ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - 関口敬人先生からのお便りカテゴリのエントリ

祐介先生こんばんは

さぁ!!いよいよ来週2月7日からハローアルソン・フィリピン医療ボランティア 現地活動が始まりますね!!

今年は総勢136名の皆さんと2月7日~10日の4日間、フィリピンの首都マニラ から車で約1時間の「ナボタス」というエリアを中心に、一日たった100円で生活をしなければならない極貧層のスラムの人たちのために、歯科医療を中心とした無償の医療支援と、リスナーの皆さんをはじめ、全国から沢山の方々にご協力頂いた歯ブラシやタオルなどの生活物資の支援活動を行ってまいります。

そして今年は過去最多となる71名の中高生が参加をしてくれるだけではなく、この活動に賛同し、初めて現地に行かれる一般の方々も多く、本当にありがたい限りです。

残り1週間、是非、お体だけは壊さず、元気に成田空港でお会いしましよう。

そんな中、私事ではありますが、実は今回、私の長男も参加をすることになりました。

私がこの活動に出会ったのはちょうど彼が生まれたばかりのころ、まだハロアルが発足する15年前、祐介先生に誘われ、一、歯科医師として初めて参加をした時でした。

現地の活動では今でも忘れられないほどの衝撃的な感動と貧困の悲しさを学び、スラムで出会う子供たち一人ひとりが生まれたばかりの長男とダブり、あまりの現実の不条理さに胸が張り裂けるような思いになりました。

そして帰国し、駅に迎えにきた妻の腕に抱かれスヤスヤ眠る我が子を見ながら、私は心から当たり前の素晴らしさに感謝すると共に、人間の本当の心の在り方や、幸せの意味、ともに支えあい共生共存する社会がどれだけ大切なことかを考えるきっかけを得たのです。

あれから15年が経ちました。

もの心つく前から、いつかこの子に貧困の現実を見せ、父として、一人の男として、 ボランティアを通じ「心」を学ばせたいと思いました。

しかし、ボランティアの本質は決して経験や感動を得るものではなく、目の前の苦しみや悲しみに寄り添い、手を差し伸べること、それだけです。

だからこそ私は今回、彼に、彼自身も先頭にたって自分のできることをすべきだと話、学校のクラスのみんなから物資を協力してもらっては、と提案しました。

そして、その時に日ごろの自分の生き方、行動、が明確になり、自分のお願いに快く賛同してもらえるかか、ボランティアが今の自分を教えてくれることを話しました。

すると、うれしいことに沢山のタオルや文房具が集まったそうです。

私はその物資に託されている思いと責任を伝えました。

15年前、私の人生の転機となったハロアルの種を今度は私の息子の心に植えようと思います。

いったいどのような花が咲くか今からとても楽しみです。

さあ!祐介先生出発ですよ!

会長!パスポートは大丈夫でしょうか!!

今年も136名心ひとつ、一致団結し、全身全霊で頑張っていきましょう!!

2019年2月1日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

いよいよ2019年度 ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア現地活動出発まで残り13日となりました!

祐介先生、現地に参加をしてくれる仲間の皆さん、そしてリスナーの皆さん、お風邪などひかれていないでしょうか。

インフルエンザはどうですか?先日はインフルエンザが原因で線路内に滑落し亡くなわれた方もいらっしゃったみたいですね。

このラジオで何度もお話しをされていますが、インフルエンザはまずは予防、そして睡眠と体力!どうか皆さんお気をつけてくださいね。

さて、現地出発まで13日となりましたが、私の医院では毎年出発まで残り1カ月を切る頃になると、受付や各診療台の前に手作りの小さな日めくりカレンダーを置きます。

そこには単に出発までの日数が書かれているだけではなく、例えば残り19日となったら19の語呂に合わせて「フィリピンに19(いく)ぞ~!」などと、楽しくポップなイラストをすべての日数に入れて書いてあり、それを毎朝スタッフが一枚、一枚、めくってくれています。

私も診療中、毎日めくられる手作りカレンダーの日数が減っていくのを見ると、だんだんと気持ちが引き締まっていくとともに、4年前に44歳の若さで亡くなわれた私のスタッフ、君島さんを思い出します。

