ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - 林春二先生からのお便りカテゴリのエントリ

さだめ

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hayashi 2012-6-1 21:00

祐介先生今晩は。

庭先のつつじが色とりどりの花を付け庭がやかになってきました。これから日増しに草木が伸びて秋の恵みに向かっていく一番可能性を感じる季節です。

それなのに日本の中に可能性が全く逆でこの先どうなっていくのか不安でどうにもならい人達がいます。

先週行ってきた福島県の皆さん、特に避難している皆さんにとってはその思いが強いと思います。

私達は浪江町の皆さんが避難している二つの仮設住宅に医療ボランティアに行ってきました。
仮設住宅は倉庫のようなまいでとても人が住んでいるとは思えないものでした。まるで悪いことをした人が押し込められているような所をイメージするものでした。

「こんな所にいたら死んでしまう」というのが私の率直な思いでした。

私は普段から高齢者の家や施設に出かけ診療をしていますから様々な高齢者、住宅を見てきました。暖房が全く入っていないのではないかと思うような寒々とした家のこたつに背中を丸めてかがみこんでいる高齢者を見るとかわいそうで、私が引きとってやろうかなと思うこともあります。そこでも生活の匂いはあります。それより悪い印象でした。

仮設住宅に住んでいる皆さんは笑顔で明るくしていますが話が途切れた時、何とも言えない淋しい顔になります。ともかくよくしゃべります。話がれると「淋しさ」や「やるせなさ」に襲われるから話し続けるのだと思います。

浪江町に住んでいた時は畑に出たり田んぼに行ったり一年中忙しく体を動かしていたのです。そしてその実りを3食食べることが出来ました。

それがある日急に避難生活に変わりいつまで続くかわからない放浪生活に変わってしまいました。

まるで何も悪いことをしたわけでもないのにトラックが飛び込んできて危ないからすぐ退去しなさい、と持つものも持たないで追い出されたようなものです。

この先どうなるかわからないまま10万円だけ渡され「これで生活しなさい」、と言われているのです。家に帰りたくても、畑に出たくても出られません。自分のものがあってもなくても同じです。悲しい現実ですが、「一つの救いは町民全員が同じ宿命に流されていたこと」なのかもしれません。と言うには余りにも悲しい運命です。

それから二日後でした。被害者であるにもかかわらず、自分の家に帰るのに許可をもらって浪江町に帰った人がいました。このことだけでも苦痛だったと思います。そして懐かしの我が家にりついてみると大震災の後片付けもしないまま留守にして1年以上経つのですから見るもな状態だったろうと思います。余りにもな現実と今までとられてきた政府や東京電力のやり方に「生きる望み」を持てなかったのだと思います。62歳の男性はそこで自らの命をちました。

これが憲法で基本的人権が保障されている日本の現実なのです。その数は年間3万人を超えています。もちろんダントツの世界一です。浪江町の皆さんにとって1日も早い自宅復帰が来ることをお祈りします。

2012年6月1日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生今晩は。

こちら信州は春の盛りですが、朝夕はまだまだ肌寒さを感じる日があります。
雪化粧していた浅間山も青黒い地肌に変わり、ほんの一部に筋状の残雪が見えていたのもすっかり姿を消しました。

どこを向いても若葉が生い茂り、花々はきれいな色を競い合って一年の中でも最も命の「息吹(いぶき)」が感じられる季節になりました。

5月22,23日にボランティアに行った福島市の仮設住宅に住んでいる皆さんの印象とはあまりにも違いすぎて驚いてしまいます。

着の身着のままで放射能から逃れてきたわけですから、生き生きしていられるわけはありません。この先どうなるのか分からない不安、いつ帰れるかわからない不安、そして日増しに老いていく体の不安が拍車をかけているようです。

それにもまして問題なのは、マスコミも政治家も仮設住宅に住んでいる皆さんの本当の悩みを聞いてくれようとしていないというのです。マスコミのインタビューは口をそろえたように「今の気持ちはどうですか」と聞くだけだそうです。

浪江町(なみえまち)の人たちはほとんどが農家ですから、大きな家に住み、自分で野菜やコメを作っていました。それを買って食べることなど考えたこともないそうです。それが自分たちの責任ではなく原発事故に遭い4.5畳、二間の仮設住宅に押し込められ、今は全て買って食べなければならないのですから不満が出るのもうなずけます。

