ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

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祐介先生こんばんは。

久しぶりに出演させてもらい、とても楽しい時間を持てました。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアのメンバーの皆さんはどうだったでしょうか。

出番が来るまで控え室のほうで祐介先生のハロアルを聞いていましたが、このまま一人で続けたほうが良いのではないかと思っていました。

牟田さんにも大変お世話になりました。

私が番組に出演させてもらうに当たり、質問が寄せられていましたので質問に答えておきます。

1、定期健診の正しい受け方を教えてください。
人間ドックなどは一年に1回ですが、歯も一年に1回でいいのでしょうか。


(答)正しいも正しくないもありません。

多ければ多いほど良いです。

私は月に一度必ずチェックをしてもらっています。

理由は、二度と再び悪くして欲しくないからです。

2、子供の治療は何歳ぐらいからですか。

私の子供は今、前歯が4本生えています。

今のところ虫歯はないようですが、いつぐらいから病院に行くのがいいですか。


(答)こういう思いになった今がチャンスです。

子供は大人と違って理屈がわかりません。

今から口を大きく開ける練習や、エンジンをつかうトレーニングをした方が将来嫌がりません。

3、この番組でいつも先生は「歯を抜かない方がいい」とおっしゃいます。

しかし、私は今矯正治療を受けるために1本歯を抜きました。
後3本抜く予定です。

どうしたら良いですか。


(答)本当にだめな歯は抜かなければならないこともありますが、本当に診断したのでしょうか。

出来れば他の3本は抜かないで治療したらどうでしょうか。

一度口の中の写真、レントゲン写真を見たいですね。

親知らずなら仕方ないですが、大切な小臼歯を抜くケースが多いです。

この場合は抜かない方が良いでしょう。

4、私は歯医者さんに電動歯ブラシを勧められました。
簡単で早く磨けるそうです。

しかし、この番組で先生の「歯肉磨き」のお話しを聞いて電動歯ブラシでやってみるととても痛いです。
どのようにやればいいですか。


(答)何のための電動ブラシでしょうか。

健康な人は普通の歯ブラシで十分です。

歯と歯肉を磨いてください。

そして運動能力を高めるのです。

機能障害がある人は電動ブラシもOKですが、歯肉は指でマッサージしましょう。

電動ブラシを使っている人も歯肉を指でマッサージして下さい。

5、歯ブラシの選び方を教えてください。

(答)小さめの軟らかい平らな歯ブラシ、GC社製プロスペックヤングがいいと思います。

6、歯医者選びのコツを教えてください。

HPを見てもどこも同じように見えてしまいますし、口コミをみてもいまいち信用がありません。
良い歯科医院の選びかたを教えてください。


(答)字が丁寧上手。

しっかり話してくれる。

説明がわかりやすい。

口の中の写真や資料を見せて説明してくれる。

笑顔で接してくれる。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの先生達のようにボランティアに熱心な先生なら間違いありません。

