ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - 20190524のエントリ

祐介先生こんばんは。

庭の松の木のそばにあるクマガイソウが扇型の大きな葉っぱの上に、縦7~8センチ、横3~4センチの提灯のような花を咲かせ、30株近くがユラユラ揺れとても愛らしいです。

ハロアル2019に初参加してくれた長谷部さんは、長野県では指折りの進学校上田高校に入りながら、そこで花を咲かせることなく「さくら国際高等学校」に転校した2年生でした。

ひ弱で面接の時からとても目に付きました。

参加してみるみる内に明るくなり、帰国してから学校のボランティア部の部長に指名されるほどに変わってくれ、今度は全校生の前で発表をするチャンスまでもらってくれました。

スラムに行ったのは2月のことですから、そろそろ記憶が薄れてもおかしくありません。

しかし、周りの人に話していると、まるでフィリピンのスラムにいるかのように記憶が甦り、更にするどい感覚になるのです。

長谷部さんが3ヶ月経った今でも、その感動を伝えているから話すチャンスがもらえたのだと思います。

つい先日、パワーポイントを見せてもらいましたが、長谷部さんが実際に感動したことですから素晴らしいスライドになっていました。

判りやすいストーリーで聞いてくれる学友達の心を揺さぶってくれると思います。

同じ長野県から参加してくれた下平さんの文章を紹介します。
 

――――「チケットがないと貰えない物資なのに、チケットが無くても並んでいる人もいます。

30度を越える中、皆さんは何時間も待てますか?日本の方は待てないと思います。

その物資があの人達にとってはとても貴重です。

物資をくれ、無料で歯科治療をしてくれる人達のことは神様に見えるのでしょう。

だからあのチケットは神様のチケットと呼ばれるのだと改めて感じました。

この活動に出会えて本当に幸せです。

研修から大きな声出しで、その内に思わず泣いてしまうこともあります。

それでも怒られて、悲しくて悲しくて・・・・。

それでも諦めずやって、フィリピンでの活動を終えるとすごい達成感を感じます。

私はいくつかのボランティア活動に参加しましたが、これ以上に達成感を感じるボランティア活動はありません。

活動だけが素晴らしいわけではありません。

数えきれないほど沢山の素晴らしさがあります。

夜、高校生が行うマニラミーティングもたくさんの高校生の本音が聞けて本当に好きです。

みんなそれぞれに大きな夢があったり、これから夢をみつけたい人もいます。

本気で夢について語るみんなは本当に輝いています。」――――



というものです。

今夜紹介した二人は共にハロアルのメンバーやスラムの人達に触れ、日本とは違った環境の中で、人として見逃してはいけない「情」に感動してくれたのです。

これからは自分が得た経験を周りの人に伝え喜んでもらえる人になってください。

それでは今夜の歯の一口メモです。

歯を白くするため、歯を強くするため、歯周病を治したり予防するためにと色々な「歯みがき粉」がコマーシャルで紹介されています。

意味が無いとは言いませんが、何もつけなくても歯ブラシで歯と歯肉をしっかりマッサージしてください。

 

2019年5月24日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

祐介先生、月曜日の歯科衛生士学校の特別講義、お疲れさまでした。

祐介先生と私は今週の月曜日、東京都日暮里駅前にある太陽歯科衛生士学校の非常勤講師として、今年入学したばかりの新一年生83名を対象に歯科衛生士倫理学の授業をおこなってまいりました。

これは私たちの恩師でもありこの番組でもおなじみのハロアル会長林先生が長年受け持たれていた授業を数年前より私たちがバトンを引き継ぎ、技術や知識だけではなく、心から患者さんを思う優しさと、病気に寄り添う奉仕の心をもった「本当の歯科衛生士」になることを目的として現在、毎年5月に私達がお話させていただいております。

講義時間は90分の二コマ。

私と祐介先生がそれぞれ一コマずつ受け持ち、始めに祐介先生が歯の大切さから命の重みを医療人として一人の人間としてどう考えるか、を、お話しされ、私はその平等である命や幸せの権利の中、不条理にも貧困や差別によって必死に生きるフィリピンのスラムの人たちへハロアル支援を通じて学んだ「人間の心の在り方」をお話しさせていただきました。

しかし、私はいつも思うのですが、やはりこのように講義や講演をさせてもらう際、私たちの言葉や思いが相手の心に伝わるためには、どれだけ私たち自身の生き方や人間性が「本物」か、ということが問われますね。

たとえ話し方が上手く、面白おかしくできたとしても、それが本当の心で、本当の涙で、本物の積み重ねでなければ、決して人の心を動かすことはできないと、しみじみ思いました。

特にこれから私たちと同じ歯科医療で生きる彼女たちに祐介先生が真剣に歯の大切さを語っているとき、私は何度も同じ場面を見ていますが、それでも毎回心に響きます。

これはやはり、本物の積み重ねをずっと貫いた祐介先生だからこそでしょう。

私は教室の後ろで祐介先生の講義を聴きながら、ふと、16年前に初めて林先生に出会ったこと思い出していました。

林先生は出会って間もない私に開口一番、

「患者さんが絶対やって欲しくない治療は歯を抜くことだよ。」

「先生、それは日本でもフィリピンのスラムでも同じ、来年は絶対一緒に現地に行こう。」

とおっしゃいました。

今思うと、あの時の先生の言葉すべてが「本物」であったからこそ、こんな私でも心が震え、今でもこうして皆さんと一緒にいられるのだと思いました。

そして私は講義の中、生徒さんたちに私が16年前に林先生に頂いた言葉を送りました。

「一人の医療人の前に、一人の人間であれ」

まだまだ未熟者の私の言葉がどれだけ生徒さんたちに届いたかわかりませんが、こうして祐介先生と一緒に講義をさせてもらえる喜びと、これからの若い人たちが素晴らしい歯科衛生士になってくれることを夢見て講義を終えました。

そしていつか、私たちの言葉を思い出す時がくるならば、今度は一緒にあのスラムで一人でも多くの人たちの笑顔のために頑張りたいですね・・・。

2019年5月24日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

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