ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

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レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2018年6月1日は、シンガーソングライターYoko*さん がゲスト出演しました。

祐介先生こんばんは  
最近これほどまでに謝罪や反省に対して明確に双方がする事件はなかったのではないでしょうか。

日本大学アメリカンフットボールの悪質タックル事件は、まったく収束が見えぬまま、毎日のように何万回もあのタックルの映像が繰り返し流れていますね。

テレビでしか知りえぬ情報ですが、加害者、被害者とされる双方の学生やご家族の お気持ちはいか程でしょうか。

特に加害者とされる日大の選手の記者会見は本当に立派でした。

自分の罪を悔い、恥、それでも逃げることをせず世間に自らを晒し謝罪する姿に多くの人が「正しい謝り方」を若干20歳の青年から教わったのではないでしょうか。

世間のは監督、学校側が「悪」という風潮になっていますが、私は真実を知らないので一方的な偏向報道を鵜呑みにはしません。

それでも、大人と子供、監督と選手、先生と生徒という完全な上下関係が存在するなかで、こうも対応が違う様子を見ていると、情けなくなるというか、これが真実ならば同じスポーツが大好きな子を持つ親として本当にいたたまれない気持ちになってしまいます。

しかし、この事件だけではなく、政治にしても社会にしても学校にしても、どうして地位や名誉を得れば得るほど「謝る」ということが素直にできなくなるのでしょうか。

たった一言「すみませんでした、ごめんなさい」という反省より、数十回、数百回の嘘や言い訳を考えるほうがよほど大変だと思うのですが。

祐介先生はどう思いますか。

さて、先週の放送でも会長林春二先生のお便りでもあったように、私たちのハローアルソン・フィリピン医療を支える会に新たに茨城県支部が誕生しました。

場所は茨城県土浦市 根本歯科医院 根本淳一先生です。

先生は3年前よりこの活動に参加をされ、とてもまじめで実直な優しい方で、ハロアル高校生担当の大関さんからも「団長、律儀に私にもこれからもご指導お願いします、と支部のご挨拶をくれました。」と連絡を受けました。

会長も大関さんも言っていましたが「今までにない、そして我々にはない」安心できる新たな仲間の誕生に心から嬉しく思います。

実は支部設立にあたり根本先生は始め「自分はまだ3年目なので」と遠慮がちにされていました。

そこで私はお手紙を送らせていただきました。

「私が団長に任命されたのも同じ3年目の時。

そしてその2年後に会長が倒れられました。

何かの予兆ではありませんが、あの時会長からの話を何かに理由をつけて断っていれば、きっと今の活動はなかったと思います」 「何かを変えるチャンスはそれほど巡ってはきません。先生のお力をお貸しください。」  

そして翌日すぐに先生から「団長、よろしくお願いします。これかもずっと活動を続けていきます。」と連絡を頂きました。

祐介先生の3回ルールではありませんが、やはりどんなことでも素直に聞き、素直に行動することは本当に大切であり、後の成功に最も近い道筋だということでしょうね。

2018年5月25日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人  

祐介先生こんばんは。

前回の便りで毎年石垣島から来て1万円カンパしてくれ続けているさんのことを報告しました。

本永さんだけでなく、こういう協力的な人に恥ずかしくないような活動を私達はしているでしょうか・・・・。

こういう機会に触れて自分を見返得ることが出来る人になることも、このハロアルの活動の良いところなのです。

この活動は第1に、フィリピンのスラムに住む人達への無料の歯科治療。

第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。

第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうという4つの柱を掲げてやっていますが、これらの柱に恥ずかしくない行ないをしているかどうかということです。

第一の柱は歯科医療関係者でなければなりませんが、そこで使う医薬品や医療器械については誰でも協力できます。

ましてや第二の柱はハブラシ1本でもいいのですから、やろうとすれば誰でも出来ますし身の回りの人に呼びかけて協力してもらえば出来ます。

ハードルは決して高くありません。

第三の柱は何も無いスラムの人を支援する活動に協力する中で、「恵んでやる」とか「やってやる」という思いでなく、「やらせてもらう」「幸せになってもらうためにやらせてもらっている」という譲り合いの心になってもらうだけでいいと思います。

自分では優しい心になっていると思わなくても、他の人が聞けば「なんて素晴らしい人なんだろう」と思ってくれるはずです。

第四の柱については自分の周りにいる人を通して呼びかけるしかありません。

今から15年前には、高校生が自ら調べて申し込んで来る人など一人もいませんでした。

患者さんに呼びかけてようやく1人に参加してもらい、次の年も同じように沢山の人に呼びかけて、ようやく1人にたどり着くということをやり続けてきた結果、今日のように50名以上の人になったのです。

