ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

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旧盆

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2019-8-16 12:00

祐介先生こんばんは。

旧盆で田舎に帰って懇親と先祖供養に当てられた皆さん、久しぶりに会えた人たちとの再会はとても心が和んだと思います。

どんなに便利な社会になったとしても、故郷や昔なじみとの再会は心が弾むものです。

しかしそんな楽しい時であっても、自然の力にあがなうことは出来ません。

台風10号は異常に勢力が強く、所によっては1,200mm以上の雨を降らせるようです。

特に関西・中国・九州地方での影響が強く、新幹線の運休、旅客機の欠航が早々と決まってしまいました。

本来ですと15日を移動日と決めていた方もたくさんいたと思いますが、14日中に繰り上げて右往左往させられたことと思います。

何もしないうちに大きな被害を受けるより、何でもやって空振りになるほうがずっといいと思います。

先週も書きましたが、人の言うことを「素直になって」「素直に聞いて」「素直に実行する」人はそういう人で、危険を難なく回避できる幸せ者になります。

一方で上の空で人の言うことを聞いている人、素直に実行できない人が被害を受けて不幸せ者になってしまいます。

台風の時「波打ち際に行かないで下さい」とか「外に出ないで下さい」と放送しているのに、危険な場所に近づいて命を落としている人がその代表格の人で、人の言うことを「素直に聞けない」「素直に実行できない」人です。

人の命は地球より重いと言われていますが、その命を落とさなければ人の言うことを理解できない「あわれな人」になってしまいます。

あと2、3日故郷で楽しい一刻を過ごせたかもしれませんが、その逆だってあるのです。

一刻の快楽を求めるよりもまず命を大切にして、これから先何年にも渡って楽しいことが出来るほうがいいに決まっています。

同じようなことが全国高校野球の地方大会でもありました。

投手の「将来を無事に迎える」ことを選んだ監督。

一方で限りある高校球児の「甲子園への今を取る」のかということです。

今の一瞬に一喜一憂することも大切ですが、長い将来にわたって活躍できる方が大切なのは言うまでもありません。

そうは言っても一瞬にして輝き消えてしまう花火や、波が岩にぶち当たって消えていくに惹かれる心も分からないわけではありません。

日本人の好きな「侘び」「さび」の心境だからだと思います。

それでは今夜の歯の一口メモです。

私達も可能な限り予防に徹して、限りある命を大切にしたいものです。

そのためにも「歯は命の源」健康な身体には健康な歯が宿ります。

「歯」と歯を支えている「歯肉」にしっかり刺激を与える歯肉マッサージで歯を健康に保ちましょう。

2019年8月16日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

一昨日の夜、テレビの画面に「浅間山爆発」というテロップが流れました。

すぐに新宿荻窪で開業している片桐一奈先生からメールが入りました。

すぐ外に出て浅間山のほうを見ましたが、真っ暗で何も見えませんでした。

すると防災放送が始まり、現在情報を収集しているところだというアナウンスの声が暗闇の中で響いてきました。

片桐先生は毎週末に林歯科診療所に応援に来てくれていますので心配だったのだと思います。

私はすぐに家に入りメールを送りました。

「夜ですからよく分からないけれど、音も火も見えないので大丈夫だと思う」と・・・・。

しばらくするとテレビでも次々と浅間山噴火が告げられ、レベル1がレベル3になっただけで私達の家までは影響が無いことがわかってきました。

ご心配頂いた皆様、本当にありがとうございました。

今回の噴火を通じてどんな些細なことでも人から寄せられる思いや声かけが、どんなに大きな救いになるか身をもって知ることが出来ました。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアにこのことを置き換えてみると、私達がリスナーの皆様や周囲の人達に呼びかけて歯ブラシ・タオル・石鹸を集め、フィリピンのスラムに住む人達に届ける行為、スラムの人達に袋づめにした物資を一つずつ大切に手渡す高校生の行為、高校生達が上から目線でなくやさしい笑顔で、しかも大きな声で「どうぞ日本の皆様からの贈り物です」と伝えると、嬉しそうな笑顔と「サンキュー」という声が響きます。

