ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - 林春二先生からのお便りカテゴリのエントリ

心磨き

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-8-25 16:00

祐介先生こんばんは。

少し遅くなりましたが夏らしい暑い日が訪れてくれました。

大自然の影響は人間にはどうしようもない偉大な力があります。

もともと私は生き物が好きですから、庭の手入れや水撒きをしますが、乾燥気味の私の家は日照りが続くと、芝が一気に生気をなくしてしまいます。

大きな木の影に生えている苔の淡い緑色もすぐ白茶けてしまい、何とも味気ないものになってしまうので、朝夕の水撒きが欠かせません。

しかし、今年の夏は8月中旬まで雨が降ってくれたので、芝も苔も近年ないくらい生気を放ってくれています。

私がどんなに水を撒いても1時間もすればすぐ乾いてしまいますが、雨が降ってくれると少なくとも何日も持ちます。

自然の力の大きさ、素晴らしさを感じます。

今年の夏の長雨もようやく一段楽して豊作物の遅れを取り戻してくれるでしょう。

皆さんもたまには庭に出て、どこにどんな花があるか、いつ花を咲かせてくれるかじっくり観賞してください。
楽しいですよ!

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018の高校生面接が終わりました。

明後日の日曜日に東京で“高校生担当者会議”を開いて今回の応募者の中から現地に行ってもらう人たちを選抜させてもらいます。

応募動機については以前の番組で長野高校の田辺さんの文章を紹介しました。

前回の活動に同級生が参加しているのを知って今回の応募に踏み切ったことを切々と訴えており、なんとか参加させてやりたいと思います。

この思いは今年農家が太陽の恵みを待っている心境に似ていると思います。

こうした高校生のことについて、2017年3月21日に発行された「日本歯科新聞」の対談で私が話したことを幾つか紹介します。

「この活動に参加した3泊4日はかつて経験したことの無い充実、感動の日々を味わえました」と言う高校生の声。

そして「こういう活動が出来るかっこいい大人になりたい」というのは、この活動の根本に流れている人の“優しさ”と“思いやり”に触れるのが人間を成長させてくれるからだと思います。

最初の高校生が現れるまでには数年を要しましたが、一旦高校生が参加すると高校生は感受性が強く、他への伝播力も早く瞬く間に300名を超えてしまいました。

「一本の歯ブラシの提供を」がこの活動のキャッチフレーズですが、私は「歯磨きは心磨き」という考えで、高校生の集めてくれる歯ブラシには、歯を守る力だけでなく、私達の心も磨いてくれる不思議な力がこもっていると思います。

この思いをスラムの人に伝えられるようにしっかり活動しなければなりません。

この活動で診ているスラムの人達は、そこのスラムの最下層の下から500人を対象にしているのですが、この選抜でも人を掻き分けて自分が先に恩恵をという考えではなくて、「自分より先ずはあの人を」という人達です。

この活動を通して恵まれない人に豊かな国に住む私達が「人の道」を教えられているように感じます。

今年も高校生と感動的な活動をして、リスナーの皆様に一つでも多くの報告を出来るように頑張ります。

2017年8月25日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

先週の放送、キョウヤさんとのハロアル良かったですよ。

この日のようにゲストとの話にも「さすが祐介先生」という「品」を保ってください。

にぎやかなことはいいのですが、「がさつ」に聞こえると「軽薄」になってしまいます。

人にはそれぞれ「格」というか他の人とは違う個性があります。

これが人によっては許せることも、人によっては争いの種になることさえあるのです。

大分前になりますが、「真実の言葉」について書いたことがあります。

「真実の言葉」と言うのは、自分の行動を通して心から語る言葉だと言えます。

どんなに素晴らしいことでも他の人のやったことを雄弁に語っても心に響きません。

ところが自分のやったことは淡々と話しても、相手の心を打つ力強い力があります。

このことを以前番組の中で祐介先生が話してくれました。

私はあの日の話を今でもしっかり覚えています。

祐介先生の家の近くの「カツ丼屋」さんだったかと思います。

決してきれいではない店でした。

祐介先生はその店の味が気に入っていてよく通っていたのでしょう。

その店で、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの話を何度となく話していたようでした。

祐介先生は治療だけでなくどこでも熱くボランティアを話しますから、その時も私の前で患者さんに話をしている祐介先生を思い浮かべていました。

そんなにきれいでもないお店の主人が、祐介先生のやっているハローアルソンの役に立ててもらいたいと「白い封筒を差し出し」てくれ、家に帰ってみると3万円入っていました。

