ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - 林春二先生からのお便りカテゴリのエントリ

 

祐介先生こんばんは。

明けましておめでとうございます。

穏やかな新年を迎えられて本当に良かったです。

リスナーの皆様も新しい年を迎えて、心に思うものがあると思います。

学生の皆様は、目指す学校や会社に入ること、病気と闘っている皆様は一日も早い回復と社会復帰を、各々の人が平成最後の正月に当たって、希望に満ち溢れる目標を抱いていることでしょう。

平和で豊かな日本ですから今年一度といわず、これからずっと平和な社会が続く日本であって欲しいと思います。

第1に、フィリピンスラムに住む人達への無料の歯科治療。

第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。

第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

最後の第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうという4つの柱で活動している「ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア」の最大のイベント、フィリピン行きは2月7日になり、残すところ1ヶ月余りとなりました。

第14回目の活動が、平成時代最後の活動になります。

総勢136名、内高校生65名、中学生5名でいずれも過去最大規模です。

右肩上がりに事が進むときは頼もしいものです。

しかしこれは全て結果でしかありません。

問題はちゃんと計画を立て、その計画に沿ってみんなが努力し、その結果が今の実績なら問題はありません。

関口団長、祐介現地統括責任者が一年中智慧を絞り、努力を重ねスタッフのみんなが惜しみない努力を重ね、当たり前のように今の実績になったのでしょうか。

「燃え尽き症候群」という言葉をご存知の皆様も多いと思います。

何かの目的に向かって頑張っている時は疲れも無く更に頑張れると思います。

やり尽くして目的を達成できたとしても、この虚脱感に襲われることもあります。

オリンピックのメダリストの中にこういう人がいます。

こうならないために、ハローアルソンは団長や祐介先生を中心に他の役員もメンバーも、一人一人がしっかりコツコツとやってもらわなければなりません。

その点、今年の高校生の物資集めはしっかりやってくれています。

「素直になって」「素直に聞いて」「素直に実践」してくれる高校生が多いです。

これは高校生だけにお願いしている事ではありません。

参加してくれる全てのメンバーにやってもらいたいのに、実際にやってくれている人が少ないのです。

私はこれが一番の問題だと思っています。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、フィリピンのスラムの人達に対する医療ボランティアですが、この活動を通して皆さんの中に眠っている優しさや思いやりを呼び起こし、皆様が職場や学校、地域の中でなくてはならない人になってもらう活動です。

このボランティアに一度でも触れた人は、周りの人にこのボランティアのことを話すこと、そしてその人達に何らかの協力をしてもらうようにお願いすること、その中から一人でも参加してくれる人が出たら最高の喜びになることが分かります。

大人の皆様どうでしょうか。

一人でも参加してもらえた人は何人いるでしょうか。

そして数がどんどん増える高校生のためにカンパをお願いしてください。

2019年1月4日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

暮れも押し迫った昨日のことでした。

まさか20年前の話が聞けるなんて思ってもいませんでした。

歯科助手の里見君、歯科衛生士の掛川さんと3人で往診(訪問診療)に行ったときのことです。

道すがら交通事故を防ぐには余りにも基本的で笑われるかも知れませんが、制限速度内の走行、信号を守る、一旦停止の励行が肝心だという話をしました。

何事につけても、面倒かもしれませんがコツコツやるべきことをやり続けることが大切だということです。

20年前のある日、この日往診した施設ではない施設で、私が顎の外れた高齢者の治療をしたときのことでした。

「深夜にも関わらず往診をしてくれ本当に助かった」という話です。

夜中のこともあり、当時としては歯医者が往診してくれることなど想像だにしなかったそうです。

それが深夜の私との巡り合いになったそうです。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは海外ボランティアというだけでなく、社会人として間もなくスタートラインに着くばかりの高校生達と刻んできた活動です。

そしてこの活動を続けてきた中で、嬉しいことに参加してくれた高校生達から“かっこいい大人”とめられ“自分が大人になったらハロアルのようにかっこいい大人になりたい”とまで言われるようになりました。

