ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - 林春二先生からのお便りカテゴリのエントリ

祐介先生今晩は。

梅雨に入りましたが信州では余り梅雨らしい日はありません。
雨が降ってもすぐに止み、むしろこのくらいの雨ならあった方がいいのかなと思っていました。
そのことを患者さんに話しましたら、農家にとっては「もっと降ってくれた方がいい」と言われてしまいました。その立場にならなければわからないことが多いということだと気付きました。

しかし今回の台風4号のは九州・四国・関西地方に強い雨をもたらし災害を出してしまいました。心よりお見舞い申し上げます。

政府はついに大飯原発の稼働を許可してしまいました。

経済界や地元の皆さんは歓迎ですがこれで本当によいのでしょうか・・・・。

安全性一つとっても大きな津波に備える防波堤は1年以内に工事をすればいいし、災害が起こった時の指令基地になる免振棟は今から3年後に出来ればいいというものです。その間は災害が起こらないと言えるのでしょうか・・・・。そして事故が起こったら未曾有の災害だったと言っていいわけをすればいいのですか。
だとすればいっそ何もしない方が安上がりです。安全性より生産性と節電しなくてもいいように運転したいと言うのでは余りにもご都合過ぎませんか・・・・。

私が一番心配なのは福島原発の責任を政府も東京電力もとっていないということです。

福島原発の廃炉は決まっていますがいまだに燃料棒の取り出しが出来ていません。いつになるのかもわからない状況です。放射能の被害についても1年3カ月たった今でもなくならず、いつ自宅に帰れるのかわからない人が沢山います。どうするのですか・・・・。

消費税についても全くおかしいです。
国会議員定数の是正、公務員給与の引き下げ、天下りの廃止、年金の一本化などやらなければならないことが山積しているのに全く前に進んでいません。

それなのに国民に負担を強要する消費税だけは命がけです。消費税と社会保障の一体改革についてもお題目だけで国民の利益だとは言い切れません。政権交代を期待した民主党は行きづまり感のあった自民党政権にレッドカードを突きつけたのではなかったのでしょうか・・・・。その期待をここまで反故(ほご)にする野田総理はもはや私達の期待する政党でも責任者でもありません。一日も早く退陣すべきです。この件に関しては小沢さんの方が間違いなく利があります。小沢さん頑張ってください!

福島県内で避難生活をしている人達の生活を見てください。今の日本の縮図そのものではないでしょうか・・・・。ここでは原発の安全性も、万が一事故があった時の保障もないことを証明しています。この人たちの生活再建は最優先すべきです。お願いします。

それでは今夜の歯の一口メモです。

どんなに時代が変わっても自分の歯に勝るものはありません。そのために「歯」と「歯肉」を磨く「ハロアルみがき」がどうしても必要です。

たかが歯磨きなどとタカをくくっているために歯を悪くして高額な治療に走り、咬めなくて泣いている人がどれほど多いかということです。
「歯」と「歯肉」をしっかり磨いて自己免疫力を高めてください。

 

2012年6月22日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生今晩は。

こちら信州は日増しに緑が増して美しい山々が青空に映える季節になりました。
しかし朝夕はまだまだ肌寒さを感じる日が多いですが皆さまのところはいかがでしょうか・・・・。

ここ2~3日の天気は梅雨に入ったとはとても思えないような好天気が続いています。

5月22日、23日に訪問した福島県の仮設住宅に避難している浪江町の皆さんはその後どうしているでしょうか・・・・。元気に過ごしていることを心からお祈りしています。

あの日約束してきましたお米200キログラムが患者さんの協力で集まりました。
明日には発送出来るように準備しています。

このお米は患者さんたちの真心のこもった特別米です。福島県の浪江町の皆さんを信州の患者さんたちが思いやるやさしい思いをたっぷり味わってもらえたら嬉しいです。

今回のボランティアに限らずボランティアをしているといろいろと教えられることが多くてとても楽しいです。

今回も事前から一生懸命に先方と折衝する人、患者さんに懸命になってカンパをお願いする人、みんなが乗っていくバスを格安で貸してもらえるように手配する人、そしてみんながいなくなった後の診療所に残って待機してくれる人など様々な人が様々な協力をしてくれてこの活動が出来ました。

