ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - 林春二先生からのお便りカテゴリのエントリ

祐介先生こんばんは。

フィリピンではマニラ南方60kmにあるタール火山が噴火し、マニラでも灰が降り大変な状況になっています。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの現地の最強の仲間である、ラハ・ソライマンロータリークラブのリッキーさん達が、既に現地に入り救援活動をしてくれています。

その際、今年の活動に使用するために送ってあるタオルを使わせて欲しいと、関口団長のところに連絡が入り、団長がすぐに許可を出してくれました。

私のところに団長からメールが入ったのが13日の10時でした。

すぐに物資担当の武井さんに連絡をとりました。

幸いなことに休日でしたので、スタッフの会計担当の木内さん、高校生担当の桜井さん、里見さんの4名が診療所に集まってくれ、今回参加者が機内に持ち込んでくれる手荷物10kgが3つ入るダンボール箱を4箱つくり、リッキーさんに送ってくれました。

緊急送付しなくても、ハロアル2020で使用する物資は活動できるだけ準備してあります。

ところが、ここに来てフィリピンのタール火山の噴火という緊急事態が起こってしまいました。

私達もできる限りのことをしようという考えで、今回の緊急事態の支援を始めました。

リスナーの皆様も、今まで以上に周りの人達に呼び掛けて、少しでも多くの物資を送れるようにご協力くださることをお願いします。

その他にもタール火山の被災者の方々にお米を支援するお金も必要です。

お一人お一人の金額は多くなくても結構ですので協力してください。

こちらも少しでも多くのお米が支援できるようにしたいと思います。

よろしくお願い致します。

振り込先は

上田信用金庫 御代田支店

普通口座 口座番号 4008865

名義 フィリピン医療を支える会 代表 林 春二

 ハロアル2020の出発まで残すところ20日になってしまいました。

ここまでくると5回の事前研修を受ける高校生も少なくなり、診療室から若々しい高校生の声も少なくなりました。

その分、患者さんから「頑張ってね」と優しい声をかけられる機会が増え、とてもほほえましく思います。

今年のハロアル2020はタール火山の噴火の推移を見ながら予断は許されませんが、こうして応援してくださる皆様方の期待に応えるためにも、更に念を入れて準備をし、出発に備えたいと思います。

日本に残られる皆様にお願いがあります。

今年の活動が無事終わり、スラムの人達に喜んでもらえる活動になるように、祈っていてください。

 

2020年1月17日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

正月を迎えたと思ったらもう10日です。

何と時の流れの早いことか・・・・。

昨年3月30日に行われた、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの報告会をもって“ハロアル2019”の活動は全て終わりました。

それから“ハロアル2020”に参加してくれる高校生の募集が始まり72名の高校生の参加が決定しました。

昨年10月から始まった事前研修も予定通りに進み、2月7日の出発に向けて滑走路に向かっています。

出発を2ヵ月後に控えた今年の1月1日、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに特段の配慮をし、報告会では常に舞台の左側に大きな花束を提供し続けてくれた佐藤二三江先生が永眠されました。

佐藤先生は、日本歯科衛生士会の副会長をされたり、現在、関口団長と祐介先生が講師をしている太陽歯科衛生士専門学校にも橋渡しをしてくれました。

直接スラムに行くことはありませんでしたが、こうして親身な支援をハローアルソン発足から15年に渡ってしてくれました。

また日本歯科新聞にも当会の活動の発表の機会を何回にも渡って支援してくれ、本会のPR活動や社会に公表する場を提供してくれました。

しかし病魔は先生の体を蝕みの別れになってしまいました。

あちらの世界でも、きっと周りの人達の幸せのために活躍してくれていると思います。

先生の安らかな休息と平穏な日々が続くことをお祈りし、私達ハローアルソンの活動の守り神になってくれることをお祈りします。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2020の出発まで1ヶ月を切りました。

