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祐介先生こんばんは。
今夜はハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2019の団長関口先生も出演とのこと楽しみにしています。
今回の活動は、祐介先生から「一致団結」という言葉が示されました。
非常にいい言葉だったと思います。
この活動は第1に、フィリピンスラムに住む人達への無料の歯科治療。
第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。
第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。
最後の第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうという4つの大きな柱ので活動しています。
各々の人が各々の思いややり方で集まった集団ではありません。
この4つの柱はどなたに話しても「素晴らしいね」と言ってもらえる活動です。
特に4番目の「この活動に高校生にも参加してもらう」はハロアル以外には見られません。
これからの高校生に思いやりのある優しい人になってもらうためには、私達自身が誰からも愛され誰からも慕われる人になる必要があります。
いつも怒っていたり、嫌味を言っていては人はついて来てくれません。
祐介先生に「一致団結」などと言われなくても、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに協力しても下さる方はもともと4つの柱に集まって「一致団結」している人達立ち信じています。
それでは何故今回さらに「一致団結」を呼びかけたのか考えてみると、今までに経験したことのない132名の大所帯の活動になること、ボランティアと言えども相手に喜んでもらえるために、念には念を入れて「一致団結」する必要があると感じたからではないでしょうか。
まさにその通りです。
善意に天井はありません。
どこまでも真剣にやることが人間として大切なのだと思います。
また、どんな大きなダムでも小さな蟻の作った穴で決壊してしまうといいます。
全国から集まった13歳から最高齢の75歳の人達がそれぞれ顔が違うように、好き勝手にやったのでは上手く出来るわけがありません。
「己を滅し」、相手に合わせてこそ「一致団結」になれるのです。
132名のメンバーが一つにまとまり、「笑顔は世界の共通語」を実践してくれたハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2019の現地活動は見事な団結で大きな感動の中で幕を下ろしてくれました。
3月30日土曜日13:00から軽井沢のすぐ隣の「エコールみよた」で報告会を計画しています。
今回参加してくれたりすぐりのメンバーが、感動に溢れた報告をしてくれるはずです。
一人でも多くの皆様に参加してもらって、この感動をお伝えしたいと思います。
2019年2月15日 医学博士・歯科医師 林 春二
関口敬人先生ゲスト出演のお知らせ
今年のフィリピン医療ボランティア現地活動直後の放送で、いちはやくご報告します!ぜひご視聴ください!!
レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2019年2月15日の放送に、ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人先生がゲスト出演します。
毎週金曜日、21時から22時に生放送中の「今西祐介のハロアル・レディオ」は、ミュージシャンであり歯科医師、ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 現地活動責任者 今西祐介が番組パーソナリティをつとめる、歯科医療ボランティアとトーク&音楽番組です。
番組内では、会長 林春二先生、団長 関口敬人先生のお便りも紹介されています。
番組宛のメッセージは、レインボータウンFMのサイト・メール・FAXで、随時受け付けています。
歯や健康、ボランティアについてだけでなく、どんな話題もOKの楽しい番組です。
レインボータウンFMは、東京都江東区を中心としたコミュニティFMラジオです。
ラジオが受信できない地域の方は、インターネットでも生放送をしていますので、パソコンやスマートフォンでお聞きください。
放送時間
2019年2月15日(金) 21:00~22:00
レインボータウンFM
YouTube Live
https://www.youtube.com/channel/UCZd23WcfAIB2Qwp1QX1IBIQ
ListenRadio
全国のラジオ局→関東地方→レインボータウンFMを選択
http://listenradio.jp/
サイマルラジオ
関東地方→レインボータウンFMの「放送を聴く音声ボタン」をクリック
http://simulradio.info/
視聴について
生放送のみ、録音・再放送ありませんので、リアルタイムでお聞きください。
YouTubeでは、権利の都合上、曲は聴けません。音楽が流れている間は、無音になります。
サイマルラジオでは、曲もキレイな音声で聴くことができます。
YouTubeで映像を流しながら、サイマルラジオで音声を聴くと、より番組を楽しむことができてオススメですよ。
スタジオ観覧について
番組はオープンスタジオで放送しています。
ガラス越しに放送の様子をご覧いただけるので、ぜひ遊びに来て下さい。
深川ギャザリア内 北プラザ棟「レインボータウンFM 木場スタジオ」
東京メトロ東西線「木場駅」下車、4番出口より徒歩2分。
イトーヨーカ堂の近くです。
ゲスト出演者
→番組ゲスト出演者
→林春二先生からのお便り
→関口敬人先生からのお便り
フィリピン医療ボランティア参加メンバー募集中!