中にはせっかく参加しているのに、自分の思い通りに行かなくて面白くなさそうな人、もっとこうして欲しかったという思いの強い人、思いはそれぞれですが責めることはできません。みんなが協力して初めてできるのです。ですからどの人の意見も最もだと思います。

しかし終わってしまえばどうにもなりません。次に向かっての参考にすればいいわけで、どんなに悔んでみてもどうにもならないことなのです。
つまり前を向いてしっかり準備をすることが大切なのではないでしょうか・・・・。

試験や仕事は失敗することなど許されませんがボランティアはそうではありません。

自分の出来ることを、出来るときに、出来るだけ、やったらいいのですから成功も失敗もありません。あるのはこういうボランティアをしたということだけです。ですから望まれたら変な心配はしないで積極的に参加しましょう。

やってみてわかることが沢山あります。それがどうしても出来ないのは自分の都合を優先するからではないでしょうか・・・・。また自分の常識で理屈を言うと結局素直に協力できないことになってしまいます。

世の中にはやってみなければわからないことが沢山あるのですから素直にやったらいいと思います。

それでは歯の一口メモです。

最近のニュースで歯のない人が人工歯根を入れるインプラント治療のことが載っていました。

この5年間でインプラント事故が500件に上ることが分かりました。自分の歯を抜いてまでする必要は全くありません。自分の歯に勝るものはないのです。
そのために「歯」と「歯肉」を磨く「ハロアルみがき」で「歯」と「体」の自己免疫力を高めてください。

 

2012年6月15日 医学博士・歯科医師 林 春二

慈しみ

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執筆 : 
hayashi 2012-6-8 22:00

祐介先生今晩は。

今年の夏の暑さをうかがわせるような気温になりました。

しかしこの暑さは田や畑の作物にとってだけでなく庭先の花や植木にとっても大切な恵みになります。こうした自然の恵みがなければ私達は生きてはいけないのに自然の力(恵み)にちゃんと感謝しているでしょうか・・・・。

今、5月22日と23日に行って来た福島県浪江町の医療ボランティアの感想文を読むと、ボランティアをすればするほどそのボランティアから大きな贈り物を自分自身が受けていることが分かるようです。

今回に限らず、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは一つのボランティアが終わる度に感想文を書いてもらっています。書いてもらうと「その人なり」の動機(どうき)や達成感、そして足りなかったことや反省点が具体的に見えてきます。さまざまな葛藤(かっとう)を乗り越えていく内に自分自身が変えられ、次の活動のエネルギーになっていることがよくわかります。

ボランティアですから自分だけで、出来ることを、出来る時に、出来るだけでやってもいいと思います。しかし周りの人に呼びかけることでさらに大きな影響があることもわかります。私達のように診療所のスタッフだけでなく患者さんに呼びかけて協力してもらっていると、とても大きな影響が出ていることに気付かされます。

診療室では患者さんと歯や身体の話をしますが、それは患者さんに関わることばかりです。
そういう悩みも大切ですがボランティアの協力を患者さんに呼び掛け、協力してもらえるようになると今までより「歯の治療をする人」と「歯の治療をしてもらう人」という関係から、「同じボランティアをする仲間」という意識に変わり、「周りの人に対する」慈しみが出てきます。

診療という冷たい響きを感じる時間から「思いやる」という温かな温室の中にいるような時間に変わっていきます。

まるでイソップ物語の「北風」と「太陽」のような関係です。温かい雰囲気は次から次に穏やかな関係を作り、笑顔の絶えないやさしい診療室に大変化して、患者さんが患者さんを呼んでくれる素晴らしい診療所に変化していくのです。

それでは今夜の歯の一口メモです。 

予防が大切なことは様々な場面で言われてきました。その通りで疑いをはさむ余地はないと思います。
しかしその前にどうして予防をしなければならないかということです。

それは「社会人として」、「家庭人として」、「職場人として」しっかり活躍してもらわなければならないからです。そのために健康な体や歯を守って欲しいと思います。立派な社会人が恵まれない人や困っている人を助けることは当たり前だと思います。

