ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - 関口敬人先生からのお便りカテゴリのエントリ

祐介先生こんばんは

 昨日はお疲れ様でした。

ゴールデンウィークの3日、私は今西先生の病院に治療のお手伝いに行かせてもらいました。

そこには私たちの恩師でもありこの番組でもお馴染みのハロアル会長 林 春二先生もわざわざ長野県から駆けつけてくださり、また、副団長の戸田先生や来年から新たにメンバーに加わって下さる鶴岡先生、そして林先生の次男であり、現在歯科大学の学生でもある康二君も参加をして、久しぶりに皆さんとご一緒させていただきました。

 林先生や祐介先生と一緒に診療をしながら、思い出せば15年前、初めて林先生にお会いした時「関口先生、患者さんが一番やって欲しくない治療は何か知っている?」と尋ねられ、「それは歯を抜くことだよ」と力強く、そして一点の曇りもなく投げかけられた時の衝撃と、自分自身の未熟さを改めて感じたことを思い出していました。

 そして、「歯科医師としての技術や知識の研鑽は幾らでもできる。

しかし、それに伴う人間性や心の研鑽はいったいどのようにやっているのだろうか」

「関口先生、一人の歯科医師の前に一人の人間でありなさい」

「一緒にフィリピンの恵まれない人たちのためにボランティアをやろう」と言っていただいたあの日を思い出しました。

 この番組では幾度となく「歯は命の源」「歯は決して抜いてはいけない」とお話しされています。

そして、たった1本の歯ブラシさえも買えずに貧困にあえぎ、大切な歯を次々と失うスラムの人たちの現状をお伝えしています。

 午前中の短い時間でしたが、先生たちと過ごした時間は、私の医療人としての初心を思い起こさせると同時に、私が目指すこの道の更なるの高さを痛感させ、とても貴重な時間を過ごさせていただきました。

林先生をはじめ祐介先生や今西歯科のスタッフ、そして患者さんたちに心から感謝いたします。

そして診療の後も久しぶりに林先生を囲みながら食事をさせて頂き、ハロアル高校生担当の大関さんも駆けつけてくださり、 今までの活動の反省やこれからの問題点などとても有意義な時間を過ごしました。

 最近とても強く思いますが、このハロアルの活動もある程度の「形」が作られ、多くの仲間が増え、それぞれが各担当を一生懸命頑張ってくださるお陰で「何事も無事に」行うことができます。

活動当初では考えられないほどの物資や器材、そして多くの参加者、協力者に恵まれ、素晴らしい活動を毎年行うことができます。

しかし、やはり、 この活動の原点でもある「1本の歯の重み」を歯科医師だけではなく参加してくださる方々にしっかりとお伝えし、それを通じて自らの生活や人間としての本当の心の豊かさを学ぶということをろにしては、やはり私たち活動もいつか世界的に有名な某団体のようになってしまいますね。

改めて今回、初めて患者さんに触れた時、初めて患者さんに感謝してもらった時、初めてボランティアに参加をし、涙を流したあの時の気持ちを忘れないようこれからも頑張っていこうと誓いました。

私にとってこの祝日は何ものにも代えがたい素晴らしい一日となりました。

2018年5月4日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは。

今夜はハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは、何が一番大切なのかということについて話してみたいと思います。

この活動は第1にフィリピンのスラムの人達に無料の歯科治療をする。

第2にこの活動で使うハブラシ・タオル・石鹸などを日本の皆様に呼びかけて集める。

第3にこの活動を通して日本人の優しさや思いやりを思い起こして貰う。

そして第4にこの活動に高校生にも参加してもらい、この活動をやっている大人達の姿を見てもらい私達に負けない優しい思いやりのある国際人に育ってもらうという4つの柱を基に活動をしています。

この4つの柱のどれも大切な活動なのですが、第2の柱、周りの人達に呼びかけてハブラシ・タオル・石鹸を集めること、更には第4の柱のためにカンパを呼びかけることが非常に難しいと思います。