その声がその日暮らしのスラムの人達にとってどんな大きな喜びになっているのかよくわかります。

それにしても暑い日が続いています。

テレビやラジオでも熱中症にはくれぐれも注意するように呼びかけていますが、それでも沢山の人が救急搬送されています。

7月29日から8月4日までだけでも18,347人に上ります。

夏の水難事故やこうした命に関わるようなことを防ぐには「人の言うことを素直に聞き、素直に実行することがいかに大切か」ということを教えてくれているように思えて仕方ありません。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは「素直になって」「素直に聞いて」「素直に実行する」ことが、当たり前のように出来る人間になれる人達の集まりになって、周囲の人達から「この人達は違うね」と言われるように努力していこうと思います。

それでは今夜の歯の一口メモです。

歯医者さんでどんな大切なことを言われても、やる気が無ければ無駄になってしまいます。

病気になる前の予防が本当に大切です。

歯ブラシや歯みがき粉がどんなにいいものでも病気は防げません。

歯と歯肉をしっかりマッサージして、自己免疫力を高めることが大切なのです。

2019年8月9日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

日照不足で悩まされた7月の前半の天気はどこへ行ったのでしょう。

下旬から8月にかけて35℃を超す熱帯夜です。

本当に天気は気まぐれで、悩まされている皆さんが多いのではないでしょうか。

一昨日を持ってハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2020の高校生募集が終わりました。

各地からの最終結果は分かりませんが、本部の長野県の方には昨年より多い47名が申し込んでくれました。

これもリスナーの皆様のご支援あってのことと心からお礼します。

ありがとうございました。

初めて参加する人は、世界に目を向けて新しい自分を発見したいという人たちですが、2回目の人はそういう思いでやったけれども自分の力を発揮し切れなかった人がもう一度チャレンジしたいという人で11名もいました。

どちらの人達もこのチャンスを前向きに捉え、世界貢献できる自分になりたいという思いは一緒です。

以前の自分を変えたい、新しい自分を見つけたいということが「チェンジ」であり「チャレンジ」です。

同じチェンジやチャレンジでも、その時の状況によって全く違ってきます。

状況が悪くなってからでは手遅れになることが多く、結果も伴わないことがあります。

一方で、今は問題無いけれど、次の手を打っておくこともチェンジの一つです。

前者はどうにもならなくなってやるのですから、やらざるを得ないのに結果はどうなるか分かりません。

ところが後者の方はやらなくてもいいのにやってみるのですからユトリがあります。

多少の問題が生じても好転するのを待つことが出来ます。

このユトリは何ごとにおいても大切で、周囲を見渡して最高の状態になるのを待つことも可能になります。

ですから失敗することは無いでしょう。

私達ハローアルソンは高校生募集にしても、物資の提供をしてもらうにも、最低一年間のスパンの中で考えてやりくりしていますから、スタートが多少早かろうが遅かろうが問題になりません。

ましてや一年365日の中の1日なんてどうにでもなるのです。

これはやがて現地活動に行っても予定通りになるなんていうことはほとんどありません。

むしろ予定通りに行かないことの方が多いくらいです。

それでもアタフタしないでやり抜けるのは、この一年かけて準備の上に準備しているからなのです。

それでも時には想像を絶するような出来事が起こらないという保障はありません。

「その時はどうするか」ということですが「無理をしない」ということです。

だから事前研修や事前の全体会議が必要なのです。

普段やっていないことが上手くいくはずありません。

無理をしないで撤退することです。

一年かけてイメージを膨らませ、あれやこれを15年前からズーっとやってきているのですから、その枠にはまらないようなことは起こりようがありません。

それでも起こったとしたら素直に降参し撤退します。

2019年8月2日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

甲子園目指して高校球児の熱戦が繰り広げられ、ひたむきな姿が感動を生んでくれます。

7月も下旬になり梅雨明けになった地区もいくつか出ていよいよ夏本番。

開放的で楽しい季節、身体には十分気をつけて楽しみましょう。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2020に参加希望の高校生が申込書を持って来てくれています。

