ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

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涙雨

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ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
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sekiguchi 2017-8-18 17:00

祐介先生こんばんは

お盆休みが終わりましたね。

祐介先生はどんな夏休みでしたか。

私の地元栃木県那須ではたくさんの観光客が訪れ、連日どこも大混雑でした。

しかし、今年は例年になく雨が続きますね。

テレビでは東京の日照時間が4日ぶりにあったと報道されていましたが、私の地元では恐らく1週間以上は雨が降り続いており、今このお手紙を書いている間もゲリラ豪雨のような雨にみまわれています。

今日も農家の患者さん達があまりの天気の悪さに嘆いていました。

そんな中「先生、今年はあまり出来が悪いのだけどこれ食べて。」と言ってプチトマトを沢山持ってきてくださいました。

私は治療中患者さんの目の前で試食させて貰いましたが、とても美味しく、よくテレビで「果物みたい」と表現していますが、まさしく甘い果物を食べているようなとても美味しいトマトでした。

天候は自然の力と思いがちですが、そうではありません。

明らかにこの異常気象は我々人間が作り上げたものではないでしょうか。

私はこの長雨は私達人間のエゴによって少しずつ傷ついたこの地球の涙雨のように思えてなりません。

ミサイルを作り、お互いを誹謗中傷している時間とお金があったら、本当に待ったなしの環境問題に真剣に取り組まなければなりません。

様々な諸説や研究がなされていますが、先日読んだ本には残りこの地球で人類が生息できる年数はわずか220年と言っていました。

勿論原因は環境問題であり、その時の平均気温は100度に達し、人類は滅びてしまうなどという恐ろしい内容でした。

そしてなんと全ての人類が滅んでわずか25年程度でこの地球は再び緑豊かな元のあるべき姿にもどるというのです。

我々人間がこの地球にとっていかに「邪魔」な存在になっているか、いかに今の環境問題が深刻か良く分かります。

私の地元でもこの時期になれば田んぼの周りには無数の蛍が飛んでいました。

昼間はアブラゼミ、夜はカエルの合唱、そんな当たり前のことが今ではとんと見ることができなくなりました。

便利なことも発展することも大切ですが、人間もこの地球に住む一つの動物に過ぎないことをもっと私達は自覚するべきでしょうね。

さて、このお手紙でご報告するか迷いましたが、実は私達のハロアル仲間でもあり、私達と同じ学年でもあり、そしてこの活動にはなくてはならない存在でもある新潟県支部羽尾歯科医院の羽尾先生のお父様が8月7日に心不全により鬼籍に入られました。

羽尾先生が仰るにはお父様は溺愛していた孫達に囲まれ笑顔で見送られたそうです。

お亡くなりになる直前までお仕事をされており、まさに歯科医師の鏡だと仰っていました。

また、ハロアルの活動も大変応援をしていただいており、羽尾先生は私に力強く「団長、来年の2月も参加します」と言ってくれました。

私も一度お会いさせて頂きましたが、羽尾先生のご活躍を本当に喜んでおられました。

羽尾先生の心中は察するに余りありますが、この悲しみがさらなる羽尾先生の成長の糧になることを心から祈念します。

羽尾先生、頑張ってください。

2017年8月18日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

今日8月11日は「山の日」という国民の祝日です。

あまり聞きなれず、いつからそのようになったか疑問に思い調べてみると、2016年から施行され「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことを目的としていますが、全国的に見て特にこの日に特別な由来や歴史があるわけではなさそうです。

何故11日になったのか。

これは当初お盆休みの前、12日にという案もあったようですが、1985年に起きた日本航空123便墜落事故と重なりしかもそれは「御巣鷹山」での事故の為、様々な配慮の上11日になったようです。

その為今年の11日は金曜日ですので、今日からお盆休みが始まる方も多いかと思います。

私の地元栃木県那須でも沢山の方が観光に訪れ、各地の観光名所やお土産屋さんでは他府県ナンバーが多数見られ、今年も大変な混雑です。

しかし、海や川、そして山にレジャーでお出かけする際には特にゲリラ豪雨のような突然の気象の変化はとても危険ですので十分気をつけてください。

さて、今年も8月15日「終戦日」が近づき、今年であの大戦から72年が経とうとしています。

あの悲惨な戦争を体験された方々ももうご高齢となり、戦争の愚かさや残酷さ、悲しみや苦しみ、そしてその真実を後世に伝えることも難しくなる一方です。

さらに連日報道されている通り、北朝鮮問題は日に日に緊張感をまし、先日は「グアム島への攻撃」が現実を帯びるかの報道もなされていました。

また、8月6日、9日は人類が決して忘れてはならない「原爆投下」の日です。

人類史上最悪のテロ行為であり、戦争終結などという名目の完全な人体実験ともいえるこの爆弾は、一瞬にして数十万の人間の命を奪い、今もなお多くの苦しみを与え続けています。

