ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

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レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2012年11月9日は、ポップバンド Demolight がゲスト出演しました。

祐介先生こんばんは

秋の季節を表す言葉に「小春日和」というのがあります。

小さい春と書き、麗らかな春の温かさのような秋の日よりと言う意味ですが、まさに寒空に蒼天が突き抜けるような爽涼の秋ですね。

しかし今年は暖冬なのか行楽シーズンも少し遅めで、先日私の趣味の一つでもある「キノコ狩り」に出掛けたところ、いつもは霜が降り震えるくらい寒い山の中も未だ見事な紅葉で、例年になく温かなキノコ狩りでした。

昨年の原発事故の影響で放射能問題がとても敏感な食べ物ですので、一応の全ての検査から問題なしとの結果を得られている事を確認した上で自己判断のもと、みんなで秋の恵みを堪能しました。

この時期は「霜降りシメジ」別名「黒シメジ」と言って、シメジ類のなかでも驚愕の味と香りを持つキノコの王様を狙います。このキノコは白の体に頭の部分が黒光りをしており、落ち葉の中に隠れて生えているので、昔から「千人の股をくぐる」と言われ、キノコ狩りの中でも最も難しいキノコと言われています。クリタケにツバタケ、ムキタケに天然なめこ。

8っつの山を登り膝をガクガクいわせながらも、大の大人が夢中で落ち葉と睨めっこしている姿は客観的に見ても笑えます。

大自然の中にぽつんと1人佇み、ふと空を見上げると、ざわざわ、ざわざわと風に揺られる木々が私に何かを語りかけているように感じます。

そして目の前には樹齢数百年とも思われる大きな大木が立っており、その周りには沢山のキノコが群生していました。私はその木を前に手を合わせ山の恵みに感謝すると共に、今この日本がおかれている原発という問題に対し、何とも複雑な感情を抱きました。

木は何の理由もなくただそこに立ち、草花は季節と共に色褪せる。風は生命の時間を運び続け、土は全ての命を温かく育む。そして清らかな水は滾々と静かにこの星を潤す。

しかし、その自然の恩恵を受けその自然に生かされている私達人間は、この地球に何をもたらしたのでしょうか。大気を曇らせ、海を濁らす。年々進む温暖化と環境破壊、そして今、放射能汚染という人間自らが望み、作り上げた進化は、もろくも破滅への入り口だった事に気づきました。

原発推進、反対を自分自身に問うてみても明確な答えが導き出せないまま、一つ一つキノコを採っていると未来への不安と、どうしようもないいらだちがこみ上げてきます。

家を失い、故郷を失った人達が大勢いる一方、何も変わらずあの日の震災が嘘のように暮らせる自分の生活を省みてただ反省するばかりです。

キノコ狩りの最中、ほんの数分でしょうか、まだ午前中というのに空が雲に覆われ一瞬であたりが薄暗くなった瞬間がありました。先ほどまで穏やかな日差しが嘘のように風に木々が揺られています。私はその時、舞い散る落ち葉と揺れる枝の音が地球への最後通告のように言いようのない恐怖を感じました・・・

2012年11月9日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

真心の花

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-11-9 19:10

祐介先生今晩は。

プロ野球日本一は巨人になりました。巨人並びにファンの皆さんおめでとうございます。

巨人の豪華なメンバーからすれば勝てなければおかしいでしょう。巨人には日本シリーズがどうのこうのというレベルではなく、大リーグと真剣勝負しても負けないようなチームになって欲しいです。

新人監督に率いられた日本ハムに焦点を当ててみます。

選手の皆さん本当にご苦労さまでした。ことに投手陣の皆さんは絶対的なエース“ダルビッシュ”が抜けて大変だったと思います。さらに梨田監督も辞め、新しく監督初体験の栗山監督を迎えてのチーム作りでしたから、暗中模索の中での船出だったと思います。戦前の評判も決して高くありませんでした。

しかし1年戦い終わってみればパリーグ優勝、日本シリーズでも大健闘でした。この力は高く評されていいと思います。

不安だったからこそ全員が一丸になって頑張れたのではないでしょうか・・・・、そして頑張った結果として「パリーグ優勝」というご褒美がもらえたのです。もしも戦前の予想が優勝候補だったら「慢心して」しまい、優勝に届かなかったかもしれません。

