ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - 関口敬人先生からのお便りカテゴリのエントリ

祐介先生こんばんは

先週の日曜日に開かれた「2012年ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア 事前研修会」お疲れ様でした。

北は北海道、南は沖縄まで、全国からの参加希望を頂き、皆さんには心から感謝するとともに、団長としてその責任の重さと皆さんと一緒に活動ができる喜びと誇りを感じています。

今回、兵庫県から初参加をされる菅原歯科クリニックの菅原先生からお便りを頂きました。

「日曜日にはお忙しい中、お世話になりました。(中略)あまり役立たないとは思いますが、私にもフィリピンの国に少しでも貢献したいという思いは強くあります。なぜなら、この国は私の幼年時代と生活が似ているからです。昔も日本は裸足で生活をし、学校にも行けず働き、幼い子供が下の兄弟をおぶって仕事を手伝っていました。しかし貧しくても家族を思い、父親を思う気持ちは強く、日本人がもう忘れ去った心を持っています。高校生の方に是非この家族の絆の強さを知ってほしいと思います・・」

菅原先生はこのハロアルラジオやHPをご覧になって参加を決意して下さりました。

この活動に参加をされる方々は様々な理由、志を持って参加をして下さります。

医療奉仕の心だけではなく、自分自身の経験の為と思う人もいるでしょう。
ただ漠然と何かをしたいという衝動にかられる人もいるでしょう。
私は以前このハロアルの活動に関してだけは会の活動主旨をきちんと理解して下さる人達、言うなれば生粋のハロアルチームの誕生が最も純粋で意味のあるものだと考えていました。

しかし、元来ボランティアにそれほどの意味や、意義などはあるのでしょうか。

最近ではどんな理由にせよその人が目の前の苦しんでいる人、悲しんでいる人に対し、感じ、行動に移したことが全てであり尊いもののように感じはじめました。

昨年、フィリピンの現地で行われた高校生ミーティングでのことです。
「思いやり」について、というのがテーマでした。「思いやり」とはなんでしょうか、という会長・林先生の問いに、高校生達はボランティアを通じ一生懸命考えていました。そして最終日その一つの答えとして「思いやりとは許すこと」とおっしゃいました。

「許す」それは簡単なようで難しい。
ましてや人間は自己的で、自らの主張、利益、保身を優先しがちです。
しかし、本当にこの物質的豊かさに毒された日本人が、もう一度「やさしさの心」を呼びもどすには、自分が合いいれないような意見、人間でも耳を傾け、許し、認めることが最も大切なのかも知れません。
それを教え、学ばせてくれるのがもしかするとボランティアなのかもしれませんね。
この「思いやり」というテーマは実は高校生だけではなく私たちにも共通する課題でもあります。今周りを見渡せば、沢山の人達、沢山の意見に囲まれてこの活動に参加をさせていただいています。この環境の大変さに「有難さ」を感じ、共に頑張っていきましょう。

2011年12月2日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

めっきりと寒くなり、こちら栃木県では先週まで見ごろだった紅葉も、一枚、また一枚と赤や黄色の木々の葉がその身を土に返し始め、肌に刺すような朝の冷気が、もうすぐそこまで来ている冬の訪れを感じ始めさせます。

さて、いよいよ今週末、来年度2012年 ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア 参加者事前研修会が東京で開かれます。

今年は3.11の影響もあり、ハロアルボランティアへの全体的な参加者の減少も予想しておりましたが、例年と同じくらい述べ70名もの方々にご参加いただくことができました。

世界中がかつて経験した事もない大災害の年に、自らの時間、財産を費やし参加を決意していただいた皆さんの優しさに心から感謝申し上げます。

私達の活動は単に現地に行き物資を配り、無償の歯科治療を行うことだけを目的とはしていません。

ましてや自分の経験の為に現地におもむくことでもありません。

世界の現実を目の当たりにし、何を感じるか。
そこで得たものをどのように日本での日々の生活に反映させ、社会全体がより良くなる為に寄与できるかを考えることが大切だと考えています。
ですから4日間の現地での活動も尊いものですが、残りの361日をどのように考えるか、どのように生きているかが問われてきます。

「貧困」という現場は通常の人間であれば率直に「可哀想」と思います。
その時は誰しもが何かをしなければと思うでしょう。
しかし、時間が過ぎ、また物質的な豊かさに溺れた日本の生活に慣れ親しんでいくうちに、最初は「恵まれない子供たちのため」という純粋な心も、いろいろな場面で自己保身に陥り、自らを正当化させ、あらゆる都合と理由をつけ、違った意味でボランティアの本質を捉えがちになっていくのです。