2017年6月9日 医学博士・歯科医師 林 春二

久しぶりにハロアルレディオに出演させてもらいます。

「生放送」で話す事は大変緊張を伴います。

少しでも間違った事は言えません。

それでは普段診療室で患者さんと向き合っている時はどうかと言うと、こういう緊張感を持つ事はそんなにありません。

たいした理由はなく普段の事は慣れているからとしか思えません。

患者さんの訴えを聞く時も、患者さんの話の中に治療に必要な単語は何か拾い出していて、患者さんの話が終わる頃にはおおよその治療方針を考えてしまいます。

ですから自分自身が生放送の中で一語一句聞き逃さないように慎重に聞いて、一語一句間違わないように話すという真剣さには遠く及ばないのです。

「初心忘るべからず・・・・」

何事をするにも初めてやる時のように真剣に、決して粗相のないように取り組むという姿勢が本当は大切なのだと思います。

こうして様々な機会に触れるたびに感じる事は「己の足りない事だらけ」です。

人の言う事に素直に耳を傾ける事は常に「初心に帰る事」と心得るべきだと思います。

私達医者は患者さんの訴えをしっかり聞かなければならないのですが、現在の保険制度では十分な時間をかける事が出来ません。

これを問診というのですが何時間かけても定額で低額(やすい)です。

丁寧に聞いて、解りやすく説明する事は医療人にとって当たり前ですが、それすら出来ないのが実状です。

たとえ歯が1本痛くても全身との関わりがないか、その1本だけの治療でいいのかしっかり検査や説明をして治療をするのが良いと解りながら、しっかり時間が取れません。

それもあって当医院では診療室でなるべく患者さんと話をするようにしています。

歯科衛生士さん始めスタッフ全員が各々の患者さんと笑顔で話してくれとても和やかです。

時にはうるさいくらいです。

患者さんによっては「ここの歯医者は病院のように緊張しなくて良い」と言う評価をしてくれますが、全く反対に「もう少しおとなしくして欲しい」と言う声も無い訳ではありません。

こういった声は自分本位で患者さんが取り残されているからです。

どんな時にも患者さんが中心でなければならないと思います。

先の森友学園問題にしても、加計学園の問題にしても、政府もどちらを向いて話しているのか解りません。

良い悪いではなく、国民が納得するまで調査し、話し合う事が大切なのではないでしょうか?

それでは今夜の歯の一口メモです。

噛んで含んでという例えがあります。

どんな物でも良く噛んでいると唾液に浸され、飲みやすくなり、消毒されます。

今の政治にもこういう思いやりが大切なのではないでしょうか?

2017年6月2日 医学博士・歯科医師 林 春二

一歩一歩

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-5-26 14:00

祐介先生こんばんは。

前回のハロアルレディオ良かったですよ。

政治家との対談、是非実現してください。

番組の中で、祐介先生が
「今の僕なら政治家から色々聞きだせますかね・・・・」
と言う話をしていました。

以前の祐介先生なら自信満々に言っていたと思いますが、少し引き気味に、それでも経験を重ねてきた人の言い方でとってもよかったです。

そういう謙虚さがいいのです。

今のハロアルフィリピン医療ボランティアになる前、祐介先生を長野県のライオンズクラブでやっているフィリピン医療ボランティアに行ってくれと誘った時は
「まだ自分のことさえも出来ないのにボランティアなんて・・・・」
と素直に反応してくれませんでした。

でも、祐介先生のいいところは、口では反対しても実際には協力してくれるところです。

しかもハロアルの中で一番沢山のメンバーを集めてくれています。

こんなところを見るにつけ
「どうせ協力するのだから、気持ちよく対応すればいいのに・・・・」
といつも思っていました。

それが「度量」と言うことです。

真に力のある人は、何が来ても正面から受け止め「ドンと来い」という対応が取れるのです。

でもそれから15年、今は祐介先生の右に出る人はいない立派なボランティアの活動家であり、世の中のオピニオンリーダーです。

また関口先生も祐介先生と甲乙つけがたい真の活動家です。

しかし、その関口先生にしても最初から今のように活動できたわけではありません。

フィリピン医療ボランティアのことを呼びかけても呼びかけても、スタッフにさえ協力してもらえない時期がありました。

そんな時、関口先生から手紙で相談を受けました。

先生が「音叉」になって鳴り続けていたら、必ず先生に「共鳴」してくれる人が出るよ。
それまで頑張って欲しいと書きました。

その時のことを先週、関口先生が「人間は共鳴器官である」と言う表現で書いてくれました。

今では医院のスタッフは言うに及ばず、沢山の皆様の共鳴を受け、更には国際的なボランティア団体のロータリークラブという巨大な「音叉」まで響かせるようになりました。

しかしよく考えてください。

いつもいつも関口先生が自分の音叉を鳴らし続けているから、共鳴する音叉が出るのであって、関口先生が鳴り止んでしまうと、たちどころに全ての音叉も鳴り止んでしまいます。