「自分が困ってもいないのに、ハブラシ・タオル・石鹸を提供してくれませんかとお願いすること」が普段いばっている人に出来るのか・・・・。

更に自分の恥ずかしいという思いを滅して人様に協力をお願いすることが出来るのか・・・・。

普段なら自分を更にかっこよく見せたいと思わないまでも少なくとも普段以下には見られたくないと思うのが人情です。

この活動はそういう見栄やしがらみを越えたところに「本当の幸せ」があることを知ってもらう修行のようなものです。

マニラのスラムの人達を目の当たりにして涙する高校生、そしてその高校生の素直な反応に感動する大人たち・・・・。

これはこれでこの活動のです。

自分とはあまりにもかけ離れた生活を目にして、自分の中に眠っている「素直な心」、ある人はこれを「仏様のような心」というかもしれません。

リスナーの皆様の優しいお母様のようでありしみの心です。

自分の中に眠っていたこういう素晴らしい感性を呼び起こしてもらっても、それで終わってしまったら意味がありません。

その感動を身の回りの人達に素直に語ってくれたらいいのです。

飾る必要はありません。

素直に見たままを語ってくれたらいいのです。

その人があなたと同じ気持ちになるわけではありませんが、その中からあなたと同じ気持ちになってくれる人が必ずでます。

それ以上の人も出てくるから不思議なのです。

私はかつてこの会の関口団長に「先生が音叉になってなり続けると、必ず共鳴してくれる人が出てくるよ」と手紙を書いたことがあります。

今、関口先生の周りには立派な人達ばかりが集まっています。

もしもあの時、関口先生が私の話した「音叉」にならなかったら、今のハローアルソンはありません。

素直になることの大切さを実感した関口先生は修行僧から悟りを開いた様です。

しかしハローアルソンの話をしない人には一つも物資が集まってくることはありませんから喜びが湧きません。

つまりこの活動は素直にやる人とやらない人の差がはっきりと分かる活動で、自分から一歩を踏み出せば必ず道が開けることを証明してくれます。

皆様も周りの人に話してこの喜びを知ってください。

それが「本当の幸せ」だということが分かってもらえると思います。

2018年4月27日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは  いよいよ今週末からゴールデンウィークに入られる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今年は9連休ですか?
前半はお天気も良さそうですので、どうぞ皆さん、私の地元栃木県那須に遊びに来てください!な田園風景と那須高原の色濃い新緑のやかな春を楽しんでください。

さて、本日は韓国で歴史的な南北首脳会談が開かれますね。

どのような結果になるでしょうか。

韓国側から「拉致問題の解決」をす言葉も要求されるそうです。

拉致問題は世界的レベルで解決しなければならない人権テロではありますが、自国の国民を自分たちの力で救出することができず、毎回毎回、他国にゆだねなければならないこの国の有様を見ていると本当に情けなくなります。

セクハラは当然問題ですが、 プラカードを持ってみんなで押しかける団結力と国民の半数、もしくはネットでは 6割が財務大臣の辞任は必要ないと言っているのにも関わらず、国会議員の本職である国会審議を拒否してまで信念をける根性があるならば、なぜ自らが拉致問題に取り組まないのでしょうか。

私は毎回不思議に思いますが、野党は国会審議を拒否していいわけ?これって職場放棄ではないのでしょうか。

「審議」は国会議員のためではなく、国会議員の心情や理念に左右されるのではなく、すべて我々国民の代弁としてどんな時でもやらなければならず、最も大切な「議論」という仕事を拒否して彼らは他に何をするのでしょうか。

それは許されるのですか?その時間でさえ国民の血税が一人につき月額約130万円も支払われているのに!だったら日割り計算で給料減らすべきではないでしょうか。

もはや国民より先に野党の先生方は大型連休に突入のようですね。

うらやましい限りです。

私は今までこのお手紙で「拉致問題」を取り上げさせてもらっています。

私は以前横田めぐみさんのご両親の講話やに触れる機会があり、その度に被害者ご家族の悲痛な胸の内と無念さに共感してきました。

しかし、この問題に関しては、いくら国民が同じ気持でもそれを伝え、行動に移し、解決できるのは国会議員しかいないのです。

いくら私がこの手紙を書いても横田めぐみさんらは帰ってこないのです。

だからこそ、あのプラカードを一度でも良いから「拉致被害者」と日本中、世界中に 掲げてみろ。

本当に、本当に、この国は情けない・・。

最後に祐介先生に質問です。

セクハラと強制わいせつはどちらが罪が重いのですか。

もちろんどちらも許しがたいことですが、方や疑惑の段階で辞任、方や容疑者?メンバー?よくわからない肩書で謹慎。

一方はセクハラ被害を警察ではなく週刊誌に訴え、一方では2か月も前の問題を示談が成立してから世間に公表するやり方。

これって俗にゆうマスコミの「忖度」ではないのでしょうか。

回答よろしくお願いします

2018年4月27日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

「他人の不幸は蜜の味」あれ?