31日までには時間がありますが長野県の申し込みは昨年を若干上回りそうです。

中に今年2月に参加してくれた高校生も何人かが応募してくれ、「昨年は初めてのことでビックリして十分な活動が出来なかった」ことが挙げられています。

この問題は、私達高校生担当者が高校生の事前研修の在り方について問われているのと同じです。

大きな声で受け答えする。

何か言われたら大きな声で「ハイ」と答える。

分からないことは大きな声で聞いてもらう。

慣れない作業で怪我をしないように診療の手順や患者さんへの挨拶を徹底してもらう。

そして一番大切なのは、の高校生達のために高校生カンパに協力してもらうように呼びかけをすることです。

もともとこの活動に高校生が積極的に関わることは難しいと思われていますが、そんなことはありません。

口の中を懐中電灯で照らしてもらうこと、患者さんを誘導してそれぞれのブースに案内してくれること、そして治療が終わると薬を投与するために薬ブースに案内してくれること、患者さんに渡す歯ブラシ・タオル・石鹸を一つの包みにして準備すること、強いて言えばこの物資を日本の皆さんに呼びかけて、一人当たり10kg(歯ブラシ250本、石鹸50個、タオル40枚)を集めて現地まで持って行ってもらうことなど数え挙げたら数えきれないほど色々やってくれます。

高校生の任務はこれだけではありません。

事前に5回以上各支部に事前研修に行き、トータル10時間以上の研修を受けること。

その期間にレポートを3回以上提出、現地では毎夜マニラミーティングで自分の夢を語り、帰国後は1週間以内に感想文を提出、3月の末には本部の御代田町にあるエコールみよたの会場で300人以上集まる人達の前で発表と盛りたくさんのスケジュールが待っています。

文句を言わず黙々と頑張ってくれる高校生達は私達ハローアルソンの宝です。

この高校生達と一緒にボランティアが出来ることが、私達にとってどれほど大きな力になるか関口団長や祐介先生は気付いてくれています。

リスナーの皆さんもどの部分でも構いません。

心を込めて続けると大きな感動に満たされていく経験をしてみませんか。

そしてお金のために人の命を奪ったり、自分の欲望のために人の命に危害を加えるようなおろかなことが避けていくような人間になって欲しいと思います。

それでは今夜の歯の一口メモです。

「歯は命の源」だと信じている私達は不幸にして自分の歯を失ってしまい「入れ歯」のお世話になった人が、命を支えるために使用した「入れ歯供養」もしています。

診療所に届けてくれたら入れ歯の供養をします。

2019年7月26日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

今年の梅雨は長雨で大変です。

東京では20日間一日に3時間未満の太陽にしか恵まれず、雨にたたられ農作物にも影響が出てしまいました。

被害にあわれた全ての皆さまにお見舞い申し上げます。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、スラムに住む人達への無料の歯科治療と、現地で使うハブラシ・タオル、・石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらっています。

なぜこの活動を始めたかというと、フィリピンのスラムに住んでいる恵まれない人達に、歯ブラシ1本でも、タオル1枚でもいいから協力して欲しいことと、この活動に協力してもらっている皆さんに、「周りの人から喜んで協力してもらえる人になってもらうためのトレーニング」にしてもらいたいからです。