毎年2月に現地活動を実施しています
祐介先生こんばんは。
「大寒」に入り寒い日が続いていますが、お元気の様子で何よりです。
インフルエンザに負けないで頑張ってください。
いよいよハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2019の出発まで一週間を切りました。
メンバーの皆様、「しおり」を見て不足のないよう最後のチェックをしっかりやってください。
昨日私は国会に行き、本会議で多忙な国会議員の先生のところに、「ストップ窓口負担」の署名を届けに行ってきました。
なんと全国で16万筆の署名が集まりました。
給料が上がらない人が多く、病気が完治したわけでもないのに医療費を払いきれずに中断してしまう人が増えています。
また子供の医療費の負担が出来ないため、早期発見しても治療にいけない人達も増えています。
高齢者にとって唯一の収入源である年金も年々引き上げられて、生活そのものが大変な人達が増えています。
その上、医療費の自己負担も増え1つや2つどころか、幾つもの疾患を持っている高齢者にとっては大打撃です。
しかも介護保険の負担も増え、収入が年金だけの高齢者にとって頭の痛い時代になりました。
こうした状況を打開するためにも国を変えなければなりません。
現在の政権政党は、「全世代型の福祉政策の財源」にと消費税を8%から10%に引き上げようとしています。
しかし5%から8%に引き上げる時にも「社会福祉の充実」にと言っていたのにも関わらず、実際に社会福祉のために使われたのは20%に過ぎません。
その他の80%の中で一番大きなものは500人以上の大企業に対する法人税減税なのです。
ほとんどの人が、中小あるいは零細企業で働く私達にとって、それこそ血のにじむような消費税が、世界でも優良企業の減税に使われてしまってよいのでしょうか。
しかも今回は軽減税率対策として2%還元するというのですから消費税を上げる必要はありません。
しかもこの軽減税率対策は一時的なもので、いつ切られるか分からないのです。
日本人の特徴は大騒ぎをしても一時的ですぐ忘れてしまいます。
デモが好きな韓国は別にしてもフランスのイエローキャンペーンのように、私達も命をかけて反対運動をしなければならないのではないでしょうか。
ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2019の出発はいよいよ来週に迫りました。
参加者の皆さんは出発まで心して体調管理をしてください。
同時に一人でも多くの人にハブラシ・タオル・石鹸が届けられるように、みんなで心を合わせて周囲のみなさんに協力してもらえるよう頑張りましょう。
今年の目標は「一致団結」ですよ。
2019年2月1日 医学博士・歯科医師 林 春二
祐介先生こんばんは
さぁ!!いよいよ来週2月7日からハローアルソン・フィリピン医療ボランティア 現地活動が始まりますね!!
今年は総勢136名の皆さんと2月7日~10日の4日間、フィリピンの首都マニラ から車で約1時間の「ナボタス」というエリアを中心に、一日たった100円で生活をしなければならない極貧層のスラムの人たちのために、歯科医療を中心とした無償の医療支援と、リスナーの皆さんをはじめ、全国から沢山の方々にご協力頂いた歯ブラシやタオルなどの生活物資の支援活動を行ってまいります。
そして今年は過去最多となる71名の中高生が参加をしてくれるだけではなく、この活動に賛同し、初めて現地に行かれる一般の方々も多く、本当にありがたい限りです。
残り1週間、是非、お体だけは壊さず、元気に成田空港でお会いしましよう。
そんな中、私事ではありますが、実は今回、私の長男も参加をすることになりました。
私がこの活動に出会ったのはちょうど彼が生まれたばかりのころ、まだハロアルが発足する15年前、祐介先生に誘われ、一、歯科医師として初めて参加をした時でした。
現地の活動では今でも忘れられないほどの衝撃的な感動と貧困の悲しさを学び、スラムで出会う子供たち一人ひとりが生まれたばかりの長男とダブり、あまりの現実の不条理さに胸が張り裂けるような思いになりました。
そして帰国し、駅に迎えにきた妻の腕に抱かれスヤスヤ眠る我が子を見ながら、私は心から当たり前の素晴らしさに感謝すると共に、人間の本当の心の在り方や、幸せの意味、ともに支えあい共生共存する社会がどれだけ大切なことかを考えるきっかけを得たのです。
あれから15年が経ちました。
もの心つく前から、いつかこの子に貧困の現実を見せ、父として、一人の男として、 ボランティアを通じ「心」を学ばせたいと思いました。
しかし、ボランティアの本質は決して経験や感動を得るものではなく、目の前の苦しみや悲しみに寄り添い、手を差し伸べること、それだけです。
だからこそ私は今回、彼に、彼自身も先頭にたって自分のできることをすべきだと話、学校のクラスのみんなから物資を協力してもらっては、と提案しました。
そして、その時に日ごろの自分の生き方、行動、が明確になり、自分のお願いに快く賛同してもらえるかか、ボランティアが今の自分を教えてくれることを話しました。
すると、うれしいことに沢山のタオルや文房具が集まったそうです。
私はその物資に託されている思いと責任を伝えました。
15年前、私の人生の転機となったハロアルの種を今度は私の息子の心に植えようと思います。
いったいどのような花が咲くか今からとても楽しみです。
さあ!祐介先生出発ですよ!
