ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - ハロアル・レディオカテゴリのエントリ

祐介先生今晩は。

あの夏の日の暑さが本当に懐かしくなりました。朝夕は涼しさを通り越して寒いぐらいです。

我が家には妻の両親が一緒に暮らしていますが、そろって91歳になりますので昨日はストーブに火をつけてしまいました。
これから気温は日増しに下がって秋本番に向かい、食べ物もおいしくなり、美しい紅葉狩り(もみじがり)にと、楽しみが沢山増えています。

高齢者にとって季節の変わり目は身体にこたえますので十分気を付けてください。
もしも外出した時には、手洗いとウガイを徹底することで病気の予防に大きな効果があります。
「転ばぬ先の杖」油断しないでくれぐれも気をつけましょう。

自民党の新総裁に安倍晋三 元総理が決まりました。
5年前の自民党の総裁で、総理大臣の時に病気で途中挫折した過去がありますので、この難局を乗り越えられるのか心配です。あれから自民党は総選挙に大敗して野党になってしまいましたが、その総裁に返り咲いたのですから今度はしっかり頑張ってほしいと思います。

モンゴル出身の日馬富士(はるまふじ)が大相撲の第70代横綱になりました。
大関で二場所連続全勝優勝ですから文句のつけようのない昇進でした。おめでとうございました。横綱の地位を守るためには今まで以上に鍛えなければならないと思います。怪我に気をつけて精進して欲しいと思います。

これで東西に横綱がそろいます。モンゴル出身の横綱は3人目、大相撲は日本の国技です。一日も早く日本人横綱が誕生して欲しいものです。全てがグローバル化している今、そう考えられない私は了見(りょうけん)が狭すぎるのでしょうか・・・・。

ハローアルソンフィリピン医療ボランティア2013も、いよいよ佳境に入ってきました。

本部には林歯科診療所の空き地を借りて8畳二間の事務所兼倉庫ができあがり、今まで診療所に置かせてもらっていた物資を移動し始めました。これからは雨が降っても、寒い冬の日であっても心置きなく物資の整理が出来ます。

今回こうして長野県の援助が受けられたのは皆様のお陰で長年続けてこられたからです。心から感謝しております。これからも今まで以上に支援して下さい。お願いします。

それでは今夜の歯の一口メモです。

「よく咬むこと」はいいことだとわかっていますが、一口に「30回」咬むと言ってもなかなか大変です。

日本食の食べ方は「ご飯」を口に入れ一口か二口咬んだところに、さらに別のおかずを入れ、ご飯とおかずの合わさった味を楽しんで食べています。これを「口中調味(こうちゅうちょうみ)」といって、「えも知れない」味わいになる日本独特の食べ方です。

口の中には「一口分(ひとくちぶん)」どころか「何口分(なんくちぶん)」も入ってしまいます。しかし多くの人は、せいぜい5~6回咬むといつの間にか飲み込んでしまいます。ですから日本人の食事は早いのです。こういう食べ方ですと「一口30回咬み」は難しいので「一口60回以上」咬みして下さい。

そのためにも「歯」と「歯肉」を磨く「ハロアル磨き」で自分の健康な歯を守りぬくことが大切です。

2012年9月28日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

平成14年9月17日 あの日もこんな小雨降る日でした。私の医院も、もうといいますか、まだまだといいますか、今年の9月をもちまして10周年を迎えることが出来ました。

しかし、医療の世界は、一方では患者の病の根絶と治癒を願い、一方ではその病がなければ成り立たぬ因果な商売ともいえます。究極の理想ではありますが、10年の年月を費やしても未だ病の根絶までには至らぬ現状に、自分の技量不足を痛感しながら、それでも当院に足を運んでくださる皆様の為にこれからも誠心誠意尽くしていきたいと、気持ちも新たに11年目を迎える所存です。

