ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

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祐介先生こんばんは

6月も中旬に入り、毎日ぐずついた天気が続きますね。

関東や北日本では梅雨入りが発表されましたが、関西地方はまとまった雨が降らず、いまだ梅雨入りとはならないそうです。

そんな中、先週のハロアルでは祐介先生は無茶苦茶なことを言っていました。

「午前中は晴れて夜だけ雨が降ってくれればいいのに・・」

なんという発言ですか! 思ったことを直ぐに口に出してしまう癖は昔のままだと、苦笑いをしながら聞いていましたが、水不足は私たち人間だけではなくすべての生き物にとって死活問題ですよ。

雨に感謝し雨雲の向こう側には必ず青空が待っていると思える人間になりなさい!

さて、先週のダメだしが終わったところで、祐介先生、先月、祐介先生と一緒におこなった東京都日暮里駅前の太陽歯科衛生士専門学校の1年生たちから私たちの講義の感想文が送られてきましたね。

祐介先生が歯の大切さや、歯科衛生士の本当の役割について講義し、私がハロアルフィリピンボランティアから学んだ人間の本当の心の豊かさと、歯科衛生士としてだけではなく、一人の人間としての人間性の在り方をお話しさせていただきました。

多くの生徒さんたちが今まで「なんとなく」と思っていた歯科衛生士という職業に対し、明確な「やる気」と将来の「希望」を感じてくれたようで、私たちのような者でも少しは彼女たちの背中を押すことができ、私自身も勉強になり嬉しく思います。

しかし、私などはなんだかこのような講義や地域でのボランティア講演を行った際、 いろいろな方から「先生、感動しました」とか「勉強になりました」と言われるたびに、心の中でどこかこそばゆく感じてしまいます。

それは私が発するすべての言葉は師匠でもあるハロアル会長・林先生からの受け売りだからです。

特に今回の講義の最後にも生徒さんたちに伝えましたが、

「医療人である前に一人の人間であれ」

という言葉は私が16年前に林先生から頂いたもので、今でも私の人生のとなっています。

まだまだ未熟な私が人前でこのような事をいうのはなんとも言えない気持ちになりますが、多くの生徒さんたちの感想にも

「この言葉を胸に立派な歯科衛生士になります」

と書かれていました。

そして、その感想文の中にはハロアルのような活動があることを初めて知り、早速友人や家族に話しをして歯ブラシやタオルを集めてくれた生徒や、いつか歯科衛生士となってハロアルに参加をしたいと語ってくれる生徒も大勢いました。

ありがたい限りですね。

言葉は心を動かす力があります。

しかし、その言葉に偽りや不誠実さがあれば、いつかそれが露呈し、結局は何も生むことはできません。

私自身もこのような未来ある生徒さんたちと接する機会を頂くことで、いつもたくさんのことを学ばせていただいています。

そして「医療人である前に一人の人間であれ」という言葉を発するたびに実は自分自身への戒めとしていつも心に自問しています。

太陽歯科衛生士専門学校の皆さん、いつか一緒に活動できるのを楽しみにしています!

2019年6月14日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

林先生、祐介先生、こんばんは

今日は明日の6月8日:虫歯の日にちなみ、なんと林先生がゲストですね。

今日はいつもよりもさらに中身の濃い「ハロアルレディオ」を楽しみにしています。

さて、ここ数回の放送では祐介先生や林先生からも日本のゴミ問題について触れられていました。

数日前もマレーシアに日本やカナダ、オーストラリアからのプラスチックごみが不法に輸入され、環境相が海外からのゴミの不法処理により空気や水の環境汚染が悪化していると指摘し、輸入業者の取り締まりを強化するとともに、「マレーシアは世界のごみ捨て場にならない」と、強制的に送り返すことを発表していました。

ハロアルレディオでも電化製品などの廃棄方法や林先生からもペットボトルの再使用、「リユース」の考え方などをお話しされていましたね。

私も林先生や祐介先生らと行ったデンマークの勉強会で学んだペットボトルの再使用の考え方は本当に素晴らしいと思い、コンビニでそのリユースボトルを購入し、今でも大切に小学校や中学校の講演会で現物を見せながらお話させていただいています。

