ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - 関口敬人先生からのお便りカテゴリのエントリ

祐介先生こんばんは

秋も少しずつ深まり、先週の3連休、私の地元栃木県那須は大変な賑わいでした。

那須の観光地はハロアル会長林先生の長野県軽井沢町のように歩いて買い物や散策を楽しむ場所が少なく、移動は全て車を使わなければなりません。
そのため、観光シーズンは大変渋滞してしまいます。
皆さん、那須に来られるときは十分運転には気を付けてください。

さて、いよいよ衆議院選挙が告示され朝から晩までテレビでは選挙一色になってきました。
祐介先生はどこに、誰に、何を期待して1票を投じますか。

有権者はそれぞれがそれぞれに思いを込めて投票します。
経済、教育、医療、福祉、そして、外交、安全、憲法・・・。

野党は「大儀なき解散」と声高らかに叫んでいますが、私はその意味が全く理解できません。衆議院選挙は言い換えれば与野党の権力闘争です。
どちらの政策理念が国民に支持されるか。
野党なら「待っていました!喜んで受けて立ちます。」と言って国民に堂々と具体的な政策を示せばいいだけの話です。
現在の与党は経済成長重視型であり、一方野党は格差是正、分配型政策を打ち出しています。
外交は日米同盟を主軸にすることによって中国や北朝鮮の脅威に対抗するのに対し、主な野党は日米同盟重視といいながらあれだけ安保法案に反対し、相変わらずの党では日米安保条約そのものの破棄、自衛隊解消を掲げています。

今、この国は戦後最大の国家の平和と安全が脅かされています。

1万発を超えるミサイルと核の脅威にさらされているのにも関わらず、70年以上前に作っていただいた有難い「憲法」という呪縛に毒された日本は、自分の国を自分たちで守ろうという当たり前の気概さえ持たず、自国民が他国に不当に拉致されるという恐ろしく屈辱的な国家テロに合いながらも、今回の各政党の公約を見ても、具体的解決策は全く示されません。

今朝の新聞にはアメリカ大統領トランプ氏が11月に訪日される際、横田さん等を含む拉致被害者家族と面会すると報道されていました。
その際、要請を受けたトランプ氏は「分かった。会うよ。本当にひどい話だ。救出するために俺も全力を尽くす。」と答えたそうです。

各党の公約にはこの拉致問題に対しては概ね「全力を尽くす」と明記されています。しかし、私にはなぜか自国の政治家よりも賛否はありますが、他国の大統領の発言のほうが心に訴えるのです。

今回も総理経験者が再び選挙に出ます。
総理経験者の皆さん、過去の政策、理念は違ってもこの拉致問題だけは全国民が懇願する最重要課題です。
料亭で何やら密談するのではなく、オリンピックでどや顔するのではなく、いきなり文化人になったり、突然他国に赴き日本を貶める発言をするのではなく、歴代総理で作る「拉致被害者救出の党」を結党し日本の歴代総理が訪朝し、対話による平和的解決にあなた方の大物ぶりを発揮していただけないでしょうか。

希望を掲げる党首が車の上で拉致問題に触れもせず、モリカケ問題を連呼するのを横田さんのご両親はどんな気持ちで見るのでしょうか・・。
 
2017年10月13日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬

祐介先生こんばんは

季節は10月に入り私の地元栃木県那須でも朝夕はもう肌寒いほどで、患者さん達の服装もすっかり秋の装いとなりました。

先日は患者さんから今年の新米をたくさんいただきました。

今年の夏は記録的な雨が続きましたが、多少の取れ高に影響はでたものの、今年もとても美味しいお米ができたと仰っていました。

今朝仕事場に来る最中、ふと街路樹を見ると少しずつ木々の葉が赤や黄色に変わりつつあります。

季節の変わり目ですのでどうかリスナーの皆さん、お体には十分お気をつけてください。  さて、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアではいよいよ、現地活動に参加をされる一般参加者の応募締め切りが近づいて参りました。

また、参加をされる医師、歯科医師の皆さんのドクター登録も10月25日に行われます。現在、器材担当の岡山県 木本先生と連絡を取りながら活動の為の器材、材料の最終チェックに入っています。