また、この番組でお馴染みの林先生からは「迷ったら原点に立ち返り基本から見直す努力を忘れるな」という意味を込め「飛翔」というお言葉を頂きました。

私にとってこの10年間は本当にいろいろなことがありましたが、やはりこのハロアルボランティアとの出会いは人生を180°変えたといっても過言ではありません。

何も知らずただ自分の技術で恵まれない子供達を助けたい一心で参加をした1年目。

世界の現実と自分の力の小ささを知り、本当に私たちがやらなければいけないことを真剣に考えだした2年目。

団長の責務を任され、この活動の本質や意義を見つめなおし歩み始めた3年目。

そして、多くの参加者やリスナーの皆さんを始め全国の沢山の方々に支援、協力をしていただきました。フィリピンの貧困の現状から本当に人間として大切なものは何かという答えを求め続け、豊かさや優しさの意味をこのボランティアを通し、考えてきました。

しかし、いまだ道半ば。明確な答えの形を築けぬまま、目の前の道を歩む日々ですが、私にとって幸いなことはいつも私の周りには祐介先生を始め多くの仲間が支えてくれるということです。

先日も地元の悪友たちから大きな壁掛け時計を頂きました。そこには「更なる10年、20年をともに・・」とメッセージが添えられており、那須の山猿軍団にしては洒落たプレゼントだと感動しました。

林先生からのお手紙にこう書いてありました。

「医者や先生と呼ばれる人間は社会生活の中では特別扱いされ、どこに行っても優遇される。しかし弱い立場の人の為にボランティアをすると自分の足りなさに気づき、努力することの大切さを学ぶ」

まさに「我以外すべて師なり」です。

私の医院に毎月必ずお口のお掃除に来るたび、ハブラシやタオルを少しずつ持ってきてくださる方がいます。最近では自分の趣味で作った人形や切り絵をボランティアとして販売して欲しいと言って下さる方たちがいます。町のあちらこちらにハロアルの募金箱が設置され始めました。

しかし少しずつ大きく広がり始めた今だからこそ、歯ブラシ1本に思いを託し下さる皆さんのお気持ちを裏切ることのないよう、これからの年月を頑張っていきたいと思います。

いよいよ来年の活動まで5か月を切りました。今年も多くの参加者、高校生たちとの出会いがとても楽しみです。しかしもうすぐいよいよ40歳。お互い体に気を付け頑張りましょうね。

2012年9月28日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

人の道

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-9-21 21:00

祐介先生今晩は。

信州では暑かった夏の日は何処へやら・・・・、朝夕はめっきり肌寒さを感じるようになりました。空はどこまでも澄み渡り、夏の空にみられた入道雲はすっかり姿を消してしまいました。その代わりに帚(ほうき)ではいたような美しいスジ雲やうろこ雲が見られます。

先日診療に来た身障者の施設の理事長であると共に組合の会長をしている人から、「自分の知らない間に大切なことを事務局長が無断でしてしまった。幸い大きな問題はなかったがどういう風に事務局長に言ったらいいだろうか・・・・」という相談がありました。
その理事長は私の診療所に来る直前だったので、不愉快な気持ちを露(あら)わにして、「治療から帰って来てから話すから待っていろ」と、怒りをあらわにしてきたようです。

私は「ただ怒らない方がいいですよ。反発されるだけです。むしろ、ちゃんと自分が指示しなくて申し訳なかった。もしも間違いがあったり重複(ちょうふく)してしまったら先方に迷惑がかかるので、簡単なようなことでも必ず指示を仰ぐように話したらどうでしょうか・・・・。」と言うと、「そんなことでけじめがつきますかね」と不満げな顔をしていました。

その後日談です。
私の言ったように話してみたそうです。すると事務局長はわかりましたと言って重複してしまった施設にお詫びしてから理事長のところに来て、心から済まなそうに謝って、「これからは必ず指示を仰ぎます」と気持ちよく言ってくれたそうです。