これこそが「真実の言葉」のご褒美だったと言えます。

祐介先生が語るスラムの人たちの話も、そこに一緒に行っている高校生のことも全て祐介先生自身が汗を流し、時には涙ながらに語る姿は一点の曇りもない「真実」だったと思います。

たかだか「カツ丼」一杯食べてくれている客が語る話に耳を貸そうが貸すまいがその人の勝手です。

ところが「真実の言葉」には全てを引き付ける強力な魔力、「ミラクルパワー」があるのです。

いつの間にか「3万円」と言う大金を祐介先生に預けたくなるようなスーパーパワーになっていたのです。

「真実の言葉」を話す祐介先生の言葉の能力とその言葉に引き付けられ、ついには「3万円」という大金を祐介先生に託してくれたカツ丼屋の主(あるじ)の「真実の行動(ことば)」が重なりあった出来事です。

私は、フィリピンでの活動を30年近くやってきました。

たぶん私が一番カンパをお願いし、一番沢山のカンパを集めてきたと思います。

しかし、いっぺんに「3万円」出してくれる人はそんなにいません。

そういう人を生み出したのは「真実の言葉」を話した祐介先生の善行だと思います。

死に向かう途中で、一匹の蜘蛛を助けたカンダタがその蜘蛛によって救われようとしたのと同じことです。

カンダタはついには蜘蛛の糸を自分だけのものと錯覚して糸を切られてしまいました。

祐介先生はどんな時でも絶対に切れない蜘蛛の糸にするために「善行」を重ね、いつも「真実の言葉」を話し続けてください。

それには祐介先生がいつも「品格」を忘れないように「さすが祐介先生」と言われるような語りを語り続けることが一番大切なのではないかと思います。

2017年8月18日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

明日は12日、旧盆の花市です。

私の生まれた街はとんでもない田舎でしたが結構な賑わいで目をみはるような人混みでした。

小さな店の前を裸電球だけの明かりを点け、趣向を凝らして店の特徴を出していました。

店が始まる一軒目から終わる所までたった100米足らずの商店街でしたが風情のある花市で、70歳を過ぎた今でもその情景を鮮明に思い起こせます。

普段から先祖の事など思い起こさないかも知れませんが、仏壇の前に座って先祖の皆様の事を思い起こしてみて下さい。

その皆さんの中のたった一人でもいなかったら、今の皆様は生まれてくる事が出来なかったのです。

今月15日は、その先祖の皆様や先祖の友人、知人の多くの人が尊い命を落とした第二次世界大戦が終わった終戦記念日です。

亡くなった多くの人達のご冥福をお祈りすると共に、世界からテロや戦が消える事をお祈りしましょう。

そして私達と同じ地球に住んでいる全ての人達が飢えや事故で命を落とす事のない平和な日が訪れる事を心から念じてみて下さい。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、第一にフィリピンのスラム住民に無料の歯科治療をする。

第二に、そこで使う歯ブラシ、タオル、石鹸を集めて送る。

第三に、この活動を通して協力して下さる皆様と私達自身の優しい思いやりの心を更に深めてもらう。

そして第四に、この活動に高校生にも参加してもらい社会人になった時「この人達は違う」と言われるような「素晴らしい」「優しい」「思いやり」のある国際人に育ってもらうという、4つの柱で活動しています。

昨日の10日ですが、次の活動に参加希望を出してくれた長野と群馬県内の一部の高校生の面接をしました。

自己紹介では、それぞれのクラブで活動している事を話してくれました。

陸上部、野球部、テニス部、化学部、美術部、軽音部など様々なクラブで活動していて、野外スポーツの高校生は真っ黒に日焼けして、いかにもスポーツマンの顔つきでした。

続いてハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの活動をどこで知ったか聞くと、学校内の掲示板のチラシ、先輩からの誘い、友人の話、毎年当会が行っている報告会、当院に通院している親からの勧め他でした。