そのために「歯」と「歯肉」を磨く「ハロアルみがき」で自己免疫力を高めてください。

2012年6月8日 医学博士・歯科医師 林 春二

さだめ

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-6-1 21:00

祐介先生今晩は。

庭先のつつじが色とりどりの花を付け庭がやかになってきました。これから日増しに草木が伸びて秋の恵みに向かっていく一番可能性を感じる季節です。

それなのに日本の中に可能性が全く逆でこの先どうなっていくのか不安でどうにもならい人達がいます。

先週行ってきた福島県の皆さん、特に避難している皆さんにとってはその思いが強いと思います。

私達は浪江町の皆さんが避難している二つの仮設住宅に医療ボランティアに行ってきました。
仮設住宅は倉庫のようなまいでとても人が住んでいるとは思えないものでした。まるで悪いことをした人が押し込められているような所をイメージするものでした。

「こんな所にいたら死んでしまう」というのが私の率直な思いでした。

私は普段から高齢者の家や施設に出かけ診療をしていますから様々な高齢者、住宅を見てきました。暖房が全く入っていないのではないかと思うような寒々とした家のこたつに背中を丸めてかがみこんでいる高齢者を見るとかわいそうで、私が引きとってやろうかなと思うこともあります。そこでも生活の匂いはあります。それより悪い印象でした。

仮設住宅に住んでいる皆さんは笑顔で明るくしていますが話が途切れた時、何とも言えない淋しい顔になります。ともかくよくしゃべります。話がれると「淋しさ」や「やるせなさ」に襲われるから話し続けるのだと思います。

浪江町に住んでいた時は畑に出たり田んぼに行ったり一年中忙しく体を動かしていたのです。そしてその実りを3食食べることが出来ました。

それがある日急に避難生活に変わりいつまで続くかわからない放浪生活に変わってしまいました。

まるで何も悪いことをしたわけでもないのにトラックが飛び込んできて危ないからすぐ退去しなさい、と持つものも持たないで追い出されたようなものです。

この先どうなるかわからないまま10万円だけ渡され「これで生活しなさい」、と言われているのです。家に帰りたくても、畑に出たくても出られません。自分のものがあってもなくても同じです。悲しい現実ですが、「一つの救いは町民全員が同じ宿命に流されていたこと」なのかもしれません。と言うには余りにも悲しい運命です。

それから二日後でした。被害者であるにもかかわらず、自分の家に帰るのに許可をもらって浪江町に帰った人がいました。このことだけでも苦痛だったと思います。そして懐かしの我が家にりついてみると大震災の後片付けもしないまま留守にして1年以上経つのですから見るもな状態だったろうと思います。余りにもな現実と今までとられてきた政府や東京電力のやり方に「生きる望み」を持てなかったのだと思います。62歳の男性はそこで自らの命をちました。

これが憲法で基本的人権が保障されている日本の現実なのです。その数は年間3万人を超えています。もちろんダントツの世界一です。浪江町の皆さんにとって1日も早い自宅復帰が来ることをお祈りします。

2012年6月1日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生今晩は。

こちら信州は春の盛りですが、朝夕はまだまだ肌寒さを感じる日があります。
雪化粧していた浅間山も青黒い地肌に変わり、ほんの一部に筋状の残雪が見えていたのもすっかり姿を消しました。

どこを向いても若葉が生い茂り、花々はきれいな色を競い合って一年の中でも最も命の「息吹(いぶき)」が感じられる季節になりました。

5月22,23日にボランティアに行った福島市の仮設住宅に住んでいる皆さんの印象とはあまりにも違いすぎて驚いてしまいます。

着の身着のままで放射能から逃れてきたわけですから、生き生きしていられるわけはありません。この先どうなるのか分からない不安、いつ帰れるかわからない不安、そして日増しに老いていく体の不安が拍車をかけているようです。

それにもまして問題なのは、マスコミも政治家も仮設住宅に住んでいる皆さんの本当の悩みを聞いてくれようとしていないというのです。マスコミのインタビューは口をそろえたように「今の気持ちはどうですか」と聞くだけだそうです。