この活動は、こうして沢山の人達に支えられここまで来れました。

これからも常に、謙虚に、コツコツと努力を重ねていこうと思っているところです。

今回は事前研修に来ていた高校生に、私が声かけをしているのを聞いた患者さんが取った行動について書いておきます。

この患者さんは20年来の患者さんで、いつ来ても感謝の言葉より苦情というか責めることばかりで出来れば触れたくないタイプです。

リスナーの皆様にとってもそういう人は一人や二人いると思います。

高校生に他の人から声をかけられたら、大きな声で「ハイ」と言うこと。

自分では言ったつもりでも相手に「小さい」と言われたら素直に「すみません」そして大きな声で「ハイ」と答えること。

これは怒られているのではなく「そうした方がいいよという激励の言葉なんだからね」と言うと、その患者さんも「本当にそうよ。こういう大切なことを学校では教えてくれないからね。頑張ってね」と声をかけてくれました。

自分の意思を伝えるとき、言葉の持つ意味は20~30%と言われています。

声の大きさ、強さ、口調や表情、態度でいくらでも表現できます。

それでも本当に大切なことは言葉にかないません。

ですから、他の人が聞いて気持ちよく「ハイ」と言う言葉はとっても大切なんだよと言うことを説明しています。

治療が終わった後でその患者さんが思いもよらない行動をとりました。

今まで積極的にこの活動に応援してくれていなかったのに、「高校生カンパです」と5,000円出してくれました。

嬉しいお年玉でした。

2020年1月10日 医学博士・歯科医師 林 春二

 祐介先生明けましておめでとうございます。


今年もよろしくお願い致します。

昨年の最終回にキョーヤさんが出演、久しぶりにキョーヤさんの元気な姿を見られて嬉しく思いました。

昨年はいつもより大きな災害がいくつもあり、大変な思いをされた皆様も多かったと思います。

今年は皆様にとっても輝かしい年になるように心掛けましょう。

今日1月3日現在で災害に遭っていませんが、例えこの瞬間に災害が起こってもアタフタしないで準備しておきましょう。

飲料水、非常食、寒さに耐えられる衣服、そして電気を使わなくてもよい反射式の石油ストーブと非常用の灯油を最低50リットル、これくらいは揃えておきましょう。

我が家では1週間に1日、「災害非難の日」として缶詰食、野菜の煮付、パンと牛乳だけを食す日にしています。

その都度古いものを遣って新しく補充していますから、いつ何があっても対応できるようにしています。

実際にはこんな日が来ないことが一番いいのですが、過去の日々がそんなことは無理なことを証明していますから、準備しておいて困ることはないでしょう。

山国信州でも佐久市と長野市で大きな水害に遭いましたので、全国どこであっても不思議ではありません。

「備えあれば憂いなし」という諺もありますので、他人事と思わないで自分のこととして肝に銘じましょう。

さて後1ヶ月でハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2020の出発になります。

今回で15回目ですが、同じような活動を過去に14回繰り返したというだけで、ハロアル2020が安全で安心できるような保障はどこにもありません。

常に「初心」に戻って「慢心」しないで「謙虚」に一人一人が努力しましょう。

そして2月10日に笑顔で活動を終了しましょう。

その為に関口団長と今西現地統括責任者は、昨年の活動が全部終了した御代田町での報告会から、今日まで一日も休まずにただただ皆さんの口から「良かったですね」と言う声を聞くためだけに365日頑張り抜いてくれました。

本当にありがとうございます。

団員の私達のできる事は、2月7日の結団式までケガやインフルエンザ、風邪にかからないように用心することです。

この1ヶ月がとっても大切な日々になります。

この活動を何年にもわたって支援してくださった人達のためにも、努力を重ねていきましょう。

それが「素直になって」「素直に聞いて」「素直に実行する」ということで、この会の最も大切な実践課題です。

令和になって初めて迎える正月です。

今年の目標を「素直」に据えて、どんなことにも反抗しないで、素直に頑張りましょう。

その結果は周りの人から「素晴らしい人」だねと言われます。

そういう人が、家庭でも学校でも職場でも社会でも、もっと大きく言うと世界でも望まれているのです。

夢を抱くことは素晴らしいことです。

しかしその夢を実現するためには、足を地に着けて一歩一歩しっかり歩を進めることが大切なのです。

本年がハローアルソンのチームにとっても、皆様にとっても良い年になりますように心を込めてお祈り申し上げます。

2020年1月3日 医学博士・歯科医師 林 春二

 

