ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - 関口敬人先生からのお便りカテゴリのエントリ

祐介先生こんばんは

日に日に秋らしさを感じる季節になりましたね。

私の地元栃木県那須では、今朝などは少し肌寒いくらいになり、もうすぐそこまで秋の足音が聞こえてくるようです。

地元ではすでに稲刈りが始まり、先日は友人の家から、今年一番の「新米」を頂きました。

今年は長引く雨の影響か日照時間が例年より少ないかも・・といっていましたが、 今年も栃木のお米はとても美味しく、今度祐介先生、牟田さんにも送らせて頂きますね。

さて、祐介先生、いよいよ明日の午後からハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは団長の私、現地統括責任者の祐介先生、器材担当、岡山県木本先生、情報・データー管理担当、愛知県加藤先生 と共に来年の活動のために事前調査に出発します。

今回も沢山のエリアから応募があったようで、現地リーダーたちもその候補地を選定するのに一苦労のようです。

もちろん、全てのエリアで活動できるのが理想ではありますが、130名を超える日本のメンバーに加え、現地チームを入れれば優に200名を超える団体を一挙に集約できる場所やその安全性、移動なども考慮しなければなりません。

しかし、私たちの活動は基本的にこちらからの要望は一切行いません。

ボランティアは相手が望むことに誠心誠意尽くす、という考えから、活動エリアの決定は基本的には現地のメンバーの意見を尊重します。

ましてや、現在、マニラを中心とした沢山の集落のリーダーたちがハロアルの活動誘致に応募をして、私たちが調査に行く候補地に選ばれるまでに8年待ちという状況であり、その中からたった2つのエリアだけが2月の医療活動場所に選ばれるのです。

そして数千人、数万人の住民の中からわずか1000人が治療を受けられるチケットを手にします。

現地の人たちはその奇跡的なチケットを手にしたとき、「神様のチケット」と呼んで早朝から沢山の人たちが列をなすのです。

今回の事前調査は今までにない取り組みも行います。

祐介先生等が現地視察をしている時、私はフィリピン国内での医師・歯科医師の医療行為を申請する日本の厚労省にあたる「PRC」という行政機関で担当者と今後の活動について会議を行うことになりました。

これからこの活動がよりフィリピン国内で認知され、日本とフィリピンの友好の懸け橋になれるように、しっかりと話し合いをしてきたいと思います。

今朝、会長の林春二とのお電話のやり取りで、

「沢山の高校生が増えることで大変と思うかもしれないが、それがボランティア。

大人が大変と思うことに一生懸命やる姿を今の子供たちに見せることが大切です。」
とおっしゃっていました。

私も団長としてこのようなお仕事をさせてもらえる喜びと責任を感じながら、一生懸命取り組んで行きたいと思います。

2019年9月20日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人    

祐介先生こんばんは

まず、台風15号の影響で多大なる被害にあわれた方々、特に現在も断水や停電で大変な生活を余儀なくされている千葉県の方々に心からのお悔やみと、一刻も早く平穏な生活が取り戻せることを心からお祈り申し上げます。

また、ご自分の自宅も被害に合われながらも早期の復旧のために不眠不休の作業をされている東電の社員、作業員の方々、ボランティアの方々、どうかお体にお気をつけ頑張ってください。

徐々にではありますが電気が回復したご家庭の方がテレビのインタビューで、
「こんなにも電気のある生活が有難いなんて・・。

でも、まだ停電されて苦しんでいる方々もいらっしゃると思うと、本当に早い復旧を願っています。」
とおっしゃっていました。

日本人らしい他人を気遣う優しい言葉に、電気をつけ、テレビを見ながらそれを聞いている私も少しだけ心が救われた感じになりました。

しかし、祐介先生、当たり前の生活が突如当たり前でなくなったとき、私たちは初めてその大切さを知りますね。

私たちのハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでも、フィリピンのスラムで一日たった100円で生活をし、毎日ゴミに埋もれながら劣悪な環境で生きる子供たちに支援することで、参加をした高校生たちからは
「自分たちの生活がいかに恵まれているか」
「当たり前のありがたさがとても分かった」
という言葉を多く聞きます。