大きな例えなら「ローマは一日にして成らず」とか「千里の道も一歩から」という諺がありますが私達の辿った年月そのものではないでしょうか。

私が20代の頃でした。

早く30歳になって大きな仕事が出来るようになりたいと言った時、親戚のおじに「春ちゃん、どんなに腹が減って3食を食べられたとしても、実際に口に入れるのは1杯目からだぞ」ちゃんとステップを踏まなきゃ何も変わらないと言われたことがありますが本当にその通りでした。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアが14年前にスタートした時には、たった23名でした。

それが1年ごとに協力者が増えてようやく114名が参加してくれるようになったに過ぎません。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2019も8ヵ月後に迫っています。

一人ひとりが責任をもって12月に行われる全体会議に向けて頑張りましょう。

2018年5月25日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

今回はとってもうれしい報告からです。

先週になりますが、茨城県の土浦で開業している根本淳一先生が車いっぱい物資を載せて来てくれました。

昨年中学校で講演したのが縁で集まったものだそうです。

午前中は私の診療を手伝ってもらい、物資係の武井さんと昼食をとりました。

そこでハローアルソンのことや、診療の話をして茨城支部の支部長をやってもらえないか聞いてみました。

すると「自分はまだ3年しかやっていない・・・・」と遠慮していました。

根本先生は私達と違ってものすごく謙虚ですから気持ちは分かります。

しかし責任を持った仕事をすることによって、飛躍的に力がつくことを話しました。

関口団長にそのことを伝え、根本先生に連絡をとってもらうことにしています。

このこともそうですが、ハローアルソンの第2の柱である「周りの人に呼びかけて協力してもらう」と思わぬ喜びを感じることのが今回の物資です。

呼びかけない人にはこの感動は絶対に味わうことが出来ません。

次はもっとすごい喜びの報告です。

今週になって石垣島にお住まいの本永さんが一年ぶりに検診に来てくれました。

本永さんの口の中の状況は1ヶ所に問題が生じていましたが他は全く問題がありませんでした。

左側の上の歯の根っこに外部吸収があり、これから管理が難しくなりそうなので歯肉のところで切断しコンフォートブリッジを修正することにしました。

本永さんは石垣島から来るので旅費だけでも10万円近くかかっているのに、今回も1万円のカンパをしてくれました。

こういう人がいてくれるので、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアを10年以上続けてくることが出来たのだと思います。

心から感謝と共に感動させられます。

そしてこの活動を続けてきて良かったと思います。

心を新たにこれからも沢山の皆様に協力してもらえるように更に頑張っていきたいと思います。

ありがたいことに今年は坂城町にある坂城高校の田村先生から「3名の希望者がいるので宜しく頼む」という連絡がありました。

坂城町の山村弘町長さんも5年前からこの活動に大きな期待を寄せてくれていますので、きっと喜んでくれると思います。

今の日本は私が子供の頃からするととても豊かになりました。

リスナーの皆様には分からないかもしれませんが、私が小学生だった頃は、自転車さえなく物を運ぶのはリヤカーか荷車でした。

荷車は馬か牛に引かせるより多少小さいものを人間が引いていました。

勿論テレビなどもありません。

今の豊かな日本からすると歴史の世界にタイムスリップしたような社会でした。

それでも人々は希望に萌え、いい社会を作ろうと必死でした。

その時代の若い人達の気持ちをハングリー精神とか、ファイティングスピリットと言っていました。

今、私達のやっているハローアルソン・フィリピン医療ボランティアには、その頃の生き生きとしたフロンティアスピリットが息づいていると思います。

その証拠に普段何気ない生活をしている高校生が何も無いスラムの人達に触れ、自分がとっても恵まれていることに気づき、将来への夢がはっきりと見えてくるのだと思います。

来たれ!高校生達よ!!