そこで、リスナーの皆さんにご協力をお願いします。

現在、歯ブラシ、固形石鹸、タオルなどが大変不足しております。

特に石鹸などは最近では液体ポンプ式のものが多くなかなか固形石鹸をお使いになるご家庭が少ないのかもしれません。

液体式ですと、中身がなくなればそれはゴミとなってしまいますので、当会では固形石鹸を主にお願いをしております。

どうか、皆さんよろしくお願いいたします。

そんな中、先日、毎年現地活動に参加をしてくれる栃木県立黒磯南高等学校の生徒たちが文化祭でハロアルの物資集めと募金活動を行ってくれ、沢山の物資と3万円を越える募金を届けてくれました。

今年の2月一緒に現地に行った生徒たちに久しぶりに会いましたが、みんなとても元気が良く初めて出会った時とは別人のように大人になっていました。

物資の協力や募金のお願いは単にボランティア活動をすると言うことではなく、誰かに何かをお願いしたとき、その人自身の今までの言動や人間性が問われます。

日頃他人に優しさや労りを持たず、自分の利益や幸せばかりを考える人間が、突然誰かにお願いをしても、聞く耳は持ってもらえないでしょう。

「あなたが言うならば」と相手の心を動かし、共鳴してもらうためにはやはり毎日の自分自身の生き方が最も大切になってきます。

だからこそ、ボランティアは社会的に弱い立場の人達に心を寄せることで実は自分自身を大きく見直すきっかけにもなるのです。

高校生だけではなく、毎日のように患者さんたちが物資を届けてくれます。

私はその姿を見るたび本当に心から感謝をします。

と、同時に、目の当たりにしても何ら心を動かされず行動をおこさず、まるで人ごとのように思う人間も見てきました。

ボランティアは強制ではありません。

しかし、自分だけの幸せを願う人間の表情は本当に浅ましい限りです。

そして実は自分も多くの人達に助けられ支えられていることに気付いていません。しかし

一番の問題はまだまだ私の思いが伝わらない私自身の未熟さにあります。

2017年10月6日ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

希望

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2017-9-29 0:10

祐介先生こんばんは

「希望」という言葉がこれほど曖昧で「希望感」が全く感じられないのは私だけでしょうか。

いよいよ、衆議院が解散し総選挙となりましたが、案の定、報道を見るにあたっては、与党対その他のような対立軸だけを煽り、政策や今までの政権の評価などは全くでず、劇場型選挙の担い手となっている偏向報道では、本当にこの国に必要なものを国民が真剣に考える機会を奪っていることに一向に気づいていません。

どこかの新党の党首は「大儀なき解散」と言っていましたが、私はそうは思いません。

今、日本は未曽有の危機にさらされています。北朝鮮による核・ミサイル攻撃の恐怖はまさに「国難」であり、拉致問題も未だ解決されず、世界の国々の対応を見ても全く一枚岩になっていない。

この危機を乗り切るには絶対に避けては通れない防衛とその先にある憲法改正を正面切って論議し、日本の真の在り方を是非示して欲しいと思います。

しかし、実際に集まった人間はまさに「節操」が無く、それこそ大義も名分もない、烏合の衆にしか私には見えません。そして日本の少子化問題は大変な局面にきています。半世紀後には国民の4割が高齢者となり、このままでは国家として成り立たない状況です。

これを国難と言わずしてなんというのでしょうか。これを国民に問うだけでも「大義」は明らかです。

西郷隆盛は言いました。

「志を貫くためには、玉となって砕けることを本懐とすべきであって、志を曲げて瓦となってまで、生きながらえるのは恥とする。」

政治家としての信念、正義、志を曲げ、捨て、自らの保身と「何が何でも」と名分のない理由で世間が今まで期待をしていた一応の「船」をさっさと乗り換え、今では「希望」を連呼するも、その具体的な光を照らすことのできない「泥船」におんぶにだっこで生きながらえることに、私たち国民が希望を持つことなど出来るはずもないことを何故、気づかないのでしょうか。

最も大切なのは「政策」です。

「人気」ではありません。

この国をどのように導き、苦しい時も、良い時も、国民が納得する政策が大切なのです。

しかし、今では批判と抽象的な文言だけが先行し、マスコミもこれからの日本の未来を変える選挙さえもワイドショー化してしまえば、もはや一国の総理大臣さえ「雰囲気という風」で決まりかねません。

その結果8年前、この国は大変な失敗したとを忘れてしまったのでしょうか。

私たちそれぞれに思いはあり、支持する政党、政治家、思想、は様々です。

それが民主主義です。

しかし、私が知らないだけなのか、この国のために本当の気概を持っている政治家がいるのでしょうか。ミサイルが何時飛んでくるかもわからない今、おそらくあの国の3代目は我が国を見ながらほくそ笑んでいることでしょう。