前回のハロアルレディオで紹介した高校生のように、クラスメートの行動からハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの情報をインターネットで検索して応募した人もいました。

この日参加してくれた30数名の中でも特にしっかりした受け答えをしてくれました。

今月末には東京で団長の関口先生、現地統括責任者の今西先生達と最終決定をします。

これからまた忙しくなります。

先週の放送で祐介先生が「大丈夫」「心配ないよ」と患者様に声を掛ける私の話をしてくれました。

「信じる所に道は開ける」のです。

今夜の放送を聞いてくれている高校生「大丈夫!!」「絶対大丈夫だからね!!!」合格通知を期待していて下さい。

2017年8月11日 医学博士・歯科医師 林 春二

応募動機

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-8-4 15:00

祐介先生こんばんは。

迷走台風5号がいよいよ奄美地方に近づいています。

十分気をつけて下さい。

今年は全国各地で雨の被害を受けています。

被災された皆様の御見舞いと、その他の地区の皆様には災害に遭わない事をお祈り致します。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018の高校生募集は7月31日に締め切りました。

群馬と長野だけで39人の応募がありました。

全国の支部からの募集者が加わると相当な人数になると思います。

今回はその応募者の中から長野高校の生徒の応募動機を紹介させてもらいます。

 

「私がハローアルソンの活動報告を読んで、一人で涙を流したのは三月の事だった。

二月、クラスの一人が数日間学校に来ていなかった。

周りの人に理由を聞くと、抜歯をしにフィリピンに行ったらしいという事だった。

意味が分からず冗談かと思った。

その時の私は、世界に、抜歯をせざるを得ない人達がいると考える広い視野も、知識も、その人達を思う心もなかった。

一ヶ月後、調べて見つけたハローアルソンのウェブページで、フィリピンの思ってもみなかった現実に釘付けになった。

信じられない。

自分はこんなに満ち足りているのに。

この子達は将来どうなるのだろう。

もう亡くなってしまった子はいるのか。

色々な考えが交錯した。

さらに、現地の方達は、その辛い状況を感じさせないほどに前向きで笑顔だという記述が胸を打った。

夢中で読み進めるうちに、涙が溢れていた。

そして、力になりたいという思いが込み上げてきた。

目を背けてきた真実を知り、人の事を思い、考え、働く事。

バックグラウンドも年齢も異なる人達と関わり、触発される事。

それが、不自由のない恵まれた環境にいながらも怠惰な自分を変えるきっかけになるという確信も持てた。

あと七ヶ月間、事前準備を進めつつ、心の中にいつもフィリピンの方達の事を留めて生活し、出発を待っています。」



どうでしょうか・・・・。

感動的な文章ですね。

この高校生はわざわざフィリピンに行かなくてもこれで十分です。

現地に行けば温度や臭いを体感できます。

だからと言ってそれで全てではありません。

スラムの人達の夢や心を感じ取れなければ何にもなりません。

そういうチャンスと捉えている感性は素晴らしいと思います。

「世界に、抜歯をせざるを得ない人達がいると考える広い視野も、知識も、その人達を思う心もなかった。」

という文章はそのままどこかの総理大臣に贈りたい言葉です。

そして「人の事を思い、考え、働いて欲しい」のは国会議員に対してです。

自分の身から出た錆を小手先のテクニックで乗り切ろうとするのではなく、真実を話し素直に謝る事ができなければこのような純真な高校生や国民に総理の想いは通じません。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、マニラ近郊の恵まれないスラムの住民を救済するボランティアですが、その人達に触れることで、人間として失ってはならないものに気づかされ、己を律することや人に喜んでもらえる人になる「心の修行」をさせてもらえるのです。