そんな我々の「毒された心」を洗い流してくれるのがこの会のもう一つの良心、高校生たちの存在です。
先日、私の地元から来年参加をする高校生の公認欠席許可と活動主旨のご説明をさせて頂く為に、その生徒の学校に伺いました。教頭先生や担任の先生が出迎えて下さり、校長室に入室するや否や、「関口?」と教頭先生が尋ねるのです。

「あれ?」と思い、顔をよく見ると私が高校の時にお世話になった国語の先生でした。
お世辞にも真面目とは言えない高校時代に唯一普通に接してくれた恩師でした。会議も和やかに進み、無事公認を頂くことが出来ました。私の少しばかりの成長を素直に喜んで下さり、帰り際「今度飲みにでも行こうよ」と気さくに握手を交わして下さった恩師の少し小さくなったような手のぬくもりに、私は月日の早さと、偶然にしては出来過ぎるほどの素敵な再会を、この活動を通じフィリピンの子供たち、そして情熱と夢を抱き参加を決意してくれた目の前の高校生に心から感謝をしました。

祐介先生。このハロアルの本質はなんでしょうか。
未熟な私が今思う事は、何不自由なく暮らす我々日本人が失った「心」、それは素直さ、感謝、謙虚・・それこそを考えることなのだと思います。
決してその意味を忘れず出発までしっかりと準備をしたいと思います。

2011年11月25日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは。

日に日に寒さが増し、小学一年生の息子と一緒に毎朝日課にしている新聞とりも、少しずつ億劫になってきました。
庭には霜が降り、顔を刺すような冷気が二人の眠気を否応なしに覚まさせます。
家の周りにはまだ完全に夜が明けぬ朝もやの中、キジの声が鳴り響き、田舎独特の冬の訪れが肌にも感じられる季節になりました。

そんな中、今朝の新聞を読むと、日本人として本当に嘆かわしく、恥ずかしく、ある意味危機感さえ感じてしまう出来事がありました。
現在「ブータン国」の国王夫妻が来日されていらっしゃいますが、その国賓を歓迎する宮中晩餐会に、あろうことか閣僚の中でも国家の根幹を担う防衛相が同僚議員のパーティーを優先し、欠席をしたというのです。しかも、それを平然と、「宮中の催し物よりこちらが大切」と言い切り、またある議員は歓迎パーティー中に携帯電話を使用するなど、国を代表する国会議員とは思えないほどの体たらくぶりでした。

テレビの報道ではブータン国王夫妻の美男美女ぶりや、世界一幸せな国と呼ばれていることなどのワイドショー的な話ばかりが話題になっていましたが、私は今回、ブータン国王が国会で演説した全文を読み、正直胸が熱くなり心から感動と敬意を抱きました。

そこには序文として「皆さまのお役にたてるようなことを私の口から多くを申し上げられるとは思いません」と謙遜しながらも、いかに日本という国が世界にとって重要な位置を占め、「卓越性、技術革新がなんたるかを体現し、偉大な決断と業績を成し遂げつつも、静かな尊厳と謙虚さとを兼ね備えた日本国民」と話されていました。
また、3.11の大震災にもふれ、ブータンでは至る所で大勢の人々が寺院や僧院を訪れ、供養の灯明を捧げたこと。そして演説の中に「いかなる国の国民も決してこのような苦難を経験すべきではありません。しかし、仮にこのような不幸からより強く、より大きく立ち上がれる国があるとすれば、それは日本と日本国民です」と話されました。

天皇陛下が病に伏せ、ヒマラヤの若き指導者が、日本国の為に、心からの礼儀と哀悼の念を表している中、我が国の代表者たちの稚拙でお粗末な姿に呆れかえると共に、ただ、同じ日本人として恥ずかしく思うばかりです。

この国はどうなってしまったのでしょうか。

今、日本は未曽有の非常事態となっています。
復興のために莫大な費用と時間を必要とする中、国家では何百億もかけ作る公務員宿舎の是非を真顔で討論しています。
「ブータンは小さな国ではありますが強い国でもあります。」この言葉の裏には、国民が何よりも社会の調和を重んじ、勇気と品位を持ち先祖の価値観によって導かれる社会。そうした思いやりのある社会で生きることに最も誇りを持っていると話されています。

