ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
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hayashi 2017-4-21 17:00

祐介先生こんばんは。

昨日は国会議員の所に介護保険、医療保険の改正でこれ以上負担が増えないように陳情に行って来ました。

全国保険医協会の調査では窓口負担が増えた為に、必要な検査や治療、投薬をキャンセルされた事がある医療機関が医科では35%以上、歯科では51%以上に上がっています。

治療中断がすぐ死に繋がるケースもありますので大変な問題です。

介護保険の方も今まで介護サービスを受けられていた人がサービスを受けられなくなった為、家族の誰かが離職し家族介護に回らなければならないケースや、あるグループホームではスタッフが不足して1日16時間勤務が日常的になって夜間も一人勤務をせざるを得なく、いつ何が起こっても不思議ではない状況です。

若いリスナーの皆様も仕事に精一杯かも知れませんが、やがて介護の世話にならない人はいません。

将来に心配があるとお金を使う気分にはなれません。

「将来の安心」を保障されれば消費も進みます。

国のとるべき道は「医療・介護」の充実を図る事が経済活性化の本道であり、近道である事を肝に命じておくべきだと思います。

最近虫が知らせるかのように、“ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2014”に参加した船山君の事を妙に思い出していました。

船山君は新島学園の生徒会長をしていましたが、その時の副会長も参加したかったのですが、会長・副会長と同時に高校にいないのでは困ると言う事で副会長が参加を断念したと言う事でした。

その副会長と国会から帰る電車の中で話す事ができ「チョイボラ」と“ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2017報告集”を手渡しました。

この活動に参加するメンバーを募集している者にとって、参加したいのに我慢している人がいる事に申し訳なさと嬉しさが交錯する気持ちにさせられました。

“ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018”の高校生募集も始まり、既に参加希望者から申込書が届いています。

私達の小さな団体に興味を持って頂きとても感謝しています。

“ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2017”に参加して感動的な報告をしてくれた高校生のように青春の1ページを飾る体験が出来るように万全を尽くしたいと思います。

しかし、この青年達もやがて年を重ね私のように人様の支援をお願いしなければならない日が来ます。

その時仲間達が路頭に迷わないように“医療と福祉”の充実を図っていきましょう。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアはフィリピンのスラムの経済的に恵まれない人達に支援をしていますが、同時に彼らから“物はなくても豊かな心”の大切さも学ばせてもらっています。

現在に生きている私達は“物の大切さ”と“心の大切さ”をバランスよくとれる人になりましょう。

それでは歯の一口メモです。

バランスの良い健康は肉体的、精神的、社会的、経済的にも問題を抱えない事です。

その為に身体を支える“歯”をしっかり守りましょう。

2017年4月21日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

東京の桜はもうすっかり葉桜になってしまいましたか?

私の地元栃木県那須は今まさに桜が満開となっています。

田んぼでは農家の方々は田植えの準備をし始め、日に日に春の陽気が増しているようです。

先日は患者さんが私の家の庭先に春の山菜の王様「フキノトウ」を植えに来てくださいました。

「先生、今年は食べずにこの状態にしておいてね。
そうしたら、来年ここに沢山フキノトウが出てくるから。」
といって山から取れたばかりのフキノトウをわざわざ植えに来てくださいました。

私は春の恵みと田舎ならではの交流に心温まり、何とも言えぬ優しい気持ちになりました。

この方も古くから当院に通院され、歯を抜かずにコンフォートブリッジをお使いになっていますが、先日体調を崩された際も
「先生、しっかり噛めるから病気も早く治ったよ。
医者が驚いていたよ。」
と言ってくださり、そのお礼にと今回やってきて下さいました。

さて、先日、当院のスタッフが総出で現在私の医院で保管している文房具を整理してくれました。

以前もお話しをしたことがありますが、2年前、文房具店を営まれた方がそのお店を閉店なさる際に倉庫に余った鉛筆や消しゴム、その他沢山の種類の文具を私の医院に何回かにわけて届けて下さりました。

その数なんと、鉛筆40,000本、消しゴム500個、ノート4,000冊、その他、分度器、コンパス、定規類が数百個、テープやファイルも沢山頂ました。

実はこれらの物資は以前から私達の活動を支えてくれているマニラロータリークラブのリーダー、リッキー氏と文具の支援の在り方を個人的に相談していました。

その結果、彼は
「マニラから約6時間程の所に本当に貧しい地域の学校がある。

しかし、全く文房具類がなく、学校では唯一の黒板に先生が文字を書いてお話しをするだけです。

ドクターセキ、そこに二人でお互い活動団体の垣根を越えて個人的に支援に行きませんか。」
と言ってきました。

私は彼の意見に賛同をし、今回、私個人としての新たに物資支援活動を行うことを決意しました。

そしてその旨を支援して下さった方にお話しをし、先生の思うように使って欲しい、そして本当に苦しんでいる最貧困層の子供達の手にこの鉛筆を届けて欲しいと言って頂きました。