そういうチームがどれほどファンの期待を裏切って来たでしょうか・・・・。日本一になった巨人だって毎年優勝できていないのです。

両チームともに今回の実績は素晴らしいですが、今年のシーズンは終わりました。来年は来年で「初心に帰って」もう一度全員が一丸になって戦って下さい。来年泣くか、笑うかは皆さんの頑張り次第です。

4日の日曜日は当院で訪問診療させてもらっている養護施設の文化祭に行ってきました。

障害を持っている入所者や施設の職員の皆さんの力作は素晴らしくて文化祭にふさわしいものでした。私にとってもスタッフと一緒のボランティアは大きな収穫がありました。

この日のボランティアに初めて参加した人は10名でした。その高校生達にとっていい経験で喜んでいました。その他の6名と当院の7名を合わせた13名がボランティアのリピーターでした。

よく晴れて風もなく、秋晴れの素晴らしい日曜日だったこともあり沢山の皆さんが訪れてくれて素晴らしい一日でした。
この日全てが終わった反省会で私は参加者の皆さんにこんな質問をしました。

皆さんの中で「四季を通して枯れることなく、幾つになっても咲き続ける花を知っている人、手を上げて下さい」と聞いてみました。

しかし、誰も手を上げません。

それは「皆さんの“思いやり”という花です。」というとみな納得したような顔をしました。

この花はどんな時でも、誰にでも、幾つになっても、いつでも、何処でもその気にさえなれば大きな真っ赤な花を咲かせてくれます。
ボランティアはこの花が大好ですよという話をさせてもらいました。

皆さんにもこの日の参加者と同じような真っ赤に燃える赤い花をいっぱい咲かせて欲しいと思います。

2012年11月9日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

私は時折このハロアルのお手紙のなかで、日本語の美しさ、特に季節感を様々な表現で表す日本語の奥深さと情緒豊かさに、先人達の知恵と歴史の素晴らしさをお伝えしていますが、先日、家内と休みを利用して私の地元でもある「日光」へ紅葉狩りに出掛けました。

有名な「いろは坂」を登り「華厳の滝」を見に行きましたが、まさしく「錦秋の秋」の名にふさわしく、真っ赤に色づく紅葉が錦の織物のように見渡す限り鮮やかに山々が色づいていました。
少し小雨がぱらつき、吐く息もうっすら白く肌寒さが感じられますが、豪快にそれでいて優雅に瀑流する滝を、水彩画のような紅葉のあでやかさと所々から見えるむき出しの岩肌が、何とも言えぬ風情をかもし出していました。

観光客の方々も沢山おいでになり、原発事故の風評被害にも負けず頑張っている地域商店街の明るさに、こちらまでパワーを頂きました。

是非皆さんも栃木の素晴らしい自然を満喫しにいらしてくださいね。

さて、最近の報道では混沌とする政治問題や先日のアメリカの大型ハリケーン、また兵庫県でおこった連続殺人事件などで皆さんの記憶からも忘れられてしまっているかも知れませんが、私にとっては大変衝撃的な事件がありました。

それは千葉県でおきたある交通事故の話題です。

大学生7人が居酒屋で酒を飲み、その道中飲酒運転により事故を起こしました。

その際1人の男性が車外に投げ出され死亡しましたが、何と残りの友人6人は事故後現場から立ち去りその男性を置き去りにしてしまったのです。
飲酒の発覚を恐れてかどうかは現在取り調べ中ですが、私はこの事件を知り、あまりの無責任さは勿論、今の若者達の精神的崩壊を強く感じずにはいられませんでした。

男7人、同じ学舎(まなびや)で学問を学び、苦学を共にする仲間が今目の前で瀕死の状態でいるのに、自らの罪の保身を優先し、見捨て、誰1人留まろうとしない。
それが男のすることか。それが人間のすることか。毎日毎日暇さえあれば携帯の画面を指で動かし、どうでもいいことをベラベラつぶやき、自分と同じ価値観の狭い世界で会った事もない人間の集団を友達と呼ぶ。街中そんなんばっかりじゃないか。

小さい頃から傷つくのを恐れるばかりに、相手を傷つかせる罪の重さも学ばず、体の痛み、心の痛みを避けながら育った若者達。リセットボタンの世界が現実と非現実との境界線を破壊し、人間が極限的状況に陥った時、とらなければならない本能的な判断能力が、あまりにも脆弱化しているのではないでしょうか。