これも全て初心を忘れず、関口団長、祐介先生の声かけに一致団結し、全身全霊で取り組んだ結果です。

もしもたった一人でも和を乱したらと思うとゾッとします。

どんなにユックリした歩みでも、コツコツと積み上げていくことが大切だということだと思います。

それではここでこの一年間の活動を振り返ってみます。

2月に入ってすぐにハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018に出発しました。

46名の高校生とスラムに行ったのも束の間、3月下旬の23日(土)にはエコールみよたで報告会を開きました。

会場には290名の皆さんが集まってくれ、高校生の発表に涙する人も数多く見られ感動的な報告会でした。

桜が咲き乱たれ入学の季節4月には、ハロアルフィリピン医療ボランティア2019の高校生募集を始めました。

5月、6月と過ぎ、7月30日の締め切りには何と67名の高校生が応募してくれました。

この人数は過去最高の人数になったことは言うまでもありません。

8月に入って高校生の面接を行い、東京で高校生担当者会議を開き、今年の参加高校生を決めました。

9月にはハロアルフィリピン医療ボランティアに参加する許可を各高校にお願いしました。

有り難いことに、全ての高校から許可が下りました。

10月、11月と歯科関係者と一般の募集すると、最終的には70名の応募になり総勢137名の団体になることが決まりました。

全ての人数が、今まで最大の人数になり関口団長、祐介先生の地道な努力が大きな実をつけてくれました。

これからその実が熟すようにリスナーの皆様に今まで以上のご支援をお願いしたいと思います。

来る年が更に良いことが沢山訪れることをお祈りしています。

2018年12月28日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

暖かい冬だと思っていましたが、さすがに冬は冬。

次第に寒さが増してきました。

それでもいつもの年より、だいぶ暖かい冬だと思います。

先週の土曜日は飛翔会ご苦労様でした。

と言ってもリスナーの皆様は飛翔会と言ってもなんだか分からないかもしれませんので少し説明しておきたいと思います。

私達はハローアルソン・フィリピン医療ボランティアを20年近く続けています。

この会の特徴は大人のボランティアだけでなく、高校生も参加して一緒にマニラ近郊のスラムで医療ボランティアをします。

ボランティアの現場はいずれのボランティアも日常とはだいぶかけ離れ、大変なことが起こっています。

そしてこれも当たり前のように普段できる事より少しでも早く何とか生活できるようにという思いでやるので、適当にやったのではないかというレベルになってしまうことも少なくありません。

しかし私達のハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、どこに行っても常に「最善を尽くすこと」を最低限のレベルにしています。