ここ数年、ハロアルの現地活動は参加者が有難いことに100名を超える大きな団体となりましたが、それに伴って移動や警備上の安全面、活動場所の大きさなど、様々な制約が出てきていることも事実でした。

私達の活動は相手から求められていることに全力で誠実に応えることをモットーとしてまいりましたが、私達側の問題によって相手が求めるものに制約をしてしまっていることに少しジレンマを感じていたのも事実です。

そんな時、このような方に巡り合い、そして自分が出来る可能な範囲での更なる活動をしたいと思い始め、今年一年間を準備期間とし、来年の5月、6月あたりに活動をしたいと思っています。

それには更なる自分自身の生活やあり方を変え、謙虚に頑張って行こうと思います。

2017年4月21日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-4-14 16:00

祐介先生こんばんは。

一年に一度の桜、心ゆくまで楽しみましょう。

今夜は私達がフィリピン医療ボランティアに行くJALの機内で出会ったパーサーとその後についてお知らせします。

私の患者様でJALのパイロットをしていた野口様に機内での事を話しました。

野口様からパーサーへのメールを紹介します。

JAL OBの野口と申します。

林春二医師のお礼の言葉を伝えさせて頂きます。

フィリピン・ボランティア活動をここ10年程応援しており、帰国翌月に開かれる参加高校生の“体験発表会”を楽しみにしてきました。

今年は初めて加わった中学生の発表もあり、体験に耳を傾けながら、年齢と共にとうに枯れてしまったはずの熱いものを何度か思い出させてもらいました。

地方の小さな歯科医院グループが結束し、地域住民にハブラシ・タオル・石鹸・お米の寄付を募り、男女高校生を巻き込みながら専門技術の無料奉仕活動を継続している信念と活動の素晴らしさに心底頭が下がる思いでいます。

5月になれば来年のボランティア活動に参加する高校生の募集そして歯科医院現場での高校生の研修がはじまります。

林歯科診療所は古くて小さい上に最新の設備が一つもない歯科医院ですが、衛生士も技工士もみなさん明るく、笑い声が絶えません…とてもまぶしく感じられる居心地の良い“歯医者さん”です。

林さん以下の皆さんが JAL741/08 便の小谷さんと配下乗務員の皆さんへの感謝を笑顔で語ってくれています。

乗務の厳しさが増してきている事をうかがっており、客室乗務員の皆さんの頑張りに頭が下がります。

皆さんの努力がお客さんに確実に伝わっていることを心にお留めいただき、どうぞ体調に気をつけて今後の乗務に当たってください。



続いて小谷様から野口様へのメールです。

今回このようにお便りを頂き、大変恐縮しております。

フィリピンボランティア林様の件は私も記憶に残っております。

満席マニラの日帰りで私自身も余裕がなく、行き届かなかった点もあったかと思いますが、このような活動を初めて知り、私自身も大変勉強になりました。

お礼も何も…いつものように機内で出来る限りのことをさせて頂いただけのことですので、お気になさらずになさって頂ければ、と思います。

ご丁寧にお便りを頂き、本当に嬉しかったです。

ありがとうございました。

これからもJALを応援していただけたら嬉しく思います。

小谷 祐子。



満開に咲く花も見事ですが、JALの皆様の心遣いも桜の花に負けない素晴らしさだと思います。

リスナーの皆様に支えられて年ごとに大きく育てて頂いているハローアルソン・フィリピン医療ボランティアも10年を超えて美しく、逞しく花が咲きようやく人様の目に止まるようになって来ました。

これからも今まで以上に頑張って行きます。

皆様も宜しく御支援下さい。

2017年4月14日 医学博士・歯科医師 林 春二

優しさ

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ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2017-4-14 13:00

祐介先生こんばんは

今、日本だけではなく今世界は大変な局面に来ているのではないでしょうか。

現在、北朝鮮と米国の武力衝突は正に近年最大の危機と言っても過言ではない状況にあります。

テレビや新聞では連日この問題に関して多くの専門家があらゆる可能性を論議していますが、その内容と自分達の毎日の生活とのあまりの違いに、今そこにある危機を実感することができません。