「人の不幸は大好きさ」こんな歌が昔ありましたね。

いやいや、連日連夜、まぁ、飽きることなく世の中は「セクハラ問題」一色ですね。

森友問題、財務省の改ざん問題、イラク日報、大相撲、話題が変わればすぐに飛びつき、もありなんな顔をした芸能人が〝あぁでもない、こうでもない″とわめき散らし、今もっと国民が関心を持たなければならないこと、とりわけ、安倍総理の日米首脳会談やG7、拉致問題の進展、今後の米朝首脳会談などは全く蚊帳の外です。

当たり前ですが「セクハラ」なんて良いわけありませんし、許される事ではありません。

しかし不思議に思うのですが、「いわゆるセクハラ疑惑」の段階、「疑惑」の段階であんなに個人を特定し、家まで押しかけていいのでしょうか。

もし、仮にこれが 事実ではなかったら一体マスコミはどうするのでしょうか。

玄関先まで押し掛けられマイクを突き付けられる姿を見ていると「彼にもおそらく家族や子供もいるだろうに・・」と思ってしまうのは私だけでしょうか。

私は事実関係など知る由もなく興味もありませんが、あまりに世論が極端過ぎるのに疑問を抱かざるを得ません。

私はいつも思うのですが、どうしてマスコミは「悪いこと」「不祥事」ばかりを報道するのでしょうか。

それがジャーナリズムなのでしょうか。

私などはそれと同時に、例えば、政府、例えば官僚、例えば、自衛隊や警察官、教師などのいつもやり玉に挙げられる人たちの「善行」や「功績」なども知りたいと思うのですが。

 例えば今回政府の法案によって、または各省庁の立案などによって社会がこんなに良くなりました、とか、自衛隊員が日夜、日本の安全のためにこんなにも頑張ってくれていますとか、そんな報道などテレビで見たことがありません。

だから私は基本的にはテレビニュースは信用していません。

以前祐介先生がラジオで言っていましたね「子供たちの中に総理大臣に成りたいという子がいない。」

その通りだと思います。

これだけ批判しか報道せず、野党も叩くだけ叩き、現実的将来性など全く言わず、 ただ「安倍辞めろ」では子供たちが夢を抱けるはずはありません。

もちろんセクハラは言語道断です。

しかしこの問題を連日必死に取り上げる姿はあまりにも稚拙に見えてしまいます。

ましてや野党は大臣の首を取るために躍起になっていますが、あんたらもっと他にやることあるでしょ。

しかも週刊誌片手に国会で質問って、それは記者の仕事だろ。

東京の一等地にある広々とした3LDKの議員宿舎に破格の家賃9万円で先生方は暮らしながら、一方、被災地では今もなお32,000人の人たちが自主避難の住宅無償支援を打ち切られ苦しんでいるという現実をどう考え、どう報道している?視聴率、売り上げ部数、それもいいでしょう。

しかし、あまりにも与党も野党も報道も同じ穴のムジナにほとほと嫌気をさしてしまいます。

2018年4月20日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

お花見

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2018-4-13 12:00

祐介先生こんばんは

先週私の地元栃木県那須では桜が満開とお話ししましたが、花風とあいにくの花散らしの雨によってあっという間に散ってしまいました。

先週のラジオで祐介先生が「桜のどの時期が好きか」とお話していましたね。

桜は「開花」「三分」「五分」と数え、満開は「八分咲き」を意味し、そして「散り始め」「葉桜」と呼び名を変えていきます。

日本に数ある「花」の中でもこんなにも開花が待ち遠しく、そして散り際さえも名残惜しい「花」は「桜」だけですね。

古くは古今和歌集の伊勢物語では「世の中に たえて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」(世の中に桜というものがなかったら、春になってこんなにも待ち遠しかったり 散るのを惜しんだりすることもなく のんびりした気持ちでいられるのに)と詠われるように桜は日本人の心の花と言っても過言ではありませんね。