そして私がもう一つ心配なのは、選挙が終わり新たな体制が整った矢先、どこかの下世話な雑誌の記事で、再びこの国の品格が貶められることです。

本当にこの国はおかしくなっています。

2017年9月29日 ハロアル団長 関口 敬人

祐介先生こんばんは

今朝、再びJアラートがなりました。

子ども達は学校に行く準備をしながら、家内は朝食を作っている真っ最中でした。

私は新聞を手に取り、テレビではまさに北朝鮮のミサイル問題を報道していたその矢先、再びあのアラームが鳴り響きました。

子ども達もすぐさま反応しましたが、明らかに前回とは感覚が違います。

以前は経験したことのない恐怖を感じながらニュースを見ていましたが、今回は「まぁ、またどこかの海に落ちるだろう。」ぐらいの気持ちでいた方は多いと思います。恐ろしいことです。

それはミサイルが発射される恐怖もさることながら、まるで飴玉をもらえない駄々っ子のような国の徴発がもはや私達のなかで「慣れ」になってしまっているのです。

そして、「まさか本当にミサイルは落ちてこないだろう。」という何の根拠もない現実逃避と国民の平和への意識の低さがさらに相手をつけあがらせ、日本の平和の為の防衛論を停滞させてしまうのです。言葉は悪いですが日本は完全になめられています。

相変わらず政府は「遺憾」と「最も強い表現で非難した」と言うばかりです。

確かに、国連と通じ世界各国と連携して日本の主張に賛同させ、尚かつ平和的解決を目指すことは大切です。

しかし、自分の国を自分たちの力で守ることをせず、70年以上も前に作ったお花畑憲法が本当にこの国を守ってくれてると信じている国に果たして本当に有事の際他国が支援してくれるとは到底思えません。

あの国は確実にさらなる挑発を繰り返します。

私達の慣れが現実なものにならない事を祈るだけとは本当に情けないばかりです。



さて、話は変わりますが、ハロアルフィリピン医療ボランティアでは、いよいよ来年度の現地活動に向けて来週の連休を利用し、団長の私、現地統括責任者の祐介先生、器材担当の木本先生、加藤先生と共にマニラ・ロータリークラブの協力の下、現地視察に行って参ります。

今年も既に50名近い高校生たちが全国から参加を希望してくれており、また、先日は大阪から初参加の歯科衛生士の方からもご連絡を頂きました。

ここ数年100名近い皆さんが現地に参加をしてくださいます。

会としてはまず、皆さんの安全面を最優先し、そして現地スタッフと共に様々なエリアにおもむき、スラムの人達の要望が反映できる活動になるために調査をします。

治療会場はもとより、そこまでの道順や周囲の治安、スラムの状況、どの様な治療を最も希望しているか、どれくらいの患者が治療を待っているか、炎天下の中、現地スタッフと一緒に様々なやり取りをします。

また、器材担当の木本先生等はマニラのホテルに保管されている器材を全てチェックし補充するものや器材の状況、在庫管理を徹底して行ってくれます。

昨日、今年私の地元から現地参加をした高校生が来週文化祭でハロアルの呼びかけをするためのパンフレットのチェックにやってきました。

とても元気で大きな声で診療室にやってきました。

OB・OGをはじめ色々な人達がこの活動を支えてくれています。

本当にありがたい限りです。

しかし、身近にいても、いつになってもその気にならない人もいます。

本当に可哀想な人達です。

2017年9月15日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

国会議員になる人は皆さんいわゆる“いい大学”を出ています。

子どもの頃から勉強ができて様々な経緯を経ていわゆる“先生”になりますよね。

勉強ができるから先生になれるのか、勉強ばかりしているから先生という言葉の重みが分からないのか、もはやこの国のいわゆる“先生方”は完全に末期状態にあります。

私は政治家に最も大切なことは「国家観」だと思っています。

この国をどうのように導くか、国民の安全と平和、食糧、教育、医療など国民の生活の安定と向上に私心を捨て「公」の為に全てを捧げる人間こそが「先生」と呼ばれるべきだと思います。

しかし、隣の国がいつミサイルと撃ってくるやも分からず、世界の平和の秩序が崩壊の危機に迫りつつある中で、連日取りただされるのはあちらこちらの低俗なスキャンダルばかりです。