しかし、唯一の被爆国である日本は核兵器禁止条約には反対の立場を表明しました。

私はこの決断が正しいかどうかは論じませんが、今、この世界の軍事的問題を冷静に考えれば、本当にこの国の安全や平和を現実的に考えなければならないと思います。

誰しも戦争を望む者はいません。

全てが相互的な平和解決が可能ならばそれに越したことはありません。

しかし、今、この瞬間にも1100基以上のミサイルが日本に照準されている現実、72年も前に作られた憲法の呪縛によって、私達は自分達の力で自分達を守れず、自国民が他国に不当に拉致をされても何十年も救うことができず、そして、明らかに自国の領土領空領海を侵されても「遺憾です」の一言しか発することが出来ない国を本当に「平和」と呼べるのでしょうか。

本当にこの国の平和を望むならば、この国に対しそれを脅かそうとする相手に何故声を上げず、自国の政府ばかりを批判し、現実的であり当然たる行動を望む声を封鎖し、他国の力におもねることが本当に「平和」と言えるのでしょうか。

お盆休み、多くの人が楽しく余暇を過ごし、家族の下に安心して帰省できるのもその平和を命がけで勝ち取ろうとした人達のお蔭だということを決して忘れてはいけません。

ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

内閣改造人事が発表され、ここ数か月間、大臣の失言や与党議員の不祥事、また、首相自らの疑惑追及など支持率低下が叫ばれる中、以前は「お友達内閣」と揶揄されていましたが今回は総理曰く「結果重視・実力本位内閣」と呼ぶにふさわしい布陣が揃ったそうです。

私は「お友達内閣」や「一頭独裁」が決して悪いとは思いません。

良くも悪くもあれほど支持率を得ていた小泉内閣は「私に反対するのは全て抵抗勢力」と言って支持者のみで政権を運営していました。

また、いつも思いますが、日本の首相任期は短すぎます。

勿論、国民の声というのは大切だとは思いますが、あまりにもワイドショー的な話題に世論があおられ、それぞれが持つ政治手腕が十分発揮されない場合もあります。

中国の習近平主席は10年、ロシアのプーチン政権は既に12年、アメリカ大統領は最低でも4年、今では主に2期8年が主となっています。

しかし、日本はここ10年間で8回も総理大臣が変わっています。

長期政権は特に外交・安全保障など他国との交渉などには有利に働く場合が多いと言いますが、何故、こうまでして一国の総理がコロコロと変わってしまうのでしょう。

私個人の意見ですが、いつからこんなにも国民が政治家に清廉潔白を求めるようになったのでしょうか。

法を犯すことは許されません。

しかし、あまりに世論が大衆迎合化し、それに政治が流され、本当に国益に関わる問題より、週刊誌受けやテレビうけする話題ばかりを重箱の隅をつつくように探し当て、それを「あまりよくわからないのですが」と堂々と前置きをしながら芸能人がテレビ番組を使ってあたかも国民の総意のごとく政権批判をする番組ばかりが目につきます。

その内容も不祥事やスキャンダルしか取り上げす、結果、現政権がどれだけの実績があるかを報道する番組は皆無です。

これでは国民の大半は支持率の本質を雰囲気で決めてしまうはずです。

「清濁併せのむ」ではありませんが多少の暴言、失言があっても、この国を絶対に良くする!という確固たる国家感と強いリーダーシップをもった政治家を期待するのは私だけでしょうか。

日本の政治と国民の関係性を歴史的にみると、どうも私達は何かにつけて社会が悪いとその責任を全て政治におしつけてしまう傾向があります。

世論はとても大切です。

しかし、報道をみても悪いことは徹底的に叩きますが、良い事に賛辞をおくる所を見たことがありません。

私は最近の報道はあまりにも偏向報道が多いと思います。

政治は政府と国民の協調性に成り立つと言います。

今回の内閣改造にあたり、あるコメンテーターが「まぁ、お手並み拝見ですね」と言っていました。

いろいろな考え方はありますが、私はそんな高飛車な言葉より、私達国民も何が本当の国益となり、私達自身も政治に協力的な発想にならなければ、何も変わることはできません。