「たゆまざる歩みおそろしカタツムリ」
の心境を大切にして、スピードは出さなくてもいいですから、一歩一歩進んで欲しいと思います。

リスナーの皆さんも、たかが歯ブラシ一本と思うかもしれませんが、人に頼むことはなかなか出来ないことです。

ましてやカンパをお願いすることは本当に大変です。

しかし、やってくれるとものすごい大きな宝物を手にすることが出来ます。

このボランティアは、口だけでなく実際に行動しなくては分からないボランティアなのです。

私も祐介先生からいい助言をもらしました。

「しなの鉄道のハロアル爺さん」になれるよう更に頑張ります。

2017年5月26日 医学博士・歯科医師 林 春二

積み重ね

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-5-19 13:00

祐介先生こんばんは。

太陽歯科衛生士専門学校の講義お疲れ様でした。

先週のハロアルレディオを聞いていて、祐介先生の度量というか器というのか大きく感じられました。

「人は年を重ねて丸くなる」と言う人もいますが、良い経験を積み重ねて他の人の言う事に耳をかせるようになると、人の意見に反発しなくなり聞き分けが良くなります。

こういう事を通して「丸くなった」と言います。

しかし全ての人がそうではありません。

祐介先生も今に慢心しないでさらに謙虚で努力を惜しまないで下さい。

今から15年位前は自分の意見を言う事の方が多かったように思います。

私の言う事に「そうですね。そうしましょう。」と言う前に「そうかもしれないけど、こうやってみなければ分からないじゃないですか。」と言うような答えが返ってくる事もありました。

しかしそれから15年、本当に良い経験を積まれました。

人の言う事を反発しないで素直に受け取っています。

どんな意見や考え方の人だって、人の言う事を素直に聞いてみるともっと良い方法があるかもしれないのです。

しかし途中で自分の意見を挟んでしまうと、その良い意見を聞く事が出来ないので成長はそこで止まってしまいます。

それでも自分の意見を通す事が出来ますから自分は気分が良いでしょう。

こう言う人を“我が強い”と言います。

その場はそれで済むでしょうが決して褒められはしません。

ところが自分の意見は通らなくても人の意見をよく聞いてくれる人は皆なに好かれ、いつの間にか皆なからまとめ役を頼まれるようになります。

それが今の祐介先生です。

先週の電車内の話で、祐介先生が私の行動を素直に受け止められたのは器が大きくなったという事だと思います。

今夜は昨日しなの鉄道の「田中」という駅で話しかけた「東御清翔(とうみせいしょう)高校」の学生の話をします。

私が電車に乗ろうとホームに出ると先客としてホームのベンチに女子学生と座って話している男子学生がいました。

「御代田に行くにはこのホームでいいですか?」と声をかけると「いいですよ」と爽やかな声が返ってきました。

バレーボール部の練習が終わって帰るところでした。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに東御清翔高校の学生はまだ参加していない事が頭をよぎり、カバンの中からハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2017の報告集を取り出して、ボランティア活動の話をしました。

2人は興味を持って聞いてくれました。

フィリピンに行かなくてもハブラシ1本でボランティアになる事を話してから憲法改正に話題を変えると、「憲法9条ですか?」と言って「変えるのは嫌ですよね。」と答えてくれました。

私は戦う事は嫌いです。

「戦力」より「対話」という考えです。

戦争は武器を使用し大量の弾薬を消費するだけでなく、必ず破壊が付き纏います。

弾薬の費用は誰が負担するかと言えば国民です。

失ってしまう物にお金をかけるより、対話を重視してこれから生きていく人達の為にお金をかける、今の憲法を守るべきなのではないでしょうか。

今の日本は6人に1人が貧困という状態です。

この人達を救済する事が戦争で使う為のお金より先なのではないでしょうか。

2017年5月19日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

4月下旬から5月上旬にかけての大型連休を楽しんだ方も多かったのではないかと思います。

通勤で毎日のように経験している人もいると思いますが、最近では全席指定の電車も多くなりました。

今夜の話も昔話になってくれればいいのですが・・・・・。

自分の目の前に高齢者や身体的弱者が来たらどうするかという事です。

私は73歳になり、頭もすっかり禿げてきましたので高齢者であることが誰にでもわかるのだと思います。

電車に乗ると席を譲ってもらえる機会も増え、皆様の心遣いに感謝しています。

つい最近も大宮から新宿に向かう埼京線の中で大学生が席を譲ってくれ、とても嬉しく思いました。

その彼に“ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2017”の報告書を渡し、活動に参加している高校生の話をしていると私を挟んで座っていた女性も耳を傾けていたようです。