幸せは不幸と比較して感じるものではありません。

また、人はそれぞれが幸せと不幸の価値観を持ち、それを一方的に良し悪しを判断することはできません。

しかし、本当はとても貴重で、大切だとわかっているはずなのに、私たち日本人のようにすべてが有り余り、生きるために必要なすべての物が当たり前のように存在する環境は、時として、失って初めてその大切さに気付くことが多いと思います。

私自身も既に15年間フィリピンのスラムを見続けてきているにも関わらず、当たり前のすばらしさを常に実感しながら生きていくのはとても困難です。

だからこそ、やり続け、訴え続け、学び続け、そして今回の災害支援だけにとどまらず、私たちは幸運にも「当たり前のすばらしさ」を知っているからこそ、みんなで手を取り合って支えなければなりませんね。

災害や天災はいつ、どこで起きるかわかりません。

そのためにやはり日頃からの準備や対策が必要になってきますが、最も大切なことは物質的な準備もさることながら、このような災害時に苦しんでいる人、悲しんでいる人、に対し、いかに心を寄り添い、助け合う行動に移せるか、だと思います。

しかし、このような「優しさの心」は普段そのような思いで生きていなければ、突然そのように思うことは難しいですね。

ハロアルも同じです。

だからこそ、現地に行く4日間よりも日ごろの361日が大切になってきます。

2019年9月13日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

いやぁ~、今日は久しぶりの晴れ間だったのではないでしょうか。

私の地元栃木県那須は朝から真夏日とまではいかなくても、初秋を感じさせるさわやかな一日でした。

しかし、全国的に見れば三重県をはじめ九州、沖縄などは大雨の予報も出ており、どうかその地域の皆さんはお気をつけくださいね。

また、新たに台風15号も週末には本州に近づくようでこちらも十分気を付けなければなりません。

さて、リスナーの皆様にお願いがあります。

私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは現在、歯ブラシ・タオル・固形石鹸などを集めておりますが、今年から新たに「バスタオル」もご協力をお願いしたいと思います。

こちらは新品または新品同様のもので結構です。

8月末に行われたハロアル高校生担当者会議でも議題に上がったのですが、2年前より現地での医療奉仕活動のほかに「シャワーブース」を設けることになりました。

これはスラムの子供たちの衛生的管理の観点から、やにまみれた体や髪の毛を私たちがきれいな水を使い石鹸やシャンプーなどで洗ってあげる活動です。

スラムでは石鹸やシャンプーは勿論のこと、きれいな水で体を洗うことはほとんどできません。

子供たちは皆、スコールが降れば表に出て雨どいから流れる雨水をシャワー替わりに使っています。

そこで2年前よりこのシャワーブースの活動を始めたところ、 とても反響が大きく、来年はさらにブースを増設する予定です。

そこで、現在バスタオルが大変不足しており、ぜひ、皆さんのタオルできれいになった子供たちをくるんであげたいと、今年からバスタオルも支援物資として募集させていただきます。

しかし、祐介先生、現実はまだまだ改善しなければ、いや、何とかして改善させたい問題がいくつかありますね。

例えば、現地でシャワーで使用する水は給水車にためた水なのですが、これがとても冷たく、日が差す場所であれば快適なのですが、曇り空や日陰になるとさすがの子供たちもブルブル震えています。

また、私はずっと気になっていたのですが、特に女の子たちはきれいに洗っても、なかなか髪の毛が乾きません。

そこで今思案中なのが、現地にて自家発電機を利用し、ドライヤーを何台か購入して髪の毛まで乾かしてあげてはどうかと思っています。

そのほか、出発までには時間がありますので、色々な意見を聞きながら少しでも彼らの笑顔のために頑張りたいですね。

この活動は来年で15年目を迎えます。

現地ではすべて歯を抜かなければならなかったあの頃から沢山の人たちのご協力と知恵で今では子供たちの体までボランティアの愛でくるむことができます。

どうか皆さん、ぜひ、ご自宅に眠っているバスタオルをスラムの子供たちのためにご協力ください。

よろしくお願いします。

2019年9月6日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

祐介先生、今週の日曜日は大変お疲れさまでした。

私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは25日の日曜日、東京にて 来年度の活動のための高校生担当者会議が行われ、各支部の担当者が集まり、今までの反省点、改善点など様々な意見を交わしました。

