ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

2013年ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア
2013年2月7日 今年最初の活動

いよいよ最初の住人が高校生等が待つ物資へ歩いてきます。
その顔は嬉しさと少しの恥ずかしさで何とも言えない笑顔です。

「サラマポ(ありがとう)」「サンキュー」と皆口々に感謝の言葉を言います。

屋根のある会場とは言え、気温30度近い暑さの中、高校生達が一人、一人に物資を渡しています。
歯ブラシをもらった子どもたち
しかし、今回この会場で物資を貰える人数は500人です。

ではこの500人はどのように選ばれるのでしょうか。

それは私達が来る数週間前より地区の村長をはじめその地域のリーダー達が相談し合い、最も貧しい家庭「500世帯」に事前に整理券を配っているのです。

「私達にも限界があるが、それでは不平や不満がでるのでは」と尋ねると、
「その時は、また来年神様がきっとチャンスをくれるから・・・と言います。」と、村長は語りました。

私はその村長の何とも言えない寂しげな表情に数秒言葉につまり「では、来年も必ずここに来ます。その時までもっと私達も頑張って多くの方々に支援できるようにします。」と話しました。

私は高校生達が笑顔で一生懸命活動をする姿を見ながら、どれほどここの住人がほんの数食分のお米を喜び、数本の歯ブラシ、タオル、石けんが彼らにとって貴重かということを実感しました。

ここは飛行機でたった4時間の場所です。同じ地球に暮らし、同じように誰しもが幸せを願う、同じ人間です。

列が少しずつ短くなっていきます。

最貧困層500人、限定の物資配布が今終わろうとしています。

列の中に赤ちゃんを抱きながら、5歳くらいの子供と一緒に並ぶ母親がいます。

私は「どこか見覚えが・・・」と思いながら、その母親は嬉しそうに物資を受け取り、何度もお礼を言いながらスラムの住居へと消えていきました。恐らく昨年も物資を渡した女性なのでしょう。貧困が貧困を呼び、そしてその貧困からの脱出は大変困難な事を物語っています。

最後の物資が手渡されました。会場では大きな拍手と共に村長からのお礼の言葉が述べられています。今年最初の活動が今、終わろうとしています。

「速やかにバスに戻って下さーい!!」現地活動責任者の今西先生の号令が飛びます。

私は忘れ物などのチェックをしながら最後会場を後にすると、先程お米を配っていたテーブルに数人の子供達が群がっていました。

彼らは物資配布の際こぼれてしまったお米を、必死にかき集め、コンクリートに落ちたお米を一粒、一粒、拾い集めているのです。

賞味期限を過ぎれば無数のお米が破棄される日本と地面に落ちた米粒さえも拾い集めるフィリピンのスラム・・・

全てが有り余る社会で生きる私達が失ったもの。

今年も人生においてかけがえのない4日間が始まります・・・

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毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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