怒られて気持ちの良い人はいません。怒るときはしっかり怒り、その代わりよく出来た時はほめることが大切なのだと思います。もしも怒るべきときに怒らなければ人は育ちません。逆に怒ってばかりでも育ちません。「飴(あめ)と鞭(むち)」ということわざもあります。「甘(あま)からず辛(から)からず」、程よい加減が大切なのではないでしょうか・・・・。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2013に参加する高校生の事前研修が始まりました。
今年の参加者の中には群馬県の新島学園高校の生徒会長がいます。
数年前にも高校駅伝で有名な佐久長聖高校の生徒会長黒岩君がいましたが、やはりこういう生徒のいる年の活気は違います。
保護者、高校生とフィリピン医療を支える会の3者面談でも今までにない意気込みを感じました。

この事前研修を診療中にすることは大変ですが何もかもが信じられないような世情の中で純粋な高校生に触れあえることはとても素晴らしいことです。
私達自身の向上にも大きな効果があると思います。

それでは今夜の歯の一口メモです。

当診療所では「一口30回咬み」を始めました。まだ5日ばかりですから何とも言えませんが、沢山咬むことで唾液も多くなり、いつもの食べ物が全くと言っていいほど違って感じられます。食べる量も普段よりは少なくなっているように感じます。
この効果については順次報告していきます。
しっかり咬むためには「歯」と「歯肉」を磨く「ハロアル磨き」で自分の健康な歯を守り抜くことが大切です。

2012年9月21日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

先日のハローアルソン・フィリピン医療ボランティア 事前会議 お疲れ様でした。

16日の日曜日から19日の4日間、私達は団長の私を含め、副団長 岡山県きもと・まなべ歯科クリニックの木本先生、そして現地活動責任者でもある祐介先生の3人で、フィリピン・マニラに来年度の活動を円滑で更なる有意義なものにするために、現地スタッフと共に事前会議をおこなってまいりました。

私達のハロアルは毎年最も過ごしやすく、雨期の少ない2月に現地に行き、医療奉仕活動、物資支援活動をおこなっています。

そして毎年有り難いことに参加者が少しずつ増え、特に私達の活動の4本の柱の一つである、高校生の参加が今年は30名を超える応募をいただきました。そのため、現地では大型バス2台を要し、活動場所へ向かう道中やボランティア活動中の安全面や大人数で食事の際、使用する場所やその内容等の衛生面での問題点など、この活動が始まった当初数十名でおこなっていたときよりも、多くのチェック項目が浮き彫りになって来ました。

人数が多くなればそれだけの活動効果は期待できますが反対に特に海外でのこのような場所での活動は多くのリスクを伴う場合もあります。勿論、ボランティアというものは求められるものに臨機応変に対応し、ましてや海外、スラムという特種な場所での活動は、日本と同じような価値観、常識はまるで通用しません。

しかし、このハローアルソンが最も大切にしている「沢山の人達からほんの少しの優しさを分けて貰う活動」と言うのはやはり「安全」という言葉からは切っても切り離せないと考えています。命がけで全てをなげうつボランティアの奉仕の精神もとても尊いものですが、元来人間が持つ優しさの心を紡ぎ合わせ、また、運命と言うにはあまりにも過酷な環境で生きるフィリピンの子供達から、何不自由なく生きる私達日本人が考え、学ばなければならないことを共に共有する活動を目指しています。

私達が今回訪れた日、大きな台風がマニラを直撃するといわれていました。

現地のメンバー達と夕食を終え、街を歩いていると雨が降る道路沿いに止めてある車の後ろから突然1人の男性が近寄って来ます。「マネー・プリーズ」「マネー・プリーズ」私はその姿を見て絶句しました。その男性の両足は腰下から無く、異常に細い突起物が飛び出しており、両手で地面を這いながら私達に近づいて来るのです。

通常ストリートチルドレンがお金や物売りを要求した場合はそれに応えることは良くはありません。そのお金が犯罪組織に渡り薬物売買の資金となりうるからです。しかし、障害を抱えているというよりも、雨が降れば店の軒下で眠り、一日中、一生、この場所で物乞いをしなければ生きることの出来ないこの男性に私は思わず500ペソ(日本円で1000円)を渡しました。その時の男性の喜びと驚き、感謝に満ちた笑顔を私は一生忘れません。そして「良いことをした」と言うよりも何とも言えない切ない気持ちになりました。