そんな桜も北上し、今頃は仙台、東北がこれから見ごろになってきます。

その矢先、昨日こんな話題を目にしました。

宮城県のJR東北本線で老人クラブの方がお花見に行く際、ご高齢者の方が沢山いらっしゃるので前の駅から16名分の座席を確保するために「座席をお譲りください」と書かれた紙を座席に置いておいたという話です。

そして、その話題がネット上で炎上し会は公式ホームページで謝罪文を出しました。

祐介先生はどう思いますか。

マナーやルールといった法的なものでない、いわば常識といった観点からすれば例え高齢者だからといって決して良いものとは言えないでしょう。

しかし、なんとも「せちがない話」ですな。

まさに今の世の中を象徴するような出来事でしょう。

電車に乗ればたとえ混んでいても若者や大人さえも携帯電話を触り高齢者に席を譲らず、お年寄りもまたそれを期待できない世の中。

賛否はありますがお年寄りの為と思ってやった行為にネットという顔も名前もわからぬ無責任な世界からの必要以上な罵倒。

私は昔から電車やバスの車内が混んでいるときは必ず立たせていました。

4人家族で席が一つしか開いていなかったら、まずはお母さん、そしてお父さん、そして妹、お兄ちゃん、の順に座らせます。

するとお兄ちゃんは当たり前のように「なんで?」と尋ねます。

私は言います。

「子供は疲れていない。

このような公共の場でもっとも優先されるのはまずはお年寄りの方や障害を持っている方、妊産婦の方、体調不良の人、そして次に女性。

元気な子供はおとなしく立っていなさい。」

すると「なんで妹が座って僕じゃないの」

私ははっきり言います。

「お前は男だから、兄貴だから」

お年寄りを敬い、女性を尊重し、身ごもの方を労り、障害のある方をみんなで支える。

当たり前の話です。

確かにマナー違反かもしれませんが、私などはその理由を聞けば全く納得します。

これから何度も桜を見ることができる方とあと数回しか見れない方、もう少し社会が寛容になったほうが良い気がしますが。

どうでしょう・・・か・・・

2018年4月13日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

ここ数日暑いくらいの穏やかな日が続いたかと思えば、今日は一転して肌寒い一日でした。

私の地元栃木県那須では朝方は深い霧に覆われていましたが、濃霧に浮かぶ淡いピンクのソメイヨシノもなんとも風情があっていいものでした。

さて、先週のラジオでは祐介先生の熱い「忖度理論」を聞かせてもらいました。

最近何かと耳にする「忖度」ですが、私もほぼほぼ祐介先生と同感です。

総理や総理夫人の発言の否かはわかりませんが、日本は間違いなく忖度社会です。

これは悪い意味ではなく「忖度」、つまり、「相手を思いやる心」「察する心」「場の空気を読む」同類の行為は日常的にどこでも行われ、それによってみんなが事をうまくいくように進めていきます。

もちろん法的に問題がある場合は別です。

しかし、「忖度」は年下や部下だけではなく人間関係において相手の心を推し量らう大切な心情だと思います。

それが今回の森友問題のように自らの利益や保身、成功のために強者に媚びへつらうような行動は「忖度」とは言えません。

そしてもう一つ大切なのは「忖度」とは対義的な意味を持つ「惻隠」という考え方です。

「忖度」はいわば立場の弱いものが強者に、年齢や経験が浅い者がその上の者に対して多く用いられる行為ならば、それを受ける側にはさらなる責任と優しさが必要だと思います。

「惻隠」とは言わば「情」です。

敗者や弱者に対して優しさの気持ちを持ち接する心情です。

これこそが「忖度」を受ける強者の心構えであり、いざとなったら矢面に立ちすべての責任をとるというこれもまた日本古来の文化の一つです。

私は一連の報道を見ても、今の日本の社会にしてもこのバランスが著しく欠如していると思います。

政治だけではなく学校教育の現場でもいじめを受け、自殺までする子供がいながら、事実や原因をひた隠しにしたり、あらゆる場面で子供たちの手本となるべき大人の社会があまりにも堕落しすぎている気がします。

