ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

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感動的な思い出

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2019-5-17 12:00

祐介先生こんばんは。

令和に代わり、10連休を楽しめた人にとっては喜びが大きかったと思います。

先週の放送の中で、関口団長の体験談がありました。

まだ小さな子どもが兄弟でランドセルを買って先生に届けてくれたという心温まるとてもいい話です。

この話と重なりますが、かつて祐介先生が高崎市にある吉井歯科診療所の院長をしていた頃、たしか5歳くらいの男の子がお母さんと薬局に行ったとき、ハブラシを2本買ってもらい、その1本を祐介先生のところに持ってきてくれ、スラムの人に届けてくれたという話でした。

二人の話に共通しているのは、成人に達した人の話ではなく、まだ親がかりで自分自身が人にお世話にならなければいけない歳の人であっても、「スラムの人達」に応援したくなるということです。

そしてやろうとしたらこういう子供にも出来るボランティアです。

私も色々な経験をしています。

ハローアルソンになる前のことです。

その当時は、今のように高校生が沢山応募してくれるような知名度はありませんでした。

その時、応募してくれたのは軽井沢高校生ただ一名でした。

当時から私は訪問歯科診療をしていましたので、軽井沢病院に入院していた長谷川さんという高齢者の診療に行ったとき、

「今年も高校生が応募してくれました。

入院している長谷川さんにこんなことお願いしてはと失礼ですが高校生カンパしてもらえませんか」

と頼みました。

すると長谷川さんは「カンパなら入院していても出来るね」と言って1万円カンパしてくれました。

その当時、高校生カンパは一年に10万円いくかどうかという時代でしたから、とても嬉しく何度もお礼をしました。

その年のフィリピン医療ボランティアを無事に終え、軽井沢病院に報告がてら治療に行った時のことです。

受付で長谷川さんの診療に来たことを告げると「長谷川さんは昨日亡くなりました」と言われ、本当にびっくりしました。

と同時にあのカンパは長谷川さんが命を懸けて私達に託してくれたカンパだったんだと思うと、あの1万円の重みを感じました。

カンパをお願いしたときの長谷川さんが

「それはいいことだね。

高校生にそういう経験をしてもらうことは将来きっと役に立つ。

大変だろうけど頑張ってね」

と言われたことを20年近くたっても克明に覚えています。

そして命を懸けてカンパしてくれた長谷川さんに恥ずかしくないように頑張っているか不安がよぎります。

今夜は関口団長、祐介先生と私のボランティアを伝えていてもらった感動の話をさせてもらいました。

どこでどんな展開になるか分かりませんが、ハロアルの話をしているとみなさんにも各々の心に響くような感動的な思い出が出来ると思います。

しかし話をしない人にはそういうボランティアの神様からの贈り物は絶対にありません。

それでは今夜の歯の一口メモです。

一時はインプラントをしなければ歯科治療ではないと言われるほど大流行の治療でしたが、最近ではドシャ降りの雨がやんだかのように少なくなりました。

どんな治療をしたとしても、自分の歯よりいいものはありません。

歯と歯肉をしっかりマッサージして血液の循環を高め、自己免疫力を高めることが大切です。

2019年5月17日 医学博士・歯科医師 林 春二

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