ボランティア班は、物資班と診療班に分かれ、仮設住宅の集会場で診療をさせてもらいました。

座テーブルを器具置きにしてその横に寝てもらい診療に当たりました。

診療メンバーは、ドクター5名、歯科衛生士10名、技工士2名、他7名です。
祐介先生、団長の関口先生も懸命に診療に当たってくれました。

一日目は男性5人女性13人の18人、二日目は男性9人、女性6人の15人でした。
治療内容は入れ歯の修理が最も多く22床、新しく作ったものが5床、レジン充填3人、P処置4人、咬合調整1人、歯磨き指導8人でした。

こういう治療が簡単に出来るのも、普段往診で同じような治療をしているからで、平素からの心掛けが大切なことを改めて気付かされました。

物資班は、お米180キログラム、タオル180枚、カンパを15万円お届けしたほかに、畑でトマト、野菜類の植え込みに協力しました。1日目はあいにくの雨でしたから泥んこになっての農作業でさぞかし大変だったと思います。みんなが苦労して植えてくれた野菜類はしばらくするとおいしい実を付けてくれ、仮設住宅の皆さんに喜んでもらえると思います。

それでは今夜の歯の一口メモです。

「歯は生きる源」ということを、今回も実感しました。
生きるためにどんなときにも、どんなものでもしっかり噛んで唾液を出し、自己免疫力を高めて欲しいと思います。

2012年5月25日 医学博士・歯科医師 林 春二

発信機

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hayashi 2012-5-18 22:00

祐介先生今晩は。

浅間の山の雪もほんのわずか筋状(すじじょう)に残るだけで裾野の木々も緑が深まってきました。

今日発売の軽井沢新聞の2面にハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの報告会の模様が大きく掲載されました。

群馬県から参加した高校生の生方(うぶかた)君の「歯科医師になってまた参加したい」というコメントが取り上げられていて、高校生が活動の柱になっていることを実感します。

私は一週間に数回電車で診療所に通っていますがその時目にする学生の姿にいろいろと感じることがあります。それぞれ特徴があってとてもいいと思います。この中から次の参加者が出て大きく成長してくれることを祈っています。

私達は来週の22.23日に福島県福島市にある浪江町から避難された皆さんが住んでいる仮設住宅へボランティアに行ってきます。
この日を選んだのは平日の方がボランティアの数も少なく役に立つだろうと思ったからです。歯科の悩みを持っている皆さんには出来る限りの治療をし、日常生活に悩みがある方にはそれに対応できるように準備を進めています。

この活動をするにあたって地元の“がんばろう!なみえ復興ボランティアセンター”の皆さんにお願いして無理のない計画を立てさせてもらいました。当院に通っている患者さんにはカンパとお米の提供をお願いして準備しています。

ボランティアをやっていて難しいと思うのは「協力者を集うこと」と「その人たちに継続してやってもらうこと」です。ボランティアはどんなことでも自分の出来ることを、出来る時に、出来るだけやることですから、どうしても「このボランティアをやり続けようという」覚悟が湧きづらい側面を持っています。

ですからボランティアを呼び掛ける人は常に活動を周囲に発信し続ける放送局のようにならなければいけないと思います。聞いている人がいようといまいと一日中電波を出し続けることだと思います。

誰がその電波の周波数の受信機を持っているかわかりません。そして持っていても一日中聞いているわけでもありません。その人が聞いてくれるまで電波を流し続けなければなりません。さらに電波を受けてもその時の内容が相手に届かなければすぐに他のチャンネルに切り替えられてしまうかもしれません。その後またチャンネルを合わせてくれるまで電波を流し続けるのです。

こういう発信機の役割をハローアルソン医療ボランティアは持ち続けなければなりません。

そのためには徹し切ることに尽きると思います。

発信機が雑音や不鮮明な声で訴えたところで受信機が鮮明に克明(こくめい)に受信してくれるわけではありません。
会の命運は指揮者に全てかかっているということを改めて感じます。

それでは今夜の歯の一口メモです。

歯の大切なのは「生きていくため」の栄養の取り入れ口だということです。そして死ぬまでその役割は変わりません。
歯を健康にするには「歯」と「歯肉」をしっかり磨く「ハロアルミガキ」が一番です。