開業当時からずっと勤務していましたが、明るくユーモアがあり正に病院のムードメーカー的存在でした。

そして彼女はとても字がきれいで絵心もあり、病院内の掲示物をいつも手作りで作ってくれ、その作品の一つがこの現地出発までの手作りカレンダーでした。

全てのページに彼女らしい優しさと明るさが伝わり、見る人が自然と心が和むそんなカレンダーです。

私は毎日その絵を見ながら彼女を思い出します。

彼女が亡くなった年の2月、私がフィリピンに出発する前日、病床から

「先生、頑張ってください。

どうかご無事で帰ってきてください。」

とメールをくれ、4日後帰国すると誰よりも早く

「先生おかえりなさい。

お疲れさまでした。

私も早く治して今度は参加をしたいです。」

と再びメールをくれました。

しかしそれも叶わず、約2か月後に彼女は星の国へと旅立ってしまいました。

あれから4年がたち、私も彼女と同じ年齢になり、来年15回目のハロアルボランティアに参加をします。

今回、現地には136名の方が参加をしてくれます。

それぞれがそれぞれの思いを胸に参加を決意されたことでしょう。

本当にありがたい限りです。

しかし、その背景には参加をしたくても夢かなわず、日本で応援をして下さる方、支えて下さる方が沢山いることを忘れないで欲しいと思います。

そして、リスナーの皆さんをはじめ多くの方々が、1本の歯ブラシに思いを込め、集めて下さるからこそ、私たちが現地行くことができるのです。

今年ももう少しで出発です。

私の大切なスタッフの彼女が夢見たハロアルボランティアが今年も素晴らしい活動になるように全身全霊で頑張りたいと思います・・・。

2019年1月25日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

先週の放送でリスナーの方のメールで「こたつにあたる」という表現がありましたね。

祐介先生は「こたつは入る、のではないか」とお話しをしていました。

そこで一言。

もちろん全国的には「こたつに入る」が多く使われているでしょう。

しかし、私の知るところ、東北地方や山梨の一部でもこのような表現を使います。

そして私の地元でもお年寄りたちは「寒い(さみー)からこたつさあたれ」などと言います。

雪がしんしんと降り積もる日、「こたつに入る」よりも「おこたにあたる」のほうがなんだか、ほっこりとしませんか。

そう言われれば日本語にはたくさんの言い方がありますね。

例えば。

北海道や東北では「ごみを捨てる」を「ごみを投げる」、「傘をさす」を「傘をかぶる」などと言いますね。

手袋一つとってもそうです。

祐介先生、関西ではなんといいますか?「手袋をはめる」では?私たち関東は「手袋をする」、しかし東北から北は「手袋をはく」といいます。

それぞれの地域にそれぞれの言葉があり、一つ一つの言葉に地域の情景が見えてくるのが日本語の素晴らしいところではないでしょうか。

さて、私たちハローアルソンも活動出発まで残り3週間を切りましたが、今週の火曜日、ようやく全ての申請書類がフィリピン領事館から認証されマニラに発送することができました。

いったい何回領事館に行っているのとお思いでしょうが、いやいや、今回は申請様式が突然変更になり、一度では許可が下りず大変でした。

そんな中で私は火曜日、午前中の仕事を終え、六本木にあるフィリピン領事館に向かったのですが、私が到着したのが午後4時50分、HPではたしか午後6時まででしたので、何の心配も無しに領事館に着くと、なんと入口にCloseの看板が!

私は恐る恐るそのドアを開けると、いつもの受付の女性と一人のフィリピン人男性が何やら話をしています。

受付が私に尋ねます。

「何か御用ですか?」

私は申請書類を取りに来たことを話すと、「それは午後4時までです。」と答えます。

「えっ!!」「そんな馬鹿な!HPでは午後6時までと書いてあると思うよ!」すると

「いえいえ、ここにほら、PM4で書いてありますよ」私は引き換え証を見るとそこにはとてつもなく小さな文字で「4」と書いてありました。

私が呆然としていると、追い打ちをかけるように彼女は「明日また来てください」といいます。

私は自分のミスではあるが、一日も早くこの書類を手にしなければならないことと、栃木というはるか遠い所から来ていることを話すと、それを見かねた隣のお兄さんが私に「あなたはどこにボランティア行っているの?」と尋ねてきたので、私は過去に行った活動地域を話すとなんと、その人の出身地でした。