今、この文章を書いている瞬間にでも、もしかするとミサイルのボタンを押される可能性があると思うと、私達のできることなどあるのでしょうか。

祐介先生、何故、人は「戦争」をするのでしょうか。

この言葉を問いかけると必ず「人類は戦争の歴史である。」と答える方もいます。

確かにそうでしょう。

しかし、それならばこの先の未来、人類は決して戦争を無くすことはできず、絶えず人々は憎しみ合い、奪い合い、悲しみ合わなければなりません。

戦争をするには根本的理由があるそうです。

「民族の生存」「食料や資源」「自国への不満」「民族間の宗教的対立」「自国の繁栄・侵略」等。

論理的に考えればこのような理由が挙げられます。

しかし、私は先日、シリアへの爆撃の様子や、世界中で起こっているテロによる無差別殺戮の様子、そして今回の問題を見ながら本当に悲しい気持ちになります。

そして思わず「何故こんなに人は憎しみ合うのだろうか」とつぶやきました。

人を憎み、人を傷つけ、奪い合い、殺し合うことがどれほど愚かでどれほど悲しいことなのか。

何故「戦争が人類の歴史」ならばその歴史から「愚かと惨さと悲しみ」を学ぶ歴史を作れなかったのか。

私は自己主張を唱えながら自分達の行動の正当性を必死に話す各国の指導者たちの顔を見るたび、何故かこのハロアルの会長でもある林先生や、私達の長年の友人でもあるマニラロータリークラブの代表リッキー氏の顔を思い浮かべます。

政治と一、ボランティア団体とはまるで次元が違うと思われるかも知れませんが、同じ壇上で語り掛けるその姿は全く違う優しさにあふれた顔です。

もし私達にもう少し人を思いやり、平和を愛し、共に支えあう心があれば。

もし、たった一つしかないこの地球に共に生きる私達にもう少しお互いを許し、認め合う心があれば。

きっと世界は変わるはずなのに。

私はハロアルの活動を続けながら、貧困という私達自身が作り上げた問題を考え、そしてそれに携わる人々の優しさに触れてきました。

この「優しさ」こそがミサイルでもない、核兵器でもない、世界を救うたった一つの武器なのに。

そしてその武器を手にすることはなんら難しいことではないはずなのに。

私には今は祈る事しかできません。

しかし、もしこの世界にまだ未来があるのならば、ハロアルという活動を通じ、一人でも多くの人たちと「命の尊さ」「平和の尊さ」そして「共に支え合う優しさ」を共に分かち合っていきたいと思います。

2017年4月14日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2017年4月14日は、バンド ザ☆メンテナンス がゲスト出演しました。

フィリピン医療ボランティア参加メンバー募集中!
毎年2月に現地活動を実施しています

2018年度フィリピン医療ボランティア参加者の募集要項を掲載いたしました。

参加を検討される方は、以下をご一読いただき、お近くのハローアルソン各支部までご連絡ください。

お問い合わせ、ご応募お待ちしております!!

高校生ボランティア募集中

医療従事者および一般参加者募集

歯ブラシ・石鹸・タオルなど支援物資の募集

  • 2017年度フィリピン医療ボランティア活動報告書
  • フィリピン国内の変化
  • 2月8日バランガイ・タンボ・パラナック
  • 2月9日フィリピン大学敷地内スラム
  • 2月10日バランガイ パコエリア
  • 2月11日 カビテ市 バランガイ サラマ・マルケス
  • 笑顔のわけ
  • 私達のこれから
  • 医療奉仕活動
  • 祐介先生こんばんは。

    先週は長野県ではハロアルレディオの音波が全く入らず、祐介先生の表情や動きを見ているだけでした。

    それでもいつも番組を見ているので、
    ここでは桜の話をしているのでは?
    ここはハロアル報告会の話かな?
    などと想像していました。

    3月25日の報告会には312名、そして翌26日は長野支部としてバラで有名な坂城町で118名の皆様を迎えて感動的な報告会が出来ました。

    遠くから参加してくれた皆様、本当にありがとうございました。

    この報告会はフィリピン医療活動が終わったら必ず協力して下さった方や周囲の皆様にこの活動の意味や、参加してくれたメンバーがどのような気づきをしてくれたかを知らせるために開いています。

    今回は小、中、高とイジメに遭い登校が出来なかった丸山マヤさんがハロアルに参加する中で目覚ましい変化をとげ、歯科大学に合格してくれたケースを報告したいと思います。

    先ず私がマヤさんに送ったメールです。

     