2012年5月18日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生今晩は。

春の遅い信州でも大分緑が多くなりました。家の芝も大分色づいてきましたがまだ枯れた所があちこちにあります。これから日一日、緑の面積が増えていくのが楽しみです。

またまた未曾有(みぞう)と言われる災害が起こりました。
日本では縁がないと思われていた「竜巻(たつまき)」の被害です。あっという間に2000戸が被害を受け、四季の変化が美しく、温暖で、山や水がきれいだと言われていた日本ではないかのような悪夢に見舞われてしまいました。被災された家はこれから梅雨を迎える時に大変だと思います。
早急に国が補償してくれることを願います。「明日は我が身」ということもあります。みんなで応援しましょう。

昨年は日本中が東日本の大震災に続く福島原発事故のショックで語られませんでしたが今回の竜巻も「地球規模」で気象の異常が起こっている可能性がないわけではありません。
他人事ではなく自分事としてとらえなければならないと思います。

2010年9月3日、祐介先生の番組のエッセーにこんなことを書きました。

「気象庁の発表によると記録が残されているこの113年でこの年が一番暑い夏でした。この暑さを乗り切るためにクーラーや扇風機に頼るのは仕方ありませんが、また電気の消費量が増えてしまいます。そして地球の温暖化にさらに拍車をかけてしまうことになりそうです。暑さを乗り切ればいいというものではありません。そのツケがまた回ってきます。この気温が高くなっている原因について考える必要はないでしょうか。」というものです。

関西では今年の夏の電力不足が予想され大変な思いをしている人が多いと思います。心からお見舞いします。だからといって「原発を動かせばいい」というものではありません。安全性の確保や万が一事故が発生した時に司令塔になる免振棟の整備が第一でしょう。

もしも現在のもので安全だというのなら莫大(ばくだい)な経費をかけて2015年までに新しい免振棟を造る意味が分かりません。さらに大きな問題は現在のところ使用燃料の最終処理が出来ないことです。

ですから今年は大変でしょうが原発に頼らないで何とか乗り切る工夫が必要なのではないでしょうか・・・・。
そしてこの難問にしっかり答えることが先進国に住む私達の使命で世界中の人の幸せにつながります。

企業の生産性を高めるためや日常生活を快適にするために危険を無視して原発を動かしてしまったら数年先にはもっと困る事態になってしまいます。

昨年東京電力管内や東北電力管内では事業者も住民も力を合わせて節電を実行し、停電しないように協力しました。ここは何としても未来の日本のために越えなければならない試練だと思います。

今月の22,23日にハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは総勢30名で福島県の浪江町に行ってきます。この活動をするにあたって地元の“がんばろう!復興ボランティアセンター”の皆さんの協力と当院に通っている皆さんからお米の提供をしてもらっています。

2012年5月11日 医学博士・歯科医師 林 春二

守ること

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hayashi 2012-5-4 22:00

祐介先生今晩は。

ゴールデンウイークに入り観光地は沢山の人が出ているようでよかったです。しかしこんな時に大きな事故に見舞われ大変な思いをされた方もいます。お悔(く)やみとお見舞いを申し上げます。同時に皆さんも事故にはくれぐれも気を付けましょう。

当たり前のことですが交通法規は「何のため」にあるかということです。
運転手をいじめる為ではありません。「制限速度」を守ることで他人に対しても、自分も安全な運転が出来るからです。皆さんも家を出る時から帰宅するまで「制限速度」を守ってください。もしも完全に出来た人がいれば凄(すご)いと思います。今の車はすぐに「制限速度」をオーバーしてしまい、スピードをコントロールすることの方が大変なのです。そして最近起こっている事故は全て「速度」が絡(から)んでいる「人為的(じんいてき)な事故である」ことに注意することが必要なのではないでしょうか・・・・。

思い出してみれば、昨年の今頃は3.11大震災というとてつもない「自然界の力」によって、東日本の被災地はもちろん日本中が悲しみに襲(おそ)われ花見や宴会を自粛(じしゅく)する人が続出しました。
日本中が打ちのめされていた中でも東北からは「復興につなげるように花見や宴会をやって東北の酒を使って欲しい」という声さえ上がったほどでした。悲しくてもこういう声を大切にしなければならないと思った人も多かったと思います。