なぜこうも体たらくな政治家ばかりなのでしょうか。

それは彼らに国に捧げる「公の精神」が全くないからです。

本当にこの国は平和でお目出たい国です。

祐介先生、どうすれば良いと思いますか。

もうこうなったら、選挙ではなく週刊誌に“いわゆる先生”方を決めてもらうしかありませんね。

15年前、私が初めてハロアルの活動と出会い、会長の林春二先生にお会いした時、先生はこうおっしゃいました。

「関口先生、世の中で先生と呼ばれる職業はろくなもんじゃないよ。」

「みんな先生と呼ばれれば気分も良いし、偉くもないのに偉くなったと勘違いしてしまう。」

「それでは駄目。先生なんて全然偉くない。先生と呼ばれるからには誰よりも優しく、謙虚に明るく、そしてどんなときも自分に責任を持ちなさい。」

当時私が開業をして間もない頃、ボランティアに参加をし始め、恐らく先生は調子に乗りやすい私の性格を見抜き、御輿に乗ることよりも御輿を支える人の思いをまず考えられる人間になりなさいと戒めてくださったのだと思います。

今ではその言葉が私の金言となり、「先生」と呼ばれる度に自分の言動や振る舞いを省みます。

そして、団長となり改めて思うことは私達「先生」が現地で治療ができるのもそれを支えてくれる沢山の仲間の存在と、たった1本の歯ブラシさえも買うことができないフィリピンの劣悪なスラムで生きる恵まれない沢山の子ども達の存在があるからです。

私達医療は「痛み」や「苦しみ」の根絶と治癒を願いなら反対にそれらによって生かされている仕事です。

だからこそ「先生」という名に恥じない行動をとらなければなりません。

これは政治家も同じです。

国民の代表であり、国民の税金で成り立ち、国民の意思を反映するために生かされているわけですから、他人の不祥事を鬼の首を取ったように騒ぎ立てる前に、自らの兜の緒を締め直し、どれだけの人間の期待を裏切ったかを猛省するべきです。

歯科医師であり議員でもあり、本来ならば二つの責任ある立場の先生の不祥事を見ました。

何とも情けない限りです。沢山勉強しても人間としての心の在り方を学ばなかったのでしょう。

祐介先生、本当にこの国は平和ですね・・・。

2017年9月8日 ハローアルソンフィリピン医療ボランティア 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

祐介先生、先日の日曜日は大変お疲れ様でした。

私達ハローアルソンでは8月27日の日曜日、東京にて来年度の現地活動参加高校生の為の「高校生担当者会議」を開催しました。

今年は現在までに47名の高校生が応募をしてくれています。

彼らの活動がより安全で有意義なものになるために、全国から各支部の高校生担当者の方々にお集まりいただき、過去の問題点やこれからの注意事項などを話し合いました。

この活動には高校生が参加をします。

これは私達の活動理念でもある「4本の柱」の一つでもあり、ボランティアという人と人が共存し合う社会の実現と、本当の心の豊かさについて学びあうことで、私達の生活を見直し、次世代にこの思いを繋げることを目的としています。

ハロアルの会長 林春二先生はよく、「高校生の参加はこの国の世直しに通じる」と仰います。

つまり、ボランティアを通じ、社会的、肉体的弱者に対し、みんなが思いやりの気持ちを持ち、自分だけではない、誰かの幸せのために心を寄り添うことができれば、きっとこの世界は差別も戦争もない平和な社会へと生まれ変われるからです。

今、北朝鮮からのミサイルによって戦後最大の危機と言われるほど緊迫した情勢が続いています。私達ハローアルソンが考える社会とは全く真逆の状況です。

奪い合えばいつかは無くなります。

戦争はどんな理由であったとしても憎しみや悲しみしか生まれません。

自分たちの利益の為、自分たちの幸せの為、自分たちの未来の事ばかりを考えている時の顔は本当に醜く哀れです。

しかし、このハロアルに参加をしてくださる皆さんや高校生達の顔は本当に穏やかです。

歯の治療をする際に優しく説明をする先生方、クリーニングや歯ブラシ指導をする歯科衛生士さん達の素晴らしい笑顔、活動中いつもみんなを気にかけてくださる一般参加の人達の温かさ、そして、貧困という現実を目の当たりにしながらあまりにも自分たちの無力さを感じて涙し、それでも目の前のスラムの子ども達の為に自分たちができることを精いっぱいやる高校生たちの顔は私達大人が忘れかけた何かを思い出させてくれます。