来年度はすでに過去最多となる74名の高校生が現地活動を希望してくれています。

この活動は4本の柱で成り立っており、勿論、医療支援、生活物資支援を軸としていますが、同時に、同じ人間でありながら「貧困」という私たち人間自ら作り上げた「不平等」をいかに現実としてとらえ、自らの生活を見直し、そして次の世代を作る若き高校生たちに、人と人とが手をつなぎ合わせ生きていくことの大切さを伝えることを目的としています。

そのため、私たちの会も、このバトンが語り続けてもらうために万全の準備と私たち大人たちの思いを一つにし、高校生の彼らに「ハロアルに来てよかった!」「ボランティアって素晴らしい!」と思ってもらうこともとても大きな責任と考えています。

祐介先生。

今、世間では野球の侍JAPANの高校生たちの日の丸問題がありますね。

今の日韓関係から高校生の安全を考え胸元から日の丸をとって韓国に行った問題です。

様々な問題がありますが、私はナショナリズム的な発想とは別に、ハロアルの高校生を現地に連れていく心境と同じように考えています。

それは「大人の覚悟」です。

侍ジャパンの高校生たちにとって「野球」は彼らの青春、今の人生の全てです。

ハロアルの高校生たちもこのボランティアに参加するまでに沢山の研修を重ね、自分の将来や夢や希望をもって参加をします。

それを迎え入れる我々大人が彼らのすべてを受け止め、 励まし、そしてどんな時も矢面に立ち守り、責任を取る「覚悟」です。

私たちの会、会長林春二先生は事あるごとに「責任は私がとる」「この活動に命を懸けている」とおっしゃいます。

その言葉は本当に重みがあり私はいつも先生と自分との覚悟の差に自分の未熟さを痛感しています。

この高野連も全く同じことでしょう。

日本の代表たる若者たちを大人が、連盟が、国が守らずして何が日の丸でしょうか。

しかも、例え日韓関係が良くなくても日の丸を隠して相手の国に乗り込み、さも、問題が起きるであろう的な発想は逆にスポーツを政治に持ち込み相手国に対しても失礼な行為だとなぜ気づかないのでしょうか。

まさしく、事なかれ主義の覚悟のない大人たちの典型としか言いようがありません。

祐介先生。

あなたは74名の高校生たちと共に活動をする「覚悟」ができていますか。

私は正直、会長のようななレベルではありません。

だからこそ、今回の会議のように「仲間」を集い小さな覚悟でもそれを結集させるのが私の責任だと思っています。

そして今年も全員で彼らのため、そしてスラムの人たちのために頑張ろうと思います。

2019年8月30日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

お盆休みも終わり、ここ数日は台風や気圧の影響で雨が多い日が続きますね。

このような時期は体調も崩しやすいのでリスナーの皆さん、どうかお気を付けてください。

さて、私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアではいよいよ高校生の募集も終わり、明後日25日日曜日には東京で「高校生担当者会議」が開かれます。

この会議も今年で4年目となりました。

この会議を開催することになったのは4年前、それまで20名~30名ほどの高校生参加人数に対し、その年は50名近くの高校生が現地参加を希望してくれました。

その際、私を含め今西先生、そして会長林先生とご相談をし、様々な思いを胸に私たちの活動に参加を希望してくれる彼らに対して、大人たちがどれほど真剣に彼らと共に活動をすることに意義を見出せるかをもう一度話し合い、気持ちを一つにするために、高校生参加募集が締め切られる8月の最終日曜日にこの会議を開く事となりました。

今回は全国から27名の皆さんが会議に出席してくださります。

岡山県の木本先生や宮城県の三浦先生、新潟県の羽尾先生などは遠方より駆けつけてくれ、また皆さん貴重な日曜日のお休みにハロアルのためにお時間を作って頂き、心から感謝しています。