もしも自分が困ったことがあったら、道をつけてもらうのはもちろんですが、最善のことをやってもらいたいと思うはずです。

相手だって同じだと思います。

だから私達は自分がやってもらって嫌なことは、相手に絶対しないことにしています。

これが人間として当たり前だと思うからです。

もう一つ私達には共通の思いがあります。

それは「歯は命の源」だということです。

ですからどんなに可能性が低い歯の治療でも最善を尽くして残すための治療をしています。

たとえ歯が縦に割れていても抜くようなことはしません。

一度外に出して接着剤でくっつけて、もう一度元の場所に戻します。

医学的には「再植」と言います。

こうして抜いて捨てられるような歯であっても、その人の生命力があれば残る可能性があります。

そういう思いの先生方が集まって一年間の実績を発表しあう会が飛翔会です。

それでは何故、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアで歯を抜くのかということです。

私達のボランティアで診ているのはスラムの人達です。

スラムの人達は生きているだけで幸せな人たちです。

食べることも飲むことも、その他のことも全て希望を叶えられることがありません。

しかも生まれてから一度もです。

その彼らが「歯を抜いて欲しい」という希望を言うのはとっても大きな意味を持っています。

せめて、私達だけでも彼らの夢や希望の一つでも叶えてやりたいと思います。

ここで私達が歯を抜いてやらなければ、痛みに悩まされ続けてしまいます。

ズーっとです。

同時に私達は抜くだけでなく、日本の皆さんに呼びかけて、ハブラシを集めて彼らに渡して歯磨き指導もしています。

だからこそ、各地のスラムの人達がハローアルソンのチームの来てくれることを強く望んでいると思います。

やがてスラムでもいつの日か「あんな時代があったよね」と笑い話になってくれる日が一日も早く訪れてくれることを願っています。

そして同時にリスナーの皆様が、ハブラシ・タオル・石鹸を提供してくださること、高校生カンパに協力してくださることを心から願っています。

     2018年12月21日 医学博士・歯科医師 林 春二

常に初心

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執筆 : 
hayashi 2018-12-7 13:00

 

祐介先生こんばんは。

今度の日曜日9日は、ハローアルソン2019の全体会議です。

今年は今までに経験したことのない参加者になりますから、一致団結するためにも一場に会して、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアについて再確認してもらわなければなりません。

スラムの人達に対するボランティアだから、「何をしてもよい」と思っているかもしれませんが、私達ハローアルソンの目指すボランティアは全く違います。

相手が誰であれ、他の人では真似のできない「思いやり」と「優しさ」のこもったボランティアでありたいと思います。

だからこそ次の活動地を決めるための事前調査に行った関口団長や祐介先生に、沢山の候補地が手を挙げてくれたのだと思います。

それはそうだと思います。

今から15年前にスタートしたハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、回を重ねる度に常に初心に帰って、参加する人が嫌な思いをしないように心を配ってきました。

それがハローアルソンの歴史ですし、今回の事前調査で沢山のスラムの人達から「来年こそハローアルソンに自分達のところへ来て欲しい」という声に現れているのだと思います。

こうしたハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの活動を支えてくれているのは、コツコツとハブラシ・タオル・石鹸を支援してくれている皆さんです。

本当にありがたく感謝しています。

私はハローアルソンの役員はもとよりスタッフに対して、こういう人達がいてくれるお蔭で活動が続けられるのだから、常に謙虚で努力を惜しまない人になるようにお願いしてきました。

そしてこの活動でマニラのスラム街を実感してくれた中・高校生達にも、常に周りの人達にハブラシ・タオル・石鹸やエンピツやノートなどの提供を呼びかけるようにお願いしています。

そのお願いを実践してくれた中学生を今夜は紹介します。

12月1日のことでした。

軽井沢中学生の“横川明音”さん、“市村志歩”さん、“塚本はな”さんがノートやクレヨンを1,000点以上集めて持ってきてくれました。

前回のハローアルソン2018に参加してくれた横川明音さんが種まきをしてくれたのです。

横川さんからスラムのことや、ハローアルソン2018のことを聞いてくれた友人の市村さんと塚本さんが横川さん以上に頑張ってくれたのには驚きました。

周りの人に話してくれたら、必ずこういう人が出てくるのです。

私が皆さんにお願いしているのは、こういう経験をして欲しいからです。

初めは弱々しかった横川さんが、この日はとてもたくましく堂々としていて更に驚かされました。

この活動の参加者は15年前に発足した時は17名でした。

以来、今回の募集まで増え続け一度も減ったことがありません。

関口団長や祐介先生が頑張ってくれている力が大きいと思いますが、横川さんのように私達のお願いを「素直になって」、「素直に聞いて」、「素直に実行して」くれている人がいるからだと感謝しています。