祐介先生こんばんは。

先週の土曜日は私達の勉強会、飛翔会出席ご苦労様でした。

この勉強会も、今年で8回目になり演題も盛りだくさんで、内容もとても充実してきました。

最初の頃は写真も不完全で、内容も臨床ケースよりも指導や知識を充実させるようなものが多かったように思います。

しかし回を重ねるごとに内容も充実し、臨床でやっている症例報告が多くなり、今回は数年にわたる経年症例が増えてきました。

この勉強会には他にない特徴があります。

専門家にとって理解できるだけでなく、患者さんに参加してもらうこともあります。

この治療が患者さんにとっていかに素晴らしいかを聞いてもらいます。

歯科以外の職についている人が参加してもわかるように“専門用語”はなるべく使わないようにしています。

これは社会との接点を大切にしているからです。

例えば、「部分義歯」は「部分入れ歯」または「小さな入れ歯」、「プラーク」は「歯の汚れ」と言う表現をします。

「汚れ」と言うと「食べかす」と思う人もいますので、更にこの汚れは「細菌の塊」でとっても不潔なことを説明します。

これならどんな人でも分かってもらえます。

こういう心がけが講演会の時にも分かりやすく、よく理解してもらえる話術になるのだと思います。

祐介先生は毎週ラジオで話をしていますから、上手くしゃべれるのは当たり前ですが、祐介先生と関口団長が同じ会場で話していても、プロの祐介先生の話術に劣るような場面を見たことがありません。

むしろどちらかがプロなのか分からないほどです。

これは勉強会や講演会の講師をしている時だけに限りません。

二人とも歯科医師として立派にやっているだけではありません。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアを15年間もやり続け、しかも団長として、現地統括責任者として常に100人以上の人達をまとめ上げ、指導してくれています。

参加しているだけでも沢山の経験を積むことが出来るのに、メンバーのケガや病気の心配をした上で100名の命を守る努力をしているのですから、人間的に素晴らしくなって当然です。

これが社会人としての評価になります。

この評価が現実の社会の中で、しっかり活用できているかどうかが問題になります。

繰り返しですが、100人の命を預かっている上に、この人達をまとめあげるところこそが、社会人としての役割を果たすことに繋がるのです。

これこそが、私がいつもお願いしている「歯科医師である前に社会人たれ」ということです。

二人とも、本当にこの言葉のよき理解者であり実践者です。

理解は出来ても、実践に結びつけることはものすごく大変です。

「【言うは易く行うは難し】口で言うことは簡単だが、それを実行することはむずかしい。」という諺の通りです。

人の言うことを「素直になって」「素直に聞いて」「素直に実行」できる人になって欲しいです。

2019年12月27日 医学博士・歯科医師 林 春二

 

祐介先生こんばんは。

 師走に入ったと思ったら今夜は20日。

今年も10日を残すのみとなってしまいました。

“光陰矢のごとし”と言いますが、過ぎ去ってしまうとアッという間のことになってしまいます。

準備に準備を重ね、それこそ寝ずに準備したとしても、当日を迎えてしまえばアッという間の出来事だったかのようになってしまいます。

 明日はハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの中心的なメンバーが参加する飛翔会です。

関口団長とスタッフ、今西先生とスタッフ、そして茨城県の根本先生、長野県からは大石先生とスタッフに私と当院のスタッフ達が集まって、この一年間のケースを振り返ってみる予定です。

