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福島県浪江町ボランティア
4.福島県森合町応急仮設住宅の治療(二日目)

二日目は森合町にある仮設住宅でした。
宿泊先から近くにあることもあってここは喧騒(けんそう)の中の仮設住宅でした。それなのにここの仮設住宅に子供は一人もおらず、子供たちの明るい元気な声を全く聞くことが出来ません。子供たちはほとんどが放射能の心配のない県外に行ってしまったそうなのです。

仮設住宅の前の道路で高校生の交わすたわいもない大きな笑い声、そして車の行きかう騒音どれもこれも皆さんにとっては心に突き刺さるような苦々(にがにが)しいことだろうと思えました。

一般の人にとって3.11は遠い過去のことかもしれませんが仮設住宅の人にとっては現在も進行中なのです。

森合町の仮設住宅に到着するとすぐに集会場で待っていてくれたここの自治会長さんの松田さんが挨拶に来てくれ集会場を診療所に見立てて準備を進めました。

農業班は昨日のこともあって人員を12人に増やしました。その分診療の方は少なくなり12名になってしまいました。ここでも事前の連絡がよかったせいで準備が出来る前から患者さんが来てくれました。

男性5名、女性13名の合計18名、義歯修理10名、義歯新製3床、レジン充填2名、スケーリング8名、咬合の不一致による咬合調整が1名でした。

この患者さんは治療室に入ってきたときは顎を抑えたり、こすったり落ち着かない素振りでしたが長谷川先生に咬合調整をしてもらうと何度か空(から)咬(か)みしながらうれしそうな顔をして「楽になった」と話している姿がとても印象に残りました。

ここでは身体的に大変な患者さんもいました。左手が肘(ひじ)からないために不自由で義歯の清掃も管理も大変だったと思います。その上反対咬合で入れ歯は安定しないで往生(おうじょう)しました。

もう一人入れ歯を全く使用したことのない男性がいてこの患者さんは入れ歯の型を取り、模型を作ってから、入れ歯を完成しましたから技工士の小林、田端先生は大変だったと思います。

しかし不思議なことにこうした状況の中で仕事をしているにも関わらず、何のトラブルもなく完全に仕上がる不思議に今回も出会うことが出来ました。

一念(いちねん)込めてやるボランティアには大きな力が注がれているのだと思います。

この診療を通して歯科衛生士の皆さんと歯科技工士の皆さんそして歯科医師の皆さんが心をこめて治療に当たってくれたことが大きな力となったことは間違いありません。

これからも機会を作って東北の皆さんの支援に行きたいと思っています。

この日のボランティアが終わったところで、患者さんに協力してもらったタオル180枚、カンパ15万円、お米180キログラムを仮設住宅の皆さんに届けさせてもらいました。
心から喜んでいたことを申し添えておきます。

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