ブログ - 高校生募金月間
祐介先生こんばんは。
寒い日が続いておりますが、リスナーの皆様お元気でしょうか。
先週は、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの本部長野県の林歯科診療所で11月、12月を「高校生募金月間」として取り組んでいる事を報告しました。
スタッフの呼び掛けに一人また一人と受付で募金をしてくれます。
声をかけなければほとんどです。
それでもここ数年の募金額は50万円が限度です。
ハブラシ、タオル、石鹸などの物資については年間を通して本部の方に届けられていますので、物凄い量になっています。
毎日十数人が物資を持って来て、受付で発する「有り難う御座います」と言うお礼の言葉に合わせてスタッフ一同のお礼の声が響きます。
この時期は事前研修に高校生が診療所に来ていますので、私も「今年のハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに参加してくれてますので高校生募金お願いします」と患者さんにお願いさせてもらいます。
高校生も頭をピョコンと下げながら「お願いします」と声をかけてくれます。
物資のお願いもそうですが、募金はそれ以上で物凄く大変です。
私がこの活動を始めて13年が経ちましたが、毎年、声かけを嫌がらずにやってくれるのは当院のスタッフでさえ片手で数えられるぐらいです。
ですから普通の人はなかなか出来ないでしょう。
昨日の事でしたがハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018に参加する長野県上田染谷丘高校1年生の辺見さんがアルバイトをしている、軽井沢のお蕎麦屋さん「きこり」が協力している募金箱を持ってきてくれました。
このお店は軽井沢の西側、信濃追分にありますが、「追分の分去れ」と言う江戸から京都に向かう中仙道(今は国道18号線)と新潟に向かう北国街道のれをほんの数百メートル小諸方面に向かうと浅間サンラインの交差点がありその右側にあるお店です。
リスナーの皆様もこちらにお越しの際はお店に立ち寄って「ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアのメンバーです」と声をかけて下さい。
喜ばれると思います。
話がそれてしまいましたが、辺見さんに『今度はお会計の時、「私達ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアをしています。ハブラシ、タオル、石鹸、この活動に参加する高校生募金をお願いします。」と声をかけてごらん』と話しました。
募金箱を置いても声をかけるとかけないのでは大違いです。
恥ずかしいかも知れないけどそれを乗り越えてやるところに大きな力が流れるのです。
高校生の内からこういう活動をしていると素晴らしい大きな力に守られた「かっこいい大人」になってくれると思います。
それから、時計で有名な「シチズン」グループの皆様から毎日のように物資が届いています。
北海道は夕張の事業所から南は鹿児島まで全国各地の事業所の皆様からのプレゼントです。
こうした善意の贈り物を心を込めて届けられるよう私達も日々精進を重ねていきます。
2017年12月22日 医学博士・歯科医師 林 春二