そこで私の主人のマミがすぐに一冊手渡して説明してくれました。

すると池袋で降りるときに「千円ですがカンパ出来ますか?」と言って千円を出してくれました。

本当にうれしい一日だった事を思い出します。

さらに数日後、「電車の中で報告書を頂いた者ですが」と手紙を添えハブラシ、タオル、石鹸を送ってくれました。

とても心の温まる出来事でしたのでリスナーの皆様に紹介させてもらいました。

こういう結果とは反対にせっかく席を譲ろうとしたのに断られてしまって気まずい思いをした話もよく聞きます。

「木で鼻をくくるような」言い方ではなく、こんな言い方はどうでしょうか。

「優しい心使いありがとう。
少し頑張ってみます。
でも疲れたら代わってもらえますか。」

というように相手に心遣いをすることも大切なのではないでしょうか。

どんなに若ぶっても年を感じさせたのは事実なのです。

だから席を譲ってくれたのです。

その人が発する言葉に優しさや思いやりが足りなければ、若い人の親切心に水をさしてしまいます。

近くにいる人達にも嫌な思いをさせてしまうでしょう。

そんな時は
「すみません。お心遣いに感謝します。」
と言って素直に腰を掛ける度量があって欲しいと思うのは私の考え過ぎでしょうか・・・。

若い皆様にお願いです。

仏教ではどの宗派でも「無罪(むざい)の七施(しちせ)」と言って7つの善行を教えています。

その中に「譲座施(じょうざせ)」というのがあり、これがまさしく「席を譲る」という行為です。

こういう優しい行為が出来るとお金を使わないで「自分の運命が変わる」と言われています。

人に優しく、思いやりのある人の運が良くなるのは子供にも解ります。

リスナーの皆様にはこういう善行を率先して出来る人になって欲しいと思います。

それでは今週の歯の一口メモです。

自分の健康を守るために一日3回以上「歯」と「歯肉」を磨く「ハロアル磨き」すると病気にかかりにくくしてくれます。

結果として無駄な医療費を掛けないで済みます。

これも国の財政負担を軽くしますから大きな善行です。

自分の出来る事をしっかりやり切れる人になりましょう。

2017年5月12日 医学博士・歯科医師 林 春二

智慧

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-5-5 18:09

祐介先生こんばんは。

ゴールデンウィークに入り気もそぞろです。

ただ北朝鮮の問題があるので素直には喜べません。

それはそうだと思います。

普段元気な時には気づきませんが小さなトゲが刺さっても気になって仕方ありません。

トゲだけではなく風邪に罹っても胃腸が悪くても同じです。

普段通りにはいきません。

だからこそ“予防”が大切になるのではないでしょうか。

そう考えると今の北朝鮮問題は“予防法”や“予防の実践”に問題があったと思うことが大切だと思います。

誤解しないでください。

この場合の予防というのは最新ミサイル迎撃装置「サード」を言うのではありません。

最新と言いつつも数十発のミサイルを迎撃するには数十基のサードをそろえても完全には迎撃できません。

しかもこのサードの代金は一機1250億円と言われていますから十機備えるとなると1兆2500億円になります。

1年間の消費増税分は2兆円でしかありません。

ちなみに消費税が導入されてから15年度までに304兆円の収入になりますが、このうち263兆円は大企業の企業減税に当てられてしまいました。

福祉の充実にはとても回りません。

日本の“予防”つまり防衛という面で一番問題なのは「問題を正しく説明し、正しく解決するための努力をしてこない」事です。

次にどれだけ“予防のための軍事費”を投入したとしても、実際にミサイルを打たれてみないと何もわからないという事です。

もし打たれなかったら莫大な無駄になってしまいます。

予防というのは病気にならないための準備ですから、無駄になることはむしろ良い事ですが、わざわざ無駄にする必要はありません。

それではどうしたらいいかと言うと“対話と外交”をしっかりやることに尽きると思います。

この軍備のために投資する1兆2500億円を“対話と外交”に使ったらどうでしょうか。

少なくとも今のように“やるぞ!さあやるぞ!”という脅しよりはるかに効果的だと思います。

今まで中途半端な脅しや圧力で迫ったために“窮鼠猫を噛む”かのように苦しまぎれの挑発をされてしまったのではないでしょうか。

私たちはフィリピンの恵まれないスラムの人達に対しても“世界最先端の医療”と言える“予防医学”を正しく伝える努力をさせてもらっています。

するとスラムの人達ばかりではなく、この活動に参加してくれている高校生達も口を合わせたかのように“かっこいい大人たちの活動に触れられた”と喜んでくれます。

今政治に求められているのは“力ずくで何とかしよう”という事ではなく、“話し合いや思いやり”で現存するものを破壊しないで更に良いものに変えていく智慧なのではないでしょうか。