今回の目玉は、先日亡くなった中曽根康弘元総理大臣付のジャーナリスト本田優先生が「炉辺(ろばた)談話(だんわ)」と題して話してくれることです。

患者さんにばかり接していると、つい忘れてしまいがちな「社会人としての常識」を思い起こすには、他の職種についている人の考えを聞くことが大切だと思います。

あまり仕事や趣味だけに熱中していると「何とかバカ」と言われることがありますが、私達歯医者にとっても同じです。

極めることは大切ですが、「木を見て森を見ず」と言うようにならないようにしなければならないと思います。

 ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、歯ブラシ・タオル・石鹸を集めるために周りの人達の応援を受けています。

その上フィリピンスラムに一緒に行ってもらう仲間を見つけるのは大変です。

しかしスラムで感じとった大変な状況、そこで一緒に活動した仲間のこと、一緒に行った高校生の姿、どれを話してもきっと話を聞いてくれる人たちの胸を打ちます。

何人かの中には一緒に行って活動したいと思ってくれる人が現れます。

そして申込書を書いてもらうと喜びは最高に膨れ上がり、天にも昇りたくなります。

たかがボランティアに参加してくれるか、してくれないかで大げさだと思うかもしれません。

実際にそうなのです。

しかしこの喜びや感動はやってみないとわかりません。

やった人だけが分かる感動なのです。

フィリピンまで行ってくれる仲間だけではありません。

自分がお願いして、歯ブラシ1本もらっても同じです。

周りの人に恥をしのんでお願いして、その願いが叶った時はどれもこれも同じ嬉しさを感じることが出来ます。

 私はこんな時いつも「ボランティアの神様ってすごいな」という思いに駆られます。

恥ずかしい、面倒くさい、大変だ。

忙しくてそんな暇は無いなどと言ってないで、チョット声をかけるだけで宝くじに当たったかのようなご褒美をくれるだけでなく、今まで以上に「もっと頑張るぞ」という前向きなやる気をくれるのです。

例え歯ブラシ1本でも、石鹸1つでも、タオル1枚でも全く変わりありません。

しかし、仲間の参加や高校生の参加が得られた時は全く次元の違った、この上ない幸せを感じられます。

きっと「血の通った命がある人に思いが通じた時は別格なんだよ」という神様からのおぼしめしだと思います。

2019年12月20日 医学博士・歯科医師 林 春二
 

祐介先生こんばんは。

 12月8日ご苦労様でした。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2020に参加してくれる大人が90名出席してくれた全体会議、とても壮大でした。

 当日の資料をまとめてくれた関口団長、せきぐち歯科の皆様と渡邊愛人先生、本当にご苦労様でした。

完璧な資料を作ってくれ本当に感謝です。

またそれぞれのセクションで説明してくれた先生並びに歯科衛生士の皆さん、日常の診療に追われているのに要領よくまとめてくれ本当にありがとうございました。

各々担当してくれた皆様のお蔭で全体会議もスムーズに進行でき、午前10時に始まった会議も午後5時までびっしり詰まった日程を、時間内に終了できました。

ボランティアに行くつもりでいたメンバーが、こうしてスタートの時点で既に沢山の人達の支援を受けなければ、現地のボランティアをすることが出来ないことを知ってくれたと思います。

つまりボランティアをしてやるという思い上がり、傲慢さは打ち消されたのではないでしょうか。

そしてスタッフの皆さんは、何でこんな大変なことを毎回やらされるんだろうという思い上がり、傲慢さは、初参加の沢山の人達がいてくれたお蔭で昨年以上のチームが出来、その皆さんにハローアルソン・フィリピン医療ボランティアがやってこれたことを伝えられ、嬉しさが湧き上がったと思います。

すると大変どころか、むしろ有り難いなという感謝の心、つまり謙虚の心にならせてもらえたのではないでしょうか。

 この活動は「素直になって」「素直に聞いて」「素直に実行する」だけで皆さんの人間力を更に向上させてくれ、職場や学校で、なくてはならない素晴らしい人にさせてもらえるのだと思います。

 今回初めて参加してくれる長野県の二人は、職場に帰って
「とても明るくて元気がよくて、まるで部活のようだった。

役員の皆さんも特別参加の高校生もとても熱い人達でびっくりした」
と上司に伝えてくれたようです。

自分達の出す声が大きな影響力を出してくれることを、ハロアルメンバーは十分に知っていると思いますが、新しい参加者にこういう感動をしてもらえただけで、とってもうれしくなります。