ところが1年経った今年は「東北地方の酒」の消費にどれだけ協力できたかどうか分かりませんが、花見酒で急性アルコール中毒になり病院に運ばれる人が例年の倍以上出たそうです。
どんな思いにしても病気になるほど飲むのはどうなのでしょうか・・・・。
東北の皆さんだって喜ぶよりむしろ悲しんだ人の方が多かったのではないかと心配しています。

ハローアルソンフィリピン医療ボランティアは震災直後には義援金、ハブラシ、マスクなどの支援をさせてもらいました。そして関口先生、祐介先生、加藤先生がいち早く宮城県の大槌町に歯科の支援に行きました。

第2弾として今月の22,23日の二日間、福島県の浪江町の仮設住宅に住んでいる高齢者を対象に歯科の訪問診療に行くことが決まりました。もちろん出来ることはどんなことでもする予定です。

この活動をするにあたって“がんばろう!なみえ復興ボランティアセンター”浪江町社会福祉協議会の皆さんに協力してもらっています。

それでは今夜の歯の一口メモです。

最近入院患者さんの口腔ケアをしっかりやろうという機運が高まってきました。
特に手術を必要とする患者さんの予後に大きな効果を出すことが様々な調査で分かってきたからです。歯磨きは歯だけでなく歯肉のマッサージも大切です。それが自己免疫力を高める「ハロアルみがき」です。

2012年5月4日 医学博士・歯科医師 林 春二

花の競演

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hayashi 2012-4-27 22:00

祐介先生今晩は。

ここ二、三日暖かい日が続いて庭の梅がようやく咲き始め、黄色い水仙、紫つつじ、ムスカリがかわいらしい花を開き美しい花の競演(きょうえん)を始めました。花の便りの遅い信州もこれからまっしぐらに春へ突入です。

昨日は朝5時に起きて軽井沢発6時33分発の新幹線で東京の太陽歯科衛生士専門学校に講義に行ってきました。新入生対象でしたからどんな学生かとても興味がありましたが、とても静かな学生たちばかりでびっくりしました。
本当のところ、これでやっていけるのか不安がよぎったほどでした。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアには高校生が参加していますのでこの学生たちと比べると大きな違いがあるように感じられました。
海外ボランティアに参加しようとする意欲があるからなのでしょうか私と初対面の面接の時でも、もっと「ハキハキ」していたように思います。
私の高校生の時と比べても雲泥(うんでい)の差です。

高校生はその面接試験を通り、初めて事前研修に入ります。
事前研修に入ると声の出し方や挨拶の仕方など個人個人に任せるのではなく、大きな声やハッキリした発音が出せるように練習します。この段階では高校生の特徴がよく出ます。
素直に反応できる子はいいのですが、何度も繰り返しダメ出しを受けて泣き出す子、ふてくされる子など様々です。

大きな声を出すことは日本と違う環境であっても身の安全を図るために絶対に必要なものですから一切妥協は許されません。厳しいトレーニングですがこの間も事前研修に来た日は必ずレポートを提出してもらいます。
そして次の課題を出していきます。こういうトレーニングを乗り越えて現地でのボランティアに行けるのです。

そして言葉や習慣の違う外国の現場で感じた経験をマニラのホテルで話し合う「高校生ミーティング」があります。これが最も大きな特徴になっています。
普段と全く違う環境の中で、普段体験することがないボランティアをした後ですから、いやがおうにも感性が研ぎ澄まされていきます。

そして帰国してからそれらの全てをレポートし、自分の活動の評価をするのです。短い期間であっても大きな変化につながります。この間の高校生の成長は誰の目にも明らかになります。

それに引き換えこの日の学生たちはようやく入学試験の難関を突破し、ホッとしているのが実によく感じられるのです。本当は一番輝いていてもおかしくないのに、どことなく目標を見失っているように感じられました。

しかしこれからいろいろな経験を通してだんだん成長していくでしょう。この日感じた「頼りなさ」は若芽のような初々しさとも思えます。
一日も早く安心感のある大木(たいぼく)に育ってほしいと思いました。

さて今夜の歯の一口メモです。

インプラント治療の相談コーナーが出来るようです。
自分の歯のなくなった所に金属の柱を立てるのですから問題を生じるケースも少なくないはずです。予防法としては間違っても自分の歯を抜いてまでしないで下さい。そして咬み応えのあるものをしっかり噛む習慣をつけてください。それが健康だけでなく、長生きの秘訣につながります。