“歯ブラシ一本で命を救える”ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの活動をお手本にしてもらいたいものです。

リスナーの皆さん、そうなっても困らないように私たちの活動をしっかり支えて下さい。

それでは今夜の歯の一口メモです。

歯の健康を守るのは新しい方法や道具ではありません。

歯の頭の白い部分から歯肉の中の根の先まで一本一本正しく磨くハロアル磨きが一番です。

2017年5月5日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

先週の一人ハロアル良かったですね。

一人で一時間話し続けるのは大変ですが、音楽が入り“一呼吸”できるのがいいと思います。

6月4日の“虫歯予防の日”に呼んでもらえるようで楽しみにしています。

お陰様で春の遅い軽井沢でも桜が満開になりました。

梅も水仙も石楠花もいっぺんに咲きほこっています。

これから美しい淡い緑のカラマツの芽吹きが旅人の目を癒してくれるでしょう。

万物が躍動する春は心もウキウキします。

しかし世界に目を向けてみれば、今まさに戦火が起こりそうな危うい状況にあります。

「優しさ」や「思いやり」の対極にあるのが「意地」や「欲望」です。

自分勝手では他人からヒンシュクを買うだけでしょう。

優しさや思いやりが相手の心に寄り添う心ならば、意地や欲望は己の心を満たす心です。

かつての日本人ならば、こんな時仲に入って両者を和解させる“心”を持っていたと思いますが、今の政治はさらに豊かで便利な社会を求めるだけで、弱くて助けを求める人の心を癒してくれる“ゆとり”がありません。

自動車を運転する人ならば分かると思いますが、咄嗟に切るハンドルやブレーキだって“多少の遊び”があります。

もしもこの“あそび”が無かったら、車は右に左にグチャグチャ動いてしまい危なくて運転できません。

ブレーキだってペダルに足を乗せた瞬間にガクンと効いて、これまた危険です。

多少のあそび“ゆとり”があるからこそ、安全な運転ができるのです。

これは何事にも必要なのではないでしょうか。

今のような“危機一髪”が起こりそうな時だからこそ“心のゆとり”が必要なのです。

力に力で対抗するのは愚の骨頂、力には和の心を持って包み込むほうがいいのではないでしょうか。

車だって衝突した時のためにエアバックが装着されているのです。

世界中で日本人ほど心にゆとりを持った民族はいなのです。

このことをフランスの旅行家、ポール・クローデルは
「日本人は貧しい。
けれども高貴だ。
この地球上に一つの民族を残すとすれば、それは日本人だ。」
と言わしめた明治の日本人の生き方を、もう一度思い起こす必要があるのではないでしょうか。

こういう心を養うには、ハローアルソンは最適だと思います。

歯ブラシ一本でスラムの人を救い、そのスラムの人から笑顔の大切さを教えてもらい、その笑顔で一本の歯ブラシを届けてくれた皆さんに感謝させてもらえる。

こんな素晴らしい活動、生き方がこの世にあるでしょうか。

それでは今夜の歯の一口メモです。

一生のうちで、虫歯で歯を失うのは32%、歯周病では実に42%の歯が失われてしまいます。

虫歯も歯周病も正しい歯みがき歯と歯肉を磨く“ハロアル磨き”で防げますよ。

2017年4月28日 医学博士・歯科医師 林 春二

バランス

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-4-21 17:00

祐介先生こんばんは。

昨日は国会議員の所に介護保険、医療保険の改正でこれ以上負担が増えないように陳情に行って来ました。

全国保険医協会の調査では窓口負担が増えた為に、必要な検査や治療、投薬をキャンセルされた事がある医療機関が医科では35%以上、歯科では51%以上に上がっています。

治療中断がすぐ死に繋がるケースもありますので大変な問題です。

介護保険の方も今まで介護サービスを受けられていた人がサービスを受けられなくなった為、家族の誰かが離職し家族介護に回らなければならないケースや、あるグループホームではスタッフが不足して1日16時間勤務が日常的になって夜間も一人勤務をせざるを得なく、いつ何が起こっても不思議ではない状況です。