「忖度」と「惻隠」はいわば表と裏です。

相手のことお思いやり、心情を察する。

そしてそれをされたならばそれ以上に優しさと感謝の気持ちを持ち、支えあう。

これこそが日本人が古来より作り上げた心の文化だと思います。

しかし、すべてが利己的になり、豊かになり、自由主義や至上主義が横行する世の中は相手を思いやるという当たり前の心さえ奪ってしまうものなのですね。

それは私たちハロアルとは全く逆の考え方です。

ボランティアは確かに社会的に弱い立場の人たちを支えあう行為ですが、お互いの心には弱者も強者もなく、相手を思いやる心しか存在しません。

テレビで連日流れる与野党の程度の低い国会中継を見るたびに情けなさというより、本当にこの人たちはこの国を良くしようと思っているのかはだはだ疑問です。

国会議員の先生、どなたか来年の現地活動の締め切りは8月までですので、どうか一度ハロアルに参加をしてみてはどうでしょうか。

2018年4月6日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

種まき

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2018-3-30 12:00

祐介先生こんばんは

桜前線が少しずつ北上して来ましたね。

東京はもう満開ですか?私の地元はまだもう少しかかりそうで、ようやく蕾がほんの少しだけ膨らみ始めました。

さて、先週の土曜日、長野県御代田町にて本年度の「ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア活動報告会」が無事終了しました。

今年は約300人の方々がご来場してくださりました。

現地活動の様子や参加をした高校生一人ひとりの発表に皆さん熱心に耳を傾けてくださり、中には涙を流される方もいらっしゃいました。

この活動には高校生が参加をしてくれます。

無償の歯科医療と生活物資の支援を軸としながら、これからの未来を担う若者たちが参加をすることによって、物質的に満たされることだけが豊かな社会ではなく、弱者も強者もない、ボランティアを通じて人間の本当の心の在り方を学ぶことを目的としています。

参加する前は「なんとなく」だった彼らも、貧困を分け合い共に支えあって生きるスラムの人たちと出会い、日本では考えられないような劣悪な環境を目の当たりにした時、彼らは今まで生きてきた自分と、これから生きていく自分の未来を真剣に考え始めます。

そして、この経験を「自らの夢」に投影させて、自分だけの幸せばかりではなく、誰かの幸せのために祈り、生きることのすばらしさを学びます。

その思いを、この活動を支援してくださる皆さんに心からの感謝を込めて、ある子は活動で学んだことを、ある子は今までの反省を、そしてある子はこれからの「夢」を語ってくれました。

みんな本当に頑張ってくれましたね。

私は個人的にもう一つうれしいことがありました。

それはこの活動に以前参加をしてくれた高校生たちが社会人になり進学を決めてOB・OGとなって報告会に来てくれたことです。

看護師となって既に仕事をしている者やこれから大学に進学する者、そしてなんと歯科大学の6年生になっている者までいましたね。

私も数名と少しの間お話をさせてもらいましたが、彼らのなかであるOGが

「先生、もしこの活動に参加をしてなかったら今の私はいません。

いつか必ず戻ってきます。

その時は班長になってお手伝いさせてください。」

よく会長の林先生は「種まき」という言葉を使われます。

「ボランティアの種まき」私自身はその種にほんの一滴だけ水を足したようなことしかできませんが、彼女の言葉は14年間この活動をやり続けた私にとって何よりの救いになりました。

また、先日、14年前一緒にこの活動をやり始めた時の私のスタッフだった歯科衛生士の澤本さんが先月お母さんとなって赤ちゃんを連れてやってきました。

そして彼女が言いました。

「先生、来年は旦那と一緒に参加をします。」

彼女の旦那さんは実はこの活動で通訳をしてくれるポンセ家のノエル君です。

来年は二人で参加をしたいといってくれました。

本当にうれしかったです。

種の中には一生芽のでないものもありますが、彼女らの言葉は私にとって何よりの励みになります。

2018年3月30日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

ようやく暖かくなったかと思えば、昨日はなんと雪が降りましたね。

庭の紅梅も雪帽子をかぶりながらとても寒そうでした。

そんな肌寒い春の日に、私の高校からの友人でもあり、このハロアルでは10年前から現地活動に参加をし、現地では写真班、そして班長としてもはやなくてはならない存在となった高校教員の渡辺先生の祖母が老衰のためお亡くなりになりました。