2018年12月7日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

先週は沖縄での医療研究集会ご苦労様でした。

とても素晴らしい症例でした。

大分県の先生が最後に、「先生の来年の発表を楽しみにしています」という言葉に全てが集約されていたように思います。

これに慢心しないで、更にいい症例を発表できるように心がけてください。

期待しています。

私は、祐介先生が私の診療所に初めて来たときのことを今でもはっきりと覚えています。

当時、先生は横浜の歯科医院に勤務して、今はやりの歯科治療をやっていました。

リスナーの皆さんの中には審美歯科というのはどういう歯科治療を指すのか分からない人もいると思いますので説明します。

歯並びやかみ合わせが悪い人は、矯正歯科で歯の位置を動かしてきれいにしますが、時間がかかるのが難点です。

そこで、歯を削って正しい位置や形にするのが審美歯科治療です。

色や形が自由にできますから、見た目、審美的にきれいだと言えます。

その上、天然歯の矯正より時間はかかりません。

しかし、自分の歯を削らなければならないことが難点です。

私達は基本にしているのはこういう診療ではありません。

見栄えも大切ですが、それ以上に大切なのは「自分の歯」です。

歯を削って治さなければならないのは、多忙な成人の矯正は時間をかけられないからです。

時間が比較的自由に取れる学生時代に治療しておいた方がよいのはこういうことが理由です。

こういう考え方も、私達ハローアルソンの治療チームでは共通認識になっています。

早い子供は5~6歳どころか、それ以下でも矯正治療を進められます。

この段階で歯並びを治しておけば、歯を削って治すような必要は全くありません。

私の診療所に通っている患者さんで、ホンダ自動車に勤めている男性がいました。

歯並びに問題があり、重度の歯周病になっていたので歯磨きがしやすくなるように矯正をすすめました。

なかなか協力してもらえませんでしたが、アメリカの支社に行くことになりました。

私は「欧米人では指導的な立場になる人で、歯並びの悪い人はいないよ」という話をしました。

欧米の人は生まれつき歯並びがいいのではなく、問題があったらすぐに処置をするのが一般的な常識です。

大人になって歯並びが良くないのは病気を治す意識が無いか、治そうとしても親に経済力が無いとえます。

従ってリーダーやマネージャーになる人は、「自分の身体に責任が持てる」、「経済的な問題を抱えていないこと」が求められるから、歯並びの悪い人はいないのです。

アメリカに行ってくれたお蔭で、その男性はアメリカから帰ってすぐに矯正治療をしてくれました。

祐介先生には、見た目の審美も大切ですが「自分の歯を残すこと」にブレないでもらいたいです。

そして正しいことを正しいと伝えられる先生になってください。

2018年11月30日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

大分秋らしくなりました。

私は昨日、佐久市中佐都小学校で、今日は群馬県の安中第一中学校でハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの話をさせてもらいました。

小学生と中学生の違いはありますが、どちらもこれからの日本を背負ってくれる人達です。

スクスクと健康に育って欲しいという思いで講演させてもらいました。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、第1にフィリピンスラムに住む人達への無料の歯科治療。

第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。

第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

最後の第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうという4つの大きな柱の下に活動しています。

私達自身が真剣にことに当たらなければならないことは言うまでもありませんが、協力してくれる周りの人達がいてくれなければ何も出来ません。

物資やカンパ集めにしても、参加してくれる高校生にしてもいなければ何も出来ないのです。

2003年に旗揚げしたこの会も数えてみればもう15回になります。

本当に沢山の皆さんのご支援でここまできました。

幾重に頭を下げても尽くせないほど大きなご恩を頂きました。

これからも今まで以上にご支援ご協力をお願いします。

有難い事に中佐都小学校も安中第一中学校も、私が講演する前から物資を集めてくれることになっていました。

私は自分がこのボランティアをすることで、本当の豊かさとは自分が金持ちになることや物を沢山持つことでないことを教えてもらいました。

私達が周りの人に呼びかけて、物資を提供してもらったりカンパしてもらうことで、スラムの人達に喜んでもらえる事を一緒に喜べることこそ「本当の豊かな心」と言えるのではないかと思うようになりました。

お願いしたうちの「誰が」「いつ」「どのくらい」協力してくれるのか分かりません。

でも一定の時間が過ぎると様々な人から様々な物資や資金が集まり、こうして15年も続けてくることが出来ました。

最初はたった1人の高校生に参加してもらうのも大変でしたが、今では67名もの高校生が参加してくれています。

活動の内容も規模もとても大きくなりました。

これらの全てがご支援してくださる皆様のお蔭です。

本当にありがとうございました。

そしてこれからも宜しくお願いいたします。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、大きな4つの柱がありますが、本当はこの活動に関わりを持つ一人一人が「素直になって」「素直に聞いて」「素直に実行する」という潔い人になってもらうための活動なのです。