浪江町(なみえまち)の人たちはほとんどが農家ですから、大きな家に住み、自分で野菜やコメを作っていました。それを買って食べることなど考えたこともないそうです。それが自分たちの責任ではなく原発事故に遭い4.5畳、二間の仮設住宅に押し込められ、今は全て買って食べなければならないのですから不満が出るのもうなずけます。

ボランティア班は、物資班と診療班に分かれ、仮設住宅の集会場で診療をさせてもらいました。

座テーブルを器具置きにしてその横に寝てもらい診療に当たりました。

診療メンバーは、ドクター5名、歯科衛生士10名、技工士2名、他7名です。
祐介先生、団長の関口先生も懸命に診療に当たってくれました。

一日目は男性5人女性13人の18人、二日目は男性9人、女性6人の15人でした。
治療内容は入れ歯の修理が最も多く22床、新しく作ったものが5床、レジン充填3人、P処置4人、咬合調整1人、歯磨き指導8人でした。

こういう治療が簡単に出来るのも、普段往診で同じような治療をしているからで、平素からの心掛けが大切なことを改めて気付かされました。

物資班は、お米180キログラム、タオル180枚、カンパを15万円お届けしたほかに、畑でトマト、野菜類の植え込みに協力しました。1日目はあいにくの雨でしたから泥んこになっての農作業でさぞかし大変だったと思います。みんなが苦労して植えてくれた野菜類はしばらくするとおいしい実を付けてくれ、仮設住宅の皆さんに喜んでもらえると思います。

それでは今夜の歯の一口メモです。

「歯は生きる源」ということを、今回も実感しました。
生きるためにどんなときにも、どんなものでもしっかり噛んで唾液を出し、自己免疫力を高めて欲しいと思います。

2012年5月25日 医学博士・歯科医師 林 春二

発信機

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執筆 : 
hayashi 2012-5-18 22:00

祐介先生今晩は。

浅間の山の雪もほんのわずか筋状(すじじょう)に残るだけで裾野の木々も緑が深まってきました。

今日発売の軽井沢新聞の2面にハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの報告会の模様が大きく掲載されました。

群馬県から参加した高校生の生方(うぶかた)君の「歯科医師になってまた参加したい」というコメントが取り上げられていて、高校生が活動の柱になっていることを実感します。

私は一週間に数回電車で診療所に通っていますがその時目にする学生の姿にいろいろと感じることがあります。それぞれ特徴があってとてもいいと思います。この中から次の参加者が出て大きく成長してくれることを祈っています。

私達は来週の22.23日に福島県福島市にある浪江町から避難された皆さんが住んでいる仮設住宅へボランティアに行ってきます。
この日を選んだのは平日の方がボランティアの数も少なく役に立つだろうと思ったからです。歯科の悩みを持っている皆さんには出来る限りの治療をし、日常生活に悩みがある方にはそれに対応できるように準備を進めています。

この活動をするにあたって地元の“がんばろう!なみえ復興ボランティアセンター”の皆さんにお願いして無理のない計画を立てさせてもらいました。当院に通っている患者さんにはカンパとお米の提供をお願いして準備しています。

ボランティアをやっていて難しいと思うのは「協力者を集うこと」と「その人たちに継続してやってもらうこと」です。ボランティアはどんなことでも自分の出来ることを、出来る時に、出来るだけやることですから、どうしても「このボランティアをやり続けようという」覚悟が湧きづらい側面を持っています。

ですからボランティアを呼び掛ける人は常に活動を周囲に発信し続ける放送局のようにならなければいけないと思います。聞いている人がいようといまいと一日中電波を出し続けることだと思います。

誰がその電波の周波数の受信機を持っているかわかりません。そして持っていても一日中聞いているわけでもありません。その人が聞いてくれるまで電波を流し続けなければなりません。さらに電波を受けてもその時の内容が相手に届かなければすぐに他のチャンネルに切り替えられてしまうかもしれません。その後またチャンネルを合わせてくれるまで電波を流し続けるのです。

こういう発信機の役割をハローアルソン医療ボランティアは持ち続けなければなりません。

そのためには徹し切ることに尽きると思います。

発信機が雑音や不鮮明な声で訴えたところで受信機が鮮明に克明(こくめい)に受信してくれるわけではありません。
会の命運は指揮者に全てかかっているということを改めて感じます。