皆様も2018年の活動に参加してください。

お待ちしております。

2017年8月4日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

暑い日が続いたと思ったら肌寒くなるような日もあり、体調を崩される人もいるのではないのかと案じています。

今年は雨の災害で大きな被害が出ています。

九州・秋田・新潟の被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

3・11大震災、熊本地震のときにも全国からお見舞いが届けられましたが、遠く離れた所に住んでいる人は、被災された皆様に「お見舞い」することしか出来ませんでした。

しかしこうして全国どこでも災害が起こると「明日は我が身」という思いに駆られているのではないかと思います。

以前も書きましたが、こういう天災は誰の責任でもありません。

不幸にも被害を受けてしまった時には、国の責任で「最低限度の生活」が出来るような制度にして欲しいと思います。

色々な無駄を省き、やりくりしてでも国民の生活を守ることこそが国の責任だと思います。

これこそが究極の福祉国家です。

そして、私達が選ぶ国会議員は、経済を優先する人より「国民の生活、つまり生きている人」を大切にする人であって欲しいと思います。

ここ数週間にわたって国会中継を見させてもらっていますが、政府の人は、誰のために政治をしているのか判りませんでした。

官僚も、自己弁護ばかりが感じられました。

私達のハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、弱い立場の人にスポットを当て、そこから学び、たくましく生きる力、優しい思いやりのある人になってもらうために4つの柱を作って研鑽しています。

第1にフィリピンのスラムの人達に無料の歯科治療をする。

第2にそこで使用する歯ブラシ、タオル、石鹸を地域の人に呼びかけ協力してもらう。

第3にこの活動を通して歯ブラシ1本が人助けになることを知ってもらい、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

第4にこの活動に高校生にも参加してもらって、優しい思いやりのある国際人に育ってもらうというものです。

これこそが「人」を大切にするということではないでしょうか。

日本は、災害に遭ってもすぐに立ち直れるような国の支援が受けられる世界一福祉の充実した国のお手本になることが、世界一豊かな民族の在り方だと思います。

 ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018に参加する高校生の募集が今月末日に迫ってきました。

全国各地から沢山の高校生が参加申込を出してくれていて、長野県では15人の申し込みがありました。

群馬県からも、1998年に宇宙に行かれた向井千秋さんが卒業した、高崎女子高校から応募がありました。

この高校生の申込書には「公衆衛生を通して発展途上国の人々の幸せに貢献するために、住むところによって起こっている不条理に触れ、自分に出来ることを一つでも多く見つけて協力したい」と書かれていました。