若いリスナーの皆様も仕事に精一杯かも知れませんが、やがて介護の世話にならない人はいません。

将来に心配があるとお金を使う気分にはなれません。

「将来の安心」を保障されれば消費も進みます。

国のとるべき道は「医療・介護」の充実を図る事が経済活性化の本道であり、近道である事を肝に命じておくべきだと思います。

最近虫が知らせるかのように、“ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2014”に参加した船山君の事を妙に思い出していました。

船山君は新島学園の生徒会長をしていましたが、その時の副会長も参加したかったのですが、会長・副会長と同時に高校にいないのでは困ると言う事で副会長が参加を断念したと言う事でした。

その副会長と国会から帰る電車の中で話す事ができ「チョイボラ」と“ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2017報告集”を手渡しました。

この活動に参加するメンバーを募集している者にとって、参加したいのに我慢している人がいる事に申し訳なさと嬉しさが交錯する気持ちにさせられました。

“ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018”の高校生募集も始まり、既に参加希望者から申込書が届いています。

私達の小さな団体に興味を持って頂きとても感謝しています。

“ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2017”に参加して感動的な報告をしてくれた高校生のように青春の1ページを飾る体験が出来るように万全を尽くしたいと思います。

しかし、この青年達もやがて年を重ね私のように人様の支援をお願いしなければならない日が来ます。

その時仲間達が路頭に迷わないように“医療と福祉”の充実を図っていきましょう。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアはフィリピンのスラムの経済的に恵まれない人達に支援をしていますが、同時に彼らから“物はなくても豊かな心”の大切さも学ばせてもらっています。

現在に生きている私達は“物の大切さ”と“心の大切さ”をバランスよくとれる人になりましょう。

それでは歯の一口メモです。

バランスの良い健康は肉体的、精神的、社会的、経済的にも問題を抱えない事です。

その為に身体を支える“歯”をしっかり守りましょう。

2017年4月21日 医学博士・歯科医師 林 春二

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-4-14 16:00

祐介先生こんばんは。

一年に一度の桜、心ゆくまで楽しみましょう。

今夜は私達がフィリピン医療ボランティアに行くJALの機内で出会ったパーサーとその後についてお知らせします。

私の患者様でJALのパイロットをしていた野口様に機内での事を話しました。

野口様からパーサーへのメールを紹介します。

JAL OBの野口と申します。

林春二医師のお礼の言葉を伝えさせて頂きます。

フィリピン・ボランティア活動をここ10年程応援しており、帰国翌月に開かれる参加高校生の“体験発表会”を楽しみにしてきました。

今年は初めて加わった中学生の発表もあり、体験に耳を傾けながら、年齢と共にとうに枯れてしまったはずの熱いものを何度か思い出させてもらいました。

地方の小さな歯科医院グループが結束し、地域住民にハブラシ・タオル・石鹸・お米の寄付を募り、男女高校生を巻き込みながら専門技術の無料奉仕活動を継続している信念と活動の素晴らしさに心底頭が下がる思いでいます。

5月になれば来年のボランティア活動に参加する高校生の募集そして歯科医院現場での高校生の研修がはじまります。

林歯科診療所は古くて小さい上に最新の設備が一つもない歯科医院ですが、衛生士も技工士もみなさん明るく、笑い声が絶えません…とてもまぶしく感じられる居心地の良い“歯医者さん”です。