 それでは今夜の歯の一口メモです。

 インフルエンザの猛威が次第に大きくなって来ました。

これから更に広がっていくと思います。

年末は肉体的にも、精神的にも一年の疲れがドッと出る時期です。

その上、飲み会やパーティーで肉体を酷使することが多くなり、さらに肉体がボロボロになったところにインフルエンザウィルスが待ち構えているのです。

大概の人はこれでダウンしてしまうかもしれません。

しかし一日3回以上、5回でも7回でも歯みがきをする人はインフルエンザにかかりにくくなります。

罹ったとしても10分の1ですみます。

しっかりうがい、手洗い、歯みがきを励行してください。

その時、歯だけでなく歯肉をしっかりマッサージするハロアル磨きがいいのです。

2019年12月13日 医学博士・歯科医師 林 春二
 

祐介先生こんばんは。

 本格的な冬の寒さになってきました。

ここ数日は霜が降りていたと思ったら、今朝はうっすらと雪が降っていました。

リスナーの皆様も、風など引かないようにしてください。

特にインフルエンザには注意しましょう。

手洗い、マスクの着用、うがいは当然のこととして、一日三回以上の歯みがきもしっかりやってください。

これでインフルエンザにかかる率、罹患率と言いますが10分の1になります。

「備えあれば憂いなし」という諺(ことわざ)がありますが、諺だけに飾っておかないで、「実践すること」が大切です。

 明後日の日曜日ですが、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2020の全体会議です。

今年は両国の両国ステーション西ビルで行います。

高校生は各支部で面接や事前研修をやっていますが、高校生以外の一般の大人の初顔合わせになります。

専門職の皆さんはわざわざ事前会議をしなくても分かっている、以前にも参加したから分かっていると思っている人も少なくないと思いますが、それは以前のことで、今年のやり方や昨年の反省を踏まえて「2020の活動に向かって」の注意点は、全員が初めて知ることになります。

つまり初めて参加する人と一緒です。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、この「知っている」「分かっている」という慢心の心を、徹底的に排除して新鮮な気持ちでやる心を養うことが、他の多くのボランティアとは一線を隔(かく)す点だと思います。

 次にハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、海外ボランティアであるにも関わらず「現役の高校生が参加する」と言う点にあります。

歯科医の中には、なぜ危険なスラムに、しかも医療現場に高校生を連れて行くのかという人がいます。

高校生は大人と違って、まだまだ完全に責任がとれる能力は持っていません。

しかし、私達以上に体力や吸収力、応用力は素晴らしいものがあります。

大人になってしまっては、なかなか素直に人の言うことが聞けない人も少なくありません。

その為に自分の能力を発揮出来ないで現状に甘んじているのです。

ところが高校生は、「素直に聞き、実行」出来ます。

この活動に参加する前と後では雲泥の差になります。

笑顔にしても最初はぎこちなかった笑顔が、オリンピックの金メダリストのような満面の笑顔が出来るように変化します。

この違いを実感してもらいたいのです。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは第1に、スラムに住む人への無料の歯科治療。

第2に、ハブラシ、タオル、石鹸を周りの人達に呼び掛けて協力してもらう。

第3に、この活動を通して優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

第4は、この活動に高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらう4つの柱で活動しています。

実はこの活動は「素直になって」「素直に聞いて」「素直に実行」するという努力義務が課されています。

これを実行できたメンバーは「世の中の人格者」と言われるような地域になくてはならない「やさしい」「思いやりのある」「素晴らしい」日本人になってもらえると確信しています。