そして、私が心から感謝をしたいのは、この高校生たちが参加をするにあたり、全国から沢山の人達が尊い募金をしてくださいます。

また、今回のように多くのハロアルメンバーがお忙しい中会議に駆けつけてくださり、みんなでこの活動を支えてくださいます。

だからこそ、この活動に参加をする高校生たちにはしっかりと理解して欲しいのです。

確かに私の時代とは比べものにならないような忙しさかもしれませんが、一人の高校生が参加をすることでどれだけの人間の支えによって成り立ち、どれだけの人達の思いが託されているか。

そして、今も尚貧困にあえぎ、私達の支援を心待ちにしているスラムの人達の事をしっかりと考えて欲しいと思います。

10月にはドクター登録、11月には全体会議があります。

私もがんばってしっかり準備をしていきたいと思います。

 

2017年9月1日 ハローアルソンフィリピン医療ボランティア 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

8月27日の日曜日は来年度の現地活動に向けた「ハローアルソン高校生担当者会議」が東京で行われます。

皆さんお忙しい中、遠方からもお集まりいただき、関係者の皆さんには心から感謝申し上げます。

この会議は数年前より、その年の高校生の現地参加募集が締め切られる8月末に、各支部の関係者が集まり、高校生たちが安全で有意義な活動になるように、みんなで様々な問題点を話し合うのを目的としています。

今年は現在までに全国から47名の高校生の応募を頂いていると報告がありました。

今回の活動も沢山の若者と一緒に現地に行けることをとても楽しみにしています。

先日、私の長年の友人でもあり、このハロアルの活動を現地でサポートしてくれるマニラロータリークラブのリーダー、リッキーからビデオメールが届きました。

そこには、9月に行われる来年度の活動の為の現地調査の内容と共に、現在、フィリピン国内では多方面からハローアルソンへ活動の依頼が殺到し、可能であればセブ島やボラカイ島など華やかなリゾート地区の裏で貧困にあえぐスラムでの支援もできないだろうかという内容でした。

そして、ビデオメールには4月にマニラロータリークラブがルソン島で行った医療支援と物資支援の際に、私達ハローアルソンの物資も配付している映像がありました。

沢山のスラムの人達が食糧や生活物資、本など受け取り、支援する側もされる側も本当に嬉しそうな笑顔ばかりでした。

そしてそこにはBGMとしてマイケルジャクソンの「HEAL THE WORLD」が流れていました。

「世界を癒そう」この曲の一節にこんな歌詞があります。

「世界を癒そう もっと良い世界にしよう 君のため 僕のため そして人類全体のために みんな死んでいくんだ もしも君が 命あるものを もう少し気にかけてあげられるなら より良い世界にできるさ」

リッキーから送られてきたボランティアの映像にこの歌詞が流れるたび、人間にとって本当の幸せとは何か、心の在り方とは何かを考えさせられます。

誰でも自分の幸せを優先し、それを願うのは当然です。

しかし、このビデオに写る人達は名前も知らず、もう二度と会うこともない人達に、無償の愛を捧げ続けています。

誰でも自分の財産、自分の時間、自分の事を考えるのは当然です。

しかし、人間は決して一人では生きてはいけません。

必ず誰かに支えられ、社会や地域の恩恵を受けながら生かされているのです。

貧しいということは金銭的なもの、物質的なものだけではありません。

自分の幸せばかりを願う者の表情は本当に冷たく、可哀想な顔をしています。

それが心の貧しさなのです。

私は改めて今回彼らの活動風景を見て、同じ人間として生きていくならば、自分のことばかりではなく、誰かの幸せを願い、祈り、そして少しでも行動に移せる人間でありたいと思いました。

ボランティアは本当に沢山の事を教えてくれます。

それに気付かないことは本当に可哀想なことです。

2017年8月25日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

涙雨

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2017-8-18 17:00

祐介先生こんばんは

お盆休みが終わりましたね。

祐介先生はどんな夏休みでしたか。

私の地元栃木県那須ではたくさんの観光客が訪れ、連日どこも大混雑でした。

しかし、今年は例年になく雨が続きますね。

テレビでは東京の日照時間が4日ぶりにあったと報道されていましたが、私の地元では恐らく1週間以上は雨が降り続いており、今このお手紙を書いている間もゲリラ豪雨のような雨にみまわれています。