2018年5月18日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

祐介先生、今週の月曜日はお疲れさまでした。

私と祐介先生は数年前より東京都日暮里駅前にある「太陽歯科衛生士学校」の 新一年生の授業として、歯科医学概論の特別非常勤講師を務めさせて頂いています。

「歯科衛生士」という素晴らしい職業を選択された生徒たちに、私たちなりに本当に 患者さんから求められている歯科衛生士とは何かということを、祐介先生が「歯科衛生士の役割」や「歯の大切さ」、私がハロアルのボランティアで学んだ「医療人としての心の在り方」を通じてお話しさせて頂きました。

「歯科衛生士」という仕事は「歯医者」のお手伝いのようなイメージを持たれがちですが、それはごく一部の内容であって、本来は患者さんの「命」を衛、大切な仕事で あることをお話ししました。

この番組でも私たちが楽しく健康で生きていくためには 自分の歯でしっかり噛むことが大切であることを何度もお話しています。

しかし、現実には歯を失うことが将来「寿命」にも影響するということを、皆さんが通院されている歯科医院でもお口の中をお掃除してくれる歯科衛生士さんたちからもそのようなお話をされる機会はとても少ないのではないでしょうか。

歯は食事をとるための単なる咀嚼器官ではありません。

よく噛むことで脳を刺激し、消化や免疫力を向上させる唾液の分泌を促し、運動や学力、成長や健康維持にとって なくてはならない大切な臓器です。

実際に全ての歯を失ってしまった方とそうでない方の健康寿命を比較しても歴然とした結果が出ているように、「食べる」という人間の 本能を司る歯を守るのは、私たち歯医者だけではなく歯科衛生士の最も大切な仕事と言っても過言ではありません。

そしてその大切さを祐介先生がお話された後、私は医療人として技術や知識の向上だけではなく本当に信頼される歯科衛生士になるために、人間力、心の向上に努めることの重要性を、ハロアルボランティアを通じてお話しました。

たった1本の歯ブラシさえも貧困によって買うことができず、大切な歯を次々と失ってしまうスラムの子供たちの支援を通じ「豊かさ」の本当の意味や恵まれた環境で生きることへの感謝の気持ち、 「医療人である前に、一人の人間であれ」というハロアル会長 林春二先生の言葉通り、 本当に信頼される歯科衛生士になるためには心を磨くことをお話ししました。

祐介先生、私たちの言葉は彼らにどのように響いたでしょうか。

私は講義で言いました。

スラムの現地で太陽のような笑顔で輝き、一生懸命歯ブラシ指導や歯石を取る先輩歯科衛生士の写真を一枚でもいいから覚えておいて欲しい。

そしていつかこの中の誰かがボランティアのバトンを受け取ってくれたらば本当に嬉しく思います。

そんな日が来るといいですね・・・。

2018年5月18日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長  関口敬人

インボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2018年5月18日は、ダイナマイト☆ナオキさん がゲスト出演しました。

祐介先生こんばんは ゴールデンウィークも終わり、私の地元栃木県那須ではあれほど賑わった観光地も、今ではすっかり落ち着きを取り戻し、田んぼに揺れる青々とした葉が一層さを引き立てています。

そんな楽しい連休の後、信じがたいような痛ましい事件が新潟で起こりました。

下校途中の小学校2年生の女児が何者かに殺害され、自宅近くの線路に遺棄された事件です。

その狂気的な内容とわずか7歳というが何故このような命の終わり方をしなければならないのかと思うと、本当に心が痛むと共に、今も尚どこかで犯人が潜んでいると思うと本当に憤りを感じずにはいられません。

しかし、祐介先生、連日テレビの報道を見ると、被害者の女の子の幼稚園の時のお遊戯会の映像が流れますね。

また、テレビ局はこぞって自宅近所の事件現場に駆け付け、元刑事や犯罪ジャーナリストなどが“うろうろ”、ああでもない、こうでもない、と話しているさまを見ると、私などはそこまでする必要があるのかと、何故か居たたまれない気持ちにさえなってしまいます。

確かに報道が犯人逮捕の一端をう意味は分かります。

しかし、あの映像ってそもそも誰が提供しているのでしょうか?

被害者のご家族とは到底思えないのですが、このような事件ではほとんどの被害者の過去の写真や映像がここぞとばかりに繰り返し報道されますね。

あれは何か意味があるのでしょうか。

「どんな人だったのだろう」という世間の興味はわからないでもありませんが、ご家族のお気持ちや、もし我が子であったらと思えば過剰な映像の繰り返しは見ているほうはあまり良い気持ちにならないのではないでしょうか。

祐介先生はどう思いますか。

一刻も早い事件解決を祈るばかりですね。

さて、最後に私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアからのお知らせです。

先日、いよいよ来年度2019年の活動に向けて今年の事務局編成が整いました。

今年は今までの経験者の方々のほかに新たに若い先生や各支部の担当も加わり、更なる活動に向けて全力で頑張っていこうと思います。

来年で14年目のハロアルの活動を迎えます。

初めてこの活動に参加をした第1期の高校生たちは今では30歳を超えお父さん、お母さんになっている人たちもいることでしょう。

また、卒業生たちの中では社会に出て一生懸命頑張っている人や、夢に向かって大学や専門学校で勉強している人たちもいます。

参加をした全ての高校生たちの現在を把握することは難しいですが、報告会に参加をしてくれたり、物資を送ってくれたり、様々な所で多くのOBやOGが協力をしてくれています。