    マヤさん入学おめでとうございます。

    今日まで色々口に出せないような苦しいことが沢山あったと思います。

    それはそれで大変だったと思いますが振り返ってみればマヤさんが「立派な人になるための」大きな試練だったのだと思います。

    そんな言葉ではとても納得がいかないかもしれませんが、マヤさんがこれから立派になればなるほどよく判るはずです。

    大変と言っても万人が同じという事はありません。

    人それぞれ何とも思わない人も居ますし、傷ついてしまう人も居ます。

    だからマヤさんの一言は大切なのです。

    どんな人にもどんな時でもマヤさんが声を掛けたら喜んでもらえるように、「今までの苦しみ」があったのだと思います。

    今は口に出して言えないかもしれません。

    が、マヤさんが経験した辛かったこと、それを乗り越えるためにどれだけ頑張ったかを話せるようになるとマヤさんの声は「神様のような言葉」になると思います。

    その日のために今を一生懸命生きてください。

    これからは人の倍も3倍も頑張りましょう。

    それが出来るのがマヤさんですよ。


    続いてマヤさんからのメールです。
     

    林先生、本当にありがとうございました!

    私にとって大学は憧れの場所ではあったものの、絶対無理だ、縁のない場所だと諦めていました。

    しかし、ハロアルに出会い、先生方の熱い心を目の当たりにし変わろうと思いました。

    ハロアルに行くまで、ハロアルの活動中、そしてハロアルの活動が終わり、二度目のハロアル。

    全ての出来事で私は成長させていただきました。

    周りの皆さんがこんな私でも、見放さず、受け入れてくれたおかげです。

    私はもうあきらめません。

    大学は楽しみではありますが、きっと私に試練を与えてくれる場所になるでしょう。

    林先生がおしゃっていた素直な心で実行することを忘れずに精進してまいります。

    そして次は大学生として、歯科医師としてハロアルに参加させて下さい。

    また林先生の診療所へ行く日が楽しみです。

    よろしくお願いします!頑張ります!


    とてもうれしいメールでした。

    リスナーの皆さん、本当にありがとうございました。

     

    2017年4月7日 医学博士・歯科医師 林 春二

    祐介先生こんばんは

    桜前線も少しずつ北上し始めてきましたが、私の地元栃木県那須では今日は朝からあいにくの雨でした。

    春めいたとはいえ、まだまだ朝夕には寒く、私の街の開花宣言はもう少し後になりそうです。

    さて、4月と言えば、進学、就職と沢山の人たちが新たな道に進んでいく門出の季節でもあります。

    私のスタッフの子供の中にも今年から新社会人として働き始める者もいます。

    先日、わざわざ菓子折りを持って私の所に挨拶にやってきました。

    高校を卒業し地元のゴルフ場に就職をするのですが、私も社会人の先輩として一言だけアドバイスをしました。

    「いいか、直ぐに辞めるなよ!」

    仕事というのは誰しも始めは大変で、疲れて、やりがいや楽しみなどは直ぐには感じないものです。

    しかし、その仕事の意味や内容がわかり、失敗や挫折を繰り返し、時には悔しい思いをし、努力をすることによってようやく少しずつできるようになり、初めて面白みややりがいが出てくるものです。

    私も歯医者になって直ぐに大学病院に勤務しましたが、正直言ってあれほど大変だった時期はありませんでした。

    お給料は5万円、朝の7時半~夜2時ごろまでずっと医局で様々な仕事や勉強をやっていました。

    勿論疲れやサボりたい気持ちや本当にこれでいいのか等、実力がないくせに考えることは一人前だったあの時、それでも頑張れたのはいつかこの苦労が身になると信じていたからだと思います。

    そのおかげで今の私の診療の一端はあの頃学んだ事がとても役に立っています。

    だから私はその子にも、”まずはやめない。まずは頑張る、社会はある意味では「忍耐」が必要な時もある”と話ました。

    そして仕事ができる喜び、社会に貢献できる喜び、それを感じられるようになったら、いつかそれが叶わない人たちの為に人生のなかでもう一つ自分に出来る何かに取り組み、それが必ず自分の心の成長に繋がることを話ました。