今日も農家の患者さん達があまりの天気の悪さに嘆いていました。

そんな中「先生、今年はあまり出来が悪いのだけどこれ食べて。」と言ってプチトマトを沢山持ってきてくださいました。

私は治療中患者さんの目の前で試食させて貰いましたが、とても美味しく、よくテレビで「果物みたい」と表現していますが、まさしく甘い果物を食べているようなとても美味しいトマトでした。

天候は自然の力と思いがちですが、そうではありません。

明らかにこの異常気象は我々人間が作り上げたものではないでしょうか。

私はこの長雨は私達人間のエゴによって少しずつ傷ついたこの地球の涙雨のように思えてなりません。

ミサイルを作り、お互いを誹謗中傷している時間とお金があったら、本当に待ったなしの環境問題に真剣に取り組まなければなりません。

様々な諸説や研究がなされていますが、先日読んだ本には残りこの地球で人類が生息できる年数はわずか220年と言っていました。

勿論原因は環境問題であり、その時の平均気温は100度に達し、人類は滅びてしまうなどという恐ろしい内容でした。

そしてなんと全ての人類が滅んでわずか25年程度でこの地球は再び緑豊かな元のあるべき姿にもどるというのです。

我々人間がこの地球にとっていかに「邪魔」な存在になっているか、いかに今の環境問題が深刻か良く分かります。

私の地元でもこの時期になれば田んぼの周りには無数の蛍が飛んでいました。

昼間はアブラゼミ、夜はカエルの合唱、そんな当たり前のことが今ではとんと見ることができなくなりました。

便利なことも発展することも大切ですが、人間もこの地球に住む一つの動物に過ぎないことをもっと私達は自覚するべきでしょうね。

さて、このお手紙でご報告するか迷いましたが、実は私達のハロアル仲間でもあり、私達と同じ学年でもあり、そしてこの活動にはなくてはならない存在でもある新潟県支部羽尾歯科医院の羽尾先生のお父様が8月7日に心不全により鬼籍に入られました。

羽尾先生が仰るにはお父様は溺愛していた孫達に囲まれ笑顔で見送られたそうです。

お亡くなりになる直前までお仕事をされており、まさに歯科医師の鏡だと仰っていました。

また、ハロアルの活動も大変応援をしていただいており、羽尾先生は私に力強く「団長、来年の2月も参加します」と言ってくれました。

私も一度お会いさせて頂きましたが、羽尾先生のご活躍を本当に喜んでおられました。

羽尾先生の心中は察するに余りありますが、この悲しみがさらなる羽尾先生の成長の糧になることを心から祈念します。

羽尾先生、頑張ってください。

2017年8月18日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

今日8月11日は「山の日」という国民の祝日です。

あまり聞きなれず、いつからそのようになったか疑問に思い調べてみると、2016年から施行され「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを目的としていますが、全国的に見て特にこの日に特別な由来や歴史があるわけではなさそうです。

何故11日になったのか。

これは当初お盆休みの前、12日にという案もあったようですが、1985年に起きた日本航空123便墜落事故と重なりしかもそれは「御巣鷹山」での事故の為、様々な配慮の上11日になったようです。

その為今年の11日は金曜日ですので、今日からお盆休みが始まる方も多いかと思います。

私の地元栃木県那須でも沢山の方が観光に訪れ、各地の観光名所やお土産屋さんでは他府県ナンバーが多数見られ、今年も大変な混雑です。

しかし、海や川、そして山にレジャーでお出かけする際には特にゲリラ豪雨のような突然の気象の変化はとても危険ですので十分気をつけてください。

さて、今年も8月15日「終戦日」が近づき、今年であの大戦から72年が経とうとしています。

あの悲惨な戦争を体験された方々ももうご高齢となり、戦争の愚かさや残酷さ、悲しみや苦しみ、そしてその真実を後世に伝えることも難しくなる一方です。

さらに連日報道されている通り、北朝鮮問題は日に日に緊張感をまし、先日は「グアム島への攻撃」が現実を帯びるかの報道もなされていました。

また、8月6日、9日は人類が決して忘れてはならない「原爆投下」の日です。

人類史上最悪のテロ行為であり、戦争終結などという名目の完全な人体実験ともいえるこの爆弾は、一瞬にして数十万の人間の命を奪い、今もなお多くの苦しみを与え続けています。