しかし、ごみ問題については3R、つまりREDUSE(リディユース):減らす、REUSE(リユース):再使用、そしてRECYCLE(リサイクル):再利用 が提唱されていますが、もはやこれだけでは到底この問題を解決できず、今では4R:REFUSE (リフューズ):やめる、が必要になってきています。

リフューズ、それは必要以上に求めない、という考え方です。

ある年のハロアルボランティアでフィリピンのごみ捨て場「スモーキー・マウンテン」に行ったときの話です。

現地のスタッフとの会話で、

「以前、日本のある政治団体が視察に来た。

その時フィリピンのゴミの現状を説明した所、ある女性議員が、“ゴミを拾って生活をしているなら、私たちが出したゴミもある意味では生きるために必要なのね”と言っていた。」

という話を聞きました。

林先生、祐介先生、日本人はいつからこんなにも心が浅ましくなってしまったのでしょうか。

自分たちで処理できないゴミを「経済」という名のを利用しながら利益、利潤のために法までも犯し、豊かさにをかきながら自分たちの行動をみようともしない。

私はこのマレーシアのニュースを聞き本当に悲しくなりました。

大臣が「貧しい国が大国の受け皿になることは断じて受け入れない」という強い言葉は、私を含め、もう一度私たちは自分たちの生活を見直し、本当の豊かさとは何かを考えるべきでしょう。

ハロアルの活動理念である4本の柱の3番目にはこうあります。

「ボランティアを通じて自らの生活を見直し、真の豊かさについて考える。」

今まで豊かと考えていた価値観の裏には沢山の人たちが悲しい思いをし、貧困はその間違った豊かさに生きる人間たちが作り上げた産物であることを、私たちはフィリピンのスラム支援から学んできました。

そしてハロアルでは自らを見つめなおし、みんなが共に生きるの社会をどのように作っていくかを、これからの未来である高校生たちと共に考えていきます。

ゴミ問題も、歯ブラシ支援も世界平和だって、すべてが私たち全員の未来への一歩から始まりますね。

2019年6月7日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは。

だいぶ暑い日が続いています。

そうかと思うと朝夕は気温が下がり暖房が欲しくなるような日もあります。

大自然は本当に不思議です。

私達がどんなに「あのせいだ」「このせいだ」と考えてみても、どうにも理解できないことがいくらでもあります。

しかしはっきりしていることは、人為的に傷つけたチェルノブイリの原発事故や、バブル経済のとき建てられたホテルが放置されて幽霊館のように建っている姿を見るとろしくなります。

30年近く経っても癒されるどころか、更に悪くなってしまうことも少なくありません。

2011年3月11日に起こった福島原発の処理はこの先どうなるのでしょうか。

全く分かりません。

地球の異常気象が叫ばれて久しいのですが、もしも私達の生活の中に問題があるとしたら少しでも取り除きましょう。

善いことをするのに誰にはばかることも隠す必要もありません。

かつてタバコについても「喫煙権」のほうがずっと強い時代もありました。

今では「嫌煙権」の方がはるかに勝り、喫煙者は肩身の狭い思いでいることでしょう。

しかし、これとて私が20歳前後に大学のクラブ内で交わした「禁煙」が50年以上の年月が経って、ようやく日の目を見たに過ぎません。

「良いことは良い。悪いことは悪い」という思いで、一人一人が真剣に変えていくことが本当は必要なのだと思います。

さて今月は「むし歯予防」の週間です。

むし歯は比較的早い段階から痛みを伴いますので、よほどの場合で無い限り手遅れになることはありません。

しかし歯周病は中期になるまで、気付かないことがあります。

注意していると、歯みがきのときわずかに出血しますので気付くはずです。

しかしこの位では痛みは出ません。

気付いたらすぐ歯科医院に行けばいいのですが、しっかり歯磨きするとある程度落ち着いてきます。

落ち着くだけで治ったということではありません。

この段階まで気付かない人は、血が出なくなると何も無かったかのように思ってしまい、注意しなくなってしまいます。

すると歯周病はこの段階から更に進行しますので、どんなに注意深く歯みがきをしてもすぐに治らなくなってしまいます。

それどころか糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞の原因になり、一命を落としかねませんので注意が必要です。