参加してくれるDrが素直に真剣に額から汗して頑張る姿を見せてくれるから、参加する高校生が感動してくれ「かっこいい大人達」と評価してくれるのです。

その嬉しい評価を「これだけやっているのだから当然だ」とうぬぼれずに私達の働く姿を「かっこいい」、自分が大人になったら「こういう人達のようになりたい」と言ってくれる素直な高校生に感謝しましょう。

2018年11月9日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

リスナーの皆さんハロウィンはどうでしたか・・・・?

きっと楽しいお祭りだったと思います。

でも先日、渋谷区の区長さんが「節度ある行動」をお願いしていましたが、本当にその通りです。

それでもヒンシュクを買う人が出てしまいました。

とても悲しいニュースです。

サッカーの応援団の皆さんが、闘い終わった後、応援席のゴミを片付けて大きな賞賛をもらいました。

何もしていない私でも心から嬉しくなるニュースでした。

話は違いますが校医をしている御代田南小学校の先生から聞いた話です。

最近の家庭訪問のことを聞かせてもらいビックリしました。

玄関先で対応する家庭、お茶も出してくれない家庭などがあるそうです。

「1億円の宝くじを100万回連続で当てるより難しい確率で生まれてきた我が子」の担任の先生が、家庭訪問で家に行って学校での様子を伝えたり、どんな環境で子供が生活しているかを知ってもらうことも子供の教育にはとっても大切です。

それを「玄関先で」というのでは先生も落ち着いて話せないでしょう。

ましてや先生は一軒だけ訪問するのではないのですから疲れてもいるはずです。

普段お世話になっている先生にお茶でも飲んでもらいながら話を聞かせてもらうのは当然だと思います。

お菓子を用意しろと言うのではありません。

お茶の一杯くらいは出したって罰は当たりません。

そうでない家庭が一軒や二軒でなく増えているそうです。

「クラスの1割くらいはいるかな」と言っていましたので又ビックリです。

リスナーの皆さんは、この話にどんな思いがしたでしょうか。

これで思いやりのある子供になれと言っても無理でしょう。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアのメンバーの心の持ち方は違います。

「思いやり」のある人になってもらいたいからです。

「人に触れ合う」こと。

左右の5本の指を交互に「重ね合う」ように、人の心と自分の心をしっかり組み合わせること、その指が溶け合ってどれがどれだか分からないように「溶け合う」ことではないか・・・・ということです。

