ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - 20181221のエントリ

祐介先生こんばんは

13.9%・・・これは私たちの国、この日本の17歳以下を対象とした「子ども貧困率」です。

貧困といっても私たちハローアルソンが支援しているフィリピンのスラムのように衣食住にも困る「絶対的貧困」ではなく、社会的全般からみて相対的に貧困層に属する「相対的貧困」の数値です。

今、日本では7人に1人が貧困にあえぎ、ひとり親世帯では50.8%とOECD(経済協力開発機構)加盟国、いわゆる先進国35か国中では ワースト1位となっています。

しかし、実際には私たちの生活周辺で衣食住が困っている子供を見ることなどありません。

それでは何が問題となっているでしょう。

私はまさしく今、世間で騒がれている「南青山の児童相談所建設問題」に今の日本が抱えている「子供貧困問題」の縮図があるように思います。

物事にはたくさんの意見があり、様々な価値観がありますが私はどうしても今問題となっている児童施設建設に反対される方々に同調することはできません。

子供を守るのは親の役目です。

しかし、何らかの理由でその親から引き離さなければならない子供たちを守り、包み、育むのは私たち大人の責任だと思います。

そしてそれこそが成熟した社会の在り方に思います。

「青山ブランド」と叫びたい気持ちもわかりますが、なんとも悲しい響きにしか聞こえません。

私は15年間ハロアルの活動でたくさんの貧困にあえぐフィリピンのスラムの子供たちと触れ合ってきました。

そしてその現実を目の当たりにし、「自分だけの幸せでは駄目なんだ!」「何かを変えなければ」と真剣に未来を考える日本の高校生たちに出会いました。

その経験の中で確信したことがあります。

私はこの児童相談所の問題の根幹は「貧困」だと考えています。

その根幹の原因は 「大人のエゴ」「人間の欲」の何物でもありません。

そしてその歪んだ豊かさをめ作り上げるのは子供ではなく我々「大人」なのです。

その最たる犠牲者こそが児童相談所に駆け込まなければならない子供たちなのです。

この子供たち、この小さな尊い命を守り、尊厳を育み、大人の愛を教え守ること以上に大切なことが社会にあるでしょうか。

華やかで、お洒落な街もいいでしょう。

しかし、そんな一角に「児童相談所」という親も子供もその扉を開けるまでは時に切なく苦しい人生だったものが、そこに来れば 新たな幸せと希望につながる、そんな素晴らしい施設ができるのだと考えれば、こんな素敵な地域はないと思うのですが、祐介先生はどう思われますか。

私たちが支援しているフィリピンの首都マニラにはそれこそ町の中心部、一等地に ストリートチルドレンを保護するための教会の施設があります。

そこに私たちは毎年 石鹸や歯ブラシを寄付し、そのお礼として私の医院に毎年絵葉書が送られてきます。

そこにはこう書いてありました。

「この子供たちは私たちの子供であり、あなたの子供であり、世界中の子供です。」子供たちの幸せを本当に祈れる、そんな社会が大切ですね・・・。

2018年12月21日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人  

祐介先生こんばんは。

暖かい冬だと思っていましたが、さすがに冬は冬。

次第に寒さが増してきました。

それでもいつもの年より、だいぶ暖かい冬だと思います。

先週の土曜日は飛翔会ご苦労様でした。

と言ってもリスナーの皆様は飛翔会と言ってもなんだか分からないかもしれませんので少し説明しておきたいと思います。

私達はハローアルソン・フィリピン医療ボランティアを20年近く続けています。

この会の特徴は大人のボランティアだけでなく、高校生も参加して一緒にマニラ近郊のスラムで医療ボランティアをします。

ボランティアの現場はいずれのボランティアも日常とはだいぶかけ離れ、大変なことが起こっています。

そしてこれも当たり前のように普段できる事より少しでも早く何とか生活できるようにという思いでやるので、適当にやったのではないかというレベルになってしまうことも少なくありません。

しかし私達のハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、どこに行っても常に「最善を尽くすこと」を最低限のレベルにしています。

もしも自分が困ったことがあったら、道をつけてもらうのはもちろんですが、最善のことをやってもらいたいと思うはずです。

相手だって同じだと思います。

だから私達は自分がやってもらって嫌なことは、相手に絶対しないことにしています。

これが人間として当たり前だと思うからです。

もう一つ私達には共通の思いがあります。

それは「歯は命の源」だということです。

ですからどんなに可能性が低い歯の治療でも最善を尽くして残すための治療をしています。

たとえ歯が縦に割れていても抜くようなことはしません。

一度外に出して接着剤でくっつけて、もう一度元の場所に戻します。

医学的には「再植」と言います。

こうして抜いて捨てられるような歯であっても、その人の生命力があれば残る可能性があります。

そういう思いの先生方が集まって一年間の実績を発表しあう会が飛翔会です。

それでは何故、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアで歯を抜くのかということです。

私達のボランティアで診ているのはスラムの人達です。

スラムの人達は生きているだけで幸せな人たちです。

食べることも飲むことも、その他のことも全て希望を叶えられることがありません。

しかも生まれてから一度もです。

その彼らが「歯を抜いて欲しい」という希望を言うのはとっても大きな意味を持っています。

せめて、私達だけでも彼らの夢や希望の一つでも叶えてやりたいと思います。

ここで私達が歯を抜いてやらなければ、痛みに悩まされ続けてしまいます。

ズーっとです。

同時に私達は抜くだけでなく、日本の皆さんに呼びかけて、ハブラシを集めて彼らに渡して歯磨き指導もしています。

だからこそ、各地のスラムの人達がハローアルソンのチームの来てくれることを強く望んでいると思います。

やがてスラムでもいつの日か「あんな時代があったよね」と笑い話になってくれる日が一日も早く訪れてくれることを願っています。

そして同時にリスナーの皆様が、ハブラシ・タオル・石鹸を提供してくださること、高校生カンパに協力してくださることを心から願っています。

     2018年12月21日 医学博士・歯科医師 林 春二

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