会長!パスポートは大丈夫でしょうか!!
今年も136名心ひとつ、一致団結し、全身全霊で頑張っていきましょう!!
2019年2月1日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人
祐介先生こんばんは
いよいよ2019年度 ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア現地活動出発まで残り13日となりました!
祐介先生、現地に参加をしてくれる仲間の皆さん、そしてリスナーの皆さん、お風邪などひかれていないでしょうか。
インフルエンザはどうですか?先日はインフルエンザが原因で線路内に滑落し亡くなわれた方もいらっしゃったみたいですね。
このラジオで何度もお話しをされていますが、インフルエンザはまずは予防、そして睡眠と体力!どうか皆さんお気をつけてくださいね。
さて、現地出発まで13日となりましたが、私の医院では毎年出発まで残り1カ月を切る頃になると、受付や各診療台の前に手作りの小さな日めくりカレンダーを置きます。
そこには単に出発までの日数が書かれているだけではなく、例えば残り19日となったら19の語呂に合わせて「フィリピンに19(いく)ぞ~!」などと、楽しくポップなイラストをすべての日数に入れて書いてあり、それを毎朝スタッフが一枚、一枚、めくってくれています。
私も診療中、毎日めくられる手作りカレンダーの日数が減っていくのを見ると、だんだんと気持ちが引き締まっていくとともに、4年前に44歳の若さで亡くなわれた私のスタッフ、君島さんを思い出します。
開業当時からずっと勤務していましたが、明るくユーモアがあり正に病院のムードメーカー的存在でした。
そして彼女はとても字がきれいで絵心もあり、病院内の掲示物をいつも手作りで作ってくれ、その作品の一つがこの現地出発までの手作りカレンダーでした。
全てのページに彼女らしい優しさと明るさが伝わり、見る人が自然と心が和むそんなカレンダーです。
私は毎日その絵を見ながら彼女を思い出します。
彼女が亡くなった年の2月、私がフィリピンに出発する前日、病床から
「先生、頑張ってください。
どうかご無事で帰ってきてください。」
とメールをくれ、4日後帰国すると誰よりも早く
「先生おかえりなさい。
お疲れさまでした。
私も早く治して今度は参加をしたいです。」
と再びメールをくれました。
しかしそれも叶わず、約2か月後に彼女は星の国へと旅立ってしまいました。
あれから4年がたち、私も彼女と同じ年齢になり、来年15回目のハロアルボランティアに参加をします。
今回、現地には136名の方が参加をしてくれます。
それぞれがそれぞれの思いを胸に参加を決意されたことでしょう。
本当にありがたい限りです。
しかし、その背景には参加をしたくても夢かなわず、日本で応援をして下さる方、支えて下さる方が沢山いることを忘れないで欲しいと思います。
そして、リスナーの皆さんをはじめ多くの方々が、1本の歯ブラシに思いを込め、集めて下さるからこそ、私たちが現地行くことができるのです。
今年ももう少しで出発です。
私の大切なスタッフの彼女が夢見たハロアルボランティアが今年も素晴らしい活動になるように全身全霊で頑張りたいと思います・・・。
2019年1月25日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人
祐介先生こんばんは。
「大寒」に入り寒さが更に増してきました。
北海道や日本海側では大気の状態が悪く、大変な日々を送られていると思います。
くれぐれもオーバーワークで過労にならないことを祈っています。
また日本中が乾燥していて、インフルエンザの猛威に襲われています。
一日に2回以上歯磨きをすることで、インフルエンザの力を10分の1に抑えられるというデータもあります。
外から帰ったときの手洗いうがいに加えて、一日2回以上の歯みがきも是非やってみてください。
早いもので、新年を迎えたと思ったら今夜の放送がハロアルレディオも今月最後になってしまいました。
