ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

2012年ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア活動報告書
2012年2月11日 世界が一つになるまで・・・

今年参加をした高校生25名は、学校も、住む場所も、育った環境も全て違います。
「ボランティアに参加をする」というたった一つの共通点で今この場所に立っています。
その中で彼等は「何か自分たちにできる事はないか」ということを考え、相談し合い、「全員で歌のプレゼントをする」ということを決めました。

歌のプレゼント


日本語、タガログ語(現地語)をそれぞれ練習し、フィリピンに来きて、遅くまで行った高校生ミーティングの後、彼等は疲れたからだに鞭を打ち練習をしました。

彼達がこの歌をプレゼントするにはとても大きな意味を持ちます。これは単にフィリピンと日本の友好や、ボランティアとしての彼たちなりの表現だけではありません。

この企画は彼ら自身が日本にいる何か月も前から考えていました。その「考える」という瞬間から、どうやって伝えるか、どのようにしたら上手くいくか、自分のことではなく相手のことを思った、この瞬間から自分の心の中に眠る「ボランティアの種」に水をやり始めるのです。

そしてその種が成長し見事に花を咲かせるためには決して一人ではできません。
25人という仲間の存在、今回の参加を許可してくれた親、学校、「がんばって」と励ましてくれる日本の友人たち。彼達が安全で無事活動できるようにと常に考えているスタッフや参加者の方々。そして目の前にいるフィリピンの子供たち・・・人間は決して一人では生きてはいけません。辛いことは皆で支え合い、楽しいことは皆で分け合う。その「心」と「心」の繋がりを理解した時、彼達の「心の花」が咲くのです。

一人の高校生が大きな声で挨拶をし、25人全員の歌が始まりました。
会場は大きな手拍子の中、高校生達は涙しながら歌っています。その様子をフィリピンの子供たち、そして参加者が見守っています。彼等の真っすぐで純粋な心。時として答えが出ず、悩む若者の姿。そして、4日間という短い時間に劇的に変化をとげる素直さに私達も感動します。参加者たちも泣いています。共に過ごした4日間。「ボランティア」という経済的に言えば全くの報酬も利益も生まない時間。自らの財産、時間を費やしそこに私達が感じ、得るものはなんでしょうか。
その答えが今、目の前で大きな声で歌い涙する高校生たちから教えてもらった様に思えます。

思わず涙がこみあげました みんな感動に包まれます
子供たちに手品を披露 参加者と地元の方々と記念撮影

会場が涙と感動に包まれます。今年のボランティアの最終章が今、幕を下ろそうとしています。彼達高校生の涙がいつか形になり、他人の痛みを我が身と感じ、人として豊かな心を持ったそんな大人になることを願って止みません。

大きな拍手に包まれバスに乗り込んでいきます。私はリーダーに別れを告げ、また来年この地に戻ってくることを約束しました。バスに手を振る子供たちの無邪気な笑顔。運命というにはあまりにも過酷な環境で生きる子供たちが世界中には沢山います。

今年の活動が終わりました。
空港に向かうバスの中は全てをやりきった充実感とこの国を後にする少しの寂しさ、そして日本に帰れるという喜びと安堵感に包まれています。

私にとって8年目となる今年、見なれたはずのフィリピンの風景が今日はとても新鮮に見えます。74名の参加者、そして多くの支援者のお陰で今年も様々な事を学び、経験ができたからでしょうか。

バスの中汗をぬぐいホット一息つくと隣から今西先生が話しかけます。「来年の活動は何日にするかな?」また来年に向けて今日が始まりました。

今年も無事活動を終えたことにこの活動に携わる全ての人達、そしてフィリピンの恵まれない子供たちに心からの感謝を込めて、筆を置こうと思います。

 

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