今、この国は本当に沢山の問題を抱えています。

今現在、一応、我々国民が民主政治の元選出した国会議員と総理大臣なわけですから、批判ばかりで政治を見るのではなく、私達国民一人、一人の正しい理解と協力も必要だと思います。

2017年8月4日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは 夏の風物詩には色々なものがありますね。

祐介先生は何を思い浮かべますか。

夏の風物詩と言って良いのかわかりませんが、「お中元」などもこの時期ならではの日本古来の風習だと思います。

「お中元」「お歳暮」は一年の盆と暮れに、日頃の感謝の気持ちや健康を気遣う気持ちなどを物に託して伝えます。

この風習はヨーロッパやアメリカなどには見られず、唯一、お隣韓国に似たようなものがありますが、日本のようにここまで発展したものは世界的に見てもありません。

私も開業をして、お付き合いのある業者の方々や技工所さん、そして患者さんからも沢山いただくのですが、そんな中、やはり嬉しいのはハロアルを通じ今でも交流のある同級生たちからの品々です。

それぞれの地元の特産品や毎年違った品を送ってくれます。

岡山からはおいしそうな桃、静岡からは桜エビとシラス、新潟からは大きなスイカ、千葉からはとってもおいしいヨーグルト、あれ?愛知からはまだかな??そして祐介先生からはいつもおいしい“そうめん”を頂き、今年もこれまた夏の風物詩“流しそうめん”で頂こうと思います。

同級生でもあり、共に青春時代を過ごした仲間、そして、今ではハロアルを通じ利益でもなく名誉でもなく、ただ誰かの為にという志の元、一緒に道を歩む仲間からの夏の便りは本当に嬉しいものです。

お互い健康に気を付けて頑張っていきましょう。

さて、私達のハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは来年度現地参加高校生募集が間もなく締め切りとなります。

今、夏の甲子園出場に向けて全国の高校球児が頑張っています。

そしてそれを応援するブラスバンド部や応援団の高校生たちもまた、青春の全てをかけて頑張っています。

ハローアルソンに参加をする高校生たちも同じです。

世界の貧困を知り、自分も何かをしたいと切望し参加をする者、将来に向け様々な葛藤の中、何かを求めてこの活動に参加をする者。

自分自身を変えたい、世界の現実を知りたい、自分の将来に繋げたい。

高校生たちは様々な思いを胸に参加をしてくれます。

そして、何不自由なく暮らし、食べることも学ぶことも夢を見る事さえも当たり前と感じていた彼らが、たった飛行機で4時間の場所に、学校にも病院にも行けず、今日食べる物にも困窮し、生きることに精一杯の彼らに触れたとき、人生で初めてと言って良いほどの衝撃とボランティアを通じて人と人とが支え合い共存する社会の大切さを学びます。

私達は炎天下の中泥まみれになりながら白球を追いかける若者の姿に感動するように、たった1本の歯ブラシさえも買えない子供達に涙し、抱きしめ、支え合うハロアルの高校生たちの姿に感動します。

若者が一生懸命取り組む姿はどんな時も感動しますね。

しかし、私達大人も負けるわけにはいきません。

私達は大人が何かに一層懸命取り組む姿、それが格好いい大人の姿だということを今年参加してくれる高校生たちに教えてやろうではありませんか。

2017年7月28日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

関東も梅雨明けとなり本格的な夏が始まりますね。

私の地元の小学校や中学校では今日から夏休みが始まりました。

私の二人の子供達もそれぞれ早速、朝から野球やソフトボールの試合や練習に行きました。

私の地元では今「二学期制」を取り入れているため、夏休み前のいわゆる「通信簿」がありません。

子供の頃、せっかく楽しい夏休み前に、なんでこんなに憂鬱な気持ちから始めなければならないのか、今でも鮮明に覚えているあの「通信簿」のドキドキ感は今の子供達にはありません。

そのため、うちの子供達は初日から全開で夏休みを謳歌しています。

さて、「通信簿」と言えば、今国民は政府与党に厳しい評価を与えていますね。

内閣の支持率が急激に低下し、様々な議員や大臣の発言や不祥事が明るみに出ましたが、最近もっぱら日本の政治の話題といったら、政策論争よりも週刊誌がスクープしたスキャンダルの真相究明ばかりが聞こえてきます。