2019年12月6日 医学博士・歯科医師 林 春二 
 

祐介先生こんばんは。

 先日の月曜日、関口団長、愛知の加藤先生と3人で滋賀県近江八幡市にある岡山小学校に講演に行ってきました。

早朝 新幹線で関口団長とハロアル2020に向けての幾つかの問題を検討しながらの旅行でした。

静岡駅を過ぎた頃、富士山の頂上に笠がかかりものすごく感動的な富士山を眺めることが出来ました。

「早起きは三文の徳」のことわざ通りでした。

新幹線はのぞみだったため、京都まで行って琵琶湖線に乗り換え近江八幡市に向かいました。

8時半に駅に着き改札を出たところで、愛知から来る加藤先生を待つ間にトイレに行くと一階にあるトイレのドアが完全に開いていて、私の目にもハッキリと汚物が付着しているのが見え分かりました。

「朝から運がいい」光景に出会ってしまいました。

実際に使いたい人、特にお腹の調子が悪い人にとっては迷惑だと思いすぐに戻って駅員さん(女性でした)にその旨を伝えると、「トイレの管理は市役所なんですよね。伝えておきます」と素っ気無い対応でした。

そうこうしている内に、近江八幡には一番近い加藤先生が到着しました。

タクシーで学校に向かう途中で峰岡先生から「先生どちらですか?」電話がありました。

もうすぐ学校に着きますと言うと、「学校が新しくなったので迷っているかと思いました」と心配してくれました。

学校に到着すると、校門の所で待っていてくれました。

真新しい素晴らしい校舎の前に待っていてくれた女神様のような峰岡先生と熱い熱いハグをさせてもらうと、峰岡先生も両の手に力を入れてくれ、一年の時間の流れはアッという間に埋め尽くされてしまいました。

 真新しい音楽室には100人以上の5年生がいっぱいに待っていてくれ、まず最初に関口団長が「友人の大切さ」を話しくれました。

続いて加藤先生はフィリピン医療ボランティアについて詳しく説明してくれました。

私は、この活動の時高校生にお願いしている「素直になって」「素直に聞いて」「素直に実行すること」の大切さを話させてもらいました。

これはボランティアに限らず、物事が上手く秘訣とも言えます。

5年生が学校の先生の言うことを、「素直になって」「素直に聞いて」「素直にやってくれたら」全員が100点満点になるはずです。

栃木県、愛知県そして長野県の人が滋賀県に行かせてもらっているのは、人間として一番大切な三つの秘訣を届けたいからです。

近江八幡岡山小学校の皆さん、元気で楽しい学校生活を送ってください。

そして峰岡先生をはじめ全ての先生の皆さん、お身体に気をつけてよいお年をお迎え下さい。

2019年11月29日 医学博士・歯科医師 林 春二
 

祐介先生こんばんは。

 早いものですね。

2019年の正月を迎えたら、もう今年もあと12月を残すだけとなってしまいました。

2019年は“平成の時代”から“令和”になり新鮮な気持ちにさせられた人も多いのではないでしょうか。

先頃は“大嘗祭(だいじょうさい)”も滞りなく済み“祝賀(しゅくが)御礼(おんれつ)の儀(ぎ)”も好天に恵まれ、素晴らしいパレードを見ることが出来ました。

そして昨日は伊勢神宮に向かわれる両陛下の姿がテレビで放送されていました。

出迎える人々の笑顔もとても素敵でした。

沢山の皆様から台風19号被災のお見舞いいただきありがとうございます。

床より上まで浸水された家はすぐには使えませんので、これから寒さが厳しくなる信州はとても心配です。

一日も早く仮設住宅を建ててもらって、寒さに立ち向かえるようにして欲しいと思います。

雪の降る前にドロや水と共に流されてきたものを片付けないと大変です。

それには何と言っても沢山のボランティアが必要になります。

一人でも多くの皆さんのボランティア宜しくお願いします。

 ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2020は、今回も73名の高校生をむかえ、来年の2月に向け事前研修の真っ只中です。