少し前に女優の堀ちえみさんが「舌癌」の告知をしてくれました。

その後、しばらくの間、患者さんから私は「大丈夫でしょうか」という声が聞かれましたが、最近はほとんど聞かれなくなりました。

何かあるとしばらくの間は関心を持ってくれますが、すぐに忘れられてしまいます。

しかし命に関わるような交通事故や、いたいけないのいじめや虐待は、この世からなくなるまで忘れないで欲しいです。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに協力している人は、いつもコツコツ山登りのように額に汗して頑張ってくれる人達ばかりです。

令和の時代にもこの信念を貫きましょう。

2019年6月7日 医学博士・歯科医師 林 春二

レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2019年6月7日は、ハローアルソンの会長・歯科医師 林春二さん がゲスト出演しました。

林春二先生ゲスト出演のお知らせ

6月は歯と口の健康週間にちなんで、歯科医師の林春二先生がゲスト出演します!
番組あてのメッセージも待ってます。ぜひ、ご視聴くださいね!!

レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2019年6月7日の放送に、ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 会長の林春二先生がゲスト出演します。 

毎週金曜日、21時から22時に生放送中の「今西祐介のハロアル・レディオ」は、ミュージシャンであり歯科医師、ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 現地活動責任者 今西祐介が番組パーソナリティをつとめる、歯科医療ボランティアとトーク&音楽番組です。

番組内では、会長 林春二先生、団長 関口敬人先生のお便りも紹介されています。

番組宛のメッセージは、レインボータウンFMのサイト・メール・FAXで、随時受け付けています。
歯や健康、ボランティアについてだけでなく、どんな話題もOKの楽しい番組です。

レインボータウンFMは、東京都江東区を中心としたコミュニティFMラジオです。

ラジオが受信できない地域の方は、インターネットでも生放送をしていますので、パソコンやスマートフォンでお聞きください。 

放送時間

2019年6月7日(金) 21:00~22:00

レインボータウンFM

http://885fm.jp/

YouTube Live

https://www.youtube.com/channel/UCZd23WcfAIB2Qwp1QX1IBIQ

ListenRadio

全国のラジオ局→関東地方→レインボータウンFMを選択
http://listenradio.jp/

サイマルラジオ

関東地方→レインボータウンFMの「放送を聴く音声ボタン」をクリック
http://simulradio.info/

視聴について

生放送のみ、録音・再放送ありませんので、リアルタイムでお聞きください。
YouTubeでは、権利の都合上、曲は聴けません。音楽が流れている間は、無音になります。
サイマルラジオでは、曲もキレイな音声で聴くことができます。
YouTubeで映像を流しながら、サイマルラジオで音声を聴くと、より番組を楽しむことができてオススメですよ。

スタジオ観覧について

番組はオープンスタジオで放送しています。
ガラス越しに放送の様子をご覧いただけるので、ぜひ遊びに来て下さい。

深川ギャザリア内 北プラザ棟「レインボータウンFM 木場スタジオ」
東京メトロ東西線「木場駅」下車、4番出口より徒歩2分。
イトーヨーカ堂の近くです。

ゲスト出演者

番組ゲスト出演者
林春二先生からのお便り
関口敬人先生からのお便り

フィリピン医療ボランティア参加メンバー募集中!
毎年2月に現地活動を実施しています

高校生ボランティア募集中

医療従事者および一般参加者募集

歯ブラシ・石鹸・タオルなど支援物資の募集

祐介先生こんばんは

神奈川県川崎市で起きた19名もの人たちを刃物で殺傷した事件が連日報道されています。

本当に痛ましい限りですね。

通勤通学途中を狙ったこの事件は、小学校6年生の女児と外務省に勤務されていた大変優秀な男性が亡くなり、犯人もその場で自ら命を絶ちました。

もはやこの日本において、子供たちを取り巻く環境には安全という言葉が当てはまらなくなってしまったのでしょうか。

朝「行ってきます」と家を出て、いつものように同級生らが待つバス停に向かい、にぎやかな子供たちの笑い声が聞こえる、そんな日常が一人の狂気的な蛮行によって2名もの尊い命が失われました。