私達が向かう国の光と影は日本人の到底理解しがたい現実を突きつけます。

今年もまた多くの仲間と共に悩み、考え、自分に何が出来るかを見つめていきたいと思います。

2012年9月21日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

秋の空

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-9-14 23:00

祐介先生今晩は。

夏には見られなかった高く澄んだ空、朝夕の風の涼しさの中に秋の気配が感じられます。

軽井沢には白くをたなびかせる浅間山があります。美しい山で見る人に安らぎを与えてくれる名峰です。その山肌は活火山特有で一本の草木もありません。そのため山肌は季節ごとに色を変えて、みる人を楽しませてくれます。秋になるとまるで夕日に当たっているかのように赤く染まります。最近山肌が夏の青い色から赤く染まり始め秋が近いことを知らせています。

ロンドンオリンピックに続いて開催されたパラリンピックも無事終わりました。
日本選手の活躍は多くの人々に感動をくれました。
頂いた感動をこれからは自分の生活に生かしていきたいと思います。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2013も残すところ5か月足らずになりました。
高校生の事前研修、参加者全員が東京で行う全体会議、年が明けると間もなく現地でのボランティア、そして3月30日になると「ハロアル報告会」と行事が目白押しに続きます。

報告会は4月の中旬に行っていましたが、次回は半月ほど繰り上がりますのでこの準備も大変になります。報告会の入場料1000円とここで使う報告集を1冊300円で買ってもらって、この代金が次年度の高校生カンパに繰り入れられます。

毎回沢山の皆さんに協力していただいて、この活動を12年間続けることが出来ました。
参加してくれた高校生は今回の高校生を合わせると130名に上ります。卒業生の中にはこの活動を通して自分の進路が決まり、すでに医療機関で働き始めた看護師さんも数人います。うれしい限りです。

今年はこれらの高校生に近況を報告してもらったり、フィリピン医療ボランティアをいつも思い出してもらえるような取り組みを考えています。

その一つが高校生向けのハロアル新聞で本会の近況を伝えたいと思います。

「をすれば影がさす」という言葉があるように私達がいつも高校生の話をしていれば高校生の方から近づいて来てくれるのではないかと期待しています。

それでは今夜の歯の一口メモです。

最近歯の必要性がとても大きく扱われるようになりました。
歯は生きるために必要な咀嚼機関ですからとっても良いことです。歯がなければ自分で栄養を取れなくなってしまいます。歯でしっかり噛んで十分唾液を出す人は余り太りません。それは食べたものが血液に取り入れられ満腹中枢が刺激され沢山食べなくてもおなかがいっぱいになるからです。そのためには柔らかいものではなく「硬いもの」か「パサパサした物」がいいのです。そいう食材があまり出回っていませんので工夫して食べるようにして下さい。
そして「歯」と「歯肉」を磨く「ハロアルみがき」をしっかり行って下さい。

2012年9月14日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

庭の芝には朝露が落ちはじめ、夏の猛暑日の寝苦しさも嘘のように日に日に私の地元栃木県那須塩原市では朝夕に涼しさを増してきました。
稲穂も収穫の時期へとその実をぎっしりと太らせながら頭(こうべ)を垂れ始めている様(さま)を見ると、暑い暑いが口癖のようになっていた夏の日が少しずつ終わりを告げるのを感じずにはいられません。

私は個人的にはこの季節の変わり目が特に日本の情緒を感じます。隆盛を誇った木々の青々とした葉が少しずつ色めく秋の季節や、その身を一枚、一枚、土に返す冬の季節などは何とも言えない「わび、さび」を感じます。このような所にも日本人に生まれて良かったと感じる所ではないでしょうか。

さて、いよいよ来週より、私と祐介先生、そしてこのハロアルボランティアの副団長でもある岡山の木本先生の3人で、来年度のハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの事前会議に現地マニラへ行って参ります。

この事前会議には現地で活動を共にするチームの責任者や各地域の代表の方々とお会いしてどのような活動を先方が求めているかを確認し、出来るだけ要望にお応えするために念入りに話しあいを行います。