すると彼は「先生、本当にフィリピンの人たちのためにありがとう」と言い、私の事情全てをタガログ語で猛烈にスタッフに話てくれ、なんと!あれほど早く帰りたがる役所の人たちが特別に書類業務をしてくれたのです。

いやぁ、本当に助かりました。

そしてすでに私はボランティアに出発する前に私自身がフィリピンの人たちに助けてもらったのです・・・。

2019年1月18日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

昨年末は暖冬の影響であまりインフルエンザの流行を耳にしませんでしたが、ここ数日、全国各地で一気にインフルエンザが広がりを見せていますね。

以前は感染予防には加湿が良いといわれていましたが、最近のアメリカの研究では湿度が高くてもインフルエンザウィルスの繁殖が認められたと報告もあるようです。

しかし、やはり一番の予防は、うがい、手洗いです。

特に私たちの喉の粘膜が乾燥し、そこに停滞するインフルエンザウィルスが問題ですので、うがいがあまりできない場合、こまめに水分をとることが重要になってきます。

私たちハロアルの活動はそんな一年間でもっともインフルエンザが流行る時期に現地に行くわけですから、今まで以上に健康に気を使わなければなりません。

数年前、初めて参加をされた先生が現地マニラに到着したにも関わらず、体調不良で日本にとんぼ返りしたことがありました。

後日判明しましたが、やはりその方はインフルエンザに感染していました。

どうか、リスナーの皆さんご注意してくださいね。

そして今年現地に参加を希望してくれた皆さん、残り1か月!体調万全で現地に行きましょう。

さて、ハロアルフィリピンボランティア現地活動もいよいよ大詰めとなってきました。

長野県事務局の皆さんは現地に運ぶ物資の整理に毎日お忙しいことと思います。

岡山県 木本先生等のスタッフは現地で使用する機材の準備に余念がありません。

先日のラジオでも高校生担当の大関さんは名簿と名前を照らし合わせながらすべての高校生を把握しようと頑張ってくれています。

そのほか、沢山のメンバーがそれぞれの思いを胸に準備をしてくれています。

特に高校生等はクラスや学校、地域の人たちに呼びかけ、募金活動や物資集めを全国各地でおこなってくれているでしょう。

祐介先生、ボランティアはとても不思議ですね。

まだ出会ったこともない、名前さえも知らないフィリピンのスラムの人達のために、生まれも育ちも違う、まったくの他人であった私たちが、たった一つの目的のために今、心を寄せ合い、一つになろうとしています。

そして、自分たちの地位や名誉、利益のためでなく、「誰かのために」という無償の愛を沢山の人たちが集めてくださった歯ブラシに乗せて、恵まれない人たちのために届けようとしています。

祐介先生、「平和」ってとても簡単なことだと思いませんか?

こんな小さな町の歯医者だって、まだ10代の高校生だってみんなその答えを知っているのに、何故、私たち人間はその答えに見て見ぬふりをしてしまうのでしょう。

しかし、私を含め、全てが満たされた当たり前の生活は、時として人間の本当の豊かさを忘れさせていまいます。

それを思い起させ、改めるきっかけこそがハロアルが最も大切にしている活動理念だと思います。

残り1か月しっかり準備していきましょう。

2019年1月11日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人  

祐介先生こんばんは

祐介先生、牟田さん、レインボータウンFMのスタッフの皆さん、そして、ハロアルレディオをお聞きのリスナーの皆さん、新年明けましておめでとうございます。

今年も一年間、是非よろしくお願いいたします。

いよいよ2019年が始まりましたね。

しかし、昨年の漢字が「災」と言っていたばかりなのに、お正月早々に熊本では震度6弱の大きな地震が発生しました。

幸い大きな被害はまだ確認されていないようですが、どうかくれぐれもお気を付けになってください。

さて、私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアも今年の出発まで残り1か月となりました。

実はこのラジオをお借りして今回現地に参加をしていただく医師・歯科医師の先生方にお詫びを申し上げたいと思います。

それはこの年末年始の最もお忙しい中、フィリピン現地で医療行為をするための現地登録の書類が急遽追加となり、先生方に事細かな証明写真をご用意していただかなければならなくなりました。