私は歯医者ですから、通院してくれる患者さんにスラムの人達に届ける歯ブラシ・タオル・石鹸をお願いしています。

私だけでなくスタッフの誰かが「お願いします」とか「ありがとうございました」と言う明るい声を出しています。

診療所ですから、「お大事に」とか「どうしました?」という声が普通ですが、「お願いします」と言うのは歯ブラシやカンパを患者さんにお願いしている声。

「ありがとうございます」と言うのは患者さんが、歯ブラシやカンパをしてくれた時に協力をしてもらって感謝をしている声です。

歯医者だからこの活動が出来るのではありません。

一般の主婦であっても、びっくりするほど沢山の物資を10年以上届けてくれる人もいます。

「やる気」の問題なのでしょう。

それぞれの職場で、それぞれのお願いの仕方で構いません。

当院ではこの活動に限らず、様々なボランティアに参加していますが、みんなが力を合わせてやりくり出来たら「もっとすごいことが出来た」と思います。

しかし実際にはどんな時もスタッフ全員がやりくりして協力してくれることはありません。

つまり『本人のやる気を変えることは、誰にだって出来ない』ということです。

それでもこうして20年以上続けてこられたのは、「やる気スイッチをON」にしてくれたスタッフと、こんな私達なのにやる気スイッチをONにし続けて協力してくれている皆様のお蔭です。

今年もとっても嬉しい人に逢うことが出来ました。

11年前に石垣島の方に引っ越ししてから、「一年に一度」歯のチェックに通ってくれています。

私は診療所に来る人全てに「参加する高校生のためにカンパしてもらえますか」と声をかけさせてもらっています。

数年たったある年のこと、「先生、私はカンパをしてはいけないんでしょうか」と聞かれました。

「そんなことありません。

誰だっていいから協力してもらいたい」と言うとバッグの中から白い封筒を出し、「私にも協力させてください」と手渡してくれました。

聖子さんと言いますが、ホッとした優しい笑顔が素敵でした。

封筒の中には1万円が入っていました。

以来今年まで1万円カンパしてくれています。

昨年まで本永さんという苗字で書いていましたが、お名前を「聖子」さんと言います。

とても清らかな素晴らしい神々しい人です。

2019年7月19日 医学博士・歯科医師 林 春二

梅雨の雨

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hayashi 2019-7-12 12:00

祐介先生こんばんは。

梅雨の雨が降り続いていますが皆さんお元気でしょうか。

今朝テレビでは、東京の7月の日照時間がたった5時間だと伝えていました。

これから桃のおいしい時期になるはずなのに、日照不足で実らず病気も発生しているとのことでした。

桃に限らず全ての農作物に影響が出ていると思いますが、こんな時こそ今の自分を見つめなおすいい機会と捉え生活のあり方を考えて見ましょう。

“地球温暖化”とか“異常気象”などと言われて、だいぶ時が経っていますが、リスナーの皆様はこの間、どんな工夫をしてきたでしょうか。

「誰かがやるだろう」「どこかの国がやればいい」という他人任せでは絶対に解決しません。

一人一人が主役になったつもりになって、自分の実践していること、自分のアイデアを発表してもらい「なるほど」ということがあったら聞いた人はすぐにやってみましょう。

それが「環境問題」では一番大切なことです。

日本の1億2千5百万人が1億2千5百万通りのアイデアを出したとしても、実行してくれる人がいなければ何も変わりません。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアがスタートした時、メンバーの2人の歯科衛生士が町内のホテルや県営、町営住宅を回って歯ブラシの協力をお願いしてくれましたが、集まったのは“2,000本”だけでした。

それでも2人が頑張ってくれたお蔭で2,000本集まったのです。

もしもこの2人が声をかけなかったとしたら1本ずつ出してくれてもたった2本に過ぎませんでした。

始めはたった2人でしたが、周りの人達に呼びかけてくれたためにこのフィリピン医療ボランティアの活動が広がったのです。

ちなみにハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2019以降に集まった歯ブラシは35,000本です。