何から何まで一緒になることです。

そういう人達は、今回起きた渋谷のハロウィンのような騒ぎは起こしません。

渋谷の人達にとってもお祭りを楽しむ皆様にとってもどちらにも喜んでもらいたいです。

むしろ渋谷の皆様から「来年も是非来て欲しい」と言われる人になって欲しいです。

こんなことをハロアル2019に初参加が決まっている千葉県の歯科医師、鶴岡先生と話しています。

私達はいつも人のことを気づかえる人でいたいものです。

2018年11月2日 医学博士・歯科医師 林 春二

優しい思い

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2018-10-26 12:00

祐介先生こんばんは。

大分寒くなりました。

今年は秋が無く、いっぺんに冬に突入するかと思うほど冷え込みが厳しいです。

皆様も体調には十分に気をつけてください。

こんな寒さの中、3年半に渡たり拘束されていた安田純平さんが開放され、無事帰国したニュースはとても喜ばしいです。

しかし一部に、行っては行けないところに自分で行ったのだから「自己責任だ」と言う人がいます。

しかしそんなことはありません。

世界中が平和で安心して暮らせないと、日本人や日本の企業が安心して活動が出来なくなり発展は望めません。

他国や危険な所でも、そこに行って現場で何が起こっているのか日本人の心で調べ報道してくれなければ、私達は真実に触れることは出来ないのです。

すると安田さんどころか、もっと多くの日本人が危険な目に遭う可能性も出てしまいます。

ですから「自己責任」などと責めないで、安田さんやその直前に命を奪われた後藤健二さんに感謝をしましょう。

憎むべきは争いなのです。

己の欲望を満たすために人を襲い、命を奪う戦争です。

「人の命は地球より重い」とよく言われます。

それなのに国内では飲酒運転や事件で、尊い命が奪われることがあります。

事故を起こした人や加害者を憎みますが、それで失われた命が戻ることはありません。

事故を起こさないことです。

それでも「そんな危険なところに行くなと言うのに行ったから自己責任だ」という人もいるかと思います。

皆さんにはそんな風に冷たい人であって欲しくないです。

家族の身になったとしたら例えそうだとしても、何とかして欲しいと思うのが人情ではないでしょうか。

同じ日本人です。

みんなで仲良く思いやりのある人に、日本国はどこまでも私達を守りぬく国であってください。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの名前は、今から16年前にフィリピン医療ボランティアに初めて参加した祐介先生が、最初に診療した10歳の男の子「アルソン君」の前歯4本を抜かなければならなかった辛い思いから「二度とアルソン君のような子供が出ないように・・・・」という願を込めて、この活動をハローアルソン・フィリピン医療ボランティアと名づけました。

そのために皆さんにハブラシ・タオル・石鹸をお願いして一日一食、又は二日に一食しか食べられないスラムの人達の衛生に役立ててもらっている活動なのです。

その活動中マニラミーティングで「『やさしさ』とは相手の幸せを願うこと。

『心の豊かさ』とは相手の幸せを一緒に喜べること」という話をしました。

このことを今回のハローアルソン2019に参加する新潟県上越高等学校のさんが決意書の中で「去年の夏はこんなことを考えることなんてなかった。

あの4日間が私の中の何かを変えた。

活動中は初めてのことだらけで自分のことで精一杯だった。

それでも『またあのボランティアに参加したい』と思えたのは、フィリピンの子供たちに触れて、笑顔を見て、大人達の優しさと本気を感じたからだろう」と綴ってくれています。

私は今回の安田純平さんの帰国を家塚さんのように優しい思いで迎えてやって欲しいと思います。

2018年10月26日 医学博士・歯科医師 林 春二

呼びかけ

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2018-10-19 17:00

祐介先生こんばんは。

今年の夏は今まで経験したことのないような暑い夏でした。

ところがここに来て、とても寒い日が続き今度はストーブに火を入れました。

あの暑い日はどこに行ったのか信じられません。

最近の気候は全く今までの常識では考えられないようなことばかり起こって、体がついていかない人も多いのではないかと心配しています。

この番組で紹介しているハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは第1に、フィリピンのスラムに住む人達への無料の歯科治療。

第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。

第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうことの4つの大きな柱で成り立っています。

 4つの柱を素直に実践する人と出来ない人では大きな違いが出ます。

歯ブラシ・タオル・石鹸の協力をお願い出来る人。

真の友人、知人が見つかります。

その上自分に自信がつき次から次に自分の可能性が上がり、周りの人から厚い信頼を受ける人になります。

世に言う「人格者」になっていく人です。

このボランティアは一日一食あるいは二日に一食しか食べられないスラムの人達を支援する活動です。

大の大人が一日働いても6~700円しか稼げません。

それで一家6~7人を守らなければならないのです。

それこそどんな物でも手に入れば有り難がってくれる人達です。

いい物も悪い物もありません。

と言うことは、日本のように豊かな生活をしている国の人にとって何気なく捨てているようなものでもいいということです。

ですからお金持ちでなければ出来ないのではないかとか、物が沢山なければいけないということはありません。

小学生の皆さんなら、使い残しのノート1ページでも構いません。

中学生なら名入りのタオルや、旅行先のホテルの歯ブラシでもいいのです。

やる気さえあれば誰にだって出来ます。

祐介先生が群馬県の吉井歯科診療所の院長をしていた頃の話です。

まだ幼稚園に通っている子供さんが、お母さんと薬局に行き歯ブラシを2本買ってもらったそうです。

お母さんが2本も何するのか聞くと、「祐介先生の所へ持っていく」と答えたそうです。

この話を祐介先生から聞いたときは嬉しくて、涙が止まりませんでした。

この5歳にも満たない子供がすごいのはハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの真髄を理解していることです。