お正月お休みに恐縮ですが多くの先生にご迷惑をおかけし、心からお詫び申し上げます。

そんな中!!要約!!要約!!!1月2日にフィリピン領事館にて申請書類を認証していただき、全ての書類が整い次第、来週マニラに到着させます!!  いやいや、1年間すべての場面を想定して準備を重ねてきましたが、ここにきて新たな問題が発生するとは・・・。

しかし、私はこの問題が発生したとき、正直、何の驚きもありませんでした。

むしろ、素直にそれが受け入れられる自分がいたお陰で、冷静にそれに対応することができたように思います。

もちろん、色々な方々の知恵と支えがあってこそですが、特に、私たちの仲間でもある、フィリピン・マニラ・ラハ・ソライマン・ロータリークラブのリーダーのニナさんにはとてもご尽力いただきました。

現地の人たちは日本人とは比べ物にならないほど、新年を迎える数日間は毎日お祭りのような騒ぎなのに、私があまりにもテンパっているため、お休み返上で各方面に働きかけてくれました。

そしてメッセージには「あなたの抱えている問題は常に私達と共にある」と言ってくれ、本当にうれしく、心強く、さらなる活動への志が高まりました。

私たちの会は今年で14回目の活動を迎え、今年は過去最多の137名の参加者を賜りました。

しかし、1本の歯ブラシがなければこの活動は成り立たず、一人の参加者がいなければみんなが一つになることはできません。

それぞれが、それぞれの思いを寄せ合い、協力しなければたった一人のスラムの人たちさえも笑顔にすることはできません。

祐介先生、あなたの今年の一番初めの私へのメッセージは「ハロアル今年も頑張るぞ」でした。

私も今年一年、全力で心を込めて頑張ろうと思います。

そして、祐介先生、お互い健康に気を付けて頑張っていきましょうね。

2019年1月4日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人  

祐介先生こんばんは

2018年12月28日金曜日、今年最後のハロアルレディオですね。

祐介先生、牟田さん、レインボータウンFMの皆さん、一年間大変お世話になりました。

そしてご苦労様でした。

昭和から平成に代わり、来年は新しい年号、新しい時代を迎えます。

先日の今上天皇のお言葉にもあったように戦後焼け野原から奇跡的な復興を遂げたまさに激動の昭和から、平和を愛し願った平成という時代が終わろうとしている今、来年から新たな時代になるなかで、是非、心穏やかに、みんなが幸せになり、みんなの幸せを願う、そんな年になるといいですね。

リスナーの皆さん、そして私たち「ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア」を応援してくださっている全国の皆さん、本当にありがとうございました。

今日、私の医院には数年前に参加をしてくださった東京都前山歯科の葛谷先生から沢山の物資が送られて参りました。

そこには

「ご活躍応援しております。私もまた是非参加させてください」

とお手紙をいただきました。

また、以前、私の地元、栃木県大田原市ロータリークラブでボランティア講演をさせていただいた際に、地元のとても大きなスポーツ店の社長さんから、新品のTシャツ600枚、その他、歯ブラシ、タオル、鉛筆など段ボール数十個の物資を今日届けていただきました。

そしてその方がおっしゃるには、「デザインが変わったメーカーのジャージは売れないのですべて今まで破棄していました。

これからは全部先生の所に寄付するね」と言っていただきました。

私は15年間、毎日この活動に取り組んできました。

患者さんからは

「先生のエネルギーはいったいどこからきてるの」などと言っていただきます。

しかし、私はいつも答えます。

「私のエネルギーは皆さんです。

こうして沢山の人たちが支援してくださるから、今の私がいます。」

ボランティアは社会的にも肉体的にも弱い立場の人たちを助けます。

しかし、本当は人間の価値や命には「強い」も「弱い」もなく、そこにはお互いを尊重し敬い、愛する、人間として本当の心の在り方以外存在しません。

しかし、私たちは時に裕福になり、時に贅沢になり、そしてわがままになり、利己的になることで、幸せの在り方を忘れがちになってしまいます。

そんな15年前の私を目覚めさせてくれたのはフィリピンのスラムの子供たちの涙であり、ハロアルに参加をする高校生の直向きさであり、皆さんが1本、また1本と歯ブラシを紡ぎ合わせてくださる優しさでした。