「発展」という光の裏に、私達は大切な「心」を置き忘れてきました。

ブラウン管に映る二つの国の指導者達の顔つきのあまりもの違いに、深い落胆のため息をつかずにはいられない出来事でした…。

2011年11月18日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

晩秋11月

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2011-11-14 18:30

祐介先生こんばんは。

11月最初のハロアルレディオ。
晩秋11月は四季の中でも最も日本らしい情緒あふれる時期だと思います。青青と隆盛を誇った木々の葉も、赤や黄色に鮮やかに染まりながら、一枚、また一枚とその身を土に返す姿はまさに郷愁の秋を感じさせます。
私の地元、那須も紅葉シーズン真っ盛り。昨日の「文化の日」は多くの観光客で賑わいましたが、未だ続く風評被害により、やはり例年より少ない秋の行楽日和となりました。

今、被災地の瓦礫撤去の話題が連日報道されています。
以前は「瓦礫」という言葉ではなく、被災された方々の「財産」や「思いで」などと言われていましたが、復興のためには絶対に避けては通れない何百万トンもの瓦礫処理が大変問題になっています。

その中で都知事の英断により、東京都が一早く受け入れを発表しました。
確かに首都圏の電力供給の状況から当然という声もありますが、震災直後には500を超える市町村からの受け入れ表明も、今ではわずかな限りだそうです。放射能汚染に伴う風評被害が先行し、市民団体や地域住民からの苦情により、受け入れが出来ないと言います。

福島のある方は自分の土地を「仮置き場」として提供しました。
「孫達も遊びに来られなくなった。誰かが犠牲にならなければ、復興なんて出来ない。」画面に映るその寂しげな顔は、原発だけではなく復興のための更なる二重苦を虐げている現状に、同じ日本人として心が痛みます。
私個人の意見としては、可能ならば是非私の地元栃木で、瓦礫の仮置き場なり、焼却処理なり、行政が協力してもらいたいと思っています。それは基準値を下回るものだけではなく、危険性があるものも、です。
確かに不安です。確かに恐怖です。しかし、今、本当に東北の復興を日本中で支えるのであれば、一億二千万人全ての日本人が、被災地の痛みの分母にならなければいけないと思います。募金もいいでしょう。東北の農産物を買うのもいいでしょう。ボランティアも素晴らしい。
しかし、最も危険で、困っているこの莫大な瓦礫を、私達の世代で、日本人自身が皆で分け合わなければ、50年、100年後子供たちはどうなるでしょか。
私の知人にも放射能の恐怖でこの町を離れた方もいます。それ自体を否定はしません。
しかし、この問題が九州原発だったらどうですか。
柏崎だったらどうするのですか。

私は阪神淡路大震災の時学生でした。正直、何も協力ができなかった。
しかし何かをしなければと、考えられる今、決して自分さえよければ、自分の子供さえ安心ならば、という日本人には絶対になりたくは無い。

色々な考えがあるのは分かります。
ですが、異臭を放ち、自然発火し、燃え上がる自分達の思い出を、どんな思いで被災地の方々は見ているでしょう。
極端な意見で申し訳ありませんが、日本中、全都道府県でこの瓦礫処理を受け入れ、原発とは何か、豊かさとは何かを、真剣に考える必要があるのではないでしょうか。
見せかけだけの絆の言葉より、一早い政府の対応を望みます。

もうすぐ厳しい冬がやってきます。
節電はもとより、決して他人事にならないように自分のできる支援を続けたいと思います。

2011年11月4日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生今晩は。

今日は各地で12月中旬の寒さになるといわれ、私の地元栃木県那須塩原市では朝から小雨がパラつき、吐く息も白く、もうすぐ訪れる厳しい冬の足音が、少しずつ聞こえ始めています。

今日は11月11日。
あの3月の大震災から8か月がたちました。
大勢の尊い命が犠牲になり、被災地では多くの方が未だ仮設住宅などでの過酷な生活を強いられています。
そんな中、朝のニュース番組を私は複雑な思いで見ていました。もうじきクリスマスですね。東京では至る所でクリスマスツリーの点灯式に芸能人が出演し、有名な街路地には何万個という電灯が幻想的なイルミネーションを作っています。これからの冬場に向けて節電が騒がれる中、多くの人たちが楽しそうにその風景を見つめています。

アナウンサーが「今年はどうなる事かと思っていましたが、このきれいな景色を見るとやはり、やってよかったと思います。」と言います。
その次に流れた映像は、被災地の仮設住宅の気密性の問題です。隙間風が入り部屋の温度が暖まらないという内容でした。
首都圏の電力を賄う為に作られた原子力発電。その事故により、全てを失い、今も風評被害に苦しめられている被災地の人達。
あまりにも違う映像に、私はなんとも言えぬ気持ちになりました。
LEDに変え、電力を6分の1にしたから良いのでしょうか。全てを止め、自粛することは極端かもしれません。しかし、少しずつ私達の中にあの震災が過去のことになり風化してしまっているのではないでしょうか。