少子化問題、待機児童問題、超高齢者社会、拉致問題や領土領空侵犯、歴史問題やエネルギー政策、今、この国は本当に様々な問題を抱えています。

しかし、連日、最も情報媒体として影響があるテレビから流れてくるのは、およそ国民が本当に政治家に求めている日本の未来への舵取りとなる論争とは程遠い内容ばかりです。

中には政治とは全く関係のない所でとんでもない発言をして注目を集めている議員までいる始末です。

本当に情けない話です。

そんな政治の落胆ぶりとは真逆に、私達のハロアルボランティアに先日嬉しい連絡を頂きました。

それは愛知県支部 キララ歯科医院 加藤先生からです。

今年の2月に行われた現地活動に加藤先生と高校生の娘さんが参加をしてくれましたが、なんと、来年度も参加を希望したいと連絡を下さいました。

加藤先生とは大学時代からの同級生でもあり、このハローアルソンを立ち上げたときから一緒に頑張ってきた同志でもあります。

その仲間と、お父さんの思いを受け継ぐ娘さんと共に現地に再び行くことができるというのは本当に嬉しく、また、やり続けてきたからこそ得られる喜びでもあります。

ボランティアは誠心誠意相手の為に尽くす行為ですが、苦しみや悲しみを分け合い共に支え合うことで、実は自分自身が大きく変わり、学校では学べない、教科書や参考書には載っていない人間にとって大切なことは何かを学ぶことが出来ます。

勿論、フィリピンの劣悪なスラムで生きる子供達は、私達や参加する高校生の心の成長にために存在する訳ではありません。

だからこそ、私達は真剣に誠実に一生懸命頑張らなければなりません。

ハロアルには色々な理由で参加を希望される方がいらっしゃいます。

私はいつも思いますが、ハロアルの入り口は多種多様であっても、この活動を経験したのちの出口は同じ志、同じ思いとなる仲間であって欲しいと思います。

勿論、それはとても難しい理念でもあります。

そのためにはやはり、私の鳴らす鐘の音がもっと大きな音叉にならなければなりません。

今月末で高校生募集が締め切りとなります。

是非、多くの高校生の参加を待っています。

2017年7月21日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

九州の土砂災害は、死者29人、行方不明者21人となり、未だ1,000人以上の方々が避難生活を送っています。

テレビで流れる映像を見るたびに、自然の猛威と被害にあわれた方々の悲痛な思いに心を痛めます。

先日、その九州地方では梅雨明け宣言が出されましたが、これから本格的な夏を迎えるに当たり、地域住民の方々は本当に大変な生活をされています。

また断続的に続く不安定なゲリラ豪雨も心配です。

自衛隊を含め多くの方々が支援活動に向かわれることと思いますが、どうか十分にお気をつけてください。

私達も、義援金や物資など出来る限りの協力をしていきたいと思います。

さて、私達の「ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア」では、いよいよ現地参加高校生募集の締め切りが今月末、7月31日と迫ってまいりました。