私達はこういう高校生のためにも、できる限りのことをやり、次の世代に素晴らしい日本人の見本を示せるようにしていきたいと思っています。

2017年7月28日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

全国がまるで熱帯になったような気温で、身体に変調を来たす人もいると思います。

水分補給をしっかり摂って体調を崩さないように気をつけてください。

特に豪雨被害に遭われた九州北部の皆さん、自分の体力と相談しながら仕事に当たってください。

悲しい事ですが今回の被害で尊い命を落とされた35名の皆様にお悔やみ申し上げます。

まだ行方不明の6名の皆様が1日も早く見つかりますように祈っています。

今回の災害後、私はテレビの画面で見る現地の姿に驚かされ、人間と大自然の力の差を嫌と言うほど痛感させられました。

人間は物を作り出す創造力が豊かですから、足りないところや不便なところを改善し、改良を加えて住みやすい環境を作ってきました。

そして今のように便利で快適な社会を実現してくれました。

そのため人間が地球を支配しているかのような錯覚さえしていた節がないとは言えません。

何も無いときは、太陽や月、水や空気に偉大さや有難さには気づきませんが、一旦、大自然が猛威を振るった時、恐ろしいまでの破壊力を持つことを知らされます。

何十年もかけてようやく作り上げた住みやすい環境も想像を絶するような大きな力が加わると一溜まりもなく破壊されてしまうことを、3・11大震災の時に味わいました。

その傷の癒えないうちに、幾つかの甚大な被害に遭っています。

日本が受ける災害のうち、地震や火山の噴火は防ぎようがありません。

しかし、災害の原因の一つに地球温暖化が上げられている問題については人間の英知と努力によって何とか対応が出来るのではないかと思います。

しかし各国の意思の統一が出来ません。

海水温の上昇は大きな台風を呼び起こし、氷河や南極、北極の氷を溶かし、海水の上昇を引き起こし海抜0メートル地帯は水没の危機に襲われています。

そして、海の宝石サンゴを死滅させています。

サンゴの死滅は魚の生育をはばみ、やがては海の生態系を破壊してしまうかもしれません。

そして、四季がはっきりしていた日本でも梅雨だというのにまるで台風かのような集中豪雨に襲われ、大きな被害を受けるようになりました。

驚くような事が世界中で起こっていますが、地球が破壊したわけではありません。

このままいくと、いつかは崩壊するのではないかという事象が積み上がっているという事です。

今こそ世界中の人々が力を合わせて地球温暖化対策に努めなければならないのではないかと思います。

私達は先人から受け取ったこの綺麗な緑の星地球をもっと素晴らしい地球にして、次世代に引き継ぐ事が現在に生きる人の力だと思います。

それこそが人間に与えられた英知であり創造力なのです。

それを自分達の欲望のままに食いつぶしてはなりません。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアのように皆で力を合わせて、協力してもらう人も、する人も皆ながウィン-ウィンの関係になるよう頑張りましょう。

この頑張りには必ず良い結果が出るのですから楽しみです。

2017年7月21日 医学博士・歯科医師 林 春二

架け橋

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-7-14 17:00

祐介先生こんばんは。

大変大きな被害に遭われた福岡、大分の皆様にお見舞い申し上げます。

そしてお亡くなりになった皆様に心からお悔やみ申し上げます。

日本は山に囲まれた国ですから、今回のような災害は全国どこにでも起こる可能性があります。

今回のように激しい集中豪雨の原因に「地球温暖化」があるとしたら、全力でこれに立ち向う事が大切なのではないでしょうか。

日本は他国と違う悲しい経験をしてきました。

「原爆」の被害もその一つです。

世界で唯一の被爆国として世界に訴えてきたでしょうか・・・・。

この悲しい苦難をどこの国の人にも経験してもらいたくありません。

そういう思いで「核廃絶」を訴えられるのは世界で日本だけなのです。

6月23日の放送では沖縄戦が終わった「慰霊の日」の事を長野県会議員の今井 正子先生に教えてもらいました。

前途有望な20歳から29歳の沢山の画学生が戦死し、残していった作品にまつわる悲しい思いを展示している「無言館」の話は、私達に「戦争は絶対駄目だ」という思いを強くさせてくれました。

というだけでなく、戦争がいかに「酷いものか」、そして既存の物を「全て破壊してしまう愚かな事」という事を世界に伝えていかなければならないと言うことを・・・・。

戦いは強い者が弱い者を徹底的にやっつけ、壊し続けてしまうという事なのです。

幸いな事にハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは戦いとは全く逆です。

世の中で一番恵まれない人達に優しい思いやりを届ける活動だからです。

強い人が弱い人を情け容赦なく打ちのめす戦いと、ワラにもすがって助かりたいと思っている人を繋ぐ虹の架け橋になるのですから、一人でも多くの人が喜んでくれる平和な社会を作ることになるのです。