犯人死亡という結末はその動機を明確にする手立てを失ったことで、現在様々な専門家が分析されていると思いますが、失われた命はもう二度と取り戻すことができません。

一命を取り留めた子供たちも、それを目撃した子供たちも心と体に深い傷を負ったことでしょう。

亡くなった方々のご冥福と、一刻も早く子供たちに平穏な日々が戻ることを心からお祈りさせていただきます。

さて、祐介先生、私たちハローアルソンもいよいよ6月に入り、来年度のハロアル 現地活動参加高校生募集の締め切りまで約2か月となりました。

各支部の様子はどうでしょうか。

実は昨日、私の医院に一人の女性が歯ブラシをもってやってきてくれました。

見ると、なんと4年前に参加をした栃木県県立黒磯南高校卒業の菅生文佳(すごうふみか)さんでした。

彼女は2016年度のハロアル卒業生で卒業後、北海道の酪農学園大学に進学し、そこで野生動物の保護や環境問題を学びたいと言っていました。

大学在学中もこちらに里帰りをした際、いつも医院に歯ブラシを届けてくれ、元気な顔を見せてくれていた 彼女が、なんと卒業し生物学の先生となって母校に教育実習生としてやってきたのです。

久しぶりに見た彼女はすっかり大人になっていましたが、昔と同じように
「先生こんにちは」
と笑顔で歯ブラシをたくさん持ってきてくれました。

私は診療中でしたが、
「久しぶりだな、どうだ元気か」
と声をかけ彼女の近況を聞きながら、ハロアルを卒業していった子供たちがこうやって大人になっても協力してくれる嬉しさに感無量な気持ちになりました。

彼女は当時現地で行われるマニラ・ミーティングでこう言っていました。

「このハロアルの活動でいろいろな経験をしました。

そしてこれからも沢山の経験を増やしてそれをさらに伝える側になれればと思っています。」

「これも私の一つの夢だと思います。」

私は彼女との別れ際、伝えました。

「菅生、お前が高校生の時このハロアルに出会って人生や将来を真剣に考えるきっかけを得たなら、こんどは母校の生徒にお前が経験したハロアルの素晴らしさを一生懸命話してきなさい。」