先日は今年の2月にも参加をしてくれた愛知県 南山高等学校の西尾美有羽さんから”来年も参加をしたい”と連絡を頂きました。

8月には各支部の高校生担当者が集まり会議が開かれますが、今年も多くの若者たちと共に活動できることを楽しみにしています。

ハローアルソンの活動は、様々な人たちの支えによって成り立っています。

私達が現地で支援する歯ブラシやタオルは、全て皆さんのご協力のお蔭です。

また、物資を輸送費、高校生たちが参加をする活動費用の一部も、この活動を応援して下さる方々のお力があってこそ私達は現地で活動ができます。

そしてそれを支えて下さるのは全国の沢山の仲間の存在です。

特に一般参加として多くの人たちが現地に行ってくださいます。

会社や仕事を休み、参加費用を捻出し、毎年毎年参加をしてくださる仲間の存在は本当に嬉しく心から感謝をします。

だからこそ、私達歯科医師は、私達の目の前にある大切な歯に誠心誠意尽くさなければならないと思います。

そして、私は歯科医師の先生の参加は勿論のこと、歯科衛生士、歯科技工士の方々にも多く参加をして頂けたらと思います。

たった1本の歯ブラシを買う事ができず、大切な歯を次々と失ってしまう人たちを目の当たりにし、歯を磨く大切さを伝えることがどれだけ尊いことなのか。

人間が健康で楽しく生きていくために必要不可欠な歯を失い、食べる喜び、噛む大切さを知らないスラムの人たちに人生の最初で最後の義歯を作る瞬間に感じるものは何か。

14年前、私自身がそうでした。

現地に初めて訪れ、初めて抜歯をした時、私の右手に伝わるミシミシといった、まるで歯が抜かないでくれと叫んでいるようなあの感触が今でも忘れられません。

あの悲鳴にも似た歯の叫びが私を変えました。

「日本でもフィリピンでも、世界中の患者がやって欲しくない治療は歯を抜くことだ。」とハロアル会長 林 春二先生から言われた言葉が、今でも私の金言となっています。

スラムの人たちへの治療は、私達の経験や感動の為に存在するのではありません。

しかし、世界のたった10%しかいない豊かな国に生まれた私達が変わらなければ何も変えることはできません。

是非、多くの人たちの参加をお待ちしております。

2017年7月14日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

七夕

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ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2017-7-7 13:00

祐介先生こんばんは

7月最初のハロアルレディオですね。

七月は旧暦では「文月(ふみづき)」と言い、七夕に因んで短冊に文字や歌を書き、書物の上達を祈ったことが語源とされています。

まさしく今日は七夕です。

祐介先生は短冊に何か書きましたか?

私の医院では、スタッフや子供達が近所の竹藪から笹の葉を頂き、医院の受付に飾りながら色んな願いを短冊に書きました。

「星に願いを込める」など、とても風流でロマンティックな話ですが、九州地方では記録的な豪雨に見舞われ、大変な被害がもたらされています。

まだその被害の全容はわかっていませんが、未だ安否が確認できていない方も多く、是非、お星さまにこの方々の無事をみんなで祈りましょう。

私は今年短冊にはこう書かせて頂きました。

「穏やかな 世の中で ありますように」

本当は患者さんたちの健康を祈るような言葉を書くつもりでしたが、もし、本当に星が願いを叶えてくれるならば、私は「穏やかな世の中」になる事を望みます。

私達は人間ですから、時にはお互いの主張や価値観がぶつかり合うこともあります。

それは職場や学校、友人や家族、隣近所、地域、社会、そして国と国までも・・・。

私達は人間ですから、時には自分の欲望やわがままを押し通したくなる時もあります。

それが全くない世の中というのは現実的に考えにくいでしょう。

だからこそ、私は「穏やかな世の中であって欲しい」と願います。

例えお互いの意見が衝突するときも、ふと、我に返り、相手を思う。

奪い合い、罵りあい、傷つけあうことはとても愚かな事だという事に気づき、心を穏やかにし、言葉を穏やかにし、行動を穏やかにするのです。

秘書をののしり一躍有名になってしまった国会議員もしかりです。

再三流れるあのテープレコーダーの音声は穏やかさの欠片もありません。

隣国たちの反日運動や、我が国でも聞くに堪えないヘイトスピーチは、どれだけ大きな声を張り上げても、人々の心を癒し変えることが出来ません。

数年前、ハロアルの現地活動の際、毎年マニラのホテルで行われる「高校生マニラミーティング」の議題で「思いやり」について考えました。

高校生たちは思い思いの考えを発表してくれましたが、会議の最後、ハロアル会長の林 春二先生が「思いやり」とは「許す事」とおっしゃいました。

私はその言葉が今でも忘れられず、もし、すべての問題に私が「許す」ことができたら、もし、すべての感情に私が「許す」ことができたら。

もし・・、私達みんなが、お互いを許し合い、認め合い、尊重しあうことができたら、この世界はきっと「穏やかな世の中」になるはずです。

テレビではミサイルが落ちてくるときの注意事項が流れています。

今も尚、沢山の人が、私達が作り上げた「欲」の為に尊い命を失っていきます。

もし、目の前の短冊に世界中の人たちが「自分の欲」よりも「誰かの幸せ」を祈ることができたら、きっとこの世界は「穏やかに」なるとは思いませんか。

私達はたった一つしかない「地球」に住む同じ人間同士なのですから・・・。

2017年7月7日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

「後生おそるるべし」という言葉があります。

これは論語の一節で「若者の力を侮ってはいけない」という意味ですが、いやいや、すごいですね!