祐介先生、今年は74名の高校生が現地参加をしてくれます。

もちろん、これは過去最多となる人数ですね。

15年前たった3人から始まったハロアル高校生ボランティアも今では70名を超える若者が参加を希望してくれます。

本当に嬉しく思います。

そして今年、栃木支部からは私の高校からの友人でもありその奥さんは私が開業した時から一緒に働いてくれている歯科衛生士でもある、長男の菊池蓮君が参加をします。

私は彼が生まれた時から知っており、小さい頃抱っこもし、小学校、中学校、高校と陰ながら応援をしてきました。

そんな彼は今年長野県エコール御代田で開かれたハロアルボランティア報告会に来てくれ、客席から今年参加をした同世代の高校生たちの発表を聞いていました。

その姿を見た彼が何を感じたのかはわかりません。

しかし、間違いなく彼の中の「何か」が変わったのでしょう。

私は彼に言いました。

「これがいいよ、これが素晴らしいよ、と言ってもらっているのに、それを素直に「やってみよう」と思えなかったら、それは大きなチャンスを逃すことになるのでは。」

「人生において分岐点となる出来事はそうそうない。

勇気を持って挑戦してみたら。」

彼の心にどれだけ響いたかわかりませんが、彼の志望動機書には「自分には何ができるかわかりませんが、何事にも挑戦したい。」

と書かれていました。

甲子園も終わり今年も素晴らしい高校生たちの若さ溢れる感動がありました。

祐介先生、ハロアルも負けてはいられませね。

ハロアルの甲子園はこれから始まります。

私たちも心を一つにして今年もがんばりましょうね。

2019年8月23日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

お盆休みも終盤に入り、帰省ラッシュが始まっている中、西日本では超大型台風によって大変な被害が出てしまいました。

今日、明日には東日本、北日本とまだまだ猛威を振るいそうです。

十分気を付けなければなりませんね。

夏の甲子園もその影響を受け、試合が順延となってしまいました。

私の地元栃木県代表「作新学院」は延長10回に勝ち越し見事一回戦を突破を果たしました。

しかし、試合が順延ともなればその選手たちは勿論、応援団や父兄の皆さんも日程や金銭的な問題はどうするのでしょう。

関東、東北などのチームはさぞ大変でしょうね。

そんな中、今年は石川県星稜高校の奥川投手が注目を集め、Max150kmを超えるストレートと緩急のある変化球はプロ注目の超高校級とも言われています。

その奥川投手をする星稜高校は1回戦、北海道代表旭川大高と対戦しました。

結果は1-0、9奪三振を奪い3塁さえ踏ませなかった星稜高校に軍配が上がりましたが、試合終了後、9安打を浴びながらわずか1点で抑え素晴らしい試合をしてくれた旭川大高のナインに惜しみない拍手が送られていました。

祐介先生、ここからが私が言いたい事です。

翌日、私は新聞のスポーツ欄を見ました。

私は自宅に2社の新聞を取っています。

一つは「新聞」という栃木県の地方紙なのですが、そこに昨日の星稜高校対旭川大高の結果が載っており、こう書いてありました。

「星稜高校奥川旭川大高料理」私は我が目を疑い同時に言いようのない「むかつき」を覚えました。

祐介先生、「料理」っていう表現はあまりにも侮辱的でな表現だとは思いませんか?

仮にも高校野球という学生の全国大会で、しかも高校球児ならだれもが憧れる甲子園に出場し、今までに並々ならぬ努力とそれを支える家族や地域の人たちの思いを胸に正々堂々と戦った選手に対し、社会的な公共的役割を大きく担う新聞が書く言葉とは思えません。

地方紙だからと言って許される内容ではなく、それならば、地元作新学院が同じように敗退したらば、「料理された」と書くことができるのか!