歯磨きは「白い歯」だけでなく、「ピンクの歯肉」もしっかり磨きましょう。それがハロアルみがきです。

2012年4月27日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生今晩は。

東京では葉桜だと言うのに軽井沢ではまだ梅が咲きません。決して広くはない日本なのにこんなに違いがあるなんて不思議です。しかし真っ白だった浅間山の雪も大分溶けて、間違いなく春がすぐ傍(そば)まできていることがよくわかります。

4月14日はご苦労様でした。あいにく雨でしたが沢山の皆様が来場してくれ、感謝の一言です。当日の入場者は355名でした。会場になっている“エコールみよた”は320席しかありませんから満席以上の皆様が来てくれました。
普段の努力や行いがいかに大切かということを痛感しました。

今回はこの活動に協力しているFM軽井沢のパーソナリティーの清水とも子さんがはじめて司会をしてくれ、YUTAI君の三味線の演奏で始まりました。

そして、今までずっと最後の方でやってもらっていた祐介先生のハロアルレディオをオープニングで30分間、祐介先生、キョーヤさん、一穂さん、ジャンビーと一緒に会場を盛り上げてもらいました。これまでは最後の方でしたから帰る人も出て、空席の目立つ中で演奏をしてもらうこともありましたが、今回は沢山のお客さんの前でしたからやりがいがあったのではないでしょうか・・・・。

続いて高校生の報告でした。信義(しんぎ)さんの軽妙なアドリブの効いた司会で楽しく聞くことが出来ました。
毎年高校生の報告は大きな感動をくれるのですが今年もそうでした。
初めて参加した高校生が異国の恵まれない人に触れる中で、自分たちがいかに恵まれているかを知って、親への感謝や日本という国への感謝が湧いてきたそうです。これは一人や二人ではなく、みんなが口をそろえて言うのですから、異様だと思ったかもしれません。
しかしこれが事実なのです。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアがいかに大きなインパクトを持っているかということだと思います。高校生は8月に面接をし、何日も事前研修に通い、年が明けあけてフィリピンに行って慣れないボランティアをし、帰ってきてから報告集の原稿を書き、この日の発表に備えたのです。その間、学校は普段通りにあるのですから高校生はよく頑張ってくれたと思います。
半年にわたる活動はこれで終わりです。これからは今までに培った力を学校や社会で発揮して素晴らしい人になって欲しいと思います。

もちろん私達も来年のボランティアに向けて出発をしました。

その第一弾が次の高校生の募集です。
当院では患者さんに呼びかけてすでに何人かの希望者を見つけました。成績のいい人でもかまいませんし、この活動を契機に人生を切り開いていこうという人でもかまいません。気持ちのある人はどんどん申し込んでください。

それでは今夜の歯の一口メモです。

新学期を迎え、定期健診をする学校が多いと思いますが検診の日だけ歯磨きをしても駄目です。その日を契機としてしっかり磨く習慣をつけてください。歯磨きの失敗が歯を悪くするのですから、歯科医院に行って自分にあった歯磨きを教えてもらったらいいと思います。
歯磨きをおろそかにするような先生なら早く他の医院に変えた方がいいでしょう。
「歯」と「歯肉」を磨く「ハロアルみがき」で自己免疫力を高めることが大切です

2012年4月20日 医学博士・歯科医師 林 春二

マンネリ

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-4-13 22:00

祐介先生今晩は。

春の遅い信州も大分春らしくなりました。頬(ほほ)をなでる風にも温(ぬく)もりが感じられ、冬から春への時(とき)が刻まれているのがよく分かります。野球ファン待望のプロ野球のリーグ戦も始まり一喜一憂(いっきいちゆう)している人が増えたのではないでしょうか・・・・。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの報告会もいよいよ明日に迫りました。大分前から準備を始めたつもりでしたが、いざ明日となるともっと時間が欲しいような気もします。

心配していたチケットはお陰さまで昨年並みの協力が得られました。ありがとうございます。これで来場者の方は例年並みに行きそうですが天気の方がどうも心配です。信州の天気は荒れそうですので遠方からお越しの皆さんは温かい支度(したく)で来てください。

開催地が何と言っても1万4千人の町ですから10年以上やってくるとマンネリを感じる人も少なくないようです。報告会の内容を大幅に変えるのはとても大変ですから何とか工夫して頑張っています。