彼女は再び元気よく「はい」と答えて学校に戻っていきました。

祐介先生、ハロアルの音叉は確実に広まっていますね。

2019年5月31日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

再利用

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2019-5-31 12:00

祐介先生こんばんは。

5月になって5回目のハロアルレディオ、とても得をしたような気持ちです。

先週は「廃棄物の処理」について祐介先生が熱く語っていました。

当日もFAXしましたがその通りです。

買う時に廃棄料込みで販売したらどうかという話でした。

こういう方法をデポジット制と言います。

祐介先生がよく話題にするデンマークの飲み物は、このデポジット制です。

最初から廃棄料が含まれて販売されています。

買った人は空になったプラスチックボトルをお店に持って行くと、廃棄料分が返ってきます。

そしてそのプラスチックボトルは再利用されます。

これも祐介先生が言っていた通り「リユース」と言う手法です。

「再利用」ですから費用もとても安くて済みます。

よく混同されるのが「リサイクル」です。

リサイクルは熱を加えて原料になるペットボトルを溶かし、加工して別の製品にするので処理料がとても高くつきます。

デンマークでは多少面倒でも無駄をなくし、本当に必要なところにお金をかけることを国民が望んでいるので、こういう制度が導入できるのです。

倫理観が高いともいえますし、モラルが高いともいえます。

しかし、日本ではほとんど無理だと思います。

各メーカーがそれぞれ自分好みのプラスチックボトルを使って特徴を出しているので、各社共通の器と言うのはまず無理でしょう。

その上、ボトルのメーカーも互いに競い合っています。

次に購入時に10円位のデポジットならいいとしても、数万円するテレビの時や冷蔵庫なら数千円になることもあり、国民が払ってくれるかと言うとこれも無理でしょう。

かつて日本でも酒屋さんがビールや一升瓶を5~10円で引きとっていましたが、いつの間にか缶ビールやパックに代わってしまいました。

日本では大衆の幸せより、まず自分の利益を優先する人の方が圧倒的に多い気がします。

そして何より販売価格が上がりますので、商店側も歓迎しません。

政治、経済、教育についても全てに通じます。

デンマーク人は自己責任が強く日本のように自分本位ではありません。

とても倫理観が高いと言えます。

みんなで話し合うので意見は沢山出ますが、最終的に決まったことを着実にやっていく国民だからこそ出来るのだと思います。

日本でもそういう国になるように政治家にも教育に関わる人も率先してやって欲しいのですが、実際には批判を受ける人が多いのが実情です。

それでは今夜の歯の一口メモです。

歯周病菌は脳梗塞や心筋梗塞、若い女性にとっては早産や流産の原因になりますが、最近の研究で虫歯菌が血管に入ると脳出血の原因になることが分かってきました。

それらを予防するためには「唾液」をよく出すことです。

唾液の中のラクトフェリンが細菌を殺してくれ、脳出血を予防してくれます。

しっかり噛んで唾液を出してください。

歯と歯肉をしっかり磨くこともとても大切です。

2019年5月31日 医学博士・歯科医師 林 春二

レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2019年5月31日は、アーティスト Ricoさん がゲスト出演しました。

祐介先生こんばんは。

庭の松の木のそばにあるクマガイソウが扇型の大きな葉っぱの上に、縦7~8センチ、横3~4センチの提灯のような花を咲かせ、30株近くがユラユラ揺れとても愛らしいです。

ハロアル2019に初参加してくれた長谷部さんは、長野県では指折りの進学校上田高校に入りながら、そこで花を咲かせることなく「さくら国際高等学校」に転校した2年生でした。

ひ弱で面接の時からとても目に付きました。

参加してみるみる内に明るくなり、帰国してから学校のボランティア部の部長に指名されるほどに変わってくれ、今度は全校生の前で発表をするチャンスまでもらってくれました。