それでは今夜の歯の一口メモです。

歯の大切なのは「生きていくため」の栄養の取り入れ口だということです。そして死ぬまでその役割は変わりません。
歯を健康にするには「歯」と「歯肉」をしっかり磨く「ハロアルミガキ」が一番です。

2012年5月18日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生今晩は。

春の遅い信州でも大分緑が多くなりました。家の芝も大分色づいてきましたがまだ枯れた所があちこちにあります。これから日一日、緑の面積が増えていくのが楽しみです。

またまた未曾有(みぞう)と言われる災害が起こりました。
日本では縁がないと思われていた「竜巻(たつまき)」の被害です。あっという間に2000戸が被害を受け、四季の変化が美しく、温暖で、山や水がきれいだと言われていた日本ではないかのような悪夢に見舞われてしまいました。被災された家はこれから梅雨を迎える時に大変だと思います。
早急に国が補償してくれることを願います。「明日は我が身」ということもあります。みんなで応援しましょう。

昨年は日本中が東日本の大震災に続く福島原発事故のショックで語られませんでしたが今回の竜巻も「地球規模」で気象の異常が起こっている可能性がないわけではありません。
他人事ではなく自分事としてとらえなければならないと思います。

2010年9月3日、祐介先生の番組のエッセーにこんなことを書きました。

「気象庁の発表によると記録が残されているこの113年でこの年が一番暑い夏でした。この暑さを乗り切るためにクーラーや扇風機に頼るのは仕方ありませんが、また電気の消費量が増えてしまいます。そして地球の温暖化にさらに拍車をかけてしまうことになりそうです。暑さを乗り切ればいいというものではありません。そのツケがまた回ってきます。この気温が高くなっている原因について考える必要はないでしょうか。」というものです。

関西では今年の夏の電力不足が予想され大変な思いをしている人が多いと思います。心からお見舞いします。だからといって「原発を動かせばいい」というものではありません。安全性の確保や万が一事故が発生した時に司令塔になる免振棟の整備が第一でしょう。

もしも現在のもので安全だというのなら莫大(ばくだい)な経費をかけて2015年までに新しい免振棟を造る意味が分かりません。さらに大きな問題は現在のところ使用燃料の最終処理が出来ないことです。

ですから今年は大変でしょうが原発に頼らないで何とか乗り切る工夫が必要なのではないでしょうか・・・・。
そしてこの難問にしっかり答えることが先進国に住む私達の使命で世界中の人の幸せにつながります。

企業の生産性を高めるためや日常生活を快適にするために危険を無視して原発を動かしてしまったら数年先にはもっと困る事態になってしまいます。

昨年東京電力管内や東北電力管内では事業者も住民も力を合わせて節電を実行し、停電しないように協力しました。ここは何としても未来の日本のために越えなければならない試練だと思います。

今月の22,23日にハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは総勢30名で福島県の浪江町に行ってきます。この活動をするにあたって地元の“がんばろう!復興ボランティアセンター”の皆さんの協力と当院に通っている皆さんからお米の提供をしてもらっています。

2012年5月11日 医学博士・歯科医師 林 春二

守ること

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-5-4 22:00

祐介先生今晩は。

ゴールデンウイークに入り観光地は沢山の人が出ているようでよかったです。しかしこんな時に大きな事故に見舞われ大変な思いをされた方もいます。お悔(く)やみとお見舞いを申し上げます。同時に皆さんも事故にはくれぐれも気を付けましょう。

当たり前のことですが交通法規は「何のため」にあるかということです。
運転手をいじめる為ではありません。「制限速度」を守ることで他人に対しても、自分も安全な運転が出来るからです。皆さんも家を出る時から帰宅するまで「制限速度」を守ってください。もしも完全に出来た人がいれば凄(すご)いと思います。今の車はすぐに「制限速度」をオーバーしてしまい、スピードをコントロールすることの方が大変なのです。そして最近起こっている事故は全て「速度」が絡(から)んでいる「人為的(じんいてき)な事故である」ことに注意することが必要なのではないでしょうか・・・・。