享年90歳でした。

私はその悲報を受け、夕方ご自宅にお線香をあげに行きましたが、90歳という年齢もあってか、ご家族も皆「おばあさんよく頑張ったね」といったような雰囲気で、渡辺先生のお父さんなどは、「先生、これで土曜日の報告会は無事行けるから」などと笑ってらっしゃるぐらいでした。

私は返す言葉に詰まりながら、ふと、実際、彼がこの報告会に参加できなくなったら本当に困るのだと、改めて彼の存在の大きさと有難さを感じました。

彼はこのハロアルでは報告会だけではなく、毎年現地参加者の皆さんが使うしおりの制作や事前研修に至るまですべての資料作りを担当しています。

学校の仕事が終わりと毎日のように医院に来ていつも遅くまで準備をしてくれています。

参加するにあたりいくつかの提出書類がありますが、その期日を守らない方がいたとしても嫌な顔一つせず、夜中まで資料作りをしてくれます。

渡辺先生だけではありません。

祐介先生、この活動には「裏方」の仕事をしてくださる人たちが沢山いてくれますね。

明日長野県御代田町 エコールみよた で開かれるハロアルの活動報告会でも、事務局長野のスタッフたちは今でも準備に追われているかもしれません。

活動に使う器材にしても岡山 きもと・まなべ歯科のスタッフの大変さはとてもよくわかります。

高校生を担当としてくださる大関さんにしても、ホームページを管理してくださる深沢さんにしても、たくさんの人たちによってこの活動が支えられています。

本当にありがたいことですね。

しかし、これが例年何事もなく、無事に終了してくると、どうもそれが当たり前と考えてしまう方もいらっしゃるようです。

私たちはボランティアを中心に集まったメンバーです。

その原点を決して忘れてはならないように感じます。

スライド1枚も歯ブラシ1本も、明日使われる会場も私たちが宿泊するホテルの1部屋でさえ、誰かが誰かのために行動を移してくれたおかげです。

そのおかげの上で私たちは活動を行うことができ、たくさんの感動を得ることができていますね。

明日は当たり前ですが、「感謝の気持ち」を忘れることなく、私も頑張りたいと思います。

祐介先生、私は一足お先に長野に向かいます!

先生も気を付けてきてくださいね!!

2018年3月23日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

花粉症

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2018-3-16 17:00

祐介先生こんばんは

寒さも和らぎ、暖かな春はもうすぐそこまで来ていますが・・・・この時期!花粉症に悩まれている方は多いのではないでしょうか。

祐介先生はどうですか?

私は10年前ぐらいからこの春先になるとやたらに頭が重く、目がかゆく、突然体調が変わったかのように花粉症の症状が出てしまいます。

私の医院に通院されている患者さんたちにお聞きすると、大抵の方は何らかの症状をもっていらっしゃいます。

もはや花粉症は「国民病」といってよいですね。

しかし、この花粉症も私たち人間のエゴといいますか、世の中は因果応報、私たちが発展や文明を求め続けた末、結局は私たち人間自らに降りかかってくるのですね。

特に「スギ花粉」を例にあげると、元来、「杉」は弥生時代から生活に欠かせないものとして広く使われていました。

そしてその見た目の美しさからも、古くから日本人の生活に慣れ親しんだ植物の一つだといえますね。

「杉」は日本にしか生育しない固有種であることは意外と知られてはおらず、病気にも強く二酸化炭素の吸収量も多いのが特徴です。

そんな歴史ある「杉」ですが、太平洋戦争時には軍用需要が高まり全国で沢山の「杉」が伐採されてしまいました。

その為は復興のために再び全国で植林が進み、現在日本の国土の約12%を占めるまでとなりました。

しかし、1964年の木材輸入自由化により海外の安い木材が国内に入ることによって、日本の9割以上あった木材の自給率が今ではその7割を海外から輸入しなればならない状態となってしまいました。

そこには林業の抱える大きな問題がありますが、管理、維持されない人工林からは過剰な「花粉」が発生し、私たちの生活の中で吸入する花粉レベルをはるかに超える存在となり、日差しが当たらない山の土壌は正常な潤沢機能を失って肥沃となり、土砂災害が起きやすくなるという「負の連鎖」を生んでいるのです。