今世間では将棋界の若きスターの登場で日本中から注目を浴びています。

卓球界でも「チョレイ!」で有名な張本選手もそうですが、わずか14歳にして連勝記録を新たに塗り替えた藤井プロの話題でもちきりです。

このような若者たちの活躍はとても刺激になりますね。

私達のハローアルソンボランティアも毎年沢山の高校生が参加をしてくます。

今年はテストケースとして5人の中学生も参加をしてくれました。

このような医療ボランティアに何故高校生が、と、思われる方も多いと思います。

医療資格もなく、社会的責任も負えず、自己判断力に乏しい、一見、何もできない若者たちが何故参加をするのか。

彼らは確かに何もできないかもしれません。

しかし、誰よりもどんな大人たちよりも一生懸命「何か」をやろうとしています。

その直向きさや純粋さがスラムの人たちや現地スタッフに伝わり、このハローアルソンの活動の核を支えています。

そして私自身も多くの高校生たちが巣立っていく中で、若者の持つ熱い情熱に負けることなく、自らの生活や行動を律し、良き模範になるべく彼らから多くのことを学びます。

そしてその全ての経験は、一日をたった100円で生活をしなければならないスラムの人たちの貧困の現実のうえに成り立っている事を知り、心から誠意を持って相手に尽くす大切さと喜びを若者たちと分かち合うのです。

私達大人になるにつれ人間としての本当の豊かさを忘れてしまいがちです。

毎日を競争社会に生き、物質的豊かさを求め続ける日々は、いつしか他人に対する優しさの心や自分自身に対する素直さ、謙虚さを失わせてしまいます。

今、若者たちの活躍が取りざたされる中、肝心な大人はどうでしょうか。

聞くに堪えない暴言や暴力を暴露された議員や与党も野党も崩壊寸前の学級委員会のような国会など、あまりにもお粗末な話題ばかりが目につきます。

それを連日暴露大会のように騒ぎ立てるマスコミにもうんざりします。

オリンピックや築地問題など多くの議題を抱える東京都議会議員選挙も、私達地方の人間が知り得るのは各政党の政治指針よりも、足の引っ張り合いのようなワイドショー的な話題ばかりです。

これでは都民の皆さんもさぞ大変でしょうね。

「他山の石」という言葉があります。

「他人の誤った行動や言動でもそれを見て自分の知恵を磨き自分自身の反省の材料とせよ」

 まさしく、今の政治は国民に夢や希望、安心や未来を与えるよりも、身を持って国民に「他山の石」となっているようにしか思えません。

若者に大人が感嘆の言葉を発する社会も素晴らしいですが、やはり、若者や子供達が文化にも社会にもスポーツにもそして政治にも夢を見れるような社会を作り、子供が大人に憧れるそんな世の中にしたいものですね。

2017年6月30日 息子の記念すべき誕生日にお便りを書かせて頂きました。

2017年6月30日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

沖縄県が梅雨明けをしたと思えば、昨日あたりから東北地方が梅雨入りをし、いよいよ本州にも本格的な梅雨の時期がやってきそうです。

私の地元栃木県那須では、今日は梅雨の合間の快晴でまるで初夏を思わせるようなとても良いお天気でしたが、明日から週末にかけては雨が続くようで、この時期は体調も崩しやすいため、どうかリスナーの皆さんもお体には十分お気をつけてください。

さて、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは一日たった100円で生活をしなければならない極貧層と呼ばれるスラムの人たちの支援をおこなっています。

私達は毎年2月の4日間、フィリピンの首都マニラ近郊のスラムにおいて歯科治療を中心とした無償の医療奉仕活動と共に、大切な歯を守る歯ブラシや、タオル、固形石鹸、文房具などの生活物資の支援活動をしています。