また、毎年80名近くの方々が参加をされますが、やはり最も大切な「安全面」での問題を重点的に話し合います。食事や宿泊するホテルの部屋、活動場所はもとよりそのトイレの場所や大型バス2台での移動の際の先導車、護衛車の要請等も行います。

私達ハローアルソンでは「安全で楽しい活動」「絶対に無事に帰国すること」を第一優先に考えています。

命がけで全てをなげうってボランティアに勤しむ方々も素晴らしいですが、この活動を知っていただき、全てに満たされ恵まれた社会で生きる私達日本人の生活を見直しながら、自分にできること、人間が本来もつ優しさをほんの少しずつ分けてもらい、それを紡ぎ合わせる活動を目指しています。

それにはこの活動に参加される方々がまず「ボランティアって楽しい」と感じていただけるように、そして「もう一度参加をしよう」「もっと他のことにも関心を持ってみよう」と、ボランティアのバトンを繋げられるようなハローアルソンでいたいと考えています。

今、日本の周辺地域では領土問題で中国や韓国と大変な軋轢を生じています。

毅然とした外交と絶対に領土を守る国家としての気概が求められている中、中国では反日デモが広がり個人的な日本人への暴行なども報道されています。領土問題は大変重要なことです。このままでは益々溝が深まるばかりです。

しかし、長年私たちのボランティア活動をサポートし、共に協力し合っている現地のメンバーはほとんどが中国の方々ばかりです。お互い自分の国の問題ではなく、フィリピンの貧しい子供たちの為に知恵と勇気を出し合い、互いを尊重し尽くします。
これを私達は「愛」と呼んでいます。月並みな表現ですがこの「愛」こそがもしかすると世界中で生じる私達人間が作り上げる問題の答えなのかもしれません。

たった70億しかいない人間が宇宙でたった一つの星に住んでいる。やはり私達のこの手は、武器を持ち拳を上げるために存在せず、両手をしっかりと繋ぎ共に生きる為に使いたいものですね・・・

2012年9月14日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2012年9月7日は、ミュージシャン 一穂さん がゲスト出演しました。

赤とんぼ

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-9-7 21:00

祐介先生今晩は。

夏の空でギラギラと輝いていた太陽が青い空に変わったと思ったら、一気に涼しくなりました。暑さに悩まされた今年の夏も終わりに近づき赤トンボが舞いはじめ一抹の淋しさがこみ上げてきます。

パラリンピックの選手たち、ヤングなでしこ、侍ブルー日本の皆さんそれぞれ頑張ってくれています。悔いのないように、さらに上を目指して頑張ってほしいと思います。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2013に参加する高校生もほぼ決まり、これから選抜された地区の歯科医院で事前研修が始まります。この研修では普段見たこともないような器具に触れ、スタッフ間のコミュニケーションの基本を学ぶことになります。

なんでそんなことをするのか不思議に思う人もいるかと思いますが、言葉や習慣の違う外国で自分の身の安全を図るには「自分」と、このボランティアに参加する「仲間」しかいません。

ボランティアの現場は日本のような静かなところと違って雑音の多い、広場のような所で屋根がないこともあります。自分の意思を相手に伝えるには大きな声しかありません。もしも大きな声が出なかったら危険にさらされることもあります。ですから大きな声を出すのは「恥ずかしい」、「かっこ悪い」というのではボランティアはとても出来ません。基本をしっかり身につけてもらって、始めて現地で安全に活動できるわけです。

参加する高校生は幾つもの県にまたがっていますから、幾つもの歯科医院が事前研修に当たります。そのためこの一番大切な「声だし」がどうしても徹底できませんでした。高校生に悔いのないボランティアを経験してもらうために今年はこれを重点目標に据えたいと思います。

早いもので本会に参加された高校生も100名を超え、今回の高校生を入れると140名以上になります。この高校生が参加出来るのは多くの皆さんにカンパをしてもらっているから成り立っているのです。しかし帰国後高校生の協力状況をみると必ずしも満足のいくものではありません。これではカンパをしてくれている皆さんに申し訳が立ちません。