私は自分の息子がレベルは到底違えど、中学校までずっと野球、しかも同じピッチャーで頑張ってきたので、勝つ喜びも負ける口惜しさも知っています。

そして何より、例え勝っても敗者に対し尊敬の念を忘れず、お互いの奮闘を称えあい、スポーツの本当のすばらしさを学びあう大切さを教えてきました。

私はこの記事を見て本当に腹が立ち、悲しくなります。

おそらくこの記者は野球だけではなくスポーツの素晴らしさを理解していないのでしょうね。

大会前、投手の起用法などで賛否が分かれましたが、台風が去った今、再びあの猛暑の中、青春のすべてをぶつけて高校生たちが頑張る姿を大人特有の穿った目で見るのではなく、是非純粋に応援してあげたいものですね・・・。

2019年8月16日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

未来

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2019-8-9 13:00

祐介先生こんばんは

先週の放送で祐介先生がこんなに毎日暑いなら「暑い」という表現のさらに上の言葉を作るべきでは、的な発言をオープニングトークでしていましたね。

そして話はその「暑い」という語源や成り立ちまでさかのぼり、全く答えのでない会話を聞きながら楽しませていただいておりました。

ちなみに、ハロアルが支援しているフィリピンの言語、 タガログ語では「火」のことを「APOY」と呼びますが、まさかこれが語源かも・・・。

さて、今日の放送は8月9日。

私たち日本人にとっては忘れることができない、そして忘れてはならない日でもある、長崎原爆投下の日ですね。

1945年(昭和20年)8月6日広島、そして今日8月9日長崎と、2発の原子爆弾が人類史上初めて実戦で使用され、たった2発の爆弾は一瞬にして数十万人の尊い命を奪いました。

そして戦後74年もたった今でもその後遺症で苦しみ、死亡したとされる方が毎年数千人もいらっしゃいます。

あの戦争を体験され原爆の恐ろしさを経験された方々もご高齢となり、年々その悲惨な戦争体験を聞く「生の声」が失われつつあります。

今年は新たに広島平和記念資料館もリニューアルされ、多くの遺品や被爆された方々の絵画などが展示され、視覚的により強く平和を訴える内容になったそうです。

祐介先生、人類が平和になり、誰もが助け合い、譲り合い、認め合い、そして「核」などという残忍で愚かな兵器を持たなくなるにはどうしたらよいのでしょうか。

ある人は「戦争」は人類の歴史と呼び、永久にそれは絶えることがないものだと言います。

ある人は「武器」は抑止力のために自分たちを守る正当な権利と言います。

また、ある人は命を守るためにはたとえ相手に侵略され奪われ、犯されようとも仕方がないと言います。

年月が過ぎ時代が変わり様々な考え方が生まれています。

しかし私たちはすでに74年前に戦争や原爆の恐ろしさを体験し、もう二度と戦争のない国を作ろうと再建し続けたのにも関わらず、今、この国を取り巻く内情や諸外国との関係はどうでしょうか。

愛する人を失う悲しさ、大切な町や国を失う悲惨さを私たちはもう一度考え直すべきでしょう。

このハロアルに参加をする高校生たちを見ているとつくづく思います。

夢を持ち、将来に胸を膨らませ、一生懸命フィリピンのスラムの人たちのために尽くす姿さえ、もし、再び戦争が起きたならば、この素晴らしい若者たちの未来が失われてしまうのです。

私は医院に高校生たちが研修にくると必ず患者さんたちこう言います。

「彼らはこれからの日本にとって世界にとって「未来」です。

どうか応援してあげてください。」

今日は全国で多くの人たちが平和の祈りを捧げていることでしょう。

時代が進みどれだけ人類が発展しようとも、心の豊かさを忘れ相手を思いやる気持ちを忘れた未来にはいつしか破滅しかないことを改めて考えなければなりませんね・・・。

2019年8月9日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

ようやく長い梅雨の時期が終わり、毎日暑い日が続いていますね。

この時期、連日のように全国の猛暑日や熱中症で死亡された方の報道がされていますが、室外だけではなく室内でも大変危険な状態になりますので、特にお年寄りの方々は気を付けて下さい。

私の子供のころ授業では世界の気候区分で日本は「温帯湿潤気候」と習いましたが、先日も患者さんから、「先生、フィリピンより日本のほうが熱いんじゃない?」などと問いかけられ、もはや日本も「亜熱帯気候」のような気温ですね。

