないというのはまさに「明治の人の気骨があるから」です。「みんな」で協力していこうという気持ち、「相手」に喜んでもらおうという気遣い、疲れていたら休んでもらおうというやさしい気持ち、明治の時代も昭和の初期もそういう「気持ち」、「心」がありました。

しかし第二次大戦で負けて「アメリカに追いつけ、追い越せ」という競争をしているうちに「無くしてはならないもの」を無くしてしまいました。いつしか「自分だけ良ければ」、「自分が損をしなければ」という「気風」になってしまいました。

今の高校生はゆとり教育だとか、偏差値教育だといって、まるで大波に揺られている「子船」の様に翻弄されてしまって気の毒です。

私達には明治の人の血が流れているのです。みんなで力を合わせて明日、明後日につなげてください。

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