思い出してみれば、昨年の今頃は3.11大震災というとてつもない「自然界の力」によって、東日本の被災地はもちろん日本中が悲しみに襲(おそ)われ花見や宴会を自粛(じしゅく)する人が続出しました。
日本中が打ちのめされていた中でも東北からは「復興につなげるように花見や宴会をやって東北の酒を使って欲しい」という声さえ上がったほどでした。悲しくてもこういう声を大切にしなければならないと思った人も多かったと思います。

ところが1年経った今年は「東北地方の酒」の消費にどれだけ協力できたかどうか分かりませんが、花見酒で急性アルコール中毒になり病院に運ばれる人が例年の倍以上出たそうです。
どんな思いにしても病気になるほど飲むのはどうなのでしょうか・・・・。
東北の皆さんだって喜ぶよりむしろ悲しんだ人の方が多かったのではないかと心配しています。

ハローアルソンフィリピン医療ボランティアは震災直後には義援金、ハブラシ、マスクなどの支援をさせてもらいました。そして関口先生、祐介先生、加藤先生がいち早く宮城県の大槌町に歯科の支援に行きました。

第2弾として今月の22,23日の二日間、福島県の浪江町の仮設住宅に住んでいる高齢者を対象に歯科の訪問診療に行くことが決まりました。もちろん出来ることはどんなことでもする予定です。

この活動をするにあたって“がんばろう!なみえ復興ボランティアセンター”浪江町社会福祉協議会の皆さんに協力してもらっています。

それでは今夜の歯の一口メモです。

最近入院患者さんの口腔ケアをしっかりやろうという機運が高まってきました。
特に手術を必要とする患者さんの予後に大きな効果を出すことが様々な調査で分かってきたからです。歯磨きは歯だけでなく歯肉のマッサージも大切です。それが自己免疫力を高める「ハロアルみがき」です。

2012年5月4日 医学博士・歯科医師 林 春二

花の競演

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-4-27 22:00

祐介先生今晩は。

ここ二、三日暖かい日が続いて庭の梅がようやく咲き始め、黄色い水仙、紫つつじ、ムスカリがかわいらしい花を開き美しい花の競演(きょうえん)を始めました。花の便りの遅い信州もこれからまっしぐらに春へ突入です。

昨日は朝5時に起きて軽井沢発6時33分発の新幹線で東京の太陽歯科衛生士専門学校に講義に行ってきました。新入生対象でしたからどんな学生かとても興味がありましたが、とても静かな学生たちばかりでびっくりしました。
本当のところ、これでやっていけるのか不安がよぎったほどでした。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアには高校生が参加していますのでこの学生たちと比べると大きな違いがあるように感じられました。
海外ボランティアに参加しようとする意欲があるからなのでしょうか私と初対面の面接の時でも、もっと「ハキハキ」していたように思います。
私の高校生の時と比べても雲泥(うんでい)の差です。

高校生はその面接試験を通り、初めて事前研修に入ります。
事前研修に入ると声の出し方や挨拶の仕方など個人個人に任せるのではなく、大きな声やハッキリした発音が出せるように練習します。この段階では高校生の特徴がよく出ます。
素直に反応できる子はいいのですが、何度も繰り返しダメ出しを受けて泣き出す子、ふてくされる子など様々です。

大きな声を出すことは日本と違う環境であっても身の安全を図るために絶対に必要なものですから一切妥協は許されません。厳しいトレーニングですがこの間も事前研修に来た日は必ずレポートを提出してもらいます。
そして次の課題を出していきます。こういうトレーニングを乗り越えて現地でのボランティアに行けるのです。

そして言葉や習慣の違う外国の現場で感じた経験をマニラのホテルで話し合う「高校生ミーティング」があります。これが最も大きな特徴になっています。
普段と全く違う環境の中で、普段体験することがないボランティアをした後ですから、いやがおうにも感性が研ぎ澄まされていきます。

そして帰国してからそれらの全てをレポートし、自分の活動の評価をするのです。短い期間であっても大きな変化につながります。この間の高校生の成長は誰の目にも明らかになります。