    そして4月はもう一つ。

    私には忘れられない月でもあります。

    先週の土曜日4月1日は私の医院に10年間務めてくれたスタッフの命日でした。

    早いものでもう1年が過ぎてしまいました。

    私はその日、仕事だった為、夜、彼女の墓前に行きました。

    夜にお墓参りと思う方もいらっしゃるでしょうが、彼女も私の忙しい身をずっと知っていましたから、その辺の事情は大目にみてくれるでしょう。

    綺麗なお花がありました。

    私はお線香に火をつけ手を合わせます。

    その日は土曜日、私の医院では毎週土曜日になると多くのスタッフたちがおそろいのピンク色のTシャツを着て診療に当たります。

    それは生前彼女が好きだった色で、1年経った今でも、私も含め全員が彼女の死を偲び、惜しんでいます。

    「先生、いつか先生と一緒に現地で活動がしたいです。」

    そんな彼女の言葉が思い出されます。

    私が現地に出発をする朝、誰よりも早くメールで「先生頑張って下さい」と励ましてくれました。

    この活動にはそんな思いも込められていると思うと、私は彼女の墓前に手を合わせ「君島、今年も頑張るからな。」と誓いました。

    2017年4月7日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

    レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2017年4月7日は、モデル 雄城さん がゲスト出演しました。

    祐介先生こんばんは

    明日は4月1日、新たな門出を迎える4月がスタートしますね。

    そんな中、私の地元でもある栃木県那須町で大変痛ましい事故が起こってしまいました。

    詳細はもう既に日本中の方々がご存じだと思いますが、スキー場の雪崩によって栃木県立大田原高校の生徒7人と先生1人を含む8人もの尊い命が犠牲になってしまいました。

    この学校は私達の地元では大変有名な男子校です。

    私の弟もこの高校を卒業し、学生たちは学力だけではなく、部活動にも一生懸命取り組み、様々な運動部、文化部が全国レベルにある名門学校で、私の医院にも沢山子供達が通ってくれています。

    そしてこのスキー場は報道でもあるように、大変なだらかで、正に家族向けといったとても家庭的なスキー場です。

    地元の人たちは、よもやあそこで と思っている方も多く、私も先月子供達と遊びに行ったばかりでした。

    テレビではその訃報に涙する家族、友人等の姿が映し出され、若く、しかも地元の子供達、先生が亡くなられたと知り、本当に心が痛みます。

    そして昨日、亡くなった生徒さんのご葬儀が行われました。

    私の保育士の友人が自分の教え子でもあった為、葬儀に参列したそうです。

    そして彼女は亡くなった生徒の母親の下にお悔みの言葉を告げに行くと、
    「大丈夫です。
    気持ちの整理はついています。
    助かった生徒さんがいて良かったです。
    ただ、恨み節を言い始めたらきりがありません。
    だから決してその言葉を口にはしません。」
    とおっしゃっていたそうです。

    また、インタビューに涙を堪えながら声を震わせ、気丈に振る舞う父親の姿や、たった一人の兄を失った幼い妹の言葉は本当に胸が痛くなります。

    ご両親、ご家族の辛さ、悲しさは計り知れません。

    犠牲に合われた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

    しかし、祐介先生、このような若者たちの死は本当に可哀そうですね。

    この生徒たちも沢山の夢を抱き、沢山の未来を楽しみにしていたはずです。

    今回、ハローアルソンの現地活動報告を長野県御代田町で行ってまいりました。

    45名の高校生たちが様々な志を持って我々と現地活動に行き、悩み、考え、そして夢を語り合った姿と正反対の姿に本当にいたたまれない気持ちになります。

    これはハロアルのボランティアにも共通します。

    高校生たちは現地に行き、あの劣悪なスラムを目の当たりにし、学校に行くことも、運動ができることも、ご飯を食べ安全な水が飲めることも、全てが当たり前だった日本での生活は実は本当に恵まれていて、素晴らしいことなのだと気づきます。

    そしてその究極の「当たり前」は「生きる」という事です。

    生きていることは決して当たり前ではありません。

    今回の事故のように失ってしまってからではもう遅いのです。

    だからこそハロアルではその究極の当たり前である「命の尊さ」を高校生たちに感じてもらい、たった一つしかない「命」を大切にできる大人になって欲しいと願います。

    祐介先生、今日私達の街はとても寒いです。

    これから雪がまた降ると言います。

    暗く、苦しく、そして凍えるような寒さから解放され天国に旅立ってしまった若者たちの冥福を今はただ祈るばかりです。

    2017年3月31日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

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    高校生ボランティア募集要項 医療従事者および一般 募集要項 活動についてのお問い合わせ

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    活動理念「四本の柱」

    • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
    • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
    • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
    • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

    今西祐介のハロアル・レディオ

    毎週金曜日21:00-22:00生放送
    レインボータウンFM(79.2MHz)
    http://www.792fm.com/
    歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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