毎日スタッフが患者さんに声をかけているかというと、そんなことはありません。

患者さんたちがそれぞれ工夫して持ってきてくれているのです。

の歯ブラシは、基本時にはハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2020でも使いますが、その他にもフィリピンに台風が上陸するたびに、歯ブラシだけでなく石鹸・タオルを届けています。

それもこれも皆さんが一年中、歯ブラシ・タオル・石鹸を届けてくれるからでとても感謝しています。

こうなるまでには14年の歳月が流れてしまいました。

それでは今夜の歯の一口メモです。

むし歯や歯周病は予防しようと思えば予防できます。

しかし、歯並びの悪さや咬合力のコントロールは予防して、予防できるわけではありません。

これなどは歯科医院で治療してください。

予防できるのは、歯と歯肉をしっかりマッサージし予防しましょう。

予防できない矯正治療などは保険で出来るように制度を変えていきましょう。

2019年7月12日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

九州地方の皆さん、先月末から4日まで続いた雨大変でしたね。

被災された皆様に心からのお見舞いを申し上げます。

天気予報では、この先まだ雨があるようです。

気を抜かないでくれぐれも注意してください。

今夜は関口先生も出演しますので、祐介先生と二人の話を楽しみにしています。

前回の放送で祐介先生から、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに、スラムの皆様がとても喜んでくれ、どうしてもハローアルソンに来てもらいたいという地区が8年先まで予約がいっぱいだという話がありました。

本当にうれしいです。

スラムの人達へのボランティアですから様々な国から様々なグループがボランティアに入っていると思います。

残念ながら私達には、どんな団体が「いつ」「どの地区に入って」「どんな内容の」ボランティアをしているか全く分かりません。

ですからボランティアの内容が重なってしまうこともあると思います。

もしも直前にどんなボランティアがあったのか分かると、もっと喜んでもらえるように考えるのですが、それが出来なくて残念です。

私達のモットーは「自分がしてもらって嬉しいものを届ける」ことにしています。

そして「どうせやるのだから、人のやれないようなことを」「それも誠心誠意でやろう」という心意気でやっています。

ですから1年かけて、それこそ一生懸命に歯ブラシ・タオル・石鹸を集め、一定量になり次第ポンセ家とリッキーさんのところへ送って管理してもらっています。

直前になって慌てて品そろえをしたり、数を合わせるようなことはしていません。

ですからスラムの人達は他のボランティアでもらう品々やお米とは一味も二味も違う「思いやり」を感じてくれるのだと思います。

それともう一つハローアルソンが大切にしているのは、協力してくれる人達に「必ず報告する」ということです。

「ボランティアに協力してもいいけれど、どうしてくれたのか分からないから嫌だ。」という声をよく聞きます。

私達はそういうボランティアはしたくありません。

皆様が提供してくれた物資を、どんな仲間によって、どんな地区のどういう人達に提供してきたか必ず報告しています。

その年のボランティアが終わった翌月の3月に報告会を開き、その年のボランティアに参加してくれた全ての仲間が、自分の気付いたことを原稿用紙3~4枚にまとめ、その報告会でその年の報告集として報告会に参加してくれた全ての人、当日参加できなくても1万円以上カンパしてくれた全ての人に報告集を届けて、次の年のボランティアのスタートを切ります。

それでは今夜の歯の一口メモです。

最近はどこにいても、身の危険にさらされるような事態が頻繁に起きています。

こんな時こそ原点に立ち返って自分の本来持っている底力「自己免疫力」をもう一度鍛え直しましょう。

それが歯と歯肉を磨くハロアル磨きです。

2019年7月5日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

・・・・と言っても、祐介先生はフィリピンですね。

いや今夜帰って来ていますかね。

マニラ近郊で行っているハローアルソン・フィリピン医療ボランティアとは別に、マニラから遠く離れた貧困地区のケアご苦労様です。

ボランティアとは不思議なもので、一つ始めると次々と水が湧き出るように、付随したボランティアが出てきます。

その中でいかに自分達にあったボランティアをやっていくかということになります。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは、2011年東日本大震災の直後に現地に歯ブラシや医療品を届ける活動、翌年1年経ったところで、福島県に福島原発事故で故郷を追われた葛尾村の皆さんへ入れ歯の診療に、そしてその翌年2013年に宮城県の南三陸町に歯科診療と、ボランティアの帰途たちを受け入れやすくするために田んぼの中の小石を片付けに、そしてその翌年2014年、再び福島県の葛尾村に歯科診療に出かけました。