しかしこれはもはや若者達だけではないでしょう。

震災後、我先にと水や食料に群がる者。親の死を隠したり、経済的扶養能力があるにもかかわらず言葉巧みに年金を搾取するもの。自らの欲望のまま財産を奪い、命さえも軽んずる輩。

この事故の報道はまさしく日本社会の精神の崩壊の縮図のように感じました。

「文を以て友を会し、友を以て仁を輔(たす)く」

(学問を通じであった友はお互いの人間性を高め合うことが出来る)

友と信じ酒を酌み交わした友に見捨てられた若者は何を思ってその命の終焉を迎えたのか・・・今となってはただ嘆き、冥福を祈るばかりです。

2012年11月2日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

行楽

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-11-2 18:30

祐介先生今晩は。

プロ野球大締めの日本シリーズが始まり、いよいよ今年も残すところ少なくなってきました。巨人の3勝、日ハムの2勝楽しみです。どちらのチームも悔いの残らない試合を全力で戦って欲しいものです。

避暑地軽井沢はにぎやかだった夏が過ぎ紅葉が美しい季節に入りました。何処に行っても紅葉を楽しむ沢山の行楽客に出会います。地元に住んでいる私たちでさえ美しく思うのですから、行楽に来られた皆さんにとってはさらに感動的でしょう。

ハローアルソンフィリピン医療ボランティア2013はいよいよ100日を切りました。残すところ97日です。誰にとっても忙しい年末年始が含まれますので活動できるのはほんのわずかです。馬力を上げて頑張りたいと思います。そして今回参加するメンバーが全員集まる全体会議は1ケ月後の12月2日に東京で行われます。

この活動はボランティアですが特徴的なことがいくつかあります。
海外での医療活動に高校生が参加していること、地域の皆さんが協力してくれること、事前・事後研修があること、そして全体会議でみんながしっかり活動の理解を深めていることが上げられます。

そういうと何か堅苦しく思う人がいるかもしれませんがそんなことはありません。ボランティアだからなんでもありというのでは相手に失礼だと思います。出来る限りのことをしてその場に臨むことが大切なことだと思うのです。

私達のボランティアの真髄は「チョイボラ」と「思いやり」の精神です。

「“チョイボラ”というのはどんなことでも気軽に自分の出来ることをしましょう」ということです。その気にさえなれば誰でも何処でも簡単に出来ると思います。問題はやる気があるかどうかです。「“思いやり”というのはどうせやるのなら“心をこめて”やりましょう」ということです。

例えボランティアでも「“一期一会”の精神で、“全身全霊”でやりましょう」と置き換えることもできます。相手の立場に立ったらどちらがいいでしょうか・・・・。歴然としているはずです。

ですから12月2日に東京で行う全体会議はとても大切です。中には今回初参加の人もいます。不安でどんなことができるのか、事故に遭わないか凄く心配だと思います。初めての時は全てが慎重です。

かと言えば10回以上頑張ってくれている人もいます。回数が多くなると慣れてきて大きな力を発揮してくれます。しかしこの慣れが時として問題になるのです。失敗や事故はこうした人に起こりがちです。「慢心」するからで、初心者のような謙虚さ慎重さが足りないからだと思います。

「初心忘るべからず」という言葉があります。経験者はこの全体会議に初めて出る人を迎えることによって、自分もかつてはこの人のように初々しい時があったことを思い出してもらい、初心に立ち返ってもらいたいのです。

2012年11月2日 医学博士・歯科医師 林 春二

レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2012年10月26日は、ミュージシャン 山口吉隆さん がゲスト出演しました。

気配り

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-10-26 19:00

祐介先生今晩は。

浅間山に初雪が降りました。まるで綿帽子を冠ったようで愛らしいいでたちです。これから日増しに寒くなりますが木々の紅葉は美しさを増して、何処までも青く澄み渡る空とのコントラストはまるで名画を見ているかのような気さえします。

祐介先生、関口先生、先日20日の土曜日は埼玉県神川町(かみかわハートフルデー)での講演ご苦労様でした。

素晴らしい天気に恵まれ、これまた素晴らしい沢山の皆さんに来ていただけて良かったです。参加者の皆さんからは沢山の物資と多額な謝礼金までいただいて本当にありがたいです。この謝礼金はハローアルソンフィリピン医療ボランティア2013に参加する高校生カンパに充てさせてもらいます。