私は今年も沢山の人たちに「生かされました」この御恩を来年も歯科医師として日々の診療に努め、一人の人間として今も尚私たちの助けを必要としている人たちのために人生をかけて頑張っていこうと思います。

もう今年も終わりを迎えます。

日に日に寒くなってきました。

祐介先生、リスナーの皆さん、どうかお体にご自愛してください。

そして世界中の人たちが素晴らしい2019年を迎えますように心からお祈りします。

2018年12月28日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

13.9%・・・これは私たちの国、この日本の17歳以下を対象とした「子ども貧困率」です。

貧困といっても私たちハローアルソンが支援しているフィリピンのスラムのように衣食住にも困る「絶対的貧困」ではなく、社会的全般からみて相対的に貧困層に属する「相対的貧困」の数値です。

今、日本では7人に1人が貧困にあえぎ、ひとり親世帯では50.8%とOECD(経済協力開発機構)加盟国、いわゆる先進国35か国中では ワースト1位となっています。

しかし、実際には私たちの生活周辺で衣食住が困っている子供を見ることなどありません。

それでは何が問題となっているでしょう。

私はまさしく今、世間で騒がれている「南青山の児童相談所建設問題」に今の日本が抱えている「子供貧困問題」の縮図があるように思います。

物事にはたくさんの意見があり、様々な価値観がありますが私はどうしても今問題となっている児童施設建設に反対される方々に同調することはできません。

子供を守るのは親の役目です。

しかし、何らかの理由でその親から引き離さなければならない子供たちを守り、包み、育むのは私たち大人の責任だと思います。

そしてそれこそが成熟した社会の在り方に思います。

「青山ブランド」と叫びたい気持ちもわかりますが、なんとも悲しい響きにしか聞こえません。

私は15年間ハロアルの活動でたくさんの貧困にあえぐフィリピンのスラムの子供たちと触れ合ってきました。

そしてその現実を目の当たりにし、「自分だけの幸せでは駄目なんだ!」「何かを変えなければ」と真剣に未来を考える日本の高校生たちに出会いました。

その経験の中で確信したことがあります。

私はこの児童相談所の問題の根幹は「貧困」だと考えています。

その根幹の原因は 「大人のエゴ」「人間の欲」の何物でもありません。

そしてその歪んだ豊かさをめ作り上げるのは子供ではなく我々「大人」なのです。

その最たる犠牲者こそが児童相談所に駆け込まなければならない子供たちなのです。

この子供たち、この小さな尊い命を守り、尊厳を育み、大人の愛を教え守ること以上に大切なことが社会にあるでしょうか。

華やかで、お洒落な街もいいでしょう。

しかし、そんな一角に「児童相談所」という親も子供もその扉を開けるまでは時に切なく苦しい人生だったものが、そこに来れば 新たな幸せと希望につながる、そんな素晴らしい施設ができるのだと考えれば、こんな素敵な地域はないと思うのですが、祐介先生はどう思われますか。

私たちが支援しているフィリピンの首都マニラにはそれこそ町の中心部、一等地に ストリートチルドレンを保護するための教会の施設があります。

そこに私たちは毎年 石鹸や歯ブラシを寄付し、そのお礼として私の医院に毎年絵葉書が送られてきます。

そこにはこう書いてありました。

「この子供たちは私たちの子供であり、あなたの子供であり、世界中の子供です。」子供たちの幸せを本当に祈れる、そんな社会が大切ですね・・・。

2018年12月21日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人  

祐介先生こんばんは

今週2月9日の日曜日、私たちハローアルソンでは来年2月から行われるフィリピン・スラムでのボランティアに参加をされる一般参加者を対象とした事前研修会を東京・御茶ノ水にある日本大学歯学部の講堂をお借りして開催されました。

