ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

2日目(2月9日)のミーティングから

今日の活動で見た高校生は前日とは全く変わっていました。緊張もとれて大分打ち解けてきたからなのでしょう。たった一日ですが異国でのボランティアで仲間意識が芽生えたのだと思います。
たった4日間のボランティアなので、1秒でも早く馴染んでくれることがいいのですが、気が焦ります。

事前研修を何日もし、少しでも早く意思の統一や大声が出せる練習をしてきたはずなのですが・・・・。こうして現場に来ると、緊張感のせいか声が出ません。それをどういう風に伝えたら聞いてもらえるのか、やってもらえるのか改めて考えさせられます。

活動の内容は今日から歯科治療が始まったので高校生にとっては緊張の連続だったでしょう。

そして夕食後に設定された高校生ミーティング疲れていたと思います。

今日は前日の発表ではほとんどの人が「自分が生きている」という前提で考えていたことを考え、もう少し深めてもらうために「生命(いのち)」を加えました。今日は昨日と違い、班ごとにディスカッションして、その班の代表に発表してもらうことにしました。

ミーティングに先立ち今西先生から、今回参加した高校生には「このボランティアを通してリーダーになって欲しい、どこに行っても立派なリーダーであって欲しい、皆さんに青春を味わって欲しい、そして価値観を共有できる真の仲間を作って欲しい、いい友達を作って欲しい、そして一人でも多くの人にこの感動を伝えて欲しい」という挨拶がありました。

班ごとにディスカッションする高校生たち 班ごとにディスカッションする高校生たち

発表順は高校生のやる気を見せてもらうために手を上げてもらうと、全部の班が一斉に手を上げ驚かされました。昨日とは打って変わっていました。そこで急きょジャンケンで順番を決め、名誉ある発表の一番目は伊藤君になりました。

最も大切なのは「環境」と言うことでした。

環境は精神的にも物理的にも関わるものだから、精神的には家族・友達によって自分の性格も変わっていき、自分の楽しみも影響を受けます。フィリピンの人たちは貧しいかもしれないけれど明るくてフレンドリー、精神面ではフィリピンの人達は恵まれていると思いました。生まれた時から環境を選べないから「最も大切なのは環境です」いうものでした。

5班は、人間が生き物であるためには「命」が大切、続いて4班は「命」、関わり合ったり、支え合ったり、目標を見つけられる。命がなければここで人と出会えませんでした。今日のフィリピンの人達を見ても生きたくても、生きていけない人たちが沢山いることが分かりました。

3班は「命」、思いやり、覚悟、笑顔は大切だけれど最も大切なのは命。命がなければ何もできない。

2班は「命」、生まれなければ友達や家族は出来ない。なにも始まらない。ボランティア活動で見た子供たちの夢は15歳まで生きることだった。こちらの人はしっかり考えていて驚かされました。

ここで岡村A班班長から質問です。

今、1~5班の全員の意見が「命」でした。その時は「いつなのか・・・・」、「命ってどの段階の命か」、「生まれる命か、死んでいく命か・・・・」教えて欲しい。

それに対して、高校生から生まれてから死んでいくまでの命、本人が思っている命、自分が大切だと思っている時間、生まれた時から死ぬまでの時間、無駄な時間はないのではないか、死ぬ前に思い出せた時間。二つあると思います。生まれてから死ぬまでと自分が死ぬ直前に楽しいこと、悲しいこと思い出すと思う、その時間です。など思い思いの意見が出ました。

さらに岡本さんは「明日死ぬとしたら」、どうするでしょう、と質問。

高校生は間髪をいれずに「親に会いに行く」と答えてくれました。

岡本さんはそうだろうという顔でうなずき、会場にいた全ての人の顔にもほっとし、和やかな雰囲気が流れていました。

続いて関口団長が「私は最も大切なものの答えは命ではないと思っていたました。大切なのは自分の命なのか人の命なのか」ということと、「3.11の大津波が押し寄せていた時、津波警報を流し続けたアナウンサーや消防団員は自分の命を救おうとしたのか、人の命を救おうとしたのか」どうだったのか質問を投げかけました。

さらに「韓国の学生が電車に轢かれるのを恐れないで、日本人を助けようとしたあの命はどうなのか」高校生に問いかけました。

もちろん究極の質問だったので答えはすぐには帰ってきません。会場が水を打ったかのように静寂の中に浸されてしまいました。

ここで私が今日のまとめの話をして一呼吸置くことにしてもらいました。

今夜の結論は出ないかもしれないけれど明日の夜のミーティングを楽しみにしてもらうことにしました。高校生の皆さんの意見はどれも間違いではないし、よく考えていると思えました。数学の公式のように答えは出せないかもしれないのですがそれでいいと思います。

第二次大戦で「尊い命」をなくしてくれた多くの日本人は「天皇陛下万歳といって死んでいった」というが本当にそうなのでしょうか・・・・。先ほど高校生が答えてくれたように「お母さん・・・・」と叫んで死んでいったというほうが私には真実のように思えます。

形(かたち)を整えることも大切だけど真実を伝える、真心を尽くすということも大切なような気がします。そういう先人たちのお陰で私達がこうして現在の豊かな生活を享受していることも事実です。

その私達は「自分のことだけ」を考えていていいのでしょうか・・・・。むしろ恵まれない多くの人のために働いてもおかしくないのではないかと思うがどうでしょう。

私達は正しい知恵を持つことが大切です。最初に答えた伊藤君、そこに立って目をつぶって右へ45度回ってくれますか。そう。そして前の位置にもどってください。どうですか。同じ位置に戻れないでしょう。つまり正しい見方、ただしい行動が出来る「目を開いてしっかり見極めなければ」そういうことになります。

人の言うことを「素直に聞く」大切さがここにあるのです。

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