そんな中、現在、太平洋沖に新たな台風のたまごが観測され、週明けには日本にも影響を及ぼす可能性があるそうです。

十分注意が必要ですね。

以前の台風も大きな被害がありましたが、先週、私たちハローアルソンが支援しているフィリピンで再び大きな地震がありました。

震源地はマニラから北東に位置するルソン島東部の海峡でマグニチュード5クラスが約3回発生しました。

マグニチュード5と聞けば日本人の私たちにとって確かに大きな地震ではありますが、さほど命の危険を感じるほどではないと思います。

しかし、建築基準や耐久性のレベルにおいて未だ発展していない国々ではこのレベルでも沢山の家屋が倒壊し、現地では8人死亡、60人が負傷したそうです。

その後ハロアル会長林春二先生から、万が一現地のチームが支援物資を求めてきたらすぐに許可してあげてください、と連絡を受け、その夜、現地リーダーのリッキー氏から連絡をもらい、ハロアルの物資を届けて被災地に届けてよいか、と要請を受けました。

彼の話では今回の被災地は台湾側に位置する地域でいくつもの小さな島々になっているため、食料や衣類、物資を運搬するのにとても困難な場所のようで、ハロアルの物資を届けるために民間やフィリピン空軍のヘリコプターを利用するとのことでした。

そして後日彼から何枚かの現地の様子の写真が送られてきましたが、やはりブロックやトタンで作っているスラムの住居はことごとく崩壊しており、大変な状況でした。

また、フィリピンでは現在日本よりも数倍高い確率で「ビッグ・ワン」と呼ばれる超大型の地震が首都マニラでいつ発生してもおかしくはない状況ともいわれていいます。

その為、政府は早急の対策を講じていますが、私たちハロアルでも来年の活動に向けてホテルでの避難経路や活動中の万が一の対策について9月の現地視察の際に新たな議題として現地チームと話し合う予定です。

祐介先生、いよいよハロアル現地活動の高校生募集が締め切りとなりましたね。

まだ詳細は分かりませんが、今年は60人以上の高校生が既に参加を希望してくれているようです。

8月末にはその高校生のための担当者会議が東京で開かれますが、参加費用や現地での活動内容など沢山話し合うことがありそうです。

彼らの参加なくしてはこのハロアルは成り立ちませんが、私たち事務局を含め、参加者全員で素晴らしい活動になるようしっかり準備をしていきましようね。

2019年8月2日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口 敬人

投票率

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2019-7-26 13:00

祐介先生こんばんは

毎日ジメジメとした天気が続き、最近はまともにお日様の光を浴びていないような気もしますが、なんとか来週あたりから暑い夏がやってきそうですね。

しかし、九州や関西では局地的な豪雨によって被害も出ているらしく、これからさらに注意をしなければなりません。

さて、今週の日曜日は参院選が行われましたね。

得票率は過去2番目に最低となる48.8%でした。

このラジオでも何度も祐介先生が「選挙に行きましょう」と呼び掛けていましたが、結果このような低い数字となっており、特に18歳、19歳の若者たちの選挙への関心はあまりにも低く、19歳の年代では30%にも届きません。

私の栃木県では44.14%と全国平均さえも満たしておらず全く嘆かわしい限りです。

毎回思うのですが、いったい何に問題があるのでしょうか。

「選挙の仕組み」でしょうか。

どうせ何も変わらないと思ってしまう国民の政治への諦めや不信感なのでしょうか。

様々な問題が含むとは思いますが、やはり国の主権は国民一人一人にあるという政治教育があまりにも低すぎるからだと思います。

具体的に言えば、小学校、中学校などの学校生活の中で一つのことに対し「議論」し「考える力」を養う教育、その中で将来社会に関わり合いを持ち、積極的に自立した「個」の意見を基盤に物事を考える力を学ぶ機会が大切に感じます。

また、私は昔から思っていましたが、学校の授業などで特別枠としてもっとその道に特化した方が講義をしたらよいと思います。

例えば政治の授業にはその地域の議員が直接政治の大切さを子供たちに話をしたり、役所やその他の関係者がもっと社会の仕組みを子供たちに身近に考えてもらうための授業をおこない、将来どのような街づくりや国造りが大切かを議論するなど、大人になって政治の傍観者にならないような政治教育が大切だと思います。