今回は全国から約80名の皆さんが参加をされ、朝10時から夕方4時まで、一日をかけて現地での注意事項や各担当ブースの説明をさせていただきました。

参加された皆さん、本当にご苦労さまでした。

また、うれしいことに、会場には今年度参加をしてくれたOGの高校生たちが現在の近況報告を兼ねて遊びに来てくれました。

14年間という年月のなかでようやくハロアルの種が少しずつ開花していくのは本当にうれしいものですね。

また、今回は新たに副団長に任命された宮城県 みうら歯科クリニックの三浦先生や東京都 こばやし歯科クリニックの新井先生など、若い先生方も事務局として皆さんに報告をしてもらい、本当に頼もしい限りです。

しかし、私は少し反省をしました。

祐介先生、突然ですが、先生は来年のこの活動に対して「満ち溢れていますか?」どういうことかというと、今回の研修会に参加してくれた大学生の前田萌海さんや高田知佳さん、羽毛田紗恵さんらと話をしていた時です。

前田さんや羽毛田さんは今年の2月に高校生として参加をし、今回はそれぞれ大学生や専門学校生となって再び参加を決意してくれました。

高田さんは現在九州歯科大学に通いこの日は小倉から来てくれました。

私が彼女たちと話していると、その目は本当に輝いていて「団長よろしくお願いします」と元気よく挨拶をされ、自分たちの与えられた役割を詳しく説明を受ける姿は真剣そのものでした。

私はふと、帰りの新幹線の中で彼女たちを思い出しました。

私の目はあんなにも希望に満ち溢れているように見えているだろうか。

もちろんこの活動に対する情熱や真剣さは誰にも負けず、ハロアルはもはや自分の人生の中で最も大切な物の一つになっています。

しかし、私は15回目、祐介先生は16回目の参加の中で、いつしか事務局側としての役割や活動に参加をする目的の変化が、15年前に初めて感じたあの思いを忘れさせているのではないでしょうか。

うまく言えないのですが、やる気はもちろんあり、団長としての覚悟やこの活動を支えてくださる皆さんへの感謝を忘れたことはありません。

ただ、彼女たちや高校生たちのあのひた向きで純粋な笑顔や涙を見ると少しだけ羨ましく思うのは私だけでしょうか。

人と人が出会う確率、それは250万分の1とも言われています。

今回137名の方が250万分の1の確率で出会い、さらに人生で最初で最後になるかもしれないフィリピンのスラムの人たちと出会います。

人と人の出会いに「同じ」はありません。

私たち経験者も初心を忘れることのないよう、いつでも瞳を輝かせひた向きに頑張っていきましょう。

しかし、毎年最も目が死んでいるのは副団長の戸田先生なのですが、祐介先生、これはどうにかなりませんかね・・・

2018年12月14日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

今年も残り1か月となりましたね。

ここ数日いっきに寒さが増し、私の地元栃木県那須もいよいよ冬の到来を肌で感じるようになりました。

週末はもっと冷え込むようですが、その週末にはいよいよ私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの一般参加者の皆さんのための事前研修会が東京で開催されます。

明日は全国から約80名の方々が会議に参加されます。

私の医院でも連日遅くまで準備に追われています。

特にこの活動で重要になる参加者の皆さんのグループ分けや現地活動の分担や、係分けは本当に大変です。

それを栃木支部の渡辺愛人さんが一手に引き受け、連日仕事終わりに私の医院に来ては、調整をしながら「活動のしおり」を作ってくれています。

彼は私の高校の同級生で幼馴染でもあり、今年で現地参加10年目となります。

参加のきっかけは15年前から私がこの活動に携わり各地で講演をするにあたり、そのスライドを担当してくれました。

そして自分も現地に行く決意をしてくれました。

その後参加人数も増え、全国から初参加の人たちや特に高校生が増え始めたころ、より活動の詳細を明記し、参加する人もそうでない人も理解できる「しおり」を作ろうと、忙しい中彼が手を挙げてくれたのです。

特に教員でもある彼らしい着眼点で取り組んでいるのは、「しおり」を見て参加する高校生の学校やご父兄の皆さんが、「ハロアルとはどのような活動なのだろうか」と不安なくご理解していただけるように、また、もしかすると最初で最後の現地参加になるかもしれない人たちのためにもしっかりとしたものを作ってあげたいと語っていました。