私達ハロアルメンバーにとってもフィリピンに行く前にはあと一回しかありません。
今夜はハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2019に参加するメンバーの全体会議で、現地統括責任者の今西祐介先生がとても大切な四字熟語を語ってくれました。
現地では色々大変なことが起こる可能性があります。
どんなことにも関口団長を中心に全員で心を合わせて事に当たって欲しいというものです。
それは“一致団結”という言葉でした。
どんなに小さいことでも簡単に対処しないで全力で向かって欲しいと思います。
一致団結ということは、どんなことにも全員が心を合わせ、持てる力を振り絞って頑張るということです。
昨年は114名のメンバーが力を合わせ、初めて設けた「シャワーブース」が一番沢山の人達を喜ばせることが出来ました。
生まれて初めて浴びるシャワーに目を輝かせ喜ぶ子供達の笑顔がまぶしいくらい輝いていました。
また、このブースを担当するメンバーもピカピカ輝いていました。
今年は既に200枚以上ものバスタオルも用意できましたし、メンバーにも一人一枚持っていってもらうことにもなっていますので、昨年シャワーブースに来てくれた子供達以上が来ても大丈夫です。
それぞれのセクションのリーダーも色々考えてくれていますが、何と言ってもボランティアです。
参加者がそれぞれピカピカに輝いてギスギスすることがないようにしてもらいたいと思います。
そのためには、自分の思いをストレートに出すのではなく、あくまでも他の人が協力したくなるような穏やかな説明をしてください。
そしてどんなことでも、その場で取り繕うのではなく、私や関口団長と今西現地責任者に取り次いでください。
きっと皆さんが思い出多い、楽しい活動になるように工夫します。
ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは4つの大きな柱のもとにやりますが、最終目標はメンバーの皆さんが、それぞれの職場や学校、家庭の中で優しい思いやりのある、他の人から「この人のようになりたい」と思われる人になるための活動です。
誰かの功績になるための活動ではなく、恵まれないスラムの人に幸せになってもらうための活動だということを忘れないで下さい。
2019年1月25日 医学博士・歯科医師 林 春二
祐介先生こんばんは
先週の放送でリスナーの方のメールで「こたつにあたる」という表現がありましたね。
祐介先生は「こたつは入る、のではないか」とお話しをしていました。
そこで一言。
もちろん全国的には「こたつに入る」が多く使われているでしょう。
しかし、私の知るところ、東北地方や山梨の一部でもこのような表現を使います。
そして私の地元でもお年寄りたちは「寒い(さみー)からこたつさあたれ」などと言います。
雪がしんしんと降り積もる日、「こたつに入る」よりも「おこたにあたる」のほうがなんだか、ほっこりとしませんか。
そう言われれば日本語にはたくさんの言い方がありますね。
例えば。
北海道や東北では「ごみを捨てる」を「ごみを投げる」、「傘をさす」を「傘をかぶる」などと言いますね。
手袋一つとってもそうです。
祐介先生、関西ではなんといいますか?「手袋をはめる」では?私たち関東は「手袋をする」、しかし東北から北は「手袋をはく」といいます。
それぞれの地域にそれぞれの言葉があり、一つ一つの言葉に地域の情景が見えてくるのが日本語の素晴らしいところではないでしょうか。
さて、私たちハローアルソンも活動出発まで残り3週間を切りましたが、今週の火曜日、ようやく全ての申請書類がフィリピン領事館から認証されマニラに発送することができました。
いったい何回領事館に行っているのとお思いでしょうが、いやいや、今回は申請様式が突然変更になり、一度では許可が下りず大変でした。
そんな中で私は火曜日、午前中の仕事を終え、六本木にあるフィリピン領事館に向かったのですが、私が到着したのが午後4時50分、HPではたしか午後6時まででしたので、何の心配も無しに領事館に着くと、なんと入口にCloseの看板が!