今年も新たに高校生の募集が始まっていますが、ぜひ興味のある方は会ホームページや近隣の各支部にご連絡を頂き、一人でも多くのフィリピンのスラムの子供たちの為にご参加いただきたいと思います。

2018年5月11日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

振り返り

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2018-5-4 18:00

祐介先生こんばんは。

 昨日は祐介先生の診療室にお邪魔して先生の診療を見せてもらいました。

明るい雰囲気で患者さんも安心しきってとても良い診療でした。

開業してもう少しで2年になりますが、最初に診た患者さんは今どうしているのでしょうか。

いつも新しい患者さんを診るのも悪くないですが、先生のやった診療の結果を見ることも大切なのです。

それが次の患者さんに生かされます。

自分では最善を尽くしたつもりでも、結果が伴わなければ何にもなりません。

いつでも自分のやったことを見返りながら前に進むことです。

往々にして患者さんの協力が得られないために結果が伴わないケースも出てきます。

むしろ私達の技量よりこちらの方が結果に影響します。

 ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアも自分では最善を尽くしたつもりでも、メンバーが100人以上もいると色々な意見に右往左往させられます。

いつでもどんなことが起きてもいいように「ゆとり」を持って「こと」に対応していくことが大切です。

いっぱいいっぱいでは無理が効きません。

常にもう一歩が出せるように「ゆとりを持ってこと」に当たりましょう。

   ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは第1に、フィリピンスラムに住む人達への無料の歯科治療。

第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。

第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

最後の第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうという4つの柱でやっていますが、各々にスタートになったスービックから船で渡った陸の孤島「ナギヤントック」の思い出がしっかり生かされているでしょうか・・・・。

あれから14年の時が流れ、メンバーは5倍になりました。

歯科器材も驚くほど多くなり、今では抜歯だけだった治療も保存・歯周病・歯磨き指導・入れ歯の製作まで可能になりました。

こうしてみると治療も大きく変化していますが、スラムの人をいたわる気持ちはあの「ナギヤントック」と比較して「良くなった」と言い切れるでしょうか・・・・。

そして役員の皆さんは周囲の人にハローアルソンの素晴らしさを語って、仲間を増やしてくれているでしょうか・・・・。

もうすぐ15年が巡ってきます。

みんなで一区切りつけてこれからの対応を考えてみましょう・・・・。

 5月6日には長野支部では坂城町で第16回の子供フェスティバルでハローアルソンの報告をすることになっています。

沢山の物資を集めてくれた田辺希さん、山本風薫さん、中学生で参加してくれた横川明音さんの三人が協力してくれます。

高校生担当の佐野さんと桜井さん、それに木内さんが大きなパネルを作ってくれ、ビジュアル的にも素晴らしい報告が出来ると思います。

当日の様子はビデオに撮りますので楽しみにしていてください。

2018年5月4日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

 昨日はお疲れ様でした。

ゴールデンウィークの3日、私は今西先生の病院に治療のお手伝いに行かせてもらいました。

そこには私たちの恩師でもありこの番組でもお馴染みのハロアル会長 林 春二先生もわざわざ長野県から駆けつけてくださり、また、副団長の戸田先生や来年から新たにメンバーに加わって下さる鶴岡先生、そして林先生の次男であり、現在歯科大学の学生でもある康二君も参加をして、久しぶりに皆さんとご一緒させていただきました。

 林先生や祐介先生と一緒に診療をしながら、思い出せば15年前、初めて林先生にお会いした時「関口先生、患者さんが一番やって欲しくない治療は何か知っている?」と尋ねられ、「それは歯を抜くことだよ」と力強く、そして一点の曇りもなく投げかけられた時の衝撃と、自分自身の未熟さを改めて感じたことを思い出していました。

 そして、「歯科医師としての技術や知識の研鑽は幾らでもできる。

しかし、それに伴う人間性や心の研鑽はいったいどのようにやっているのだろうか」

「関口先生、一人の歯科医師の前に一人の人間でありなさい」

「一緒にフィリピンの恵まれない人たちのためにボランティアをやろう」と言っていただいたあの日を思い出しました。

 この番組では幾度となく「歯は命の源」「歯は決して抜いてはいけない」とお話しされています。

そして、たった1本の歯ブラシさえも買えずに貧困にあえぎ、大切な歯を次々と失うスラムの人たちの現状をお伝えしています。

 午前中の短い時間でしたが、先生たちと過ごした時間は、私の医療人としての初心を思い起こさせると同時に、私が目指すこの道の更なるの高さを痛感させ、とても貴重な時間を過ごさせていただきました。