先日、この番組でお馴染みの林先生のご自宅に伺った時、開口一番に「先生の所は放射能は大丈夫?」と心配していただきました。
私の所は原発から約100キロの地区です。確かに、ホットスポットと呼ばれる所や、日常生活や食べる物にもこの話題が上らない事はありません。無論、一時はこの町を離れることを考えた事もあります。しかし、私はあの被災地南三陸を訪れ、親も子も、職場も、町も全てを失った人達の姿を見て、私には幸運にも家族がいる。友人がいる。仕事がある。その私達が今こそ同じ日本人として、この苦しみ、悲しみの淵で生きる東北の人達の「心の分母」になり、痛みを分け合う存在になろうと思いました。ですから出来るだけこの地で責任を果たしながら、生きていこうと思いました。また、私には母親がいます。その親を一人にし、この地を離れるわけには行きません。

震災から8か月。
華やかなイルミネーションの映像を見ながら、私は被災地の為にいったい何ができているだろうか。復興とは何か。助けあうということは何かを真剣に考えなければならないと思いました。

2月8日からいよいよハロアル・フィリピンボランティアが出発します。
この活動は「貧困」という問題から様々なことを学びます。
自らの生活を見直し、本当に人間が大切にしなければならない「心」を学ぶ活動です。
「目の前に悲しんでいる人がいる。目の前に苦しんでいる人がいる。」それだけで何かしらの行動をする意義があります。

リスナーの皆さんどうか今後ともご協力のほどよろしくお願いします。

2011年11月11日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは。

おそらく今日のハロアルレディオで私の中で勝手に決めた「秋のキノコ狩りレポート」も最終章になると思います。
11月の中旬からは鉄砲が解禁になり「イノシシ狩り」のマタギ達が入山しますので、キノコ隊はまた来年というわけです。

祐介先生が住む東京のような都会暮らしとはかなりかけ離れた私の地元栃木県那須塩原では、正に今が紅葉シーズン真っ盛りです。赤や黄色に色づく雄大な那須連山は、その艶やかさにただ言葉を失います。しかし、原発の風評被害により観光客減少率が全国3位となった日光、那須 等はこの時期他府県ナンバーで賑わう街道も、本当にまばらな状態です。

先週訪れた会津でも、放射能の影響で毎年決まって買う、「リンゴ屋」も、今年はお客さんが来ないと嘆いていました。真っ赤に染まったリンゴの隣には、毎日調べている放射能の値が記され、その安全性は証明できているも、こんな山深い里にも、風評被害が根強く残っていました。

その日のキノコ狩りはそれはもう大量です。
夕方から、仲間が集まり「キノコ鍋」「キノコご飯」「地元の天然アユ」・・山の恵み、川の恵みが食卓に並び、気のおける仲間たちとの楽しい夕べは夜遅くまで続きました。

東日本大震災は自然の脅威と人間の無力さをまざまざと知らしめ、山の恵みは自然の恩恵と、切っても切れない人間との関わりを教えてくれます。

自然は人間に命の深さ、儚さ、尊さを教えてくれます。

しかし、生命の根源を担う自然に対し、我々人間は何をしてあげられるでしょうか。

大きなブナの幹に「カキシメジ」と「ムキタケ」というキノコが群生となり生えていました。3人がかりで採るほどの量でしたが、キノコを採った後、思わず皆その木に向かい「ありがとう」と口を揃えて言うのです。
楽しいシーズンも今年は終わり、また来年のお楽しみですね・・

さて、いよいよ皆さん、今年も麻田キョウヤ プレゼン「2012年版 ハローアルソン・Tシャツ」が完成しました。

今年のテーマはズバリ「繋がる」ハロアルのロゴが可愛らしい迷路になり、フィリピンの子供たちが治療を受ける際、少しでも不安を和らげるためにポップで温かみのあるデザインになっています。
これで8シリーズ目となるハロアルTシャツですが、本当にありがたいですね。
それぞれの事情で現地に行けなくても、様々な場所で、自分のできることを協力するのがボランティアの本来の姿だと思います。