そこで今回から帰国後に本会に協力できない人は「個人負担」してもらうことにしました。そのためにも今まで以上に徹底した事前研修を行い、高校生に迷惑がかからないようにしていきたいと思います。

それでは今夜の歯の一口メモです。

今日治療に来た患者さんが「歯が抜けたままだと認知症になりやすいですか」と聞くものですから、尋ねると、おじさんの歯が抜けたままだそうです。
認知症の人は健常者より歯が少ないことがはっきりしています。歯が抜けたらなるべく早くに入れ歯を入れ下さい。咬む効果がそれだけで上がります。
しかし自分の歯に勝るわけがありません。自分の歯の健康を守るのは歯磨きの道具ではありません。「歯」と「歯肉」を磨く「ハロアルみがき」が一番です

2012年9月7日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

もう完全に異常気象という言葉を越え、この天候が今の日本の通常気象になっていますね。

毎日熱い残暑と日中は30度を超える日々が続き、今日などは、「白露」すなわち、夏から秋へと季節がかわり「露」が落ち始める節目の日にもかかわらず、毎日各地でゲリラ豪雨、ゲリラ雷雨の被害が聞こえてきます。

「天災なのだから仕方がない」という声もありますが、地球温暖化が進み世界中の氷が海水に流れ出しその増加した海水がまた雨や落雷をもたらしているのでは。あと十年で北極海の氷が全てなくなり、地球の自転の遠心力が一番影響を及ぼす赤道直下の国々では半ば海に沈みかけている国々もあります。「人災がもたらす天災」により自らの未来を苦境に立たせている責任を私達人間は本当に考えているのでしょうか。昨年の国際会議では世界最大CO2排出国であるアメリカ・中国・インドなどが反対し、「4年後に新しいルールを作り、さらに5年後から実行する」という結論をだしました。

私1人では冷暖房の温度調節や、電力の使用制限などでしか日々の生活において実行できるものはありませんが、世界中の代表が集まった会議で、偏った国々への配慮をし、このようなばかばかしい結論しか出さないのであれば、もはや地球の未来は一層の闇に包まれてしまいます。夕方どこからともなく現れる黒い雨雲、ゴーゴーと降り続ける大粒の雨が、この地球(ほし)の悲鳴と怒りの叫びに聞こえるのは私だけでしょうか・・・

さて、最近はもっぱらの話題は民主党も自民党も選挙一色ですね。民主党が政権をとり、更に過去5年間でいったい何人の総理大臣が替わっているのでしょうか。もう、こうなったら私も立候補したろかな。こんなむちゃくちゃな国ありますか。たった1年数ヶ月前におこったあの大震災も一切報道から影を潜め、未だ仮設住宅で暮らす人々など誰もその現状を口にしません。「原発反対」「原発推進」いろいろな意見があってしかるべきですが、時の与党でしかもその政策の責任の一端を担う元宇宙人総理大臣までもが民間団体に混ざり首相官邸前でシュプレヒコールを挙げているのですから、もう笑うしかありません。

私の地元にも「指定廃棄物最終処理場」の候補として約9000トンの受け入れ要請がありました。様々な意見があります。しかし、私個人の意見は「賛成」です。反対する気持ちも分かります。でももうダメなんですよ。自分たちの事だけを考えては。あれだけの人間が犠牲になり、未だ沢山の人達が苦しんでいる現実を、日本人全員で分かち合わなければ、本当にこの国の未来は無くなります。自分たちの生活、自分たちの健康、自分たちの地域経済、確かに大切です。しかし昨年の大災害がもたらし、教えられた絆の意味を本当に未来に繋げこの国の明日を考えるならば、戦後を支え、堪え忍び今の日本を作り上げた先人達のように、今、生きる私達が礎になり本当の絆のバトンを繋げなければならないのではないでしょうか。

その未来の為にも是非、本気でこの国を導く気概のある我が国の代表の出現を願わずにはいられませんね・・・。

2012年9月7日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

“Paraplegia Olympics”半身不随という語源から始まり、現在は、“Parallel Olympic”(平行)を意味する「もう一つのオリンピック」パラリンピックがいよいよ始まりました。