林先生をはじめ祐介先生や今西歯科のスタッフ、そして患者さんたちに心から感謝いたします。

そして診療の後も久しぶりに林先生を囲みながら食事をさせて頂き、ハロアル高校生担当の大関さんも駆けつけてくださり、 今までの活動の反省やこれからの問題点などとても有意義な時間を過ごしました。

 最近とても強く思いますが、このハロアルの活動もある程度の「形」が作られ、多くの仲間が増え、それぞれが各担当を一生懸命頑張ってくださるお陰で「何事も無事に」行うことができます。

活動当初では考えられないほどの物資や器材、そして多くの参加者、協力者に恵まれ、素晴らしい活動を毎年行うことができます。

しかし、やはり、 この活動の原点でもある「1本の歯の重み」を歯科医師だけではなく参加してくださる方々にしっかりとお伝えし、それを通じて自らの生活や人間としての本当の心の豊かさを学ぶということをろにしては、やはり私たち活動もいつか世界的に有名な某団体のようになってしまいますね。

改めて今回、初めて患者さんに触れた時、初めて患者さんに感謝してもらった時、初めてボランティアに参加をし、涙を流したあの時の気持ちを忘れないようこれからも頑張っていこうと誓いました。

私にとってこの祝日は何ものにも代えがたい素晴らしい一日となりました。

2018年5月4日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは。

今夜はハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは、何が一番大切なのかということについて話してみたいと思います。

この活動は第1にフィリピンのスラムの人達に無料の歯科治療をする。

第2にこの活動で使うハブラシ・タオル・石鹸などを日本の皆様に呼びかけて集める。

第3にこの活動を通して日本人の優しさや思いやりを思い起こして貰う。

そして第4にこの活動に高校生にも参加してもらい、この活動をやっている大人達の姿を見てもらい私達に負けない優しい思いやりのある国際人に育ってもらうという4つの柱を基に活動をしています。

この4つの柱のどれも大切な活動なのですが、第2の柱、周りの人達に呼びかけてハブラシ・タオル・石鹸を集めること、更には第4の柱のためにカンパを呼びかけることが非常に難しいと思います。

「自分が困ってもいないのに、ハブラシ・タオル・石鹸を提供してくれませんかとお願いすること」が普段いばっている人に出来るのか・・・・。

更に自分の恥ずかしいという思いを滅して人様に協力をお願いすることが出来るのか・・・・。

普段なら自分を更にかっこよく見せたいと思わないまでも少なくとも普段以下には見られたくないと思うのが人情です。

この活動はそういう見栄やしがらみを越えたところに「本当の幸せ」があることを知ってもらう修行のようなものです。

マニラのスラムの人達を目の当たりにして涙する高校生、そしてその高校生の素直な反応に感動する大人たち・・・・。

これはこれでこの活動のです。

自分とはあまりにもかけ離れた生活を目にして、自分の中に眠っている「素直な心」、ある人はこれを「仏様のような心」というかもしれません。

リスナーの皆様の優しいお母様のようでありしみの心です。

自分の中に眠っていたこういう素晴らしい感性を呼び起こしてもらっても、それで終わってしまったら意味がありません。

その感動を身の回りの人達に素直に語ってくれたらいいのです。

飾る必要はありません。

素直に見たままを語ってくれたらいいのです。

その人があなたと同じ気持ちになるわけではありませんが、その中からあなたと同じ気持ちになってくれる人が必ずでます。

それ以上の人も出てくるから不思議なのです。

私はかつてこの会の関口団長に「先生が音叉になってなり続けると、必ず共鳴してくれる人が出てくるよ」と手紙を書いたことがあります。

今、関口先生の周りには立派な人達ばかりが集まっています。

もしもあの時、関口先生が私の話した「音叉」にならなかったら、今のハローアルソンはありません。

素直になることの大切さを実感した関口先生は修行僧から悟りを開いた様です。

しかしハローアルソンの話をしない人には一つも物資が集まってくることはありませんから喜びが湧きません。

つまりこの活動は素直にやる人とやらない人の差がはっきりと分かる活動で、自分から一歩を踏み出せば必ず道が開けることを証明してくれます。

皆様も周りの人に話してこの喜びを知ってください。

それが「本当の幸せ」だということが分かってもらえると思います。

2018年4月27日 医学博士・歯科医師 林 春二

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毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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