それは単に規格的や見た目を言っているのではなく、どんな所で、例えハロアルを全く知らない方々に見てもらってもハロアルの活動は素晴らしいと「しおり」を見ただけで思ってもらえるようにと言っていました。

勿論これはあくまでも人と人の善意が集まったボランティアですので、様々なことに、より多くの許容範囲をもたせ、みんなが楽しく活動ができることが大切です。

しかし、彼はそれを十分に理解したうえで、参加した高校生が10年後大人になり、親になったとき、今度は自分の子供にそのことを伝えることができるようにと、毎年全てのしおりの高校生の写真を変え、自分が携わったこのしおりがいつか次のバトンになるために頑張ってくれています。

そして、彼は毎年活動前に必ず10万円を募金してくれます。

好きなパチンコを控えて貯金しているようですが、そのほかにも職場である学校近辺の飲食店やホテルなどに掛け合って、ハロアルの募金箱を設置してくれています。

私も友人である彼に改まって感謝をするのはなんだかこそばゆい感じもしますが、まさに彼はこの活動の縁の下の力持ち的な一人です。

そんな彼が作った「しおり」が日曜日皆さんのお手元に届きます。

どうか皆さんあたたかな心で彼のしおりを見てやってくださいね。

しかし祐介先生、世の中の女性は見る目がないのでしょうかねぇ!

こんならかなナイスガイがいまだ独身だなんて・・・

2018年12月7日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

11月最後のハロアルレディオですね。

今年も残すところ後1か月となりました。

日に日に寒さが増す中で、私は不覚にも体調を崩してしまいましたが、祐介先生は大丈夫ですか。

さて、先週私は地元の小学校「那須高原小学校」に6年生を対象としたボランティア講演に行ってまいりました。

きっかけとなったのはこの学校に赴任された先生が私の古くからの患者さんで、学校が変わるたびに私に講演を依頼してくださり、ボランティアを通じて子供たちに本当の豊かさや世界の貧困の現実を伝え、これから中学、高校と進学するにあたり、心豊かな大人へと成長を願う素晴らしい先生からの依頼でした。

そんな中、懐かしい先生との談笑を済ませ、いざ教室に入るとそこには7人の子供たちが座っていました。

そう、この学校は私の町でも少し山あいにあり、一昨年、少子化の影響で近隣の小学校2校が統合され、来年にはさらにもう1校統合されるそうです。

私はこれだけの少人数は正直初めてでしたが、何故か無性にこの子供たちとの出会いがとても嬉しく感じ、スライドを通じて、フィリピンのスラムの様子や歯の大切さ、治したくても治せない現状と、いかに私たちが恵まれた生活を送っているかを話しました。

偶然にもこの日本という国に生まれ、食べることも勉強することも何の心配もなく毎日を過ごすことがいかに幸せなことか。

当たり前のように生きられる事がどれほど尊い事か。

そして「命」はまさに奇跡ともいうべき最も大切なものだという事を伝えました。

講演の最後に質問を受けました。

ある生徒が「先生はフィリピンのボランティアで一番嬉しかったことと一番大変だったことは何ですか。」と尋ねました。

私は言いました。

「一番大変、というよりもいつも悩むことがあります。

それは、私たちの治療が本当にスラムの人たちにとって良かったかどうか。

もちろん現地では、私たちのできる事全てを尽くしているつもりです。

しかしもっと私たちに知恵があったら、大切な歯を失わずに済む人もいるかもしれない。

それは15年間やってきてずっと思っていることです。

そして一番嬉しかったことは、今日のようにこれからの未来を担う君たちと出会い、私たちの活動をお話しできることです。」

「もちろん、私たちの治療によってスラムの人たちが喜んでくれることが一番ですが、小さな雫のような私たちの活動がいつか大きな川になってに流れて行き、いつか君たちのような子供たちが次のバトンをんでくれることを夢みています。」

ボランティアは沢山のことを教えてくれます。

そして沢山の出会いを与えてくれます。

今年は139名の出会いと共に来年2月、現地に出発します。

そしてリスナーの皆さんをはじめ沢山の優しさをスラムの子供たちに届けます。

来月9日には現地参加者の為の東京会議が開催されます。

私もしっかりと準備をして、頑張っていこうと思います。

2018年11月30日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口 敬人

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  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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