パラリンピック発祥の地、ロンドンでの開催ともあり、オリンピックに負けず劣らずの盛況で、障害を背負った人達の正に血の滲むような努力の末、繰り広げられる選手達の一生懸命な姿に、健常者も障害者も越え、全ての人達に真の勇気と感動を与えてくれますね。

しかし、やはりというか、これが日本の報道レベルの次元の低さというか、言葉では「応援」しているかのように見せかけても、全くといって良いほどパラリンピックの競技中継はありません。本当に残念で仕方ありません。

24時間も放送時間を使い、マラソンとお笑い芸人のくだらない内容を「ボランティア番組」と呼び、あたかも日本中が注目しているかのように「なんとか48」のアイドル卒業をこぞって、しかも国営放送までもが放送するならば、何故、脳性麻痺、全盲、視聴覚障害、等の選手達が体力の限界を超え必死に立ち向かっていく姿を中継しないのか。
あれほどオリンピックの時に朝から晩まで騒ぎ立てたのに、あまりにも露骨に違いすぎるではないでしょうか。本当にいい加減、嫌になります。

北京でも完全優勝を遂げた車いすテニスの国枝選手やパラサイクリングの藤田選手などメダル有力候補と言われる選手もそうですが、障害を負い、その裏で想像を絶する葛藤と努力を積み重ねてきた選手達の姿を是非応援したい。
私は以前1996年アトランタパラリンピックに出場した、男子視覚障害陸上の柳川選手の一言が忘れられません。

「目は見えなくても、夢は見られる」

ロンドンでの選手達の活躍を心から応援しましょうね。

さて、私達の「ハローアルソン・フィリピンボランティア」もいよいよ来年2月の出発まで残り半年となりました。

現在、全国から高校生が30名近い応募を頂き厳正な審査をさせていただいている真っ最中です。

募集を希望した高校生達は履歴書と志望動機をまとめた作文を提出するのですが、皆一様に、「困っている人のために何かをしたい」「自分に出来ることを頑張りたい」とボランティアに対する意気込みを描いてくれています。中には将来、医療関係に進み世界の貧困に取り組みたいと夢を抱いている子もいれば、勉強、運動もあまり得意ではないけれど、自分に出来ることがきっとあるはずと、志をたて、応募してくれる子もいます。

「夢を見る」とても素晴らしいことですね。

私達が訪れるフィリピンのスラムの子供達は、「生きること」「生きながらえること」を夢見ています。しかし、その現状を知った同世代の日本の若者達がその夢を支えたい、助けたいと夢見てくれる。13年前、涙を流し、血だらけになりながら日本では治せるはずの大切な「歯」を失いながら、「サラマッポ・ありがとう」と微笑む子供達の切ない世界の現実が今、少しずつ、何不自由なく暮らす私達日本人の心の中に何かを芽生えさせ、花開こうとしています。

このハロアルレディオをお聞きのリスナーのみなさん。
何もかもはできなくても、何かは出来るはずです。歯ブラシ1本に思いを込め、是非ご協力のほどよろしくお願いします。

2012年8月31日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

ボランティア参加者募集

高校生ボランティア募集要項 医療従事者および一般 募集要項 活動についてのお問い合わせ

歯ブラシを集めよう!

  • 歯ブラシ(新品)
    ※ホテル等の使い捨てタイプも可
  • タオル・てぬぐい(新品)
    ※サイズ不問。粗品タオルも可
  • 固形せっけん(新品)
    ※液体ソープは不可
  • 鉛筆・ノート・クレヨン・色鉛筆
    ※使いかけも可

支援物資・カンパ送付先
歯ブラシ回収箱ダウンロード

メインメニュー

ブログカテゴリ一覧

ブログカレンダー

« « 2019 1月 » »
30 31 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 1 2

新着ブログ記事

新着ニュース&リリース

ボランティア活動報告(抜粋)

活動理念「四本の柱」

  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

リンク