私は恐る恐るそのドアを開けると、いつもの受付の女性と一人のフィリピン人男性が何やら話をしています。
受付が私に尋ねます。
「何か御用ですか?」
私は申請書類を取りに来たことを話すと、「それは午後4時までです。」と答えます。
「えっ!!」「そんな馬鹿な!HPでは午後6時までと書いてあると思うよ!」すると
「いえいえ、ここにほら、PM4で書いてありますよ」私は引き換え証を見るとそこにはとてつもなく小さな文字で「4」と書いてありました。
私が呆然としていると、追い打ちをかけるように彼女は「明日また来てください」といいます。
私は自分のミスではあるが、一日も早くこの書類を手にしなければならないことと、栃木というはるか遠い所から来ていることを話すと、それを見かねた隣のお兄さんが私に「あなたはどこにボランティア行っているの?」と尋ねてきたので、私は過去に行った活動地域を話すとなんと、その人の出身地でした。
すると彼は「先生、本当にフィリピンの人たちのためにありがとう」と言い、私の事情全てをタガログ語で猛烈にスタッフに話てくれ、なんと!あれほど早く帰りたがる役所の人たちが特別に書類業務をしてくれたのです。
いやぁ、本当に助かりました。
そしてすでに私はボランティアに出発する前に私自身がフィリピンの人たちに助けてもらったのです・・・。
2019年1月18日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人
祐介先生こんばんは。
北海道、日本海側の皆さん雪のほうは大丈夫でしょうか。
案じております。
今年は災害のない穏やかな一年であって欲しいと願っています。
ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2019の出発まで3週間となりました。
参加する高校生達の事前研修も無事に進んでいて一安心です。
1月12日には御代田消防署のほうで高校生22名とスタッフ24名で3時間の「救急救命講習」を受けてきました。
この時期になると毎年、救急救命講習を受けていますので「普通救命講習修了証」も10枚以上になりました。
もちろん私は今年もNo1を頂きました。
当院では更に一日がかりの「上級救急救命講習」を受けた人が3名います。
歯科衛生士の木内さん、歯科技工士の佐野さんと私の妻の万美です。
更に木内さんはその上の「応急手当普及員」の講習も受けています。
私達初心者は人に救急救命の手技を教えることは出来ませんが、応急手当普及員の資格者は他者に教えることが出来る人です。
危機管理という視点からどんな状況の中でも尻込みしないで人命の救助に当たれるよう、リスナーの皆さんも受講することを勧めさせてもらいます。
今週に入ってから、2016と2017に参fした羽毛田紗恵さんが、お母さんと一緒にハブラシ・タオル・石鹸を沢山持ってきてくれました。
現在はCAを目指して大学で勉強中ですが、こうしてハロアルのことを忘れずに訪れてくれ有り難いです。
ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは第1に、フィリピンスラムに住む人達への無料の歯科治療。
第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。
第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。
最後の第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうという4つの柱で活動していますが、「真の目的」はこの活動を通して他の人のために素直になって、素直に聞いて、素直に実行するという「三つの行い」をコツコツとやり続け、周りの人から「いなくては困る」という人になってもらうということです。
今回歯ブラシ・タオル・石鹸をとても二人では持ちきれないほど集めて本部に持って来てくれた羽毛田さんは、そういう意味ではハロールソンの真髄を極めてくれていると思います。
その前日には軽井沢中学校3年の横川さんが、お母さんと二人で中学生に呼びかけ集めてくれた物資の上に更に集めてくれた物資を持って来てくれ、「来年高校生になったら又行かせてもらいます」と力強く語ってくれました。
有り難いです。
こういう学生達が育ってくれ、とかく「自己本位」で、「自分さえよければ」という人達が多いこの社会に、「情」が分かり「おもいやり」や「やさしさ」に溢れる社会人に育って欲しいです。
今年の冬のように寒いけれど寒さに負けないで戸外の活動も積極的にやれるような芯のしっかりした人生を送って欲しいです。
2019年1月18日 医学博士・歯科医師 林 春二