この活動はフィリピンでの無料の歯科医療、その人たちへの物資の提供、皆さんにその物資を協力してもらうこと、そしてこの活動に高校生に参加してもらうことが大黒柱になっています。
しかし奉仕場所は違いますが毎年新しいことがあるわけではありません。
したがって新しいことを報告出来るわけはありません。マンネリと言われればそうなってしまうのだと思います。しかし継続に意味があるようにも思います。

そもそもボランティアというのはそういうものではないでしょうか・・・・。

昨年のように大きな災害があれば別ですけれどそれは不幸なことです。ですからボランティアで新しいことを期待することなど無理というものです。

私達と比較するのは「はばかり」ますが3.11大震災のボランティアにしても昨年の初めの頃は1か月に18万人を超すボランティアが集まったそうですが、今年になると減ってしまい、今では1万8千人になってしまったそうです。当初のなんと10分の1です。

日本人はもともと「熱しやすく冷めやすい」と言われますが、身の毛のよだつような大震災は別だと思っていました。しかも、誰もが「未曾有(みぞう)」の大震災だと言っていたにもかかわらずこういう状態ですから、私達のようなちっぽけな団体の活動が大きなインパクトを与え続けることなど所詮(しょせん)無理だと思います。

しかし報告会、懇親会合わせて400名以上の皆さんが協力してくれるのは本当にありがたいことです。協力してくれている皆さんの「温かい気持ち」と「心の結びつき」を強く感じます。まさしく「絆」が結ばれている証(あかし)です。
そしてこのことはこれからも今まで以上にこの活動に全身(ぜんしん)全霊(ぜんれい)で当たりなさいという神の声と受け止めたいと思います。

それでは今夜の歯の一口メモです。

失明や白内障の原因になる糖尿病ですが歯周病を放置していると悪化しやすくなります。
また、糖尿病の人が歯周病になりやすいこともわかっています。
原因は歯の汚れ、プラークにあります。
「歯」と「歯肉」を磨く「ハロアルミガキ」で血行を良くし、自己免疫力を高め、健康な体を作りましょう。

2012年4月13日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生今晩は。

4月に入ったと思ったらとんだ訪問者でびっくりしました。台風を凌駕(りょうが)するような大風(メイストーム)で我が家は吹き飛ばされてしまうのではないかと思いました。ありがたいことに何事もなく朝を迎えることが出来ました。
リスナーの皆さんはどうだったでしょうか・・・・。案じております。

あの3.11大震災も「未曾有(みぞう)の」とか、「前代(ぜんだい)未聞(みもん)の」とか言われましたが大自然を相手にするときは全てがそうなのではないかと思います。長野県はそんなに大きな被害は出ませんでしたがそれでも県のまとめによると2000万円近い被害だったそうです。

汗水流してようやく作った財産を自然は情け容赦(ようしゃ)なく奪ってしまいます。
こういう場合は誰の責任でもないのですから国の責任で補償してくれる方がいいと思います。そういうための資金として使ってもらえるのなら消費税を上げても仕方ないと思います。しかし今の政府の考えには全く反対です。

さてハロアルフィリピン医療ボランティア2012の報告会も10日を切りました。

準備は順調に進んでいますがこの会場に来られる皆さんは林歯科に通っている患者さんや当院のファンクラブの皆さんが圧倒的に多いと思います。当院のスタッフが患者さんに声をかけるのですから当然そういうことになります。

しかし全員に協力してもらえるわけではありません。
スタッフのリーダーは一人で30枚ぐらい買ってもらっています。そのリーダーに聞きますと協力してくれるのは10人に1人位だそうです。つまり300人の会場がいっぱいになるためには最低でも3000人に声をかけなければなりません。

こういう大変なことを毎年スタッフにお願いしている「訳(わけ)」があります。
人にカンパのお願いをするのですから大変です。しかも自分のことではないのにお金のお願いをしなければならないのですから余計に大変です。こういう大変なことをしてみると協力してくれる患者さんが本当にありがたく思えます。それこそ神さまに巡り合えたような喜びです。

チケット販売をしたことのない人にはわからないかもしれません。
人のためにしているのに感謝が湧いてきて、もっと人に尽くしたいと思うようになります。当然のことながら人との付き合いも深くなり、患者さんに喜ばれる立派なスタッフになっていきます。