それが唯一の被爆国の悲しみを乗り越えて、世界に誇れる豊かな国を築き上げた日本の思いやりであり、優しさだと思います。

そのためにも、歯ブラシ1本で出来るボランティアをしっかり伝えて、沢山の人に優しい思いやりの灯火をともしてもらいましょう。

それでは今夜の歯の一口メモです。

生きていく力を生み出している大切な歯が悪くなる原因は「歯の汚れ」です。

この汚れは口の中に住んでいる細菌が作り出す酸によって歯が溶かされる事によって起こります。

予防は「歯」と「歯肉」をしっかり磨く事で口の中の細菌を洗い流し、歯肉をマッサージする事で血液の流れを良くして自己免疫力を高めることです。

これも医療費を抑制し、大きな社会貢献につながります。

2017年7月14日 医学博士・歯科医師 林 春二

儚い夢

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-7-7 14:00

祐介先生こんばんは。

熊本地震の傷も癒えないうちに、福岡県や大分県では大変な災害に見舞われました。

お見舞い申し上げます。

梅雨だというのに、かつて経験したことが無いような大雨に見舞われるというのは、やはり地球の気候が大きく乱れていると言うことなのだと思います。

「地球温暖化」が叫ばれて久しいですが、真剣に取り組んでいるとはとても思えません。

CO2排出量が全ての原因ではないにしても、国際的な気候変動対策からアメリカが離脱してしまいました。

いくら自国の経済を優先したとしても、大規模な災害が起こって生命の存続が脅かされたとしたら、誰も生き残ることは出来ません。

まず、「己の過ぎたる欲望を断ち切り」、全ての人が暮らせる世界を築く道を探すべきでしょう。

多くの国民が注目していた東京都議選も「都民ファーストの会」の圧勝と自民党の大敗で終わりました。

最大の要因は政治が誰に目を向けているのかが問われていたからだと思います。

これからは議会の情報公開が目まぐるしく変わるでしょう。

都民の皆様はその情報をしっかり受け取り取捨選択しなくてはなりません。

これからは皆さんの責任が重くなると言うことです。

2020年東京オリンピックも急進するでしょうが、これも喜んでばかりはいられません。

オリンピックは17日間、パラリンピックが13日間開催されるだけです。

ここに投資するおよそ3兆円が、たった30日間で回収できるわけではありません。

残された施設の負担が重くのしかかってきます。

ですから本当は既存の施設を利用し、出来る限りお金をかけないことがいいことだったはずですが、多くの皆さんは「新しい」「使いやすい」施設を作りたい欲望が強かったのだと思います。

今、地球の存続さえわからない大きな岐路にある「影」の部分には目を向けず、スポーツの祭展オリンピックというまばゆい「光」に眩惑されている人のほうが多いのでしょうね。

2020の後半が私の心配しているような世界になっていないことを祈りましょう。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの発想は、これらとは全く反対です。

家の中で使われていないで忘れている、1枚の名入れのタオル、旅先の思い出に持ち帰った1本の歯ブラシ、便利な液体石鹸にとって代えられた石鹸1つが、買いたくても買えないフィリピンのスラムの人たちの生活支援になるのです。

それどころか、この活動を通して、皆さんが思い出そうとしても思い出せないような「身の丈にあった生活」が、どんなに幸せで豊かなのかと言うことを大人の参加者、高校生の参加者の区別無く思い起こしてもらえるということです。

