ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

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ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 会長
医学博士・歯科医師 林 春二

福島県浪江町ボランティア
1.はじめに

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアが4月に行っている恒例の報告会は、あいにくの雨でしたが、350名を越えるお客さんを迎えることができ、大盛況のうちに終わることができました。

いつものことながら参加された皆さんは高校生の発表に感動されたようです。

もしも参加しなかったらこういう感動は得られなかったのではないでしょうか。そしてチケットを無理矢理押し付けられるようで「嫌だな」と思われたかもしれませんが、無理矢理でも買わせてくれた人がいなかったら、やはり感動をすることも、こういう活動があることもわからなかったと思います。

こういうことを仏教では「信(しん)」・「行(ぎょう)」・「解(げ)」と言います。

人の言うことを信じてやってみると理解できるということです。

しかし誰にでも素直に出来るわけではありません。

それはその人の常識というものが邪魔をするからです。その中で信じてやってくれた人だけがもらえる「ご褒美」なのです。やってもやらなくても大した違いではないかもしれませんがそれを一(ひと)月、一年(いちねん)、二(に)年と続けて言ったらどうでしょうか・・・・。大きな違いになると思います。

話を報告会に戻しましょう。

いまどきの高校生ですから誰もかれもそんなに違うわけありませんが、この活動に参加した高校生は明らかに大きな違いになっていきます。

フィリピンの恵まれない人の生活に触れるうちに、いつの間にか自分の心が洗い清められ、心から人を思う気持ちにさせられるのだと思います。自分をこの世に産んでくれた親への感謝、忘れていた自分の環境に感謝することを思い起こされ、人に尽くすことの素晴らしさを表現できたのだと思います。

自分が知っている「知識」が実際にこの経験を通して「智慧(ちえ)」に変わったのだと言えるでしょう。仏教で言う真髄の智慧(ちえ)と慈悲(じひ)が分かったのだと思います。

だからこそ350名の参加者を感動の渦(うず)に引き込むような発表が出来たのではないでしょうか・・・。

この高校生が参加するためには、地域の皆さんからの資金カンパがなければ出来ません。

そのカンパですが皆さんが全て気持ちよく協力してくれるわけではありません。
中には「フィリピンに行ってボランティアするなら日本にだって大変な人がいるのだからそちらをやったらいいのに」とハッキリいう人もいます。

その通りです。身近にやらなければならないことがあればそれをやるべきです。

しかし日本には「憲法」があり、その中で「日本人は文化的で最低限度の生活を保障」されています。ですから私達のような小さな団体がボランティアをするまでもなく、「社会保障」として「基本的人権」を「国」が責任を持って守ってくれているのです。その一つが今大きな問題になっている「生活保護」です。身内の誰も経済的な援助をしてくれなければ一カ月8万円の援助が受けられます。その他に住居費ももらえるのですから本当に弱い立場の人が路頭に迷うようなことはありません。

国によってはそんな保障がない国があります。その一つがフィリピンです。
社会保障がしっかり整備されている国とそうでない国のどちらを優先させることがいいことなのか誰が考えても明らかです。中東の難民に対しても理由にかかわらず様々な国が物資や食糧の支援をしていることも全く同じ理由です。

この様に、ボランティアは国がやろうが団体がやろうが困っている人を救済する活動なわけで、国内を優先しなければならないというものではありません。求められたところで自分たちが出来ることをしたらいいのではないでしょうか・・・・。

そういう意味合いからも、フィリピン医療ボランティアでは「チョイボラ」と言っていますが「どんな小さなことでも出来ることをしていきましょう」という心意気(こころいき)でやっています。

そしてこの活動には大きな4本の柱があります。

第一にフィリピンに行って恵まれない人に無料の医療ボランティアをする。
第二にそこで使う物資の支援を地域の皆さまにお願いする。
第三にこの活動を通して日本人のやさしさや思いやりを思い起こしてもらう。
そして第四にこの活動を大人の私たちだけがするのではなく高校生にも参加してもらい真の国際協力の在り方を考えてもらうことです。

本会では多くの皆さんからもご提言いただいているように、今回の震災にも精一杯応援させてもらっています。

大震災の発生直後の2011年3月15日には長野県のSBCテレビを通じて50万円、レインボータウンFMを通じて20万円、そのほかに80万円を被災地に届けさせてもらいました。ハブラシ5万本、マスク1万2千枚、タオル3000枚を軽井沢青年会議所を通して提供しました。

また、2011年3月21日には団長の関口敬人先生、今西祐介先生、加藤正雄先生が宮城県の南三陸町に入り歯科医療ボランティアをしてきました。

ですから皆さんに「日本でもやることがあるではないか」と言われますが、そこもしっかりやらせてもらっています。その上で今回の福島ボランティアを計画しました。

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  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
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  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

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毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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