私達大人は子供のことを見ると大人以下の子供でしかないと思うかもしれませんが、この子供は有名な「一休さん」と同じ悟りを開いた立派な高僧なのです。

私達凡人には遠く及ばない人達だと言えます。

歯ブラシ一本でスラムの人達の命を救うことが出来ます。

でもこの歯ブラシ一本を集められなければ、それも出来ません。

いたいけない子供がお母さんにお願いしてくれたように、皆様も周りの人に呼び掛けてください。

そして一人でも多くのスラムの人達に幸せになってもらいましょう。

            2018年10月19日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

昨日の東京は穏やかな秋のいい一日でした。

私は日比谷野外音楽堂で行われた「憲法、いのち、社会保障をまもる10・11国会集会」に参加してきました。

集会が始まる前の1時間ほど、日比谷公園に来る人達に「医療・介護・福祉の充実」を国の責任で果たしてもらうための署名活動をさせてもらいました。

私が声をかけた人は200人は下らなかったと思いますがもっと多かったかもしれません。

署名をしてもらえたのはたった15名でしかありませんでした。

残念ながら若い人達は、分かっているのか分かろうとしないのかは分かりませんが、立ち止まってくれようともしないで素通りしてしまいます。

今の医療や介護の問題は、自分達には関係ないと思っているからなのでしょう。

でも実はそうではないのです。

若い人の両親やおじいちゃん、おばあちゃんは大きな影響を受けます。

そしておじいちゃんや、おばあちゃんが体調を崩せば元気なお父さんやお母さんが会社に行けず、介護のために離職をしなければなりません。

そこで今までの収入は絶たれます。

そのお父さんやお母さんを支えるために、若い皆さんが物心両面の支援をしなくてはならなくなります。

私はこうした悲劇をなくすために、「皆さんの医療費窓口負担の軽減や介護保険料を高くしないで」と呼びかけたのです。

私の声に足を止めて署名してくれた15名の人達のためにも、更にこの活動を続けていきたいと思いました。

国民の政府に対する要望で最も高いのは社会福祉の充実です。

まさに今回の署名活動なのです。

今の政府は財源が無いという理由で、医療や介護、そして一番大切な年金を切り下げる手法をとっています。

これらは全て社会保障です。

中でも高齢者の唯一の収入である年金が下げられる中で介護保険料はどんどん上がり、平成12年に介護保険が導入された時からもう2倍になってしまったことは大問題です。

消費税が5%だった2013年の税収は10.8兆円でした。

8%になった2014年は16兆円に跳ね上がりました。

この税収が増えた2.2兆円は全て社会保障に使うと言って消費税を3%も上げたのに、社会保障に回ったのはたった5000億円でしかありませんでした。

その他は赤字国債の穴埋めなどに使われてしまったのです。

安倍政権のもう一つの目玉に介護離職をゼロにするというものがありました。

2012年時には10万1千100人いた介護離職者は、2017年でも9万9千人います。

5年間でたった2,000人しか減少させられませんでした。

もしかしたら戦争になるかもしれないと恐れられたアメリカと朝鮮関係も対話に舵を切っている今、日本だけが強行姿勢を崩さないで軍事費にお金をかけるのではなく、国民が安心して暮らせるために社会保障の充実を図ることこそ最優先にすべき課題なのではないでしょうか。

ボランティアの対象者はいつも弱い立場の人達です。

この人達にスポットライトが当たるように頑張りましょう。

2018年10月12日 医学博士・歯科医師 林 春二

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ボランティア活動報告(抜粋)

活動理念「四本の柱」

  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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