そして一人のわがままや欲望が、いかに愚かで儚い夢なのかと言うことを・・・・。

今、地球はまさに沈没寸前の泥舟に例えられます。

しかし、沈んでしまったわけではありません。

一刻も早く目を覚まし、みんなで美しいこの緑の地球を次の世代に引き継ぐ努力をしましょう。

2017年7月7日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

前回放送の6月23日は“慰霊の日”です。

この日、長野県議会議員の今井正子先生とハロアルレディオに出演させてもらいました。

放送の中でこの沖縄慰霊の日のこと、3・11大震災のこと、信州上田にある無言館のことを今井先生が詳しく話してくれました。

今井先生は長野県議会で15年前から活動している議員さんで、「無所属」で頑張っています。

そしてハローアルソンの活動にとって、とても協力的で、ご自身も高校の先生だったこともあり、高校生の育成を1つの柱にしていることにとても理解をしてくれています。

まず「6月23日」と言う大切な日について語ってくれました。

私達は第二次世界大戦で、広島・長崎に原爆が投下された8月6日と9日、終戦に追い込まれた8月15日のことはよく知っています。

しかし6月23日についてはほとんど知りません。

この日沖縄では20万人の尊い命や財産がことごとく奪われ沖縄戦が終わりました。

この後戦場は本土に移された日であるにもかかわらずです。

この日を沖縄では休日にして「慰霊の日」として不戦の祈りを大切にしてきました。

しかし1972年に沖縄に本土復帰してからは日本の法律の下で休日はなくなり平和を祈る日のことは忘れ去られてしまいました。

私達はこの日のことを決して忘れてはならないと思います。

次に2011年3月11日東日本を襲った東日本大震災の話題。

3月12日には県議会議員の今井先生のところに、私から支援について相談があったことが紹介されました。

当時、長野県でも対応が決まっておらず、団長の関口先生、今西先生と相談して、スタッフ1人当たり1万円、合計で80万円のカンパを集めました。

そのお金と歯ブラシ5万本、タオル3,000枚、石鹸とマスク12,000枚を今井先生に託し、宮城県の女性議員に直接手渡してもらいました。

震災が起こって6日後のことでした。

関口団長、今西先生、加藤先生によるハローアルソンの支援チームが、医薬品と治療器材を揃えて出発したのは8日後のことです。

ここでもハローアルソンのフットワークの良さが持筆されます。

続いて上田市にある「無言館」について話がありました。

上田市と言えば、昨年の大河ドラマの真田丸で有名になりました。

その上田市にある戦没画学生慰霊美術館ですが、年間11万人が訪れるだけで余り多くの人に知られていません。

ここに飾られている画は、大戦に狩り出された画学生が当時描いた絵で、ほとんどの人は戦死してしまいました。

年齢は20歳そこそこの人たちで、今生きていたらどんなに素晴らしい画を世に出していたか分かりません。

慰霊の日のことにしろ、無言館に作品を残して亡くなってしまった人たちを出さないためにも、戦争を二度と再び起こしてはならないと言うことです。

戦争に狩り出さる人は「いつも若い前途有望な人ばかり」です。

これからも、みんなで智慧を出し合って世界中の人が平和で幸せな生活が出来るよう協力し合いましょう。

2017年6月30日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

先週、雨が降らない事を書いたら今週は災害が起きてしまう程の雨です。

最近の激しい気象には困ったものです。

この雨も優しく降ってくれたら生物にとって慈雨になります。

しかし過剰になると災害になり生物の命を脅かします。

私達の生き方や、欲望も「過ぎたるは及ばざるが如し」と言う事になりますので「いい塩梅(あんばい)」で良いのです。

身の丈に合った生き方をする為に「こころ」を磨きましょう。

新しいリスナーの皆様の中にはハローアルソン・フィリピン医療ボランティアはどんな活動かわからない人達もいると思いますので説明しておきます。

(1)フィリピンのスラムの人達に無料の歯科治療をする。

(2)ボランティアで使用するハブラシ、タオル、石鹸、募金を周囲の皆様に呼びかけて協力してもらう。

(3)この活動を通して日本人の優しさやおもいやりを思い起こしてもらう。
その為には自分が率先して優しい思いやりのある人になってもらう。

(4)この活動に高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際人になってもらう。

この4つの柱の下にフィリピンのスラム街に住む人達に医療と物資の奉仕をさせてもらっています。

スラムの人達からも「如何にして楽しく生きるか」という事を教えて貰える活動です。

スラムに住んでいる人達ですから1日1食か2食しか食べられません。

常に空腹と戦っている人達ですが、おにぎり一つ手に入れたとしても独り占めするような事はありません。

家に持ち帰って家族全員で食べます。

殆ど全ての人達が慢性的な栄養不良で痩せ細っています。

今の日本はどうでしょう。

確かに街は綺麗になり体格も欧米人に負けないような人達が増え、中には肥満体の人も少なくありません。

豊かになったと言っても殺人やいじめが次々に発生し、どこまでも自分の欲望を満たそうという気持ちが大きい社会です。

物が不足気味なら助け合い、豊かになると奪い合うという本性が出るのだと思います。

いじめがあっても学校や教育委員会も事実を隠し通します。

最近の国会でもそうでした。

重要法案があるのにいつまでこんな事を追求しているのだという声も聞かれますが、重要法案も大切ですが野党が追及するこの問題も大きな問題です。

たった一つのおにぎりであっても家族全員で分け合って食べる人達と、たった1人の為に10億どころか100億円以上も助成されてしまう国の違いはなんでしょうか。

残念な事にこれが子供達の教育に関わる文科省絡みだという事です。

今回の政府と文科省の対応は「知らないふりと時間が経てば責任を取らなくても良い」という事を子供達に見せてしまった事です。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、仲間が素直になって、素直に聞いて、素直に実行するという事を掲げて弱い立場の人が活き活きと活躍できる社会の為に頑張っているのです。

2017年6月23日 医学博士・歯科医師 林 春二

ボランティア参加者募集

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活動理念「四本の柱」

  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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