それに引き換えこの日の学生たちはようやく入学試験の難関を突破し、ホッとしているのが実によく感じられるのです。本当は一番輝いていてもおかしくないのに、どことなく目標を見失っているように感じられました。

しかしこれからいろいろな経験を通してだんだん成長していくでしょう。この日感じた「頼りなさ」は若芽のような初々しさとも思えます。
一日も早く安心感のある大木(たいぼく)に育ってほしいと思いました。

さて今夜の歯の一口メモです。

インプラント治療の相談コーナーが出来るようです。
自分の歯のなくなった所に金属の柱を立てるのですから問題を生じるケースも少なくないはずです。予防法としては間違っても自分の歯を抜いてまでしないで下さい。そして咬み応えのあるものをしっかり噛む習慣をつけてください。それが健康だけでなく、長生きの秘訣につながります。

歯磨きは「白い歯」だけでなく、「ピンクの歯肉」もしっかり磨きましょう。それがハロアルみがきです。

2012年4月27日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生今晩は。

東京では葉桜だと言うのに軽井沢ではまだ梅が咲きません。決して広くはない日本なのにこんなに違いがあるなんて不思議です。しかし真っ白だった浅間山の雪も大分溶けて、間違いなく春がすぐ傍(そば)まできていることがよくわかります。

4月14日はご苦労様でした。あいにく雨でしたが沢山の皆様が来場してくれ、感謝の一言です。当日の入場者は355名でした。会場になっている“エコールみよた”は320席しかありませんから満席以上の皆様が来てくれました。
普段の努力や行いがいかに大切かということを痛感しました。

今回はこの活動に協力しているFM軽井沢のパーソナリティーの清水とも子さんがはじめて司会をしてくれ、YUTAI君の三味線の演奏で始まりました。

そして、今までずっと最後の方でやってもらっていた祐介先生のハロアルレディオをオープニングで30分間、祐介先生、キョーヤさん、一穂さん、ジャンビーと一緒に会場を盛り上げてもらいました。これまでは最後の方でしたから帰る人も出て、空席の目立つ中で演奏をしてもらうこともありましたが、今回は沢山のお客さんの前でしたからやりがいがあったのではないでしょうか・・・・。

続いて高校生の報告でした。信義(しんぎ)さんの軽妙なアドリブの効いた司会で楽しく聞くことが出来ました。
毎年高校生の報告は大きな感動をくれるのですが今年もそうでした。
初めて参加した高校生が異国の恵まれない人に触れる中で、自分たちがいかに恵まれているかを知って、親への感謝や日本という国への感謝が湧いてきたそうです。これは一人や二人ではなく、みんなが口をそろえて言うのですから、異様だと思ったかもしれません。
しかしこれが事実なのです。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアがいかに大きなインパクトを持っているかということだと思います。高校生は8月に面接をし、何日も事前研修に通い、年が明けあけてフィリピンに行って慣れないボランティアをし、帰ってきてから報告集の原稿を書き、この日の発表に備えたのです。その間、学校は普段通りにあるのですから高校生はよく頑張ってくれたと思います。
半年にわたる活動はこれで終わりです。これからは今までに培った力を学校や社会で発揮して素晴らしい人になって欲しいと思います。

もちろん私達も来年のボランティアに向けて出発をしました。

その第一弾が次の高校生の募集です。
当院では患者さんに呼びかけてすでに何人かの希望者を見つけました。成績のいい人でもかまいませんし、この活動を契機に人生を切り開いていこうという人でもかまいません。気持ちのある人はどんどん申し込んでください。

それでは今夜の歯の一口メモです。

新学期を迎え、定期健診をする学校が多いと思いますが検診の日だけ歯磨きをしても駄目です。その日を契機としてしっかり磨く習慣をつけてください。歯磨きの失敗が歯を悪くするのですから、歯科医院に行って自分にあった歯磨きを教えてもらったらいいと思います。
歯磨きをおろそかにするような先生なら早く他の医院に変えた方がいいでしょう。
「歯」と「歯肉」を磨く「ハロアルみがき」で自己免疫力を高めることが大切です

2012年4月20日 医学博士・歯科医師 林 春二

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  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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