そしてその支援物資は全国の支部に届けられる皆さんからの温かなご協力によって支えられています。

栃木支部の私の医院でも一年間を通じていつでも物資や募金を募集しています。

そして有難いことに毎日必ず患者さんや地域の方々が物資を届けてくださります。

先日もある男性の方が歯ブラシを持ってきて下さいました。

実はその方は私がこの活動を始めた13年前から通院なさっている患者さんで、今では毎月1回の定期健診を欠かさず通っています。

そして10年以上、ご来院されるたびに必ず歯ブラシを数十本持て来て下さります。

その方が昨日ご予約日の2、3日前に奥歯の被せ物が取れてしまい急遽、治療に来られました。

その際手には今月分の物資として沢山の歯ブラシを持って来てくださり、私は「いつもありがとうございます。」とお礼を言いました。

そして、処置が終わった後、既にご予約を頂いているので、また3日後に続きを行う事となりました。

そしてご予約の日にその患者さんにお会いすると、なんと今度は数本の歯ブラシを再び持ってきてくださりました。

月一度の来院だけではなく、この医院に来るときは少なくてもできるだけ協力したいとおっしゃって下さいました。

私は本当に嬉しく思い、感謝の言葉を言いました。

その方だけではありません。

今日も5本の歯ブラシを持って来て下さった女性がいました。

その方もいつもご来院される時に1本、2本と本数は少なくてもいつもこの活動を心に留め、ご協力してくださいます。

また、そう思っていると今度は宅急便で地方から段ボールに沢山の物資を送ってくださる方々が大勢います。

この活動は沢山の人たちに支えられています。

むしろ、活動の主軸にいる私達の方が、実は努力が足らず、毎日物資を頂けることに当たり前のような気持ちになっている場合があります。

私の医院でも皆さんが少しずつ積み重ねて下さったこの活動に対しての感謝の念を忘れかけているスタッフもいます。

私達の活動ももう一度原点に返る必要があるかもしれません。

しかし、原点に返っても何も感じない人もいます。

私はそのような人をみると本当に悲しく、むなしくなります。

なかなか一本人にはなれませんね。

2017年6月23日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

いよいよ本格的な梅雨の時期を迎えそうですね。

私の地元栃木県那須でも朝から小雨が降り、湿度も高く、とてもじとじととした一日でした。

しかし、この雨も植物や農作物にはとても大切な恵みの雨となりますが、これから夏を迎えるにあたって既に世界各国では異常気象ともいえる豪雨や落雷などの災害のニュースを目にし始めました。

そんな中、先日はアメリカがパリ協定の離脱を表明したことが大きな話題となりました。

世界有数のCO2排出国であり、新政権になったとしても未だ世界のリーダーたる国が、あろうことか自国の利益をだけを考えるがあまり国際的な合意の枠組みから離脱することは、これからの地球の未来を左右する大きな問題でもあります。

私は専門家ではありませんので、その影響の詳細はわかりませんが、誰が見ても今、この地球の命は本当に空前の灯のように感じます。

それは栃木県のこんな田舎町に住んでいる私でさえ感じていることです。

先日も私の街には大変な豪雨が降りました。

そしてこの地域は日本一落雷が多い所でもあるため、その日の夜はまるで空が割れるような凄まじい雷が鳴り響いていました。

この地球はいったいどうなってしまうのでしょう。

先日、地元の小学校にボランティア講演の依頼を受け約1時間小学校6年生を対象にお話しをしてきました。

実は毎年この時期、私の地元では「もったいない市」というお祭りが開かれ、環境や資源、エネルギーや食糧など、私達の生活を見直し、明るい未来を次世代につなげる為、みんなで考えようという趣旨のお祭りがあります。

その中で、4年程前から地域の小学校の6年生等が、ハローアルソンの活動をこのお祭りの日に子供達自らが街頭や会場に立ち、募金や物資の呼びかけをしてくれています。

そこで私は単に子供達が余った物や使わない物を集め、それを寄付することだけがボランティアではなく、自分たちが集めた物がどのような人たちの手に渡り、生活を支えているかを知り、きっかけは「もったいない物」を集めるという所から、「もったいない物を生み出さない社会」について考え、この番組でもお馴染みの林先生の言葉ではありませんが、「身の丈に合った生活」の尊さ、重要性を学ぶことが最も大切なことだと考えました。

そして、ボランティアとは恵まれない人たちへの支援だけではなく、電気や水、食料など、限りある地球の資源を無駄にしない事や、ゴミを拾ったり、お年寄りに席を譲ったり、生活のあらゆる場面で存在する、みんなが共に幸せに暮らす共生社会の実現に必要な人としての基本的理念であることを子供達に伝えました。

自分達だけの利益、自分達だけの幸せを求め続ければ、この地球の未来の答えは一つ、「破滅」しかありません。

小学生でもわかる答えが、たった数年生き、年齢を重ね、物質的豊かになっただけでどうして大人はその大切なことを忘れてしまうのでしょうか

2017年6月16日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

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ボランティア活動報告(抜粋)

活動理念「四本の柱」

  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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