その後2016年熊本地震の被災者に義援金20万円を届け、2018年西日本大豪雨のときは木本先生がいち早く現地に入ってくれました。

この他にも全国にある各支部近辺の福祉施設の様々なボランティア活動に参加してきました。

こうしてフィリピンの医療ボランティア以外のボランティアにも積極的に取り組んでいる中、昨年から関口団長や今西先生が中心となって、都市部から遠く離れた僻地のスラムというのか集落の貧困者への医療と物資の支援をしてくれています。

そもそもボランティアは特にお金を使わなければならないとか、特別な資格や技術が必要なわけではありません。

出来る事を出来るだけ誠心誠意やってもらえたらいいのではないでしょうか。

だから大人やお金持ちの特権などということは全くありません。

簡単に言ったら、目の前に落ちている紙くず一つ拾ってくれてもいいですし、余裕があったらその辺りに散らばっているゴミをいくつか拾ってくれてもいいのです。

その量や数でボランティアのししを問われることはありません。

そういうが対象であっても目の前で転んでしまった子供を抱き起こしてやっても立派なボランティアです。

他人が喜んでくれるなら、どんなことでも全く問題ありません。

やろうと思えば、いつでもどこでも誰にでも出来るため、「そんなことは俺だってやれる」と思っているだけでは、何もしない内に何日も過ぎてしまいます。

どんなことでもいいですから実際に身体を動かしてやってください。

それでは今夜の歯の一口メモです。

病気をしたり障害を持ってからでは手遅れです。

普段何も無い時から歯と歯肉をしっかりマッサージし、自己免疫力を高めましょう。

歯みがきを一日2回以上するだけでも、インフルエンザの罹患率は10分の1に下がります。

2019年6月28日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

山形県や新潟県の皆様にお見舞い申し上げます。

天気の変わりやすいこの時期。

更にそこに住んでいる皆様、高齢になられて余計に大変だと思います。

一人でも多くの人達がボランティアに参加してくださるよう心からお祈りしています。

こういう災害のある度に思うのですが、被災された皆様に、せめて10坪(30㎡)くらいの住宅を建ててやったらどうかと思います。

10坪というと全体で20畳ですから、トイレや風呂場で2坪とると、ダイニングのスペースに2坪、居間兼寝室に4坪、収納スペースに2坪でいっぱいいっぱいになってしまいますが、仮設住宅よりはるかに住み心地はいいと思います。

設計士の皆さん、災害の無い時にこういうプランを作っておいてすぐに建てられるよう既存の建物と共用出来るようにしておいてくれたら助かる人が沢山いるはずです。

危機管理とは何も無い時から準備しておき、いざという時にすぐに対応できる事を言うのではないでしょうか。

そんな小さな家に住めないという豊かな人は、50坪でも60坪でも自分の資金で家を建ててください。

自分のお金ですぐに対応できない人に光を当てるやさしさが欲しいのです。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは第1に、フィリピンスラムに住む人達への無料の歯科治療。

第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。

第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

最後の第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうという4つの柱で活動していますが、現地に行く2月の直前に準備するのではなく、その年の活動が終わった3月の末に報告会を開き、その年協力してもらった人達に、その年の活動した内容や協力してもらった物資がどのようにスラムの人達に手渡されたかを伝え、同時に次の年のボランティアへの協力をお願いし、一年をかけて物資を集め一定量(1箱30kg)に達したら、その都度現地の協力者のポンセさん宅とマニラ・ラハ・ソライマンロータリークラブのリッキーさんの倉庫に送ります。