スラムに行ったのは2月のことですから、そろそろ記憶が薄れてもおかしくありません。

しかし、周りの人に話していると、まるでフィリピンのスラムにいるかのように記憶が甦り、更にするどい感覚になるのです。

長谷部さんが3ヶ月経った今でも、その感動を伝えているから話すチャンスがもらえたのだと思います。

つい先日、パワーポイントを見せてもらいましたが、長谷部さんが実際に感動したことですから素晴らしいスライドになっていました。

判りやすいストーリーで聞いてくれる学友達の心を揺さぶってくれると思います。

同じ長野県から参加してくれた下平さんの文章を紹介します。
 

――――「チケットがないと貰えない物資なのに、チケットが無くても並んでいる人もいます。

30度を越える中、皆さんは何時間も待てますか?日本の方は待てないと思います。

その物資があの人達にとってはとても貴重です。

物資をくれ、無料で歯科治療をしてくれる人達のことは神様に見えるのでしょう。

だからあのチケットは神様のチケットと呼ばれるのだと改めて感じました。

この活動に出会えて本当に幸せです。

研修から大きな声出しで、その内に思わず泣いてしまうこともあります。

それでも怒られて、悲しくて悲しくて・・・・。

それでも諦めずやって、フィリピンでの活動を終えるとすごい達成感を感じます。

私はいくつかのボランティア活動に参加しましたが、これ以上に達成感を感じるボランティア活動はありません。

活動だけが素晴らしいわけではありません。

数えきれないほど沢山の素晴らしさがあります。

夜、高校生が行うマニラミーティングもたくさんの高校生の本音が聞けて本当に好きです。

みんなそれぞれに大きな夢があったり、これから夢をみつけたい人もいます。

本気で夢について語るみんなは本当に輝いています。」――――



というものです。

今夜紹介した二人は共にハロアルのメンバーやスラムの人達に触れ、日本とは違った環境の中で、人として見逃してはいけない「情」に感動してくれたのです。

これからは自分が得た経験を周りの人に伝え喜んでもらえる人になってください。

それでは今夜の歯の一口メモです。

歯を白くするため、歯を強くするため、歯周病を治したり予防するためにと色々な「歯みがき粉」がコマーシャルで紹介されています。

意味が無いとは言いませんが、何もつけなくても歯ブラシで歯と歯肉をしっかりマッサージしてください。

 

2019年5月24日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

祐介先生、月曜日の歯科衛生士学校の特別講義、お疲れさまでした。

祐介先生と私は今週の月曜日、東京都日暮里駅前にある太陽歯科衛生士学校の非常勤講師として、今年入学したばかりの新一年生83名を対象に歯科衛生士倫理学の授業をおこなってまいりました。

これは私たちの恩師でもありこの番組でもおなじみのハロアル会長林先生が長年受け持たれていた授業を数年前より私たちがバトンを引き継ぎ、技術や知識だけではなく、心から患者さんを思う優しさと、病気に寄り添う奉仕の心をもった「本当の歯科衛生士」になることを目的として現在、毎年5月に私達がお話させていただいております。

講義時間は90分の二コマ。

私と祐介先生がそれぞれ一コマずつ受け持ち、始めに祐介先生が歯の大切さから命の重みを医療人として一人の人間としてどう考えるか、を、お話しされ、私はその平等である命や幸せの権利の中、不条理にも貧困や差別によって必死に生きるフィリピンのスラムの人たちへハロアル支援を通じて学んだ「人間の心の在り方」をお話しさせていただきました。

しかし、私はいつも思うのですが、やはりこのように講義や講演をさせてもらう際、私たちの言葉や思いが相手の心に伝わるためには、どれだけ私たち自身の生き方や人間性が「本物」か、ということが問われますね。

たとえ話し方が上手く、面白おかしくできたとしても、それが本当の心で、本当の涙で、本物の積み重ねでなければ、決して人の心を動かすことはできないと、しみじみ思いました。

特にこれから私たちと同じ歯科医療で生きる彼女たちに祐介先生が真剣に歯の大切さを語っているとき、私は何度も同じ場面を見ていますが、それでも毎回心に響きます。

これはやはり、本物の積み重ねをずっと貫いた祐介先生だからこそでしょう。

私は教室の後ろで祐介先生の講義を聴きながら、ふと、16年前に初めて林先生に出会ったこと思い出していました。

林先生は出会って間もない私に開口一番、

「患者さんが絶対やって欲しくない治療は歯を抜くことだよ。」

「先生、それは日本でもフィリピンのスラムでも同じ、来年は絶対一緒に現地に行こう。」

とおっしゃいました。

今思うと、あの時の先生の言葉すべてが「本物」であったからこそ、こんな私でも心が震え、今でもこうして皆さんと一緒にいられるのだと思いました。

そして私は講義の中、生徒さんたちに私が16年前に林先生に頂いた言葉を送りました。

「一人の医療人の前に、一人の人間であれ」

まだまだ未熟者の私の言葉がどれだけ生徒さんたちに届いたかわかりませんが、こうして祐介先生と一緒に講義をさせてもらえる喜びと、これからの若い人たちが素晴らしい歯科衛生士になってくれることを夢見て講義を終えました。

そしていつか、私たちの言葉を思い出す時がくるならば、今度は一緒にあのスラムで一人でも多くの人たちの笑顔のために頑張りたいですね・・・。

2019年5月24日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

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  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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