林さん以下の皆さんが JAL741/08 便の小谷さんと配下乗務員の皆さんへの感謝を笑顔で語ってくれています。

乗務の厳しさが増してきている事をうかがっており、客室乗務員の皆さんの頑張りに頭が下がります。

皆さんの努力がお客さんに確実に伝わっていることを心にお留めいただき、どうぞ体調に気をつけて今後の乗務に当たってください。



続いて小谷様から野口様へのメールです。

今回このようにお便りを頂き、大変恐縮しております。

フィリピンボランティア林様の件は私も記憶に残っております。

満席マニラの日帰りで私自身も余裕がなく、行き届かなかった点もあったかと思いますが、このような活動を初めて知り、私自身も大変勉強になりました。

お礼も何も…いつものように機内で出来る限りのことをさせて頂いただけのことですので、お気になさらずになさって頂ければ、と思います。

ご丁寧にお便りを頂き、本当に嬉しかったです。

ありがとうございました。

これからもJALを応援していただけたら嬉しく思います。

小谷 祐子。



満開に咲く花も見事ですが、JALの皆様の心遣いも桜の花に負けない素晴らしさだと思います。

リスナーの皆様に支えられて年ごとに大きく育てて頂いているハローアルソン・フィリピン医療ボランティアも10年を超えて美しく、逞しく花が咲きようやく人様の目に止まるようになって来ました。

これからも今まで以上に頑張って行きます。

皆様も宜しく御支援下さい。

2017年4月14日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

先週は長野県ではハロアルレディオの音波が全く入らず、祐介先生の表情や動きを見ているだけでした。

それでもいつも番組を見ているので、
ここでは桜の話をしているのでは?
ここはハロアル報告会の話かな?
などと想像していました。

3月25日の報告会には312名、そして翌26日は長野支部としてバラで有名な坂城町で118名の皆様を迎えて感動的な報告会が出来ました。

遠くから参加してくれた皆様、本当にありがとうございました。

この報告会はフィリピン医療活動が終わったら必ず協力して下さった方や周囲の皆様にこの活動の意味や、参加してくれたメンバーがどのような気づきをしてくれたかを知らせるために開いています。

今回は小、中、高とイジメに遭い登校が出来なかった丸山マヤさんがハロアルに参加する中で目覚ましい変化をとげ、歯科大学に合格してくれたケースを報告したいと思います。

先ず私がマヤさんに送ったメールです。

 

マヤさん入学おめでとうございます。

今日まで色々口に出せないような苦しいことが沢山あったと思います。

それはそれで大変だったと思いますが振り返ってみればマヤさんが「立派な人になるための」大きな試練だったのだと思います。

そんな言葉ではとても納得がいかないかもしれませんが、マヤさんがこれから立派になればなるほどよく判るはずです。

大変と言っても万人が同じという事はありません。

人それぞれ何とも思わない人も居ますし、傷ついてしまう人も居ます。

だからマヤさんの一言は大切なのです。

どんな人にもどんな時でもマヤさんが声を掛けたら喜んでもらえるように、「今までの苦しみ」があったのだと思います。

今は口に出して言えないかもしれません。

が、マヤさんが経験した辛かったこと、それを乗り越えるためにどれだけ頑張ったかを話せるようになるとマヤさんの声は「神様のような言葉」になると思います。

その日のために今を一生懸命生きてください。

これからは人の倍も3倍も頑張りましょう。

それが出来るのがマヤさんですよ。


続いてマヤさんからのメールです。
 

林先生、本当にありがとうございました!

私にとって大学は憧れの場所ではあったものの、絶対無理だ、縁のない場所だと諦めていました。

しかし、ハロアルに出会い、先生方の熱い心を目の当たりにし変わろうと思いました。

ハロアルに行くまで、ハロアルの活動中、そしてハロアルの活動が終わり、二度目のハロアル。

全ての出来事で私は成長させていただきました。

周りの皆さんがこんな私でも、見放さず、受け入れてくれたおかげです。

私はもうあきらめません。

大学は楽しみではありますが、きっと私に試練を与えてくれる場所になるでしょう。

林先生がおしゃっていた素直な心で実行することを忘れずに精進してまいります。

そして次は大学生として、歯科医師としてハロアルに参加させて下さい。

また林先生の診療所へ行く日が楽しみです。

よろしくお願いします!頑張ります!


とてもうれしいメールでした。

リスナーの皆さん、本当にありがとうございました。

 

2017年4月7日 医学博士・歯科医師 林 春二

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  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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