しかし、最も嘆かわしいのはこれから憲法の改正があるのか、ないのか、消費税増税や日韓関係の悪化、拉致問題やイランのイギリスタンカー拿捕による不安定な世界情勢、などなど、累積された沢山の問題を真剣に考えなければならない大切な選挙後に、朝から晩までテレビが報道するのはお笑い芸人と会社の内紛問題では、国民の意識も政治から薄れていくのは当然でしょう。

それこそこの低い投票率と社会の無関心さが進めば、ごく一部の人間がほくそ笑むのは目に見えています。

私はやはり「投票の義務化」が良いと思います。

祐介先生と行ったデンマークにしかり、北欧やオーストラリアでも100年も前から導入されています。

ここで誤解しないで頂きたいのは、義務化のある国々のほとんどの国民は「罰則」があるから選挙に行くのではないということです。

国民が参加をして初めて民主主義が機能すると幼少期から教育として学び、当たり前と思っていることです。

祐介先生はどう思うでしょうか・・・。

2019年7月26日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは  

昨日、京都のアニメーションスタジオの火災によって33人もの人たちが死亡、36人の方が重軽傷を負った大変痛ましい事件が発生しました。

報道では放火の可能性が高いということですが、アニメの聖地ともいわれ世界的にも評価も高く、多くのクリエイターたちの憧れだった場所が一人の凶行によって多くの命が失われてしまいました。

謹んで亡くなわれた方のご冥福とご家族の皆様に哀悼の意を捧げると共に、一刻も早い事件の解明を期待します。

さて、私は先日、小学校からの同級生の友人と二人で昨年から始めた「アユ釣り」に行ってまいりました。

九州や関西、関東では連日雨が続いていましたが、奇跡的にも新潟県村上市では快晴が続き、渇水のため川の水位も日に日に低くなり、あまり良い釣果とは言えませんでした。

そんな中幼馴染と車中にて他愛もない話をしているとき、ふと、彼が最近の某お笑い芸能人たちのいわゆる「闇営業事件」について話始めました。

そして彼との会話の中でとても印象的だったのは、その事件に携わった一組の芸人が謹慎中に高齢者施設などで福祉ボランティアを行うことについてでした。

実は彼は栃木でも数人しかいない認知症介護指導者であり、長年高齢者福祉、認知症介護に携わっている人物でした。

その彼がこう言いました。

「芸能人が不祥事を起こすと、きまってボランティアや福祉と結びつける。

以前も薬物で逮捕された女優だって介護の仕事へと言っておきながら、今ではそんな話題さえもない。

今回だって復帰までのアピールにしか過ぎないのでは。」

「介護の仕事は決して芸能人ののためにあるのではない。」

「このような報道がされるたびに「介護」という素晴らしい仕事が、あたかも不祥事を起こした時の罰のためのものだったり、あしかせのように映るのが本当に腹立たしく悲しい。」

「これでは若者や子供たちが「介護」や「福祉」の仕事が楽しそうに思えないではないか。」

私は隣で聞きながら長年福祉に携わり、日々一生懸命介護の最前線で頑張っている彼だからこそ言える重みのある言葉だと感じていました。

私もその意見には賛成です。

しかし、私は一言だけ彼に言いました。

「犯罪を犯し、罪を犯した人間が何とかして復帰できる社会こそが健全な社会だと思う。

その中で、もちろん介護や福祉がつかの間のに利用されるのは大間違い。

しかし、ボランティアは肉体的、精神的、社会的弱者といわれる人たちに心を込めて無償で尽くすことで、人間本来の在り方を学ばせてもらい、人と人との心の交わりから歪んだ自分自身の過去を浄化させる不思議な力もある。」
「お前の介護のように私のハロアルのように、やり続けるからこそ得られる考え方と、それに少しでも携わることで学ぶ人もいる。

逆に言えばそれだけ介護もボランティアも本当に素晴らしいものだということではないか。」

35年来の友人とのわずかな会話でしたが、私にとって多くのことを考えさせる時間でした。

祐介先生はどう思うでしょうか・・・。

2019年7月19日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

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毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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