診療室の中で響く高校生の若々しい大きな声は、とても明るく頼もしいです。

どちらかと言えば暗いイメージの室内が、高校生の声でとても明るくなり、やる気が充満してきます。

患者さん達の顔にも笑顔が浮かびます。

 この活動はスラムの人達の「無料の歯科治療」だと考えているかもしれませんが、そうではありません。

このボランティア活動をやることによって、皆様の中に眠っている「日本人の優しさや思いやり」を思い起こしてもらうということ、「大人達の言動、言葉や行動で高校生に日本の大人の本気になった姿」を伝えたいということのほうが主体なのです。

真剣に取り組む大人の姿は、高校生達に素晴らしい姿として映るのでしょう。

いつの頃からか、高校生達から「かっこいい大人」とそれまでに無い評価をしてもらえるようになりました。

ボランティアだけでもしないよりしたほうがいいに決まっていますが、こうして真剣にやるためにフィリピンのマニラのスラムの人達の歯科治療があり、そのための物資を集めることがあります。

これは高校生でも、一般の人でも、もちろん歯科医にも出来ることです。

他の人がやりたがらない骨折り損のようなことですが、やっていると“本気度”が増してきます。

そうなると他の人から見ると、真剣さが格別に違ってきて、「かっこよく見える」ようになるのです。

“万里の長城”も一つ目の石積みから始まり、やがて宇宙からも見えるほどの人工物になるのです。

困った時の“神だのみ”では、物事は成就(じょうじゅ)しないことを心に銘(めい)ずるべきでしょう。

2019年11月22日 医学博士・歯科医師 林 春二
 

祐介先生こんばんは。

 先週はハロアルレディオに出演させてもらいました。

祐介先生の最初の頃を知っているだけに、796回を越えた放送は経験に裏づけされた語りを安心して聞いていました。

 ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは第1に、フィリピンスラムに住む人達への無料の歯科治療。

第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。

第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

最後の第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうという4つの柱で海外医療ボランティアをしています。

この放送のスタートと同時にスタートしました。

  それは「アルソン君」当時10歳の男の子の生えたばかりの前歯4本を抜かなければならなかった祐介先生が、その後アルソン君は「どうしているだろうか」という思いと、「アルソン君のように歯を抜かなければならない子供が出ないように歯ブラシを集め届けよう」という思いからこの活動名にしました。

それ以前は「フィリピン医療を支える会」として高校生と一緒に恵まれない人たちを救う活動でした。

 楽しい「クリスマス」が近づいてきました。

クリスマスと言えば「クリスマスプレゼント」です。

スラムにもクリスマスは来ます。

スラムの人達だって「クリスマス」という言葉も知っていますし、「クリスマスプレゼント」という言葉も知っています。

しかし、その日生きるのに精一杯の人達にとって「プレゼント」などとても叶わない夢です。

関口団長や祐介先生がサンタクロースに扮してクリスマスプレゼントを届けた年もありました。

子供達がとても喜んでくれたことを思い出します。

 最初の頃は全く知りませんでしたが、何年か経ったとき「スラムの人達は友人や親にプレゼントするために歯を抜いている人がいる」ことを知りました。

その話を聞いたとき、涙が流れてどうしようもなく悲しい思いと、自分の歯を抜いてまでも人のことを思う優しさを知りました。

今は無くなってしまったナギヤントックでのことです。

関口団長は歯が痛い時はどうするのか婦人に聞くと、こめかみをこすって「痛いの痛いの飛んで行けと神に祈るだけです」と答えられた話をしてくれました。

また祐介先生は10年経ってこの活動に区切りをつけてもいいかなと思い始めた時期に、事前調査に行って帰国する朝のことです。

ホテルの上層階の窓から道路を見下ろしていると、一台の車の前に二人の子供がトコトコ歩いて来たそうです。

何をするのかなと見ていると、ボンネットの上に溜まった水滴をお姉ちゃんが四角柱になるように切ったペットボトルに集めて、その水で弟の顔を洗いました。

その姿を見て、この活動はまだまだ続けた方がいいなと、改めて思ったという話をしてくれました。

このおねえちゃんの行動も、祐介先生の気付きも、まるで神様がそこにいて気付かせてくれているように感じました。

2019年11月15日 医学博士・歯科医師 林 春二

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  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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