1回の現地活動で300kgの物資を使います。

その他にスラムは台風の影響を受けやすい海辺に近いところにありますから、その救援物資にも使います。

何かあってから集めるのではなく、毎日のように患者さんが歯ブラシやタオルを持って来てくれますので、この物資についてはしっかり準備ができています。

今一番大きな問題は、年々増え続ける高校生をもっと減らしたらどうかという意見です。

私は基本的には反対です。

現在のようにわがままな人が増え、自分のことより他人のことを優先する利他の精神が忘れられてしまったかのような社会では、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアが実践している“利他の精神”を次の世代に伝える高校生への支援こそが私達大人のしなければならないことだと思います。

これこそがハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの危機管理なのではないかと思います。

2019年6月21日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

だいぶ暑い日が続いています。

そうかと思うと朝夕は気温が下がり暖房が欲しくなるような日もあります。

大自然は本当に不思議です。

私達がどんなに「あのせいだ」「このせいだ」と考えてみても、どうにも理解できないことがいくらでもあります。

しかしはっきりしていることは、人為的に傷つけたチェルノブイリの原発事故や、バブル経済のとき建てられたホテルが放置されて幽霊館のように建っている姿を見るとろしくなります。

30年近く経っても癒されるどころか、更に悪くなってしまうことも少なくありません。

2011年3月11日に起こった福島原発の処理はこの先どうなるのでしょうか。

全く分かりません。

地球の異常気象が叫ばれて久しいのですが、もしも私達の生活の中に問題があるとしたら少しでも取り除きましょう。

善いことをするのに誰にはばかることも隠す必要もありません。

かつてタバコについても「喫煙権」のほうがずっと強い時代もありました。

今では「嫌煙権」の方がはるかに勝り、喫煙者は肩身の狭い思いでいることでしょう。

しかし、これとて私が20歳前後に大学のクラブ内で交わした「禁煙」が50年以上の年月が経って、ようやく日の目を見たに過ぎません。

「良いことは良い。悪いことは悪い」という思いで、一人一人が真剣に変えていくことが本当は必要なのだと思います。

さて今月は「むし歯予防」の週間です。

むし歯は比較的早い段階から痛みを伴いますので、よほどの場合で無い限り手遅れになることはありません。

しかし歯周病は中期になるまで、気付かないことがあります。

注意していると、歯みがきのときわずかに出血しますので気付くはずです。

しかしこの位では痛みは出ません。

気付いたらすぐ歯科医院に行けばいいのですが、しっかり歯磨きするとある程度落ち着いてきます。

落ち着くだけで治ったということではありません。

この段階まで気付かない人は、血が出なくなると何も無かったかのように思ってしまい、注意しなくなってしまいます。

すると歯周病はこの段階から更に進行しますので、どんなに注意深く歯みがきをしてもすぐに治らなくなってしまいます。

それどころか糖尿病や心筋梗塞、脳梗塞の原因になり、一命を落としかねませんので注意が必要です。

少し前に女優の堀ちえみさんが「舌癌」の告知をしてくれました。

その後、しばらくの間、患者さんから私は「大丈夫でしょうか」という声が聞かれましたが、最近はほとんど聞かれなくなりました。

何かあるとしばらくの間は関心を持ってくれますが、すぐに忘れられてしまいます。

しかし命に関わるような交通事故や、いたいけないのいじめや虐待は、この世からなくなるまで忘れないで欲しいです。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに協力している人は、いつもコツコツ山登りのように額に汗して頑張ってくれる人達ばかりです。

令和の時代にもこの信念を貫きましょう。

2019年6月7日 医学博士・歯科医師 林 春二

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  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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