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ブログ - 一瞬の積み重ね

一瞬の積み重ね

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2018-10-7 19:11

 

祐介先生こんばんは。

今週も台風25号が暴れそうで心配しています。

くれぐれも注意してください。

長野県では最も古いSBCラジオの「里枝子の窓」に出演させてもらいました。

この番組の主人公は目が見えず、日常生活は盲導犬に誘導されて行動しています。

しかし話してみると、健常者の私が恥ずかしくなるような感性の持ち主でとても穏やかな話をする人でした。

長野市にお住まいの80代の全盲の女性からのメールを紹介します。

『●信州にフィリピンのスラムで歯の治療奉仕をしている団体のあることは全く知りませんでした。

もう今年で13回目だと言うのに、このようないいお話は中々伝わらないものなのですね。

参加する高校生には、奉仕活動そのものよりも、将来国際人として活躍出来るような大人に育ってゆくことに期待をしていると言う考え方に感銘を受けました。

日本にあっては、お金さえあればほしい物は何でも手に入れることが出来ますし、親に言えば子供のためなら多少無理をしても買ってあげると言う生活が当たり前になっている高校生も、石鹸1個を一家で3年も使うと言う現実を目の当たりにすれば、意識が変わってくるのですね。

●父親の一日の賃金が600円程度、6人家族だと、お握りが1個ずつしか買えないと言うお話には考えさせられました。

と言うのは、日本では、一億二千万人の国民全員が毎日お握り1個分の食べ物を捨てていると言う現実があるからです。

これを年間に換算すると独り当たり50キログラムの食べ物を捨てていることになるそうです。

私は、戦中戦後の飢餓を経験していますが、フィリピンのスラムの現状は、日本の73年前と同じような状況ではないかと思いました。

●参加した高校生が帰国してから、両親にきちんと挨拶をすると言うお話に「ハロー・アルソン」の活動の底力を感じました。

「大人は変えられないけれども、子供は変えられる」と言うお話には、苦笑してしまいましたが、昔の格言の「鉄は熱いうちに打て」に通じるものがあると思いました。

●ゲストが「物で応援出来ない人は、無事に帰ってこられることを祈って下さるだけでも結構ですから」と言う言葉には、はっとさせられました。

「経験のある人も、初めての人もすべての人がフラットです」と言う考え方に、この会の包容力の大きさを感じましたし、「祈って下さるだけでもいい」と言う言葉には、理念の高さを思いました。

日本でも、貧富の格差が急速に広がり、貧困層の子供の比率が上がっている現状を思うとき、私も含めてこのような包容力と理念を持つ人を増やしてゆかなければと思った次第です。

最後に必要経費のことですが、参加費が8万円もかかると言うのに、来年の参加希望者がすでに53人もいると聞いて、この会の魅力と期待の大きさを汲み取ることが出来ました。

「今だけ、金だけ、自分だけ」と言う風潮が広がっている昨今これに警鐘を鳴らす意味でも、今回の放送は社会的な意義が大きかったのではと思いました。』というものです。

こうして目が見えなくても、ハローアルソンの活動の良さを理解してくれている人がいる一方で、この活動に誇りを持って周りの人に話してくれている人が何人いるのでしょうか。

この一瞬の積み重ねが自分の人生だということに気づいてやる気を出して欲しいです。

2018年10月5日 医学博士・歯科医師 林 春二

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