しかし、唯一の被爆国である日本は核兵器禁止条約には反対の立場を表明しました。

私はこの決断が正しいかどうかは論じませんが、今、この世界の軍事的問題を冷静に考えれば、本当にこの国の安全や平和を現実的に考えなければならないと思います。

誰しも戦争を望む者はいません。

全てが相互的な平和解決が可能ならばそれに越したことはありません。

しかし、今、この瞬間にも1100基以上のミサイルが日本に照準されている現実、72年も前に作られた憲法の呪縛によって、私達は自分達の力で自分達を守れず、自国民が他国に不当に拉致をされても何十年も救うことができず、そして、明らかに自国の領土領空領海を侵されても「遺憾です」の一言しか発することが出来ない国を本当に「平和」と呼べるのでしょうか。

本当にこの国の平和を望むならば、この国に対しそれを脅かそうとする相手に何故声を上げず、自国の政府ばかりを批判し、現実的であり当然たる行動を望む声を封鎖し、他国の力におもねることが本当に「平和」と言えるのでしょうか。

お盆休み、多くの人が楽しく余暇を過ごし、家族の下に安心して帰省できるのもその平和を命がけで勝ち取ろうとした人達のお蔭だということを決して忘れてはいけません。

ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

内閣改造人事が発表され、ここ数か月間、大臣の失言や与党議員の不祥事、また、首相自らの疑惑追及など支持率低下が叫ばれる中、以前は「お友達内閣」と揶揄されていましたが今回は総理曰く「結果重視・実力本位内閣」と呼ぶにふさわしい布陣が揃ったそうです。

私は「お友達内閣」や「一頭独裁」が決して悪いとは思いません。

良くも悪くもあれほど支持率を得ていた小泉内閣は「私に反対するのは全て抵抗勢力」と言って支持者のみで政権を運営していました。

また、いつも思いますが、日本の首相任期は短すぎます。

勿論、国民の声というのは大切だとは思いますが、あまりにもワイドショー的な話題に世論があおられ、それぞれが持つ政治手腕が十分発揮されない場合もあります。

中国の習近平主席は10年、ロシアのプーチン政権は既に12年、アメリカ大統領は最低でも4年、今では主に2期8年が主となっています。

しかし、日本はここ10年間で8回も総理大臣が変わっています。

長期政権は特に外交・安全保障など他国との交渉などには有利に働く場合が多いと言いますが、何故、こうまでして一国の総理がコロコロと変わってしまうのでしょう。

私個人の意見ですが、いつからこんなにも国民が政治家に清廉潔白を求めるようになったのでしょうか。

法を犯すことは許されません。

しかし、あまりに世論が大衆迎合化し、それに政治が流され、本当に国益に関わる問題より、週刊誌受けやテレビうけする話題ばかりを重箱の隅をつつくように探し当て、それを「あまりよくわからないのですが」と堂々と前置きをしながら芸能人がテレビ番組を使ってあたかも国民の総意のごとく政権批判をする番組ばかりが目につきます。

その内容も不祥事やスキャンダルしか取り上げす、結果、現政権がどれだけの実績があるかを報道する番組は皆無です。

これでは国民の大半は支持率の本質を雰囲気で決めてしまうはずです。

「清濁併せのむ」ではありませんが多少の暴言、失言があっても、この国を絶対に良くする!という確固たる国家感と強いリーダーシップをもった政治家を期待するのは私だけでしょうか。

日本の政治と国民の関係性を歴史的にみると、どうも私達は何かにつけて社会が悪いとその責任を全て政治におしつけてしまう傾向があります。

世論はとても大切です。

しかし、報道をみても悪いことは徹底的に叩きますが、良い事に賛辞をおくる所を見たことがありません。

私は最近の報道はあまりにも偏向報道が多いと思います。

政治は政府と国民の協調性に成り立つと言います。

今回の内閣改造にあたり、あるコメンテーターが「まぁ、お手並み拝見ですね」と言っていました。

いろいろな考え方はありますが、私はそんな高飛車な言葉より、私達国民も何が本当の国益となり、私達自身も政治に協力的な発想にならなければ、何も変わることはできません。

今、この国は本当に沢山の問題を抱えています。

今現在、一応、我々国民が民主政治の元選出した国会議員と総理大臣なわけですから、批判ばかりで政治を見るのではなく、私達国民一人、一人の正しい理解と協力も必要だと思います。

2017年8月4日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

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ボランティア活動報告(抜粋)

活動理念「四本の柱」

  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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