おそらく、「花粉症」は人間と植物がこの地球という同じ星で共存するにあたり、神様が作った「お互い仲良く」という「生命の約束事」を一方的に破棄した私たち人間への神様の戒めかもしれませんね。

そう考えるとこの「約束事」は私たちの生活すべてに当てはまります。

水や食料、資源やエネルギー、私たちが生きるために欠かせない物すべては自然から享受されているものばかりです。

人間関係も同じですね。

「私が、私が」と自分の欲望ばかり求め、他人を思いやる気持ちや支えあう優しさを失った結果、戦争や差別といった悲しい歴史を私たちは繰り返してきました。

今、国際社会ではアメリカと北朝鮮の代表同士の歴史的会合に注目していますが、お互い一言「これからは国民のため、世界平和のため、仲良くやりましょう。

」と堂々と宣言すれば済むことなのに・・・。

私たちハローアルソンの活動も全く同じです。

この活動に「歯ブラシ1本」をご寄付していただくとき、おそらく皆さんは自分の利益や名誉など考えず、ただ、「フィリピンの恵まれない子供たちのため」という善意の心だけで行動されていると思います。

もし、その心が世界中の人たちに伝わりみんながみんなを思うことができたら、きっとこの星は人間でも、動物でも、植物でも、幸せに暮らせるのではないでしょうか。

今日は花粉から始まり最後は地球の平和まで続く壮大なお手紙となりました・・・。

2018年3月16日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

行動

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2018-3-9 12:00

祐介先生こんばんは

「春の嵐」といいますが、私の地元でも昨日から雨が降り続き、ここ数日どんよりとした天気が続いています。

気温こそ暖かくなってきましたが朝夕はまだ肌寒く、本格的な春はもう少し先のようです。

冬季オリンピックも終わり今週からはパラリンピックが始まります。

先週もお便りをしましたが、是非、選手の皆さん、怪我の無いよう!

そして悔いの無いよう!

頑張ってください。

応援しています!!

しかしある程度予想はしていましたが、新聞のテレビ欄を見れば一目瞭然、放送枠の激減に改めてがっかりさせられるのは私だけでしょうか。

さて、今度の日曜日、3月11日はあの東日本大震災からちょうど7年が経とうとしています。

毎年この時期になると震災の映像や復興の様子などが放送されますが、家や家族、そして故郷を失った人たちの悲しみと7年という年月の中でそれに立ち向かい一生懸命生きておられる姿を見ると、日本中が決してあの震災を過去のものにはせず、悲しみから多くのことを学び、まだまだみんなで支え合わなければならないと思います。

しかし、震災当時は「絆」という言葉が日本中を一つにしましたが、政治家の大先生らの関心ごとはいつまでたっても「森友問題 一色」です。

私はいつも不思議に思うのですが、野党の皆さんもあんなに一生懸命出張までして、なんやらのコピーを取りに行く労力があったら、北朝鮮に拉致された人たちを救うためにもっと真剣に議論すればいいのに。

「国民のため」というならば超党派の議員団を結成してあの国に出向き、声高らかに得意のシュプレヒコールをあげたほうが、よほどこの国のためになると思いますが・・・。

さて、もう一つ、いよいよ今月末には私たちハロアルの報告会が長野県北佐久郡御代田町「エコールみよた」にて行われます。

それに先立って、昨日ハロアルOG栃木県出身の藤井さんから進学した専門学校の学園祭でハロアルの特設ブースを作り物資を集めてくれたものが私の医院に届きました。

そこには「2日間でしたので思ったようにたくさん集めることができませんでしたが、あたたかい励ましの声をたくさんいただきました。

より多くの人たちに関心を持ってもらいたい。」

と書かれていました。

たった数年前に初めてこの活動に参加をし、少し大人しめで声も小さかった少女が、今ではこの活動を沢山の人たちに広め、協力してくれる素晴らしい仲間となりました。

たった一言、たった一つの行動が、自分を変え、周りを変え、いつかこの世界を変えます。

私も彼女たちに負けないように、心を込めて報告会の準備にとりかかろうと思います。

2018年3月9日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

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活動理念「四本の柱」

  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
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歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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