こういう体験をしてもらうために、当院ではチケット販売をスタッフにお願いしているのですが、このチケットを買って協力して下さる皆さんに心から感謝しています。
本当にありがとうございます。

それでは今夜の歯の一口メモです。

新学期です。お母さん方にお願いがあります。

子供の成長発育は皆さんの切なる希望だと思います。私も子供たちが安全に成長してくれることを切望しています。子供が成長するためにはしっかり栄養をとらなければなりません。そしてしっかり噛むことです。朝食は必ずとらせて下さい。しっかりとる子は成績がよいというデータがあります。また咬み応えのあるものをしっかり噛む習慣をつけてください。脳の刺激が多くなりやはり成績がよくなります。

そのためには健康な歯でしっかり咬むことが大切です。
歯だけでなく歯肉もしっかり磨きましょう。それがハロアルみがきです。

2012年4月6日 医学博士・歯科医師 林 春二

陽光

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-3-31 15:58

祐介先生今晩は。

田舎に住んでいると季節が巡り巡っていることがよくわかり楽しくなります。
ついこの間まで雪に覆われて白一色だった野や山が土色に変わってきました。土色や褐色ですから白い雪よりはいいですが生き生きとした精気は感じられません。近付いてみると冬枯れで白っぽかった草に若草色が混じり始め春の訪れの近いことが感じられます。まばらだった若草色に緑色が多くなってくるといよいよ春本番になります。信州は様々な花が一斉に咲き始めるでしょう。

近くの土手を散歩していると陽だまりに薄緑色の「ふきのとう」がかわいらしくポッチャリした芽を出していました。春の遅い信濃路にも季節の移ろいを感じました。

4月14日に予定しているハローアルソン・フィリピン医療ボランティア報告会がいよいよ2週間に迫ってきました。前売り販売のチケットは日増しに増えていて当日が待ち遠しく感じられます。今年の高校生は思いのほか積極的にやるようになってくれうれしい限りです。

昨年は3.11大震災がありましたから報告会そのものをやるのかやらないか悩んでいた時期を思うと時の流れを感じます。皆さんの中にはボランティアに協力された方も多いと思います。震災直後には1カ月に18万人がボランティアに参加してくれたそうですが、今年になると10分の1になってしまい1万8千人しか行っていないそうです。以前も書きましたが復興に協力してもらいたいボランティアはこれからの方が本番なのです。当院ではやりくりをしてこれから現地にボランティアに行く計画を立てているところです。リスナーの皆さんも出来る限り協力してやって下さい。昔から困った時は「おたがいさま」という気持ちが日本にはありました。今がその時ではないでしょうか・・・・。

私達にどんな能力があっても、またお金持ちでも一人で生きていくことは出来ません。人間が生きていくにはお互いに「支え合いながら」生きていくしかないのです。支え合うということはお互いのよいところを「伸ばし合うこと」も必要ですが、お互いに足りないところを「補い合うこと」の方が大切なのではないかと思います。前者のような考え方はどちらかというと現代のような物質やお金に支配されてしまう「勝ちぬき社会」であり、後者のような考え方は弱い人も強い人も分け隔てない「ノーマライゼーション」と言います。

本当にいい社会というのは弱い人がのびのび生きられる社会です。弱い人がのびのび出来るのですから強い人はそれ以上にのびやかに生きられるに決まっています。ですから、「自分だけ良ければいい」という発想でなく、「周りの人にもいい」社会を目指した方がいいわけです。

それでは今夜の歯の一口メモです。

最近歯科矯正をする人が増えました。
原因はいくつかあると思いますが食べ物が柔らかくなっていることも一つです。柔らかい食べ物はしっかり噛みませんから顎の発育が十分出来ないために歯並びが悪くなってしまいます。また咬まないことから唾液の分泌も少なくなり消化が十分出来なくなったり、脳の刺激も少なくなりがちです。それだけではありません。寿命にも影響が出ることも最近の研究で明らかになっています。生きるために食べるわけですから、その栄養を十分取るためにしっかりした歯でしっかり咬むことが重要です。そのためには歯だけでなく歯肉もしっかり磨きましょう。それがハロアルみがきです。

2012年3月30日 医学博士・歯科医師 林 春二

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毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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