先日、ハロアルメンバーの佐々木さんから仕事の都合でどうしても参加が出来ないと連絡をいただきました。
しかしそのあとに、参加が出来ないことで更にハロアルボランティアへの思いが強くなったと綴られていました。
私はその言葉をとてもうれしく思い、再来年、彼が参加をしてくれた時、もっと楽しくもっと誠実な活動になる為に今年も頑張ろうと思いました。

残り3か月。お互い一生懸命頑張りましょうね。

そうそう、祐介先生。今年のキノコ後で送ってあげますね。

普通ならキノコは人に贈らないものですが、とてもおいしいのでお裾分け。
あまりにもおいしいので食べ過ぎて私はずっと下痢が続いていますが・・・

2011年10月28日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは。

先週のフィリピンでの事前会議からあっという間に時間は過ぎ、資料や報告書、来年の活動に向けての下準備に毎日追われています。先生も昨日、長野県軽井沢でのボランティア講演を行ったと聞き、疲れた、大変だと愚痴をこぼしたくなる時もありますが、このようにボランティアを通じ、日々心を学ぶ機会を与えていただける事は、やはりこの活動とフィリピンの恵まれない子供たちに感謝をせずにはいられません。

私達の医療技術で子供たちを救う。日本の物資を支援する。ここまでは世間一般に存在するボランティアと変わりはありません。しかし私たちハローアルソンはそこからもう一歩踏み出し、世界の貧困を目の当たりにした自分に問いかけ、日々の暮らしの中で自分自身何かを変え、何をやらなければいけないのかを学びます。また、高校生という一見何の関係もない未成年の参加に疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょう。

ですが、私はこの高校生の参加こそが大きな意味をもっていると思います。
何不自由なく暮らし、利便性、合理性を求め続けた現代に生まれ育った若者たち。
食べる事も、学ぶ事も、生きる事全てに満たされた日本の生活から、今日食べることもできず、ゴミに埋もれ、異臭を放つ街並みに佇む同世代の子供たちを見たとき、彼等は何を感じるでしょうか。そこには単に「可哀想」という感情だけではなく、たった飛行機で4時間の地で、あまりにも自分とはかけ離れた環境で生きる人達の姿に、命とは、平和とは、愛とは、を真剣に考え、悩むのです。そして彼達の人生のなかでほんのわずか4日間のボランティアが、これからの彼等の未来を変え、惹いてはこの日本を、世界を変える礎になると私は考えています。

私達大人は、長く生きているという経験が時に、価値観の柔軟性を失い、様々な心のフィルターを作りあげ、純粋であるはずのボランティアさえも利己的で商業的に考えてしまう場合があります。そんな我々大人が持つ心の弱さ、ずるさを、もしかすると高校生達の純粋で真っ直ぐな姿が教えてくれるのかもしれません。

先日中国では子供が車にひかれた後、18人もの人間がその場を素通りし、見て見ぬふりをした事件が話題になりました。「経済発展の裏に失われた儒教の教え」と報道されていましたが、これは単なる隣国の出来事ではありません。物欲の果てに物質的豊かさに溺れた私達人間だれしもが持つ悲しい心の一面でもあります。優しさや温かさを私達は「偽りの豊かさ」によって少しずつ失っているのではないでしょうか。

ハローアルソンはボランティアを通じ、「心を学ぶ活動」です。単なる現地での医療活動、物資支援だけではなく、失われた人間本来の心を見つめる会でもあります。ですから、表面だけの楽しい4日間のボランティアではなく、こつこつと積み重ねる361日でありたいと思っています。この記事を書きながら、当院の受付から、患者さんが100円、200円と募金をして下さる音が聞こえます。本当にありがたいことです。

残り3か月。お互い自分のできることを一生懸命やりましょうね。

2011年10月21日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

ボランティア参加者募集

高校生ボランティア募集要項 医療従事者および一般 募集要項 活動についてのお問い合わせ

歯ブラシを集めよう!

  • 歯ブラシ(新品)
    ※ホテル等の使い捨てタイプも可
  • タオル・てぬぐい(新品)
    ※サイズ不問。粗品タオルも可
  • 固形せっけん(新品)
    ※液体ソープは不可
  • 鉛筆・ノート・クレヨン・色鉛筆
    ※使いかけも可
  • 夏物衣類
    ※新品衣料、洗濯済み古着

支援物資・カンパ送付先
歯ブラシ回収箱ダウンロード

メインメニュー

ブログカテゴリ一覧

ブログカレンダー

« « 2018 7月 » »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 1 2 3 4

新着ブログ記事

新着ニュース&リリース

ボランティア活動報告(抜粋)

活動理念「四本の柱」

  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

リンク