公民館長「市川 寛」さんが細やかな心配りをしてくれて、私達にとっても思い出に残る講演をさせてもらうことが出来ました。むしろ会場に集まっていただいた皆様がどう感じてくれたのか心配です。

第一部は祐介先生の「音楽とスピーチ」、第二部は関口敬人先生の「フィリピンボランティアの実情」、そして第三部が私の「人権について」を話しました。

それぞれが自分の経験をもとに話しましたので楽しんでもらえたのではないかと思います。

神川町は埼玉県でも群馬県に近く、のどかでとっても親しみやすい町でした。果物の梨の産地でこの日もおいしい梨を沢山いただきました。その上この梨をお土産に頂きましたので診療所のスタッフとみんなでおいしく頂きました。ありがとうございます。

9月から始めた「一口30回咬み」も40日が過ぎようとしています。ようやく数えなくても口の中の状態で30回咬んだことが分かるようになりました。同時に噛まないとおかしいと感じるようにも思えます。

最初は30回数えながら食べるのですから苦痛の方が多く、食べる楽しさ、味、おいしさのどれもこれも感じられなくて、つまらない時期がありました。そんな時期があったのに1ケ月もやり続けていると今まで通りにおいしく食べられるようになるから不思議です。

「何事も毛嫌いしない」でやってみることだと思いました。今、一番感じていることは一回に食べる量が少なくなったのに、間食をしなくなったことです。結果として体重が減りスマートになりました。

それでは今夜の歯の一口メモです。

小学生の頃、歯並びが悪くて歯科矯正をした子供が、今は結婚して子供を連れてきて、その子供の矯正治療を始めている人が何人かいます。自分では毎日走り回っていたので気付きませんでしたが、いつの間にかそういう年になって、他人から見れば「おじいちゃん」になっていたんだなと気付かされます。

「老いたら子に従え」という諺(ことわざ)があります。年配の方、くれぐれも「我」を出さずに、周りの人に合わせていきましょう。それも健康維持に大切なことです。

食事を楽しむためにも「歯」と「歯肉」をしっかり磨く「ハロアル磨き」で健康な自分の歯を守りましょう。

2012年10月26日 医学博士・歯科医師 林 春二

レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2012年10月19日は、ミュージカル俳優・ミュージシャン 麻田キョウヤさん がゲスト出演しました。

やる気

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-10-19 21:00

祐介先生今晩は。

雨が降らない日が続いたと思ったら、ここにきて何日も降り続いて稲刈りにも支障が出ているようです。昔のような秋の天候と大分違うように思いますがどうでしょうか。

最近あまり問題にされませんが「地球温暖化」の影響があるのではないか気がかりです。

そうだとしたら私達の生活のあり方を変えるしかありません。他人任せにしていたのではなにも出来ません。将来のために「今出来ること」をしましょう。

地球温暖化は炭酸ガスの影響が大きいと言われます。3.11大震災直後に起きた福島原発事故を受けてから、これからの電力は危険な原子力に頼るのではなく再生可能な電力に変えるべきだという声があります。私もそう思います。しかし炭酸ガスを減らしながら原子力に頼らない社会を実現させるのはとても大変です。

どんなに大変でも安全で、安心して使える電力に頼るべきです。それにも関わらず、経済界では「国際競争力に勝つためにも国内の産業力を下げないためにも原子力を無くすわけにいかない」という声が聞かれます。それも一理あります。

しかし福島原発事故の原因も、停止する方法も、1年半たった今でも見つかっていません。それどころか、被災者の生活復旧も全く出来ていないのです。また事故があったら日本はどうなるのでしょうか・・・・。

経済力も国際競争力も大切です。
しかしそれは「国民の命」があってのものです。

国民の「労働力」にしても「命」にしても経済界の玩具(おもちゃ)ではないのです。

国民が安全に、安心して働けて初めて意味があります。私は今回経済界が言っていることは「事故があったとしても自分達の金儲けのために安い原子力発電を使い通せ」と言っているようにしか思えません。

もう少し冷静になって、日本という国の将来、日本という国が存在している世界のことを考える方が最優先されるべきだと思います。安全で、安心して暮らすためにどうしたらよいのか、どんなことを我慢しなければならないのか、そして日本として何が出来るのかを考えるべきだと思います。

9月から私達は診療所のスタッフと患者さんの食生活指導をしていくために、そして自分達の健康管理のために「一口30回咬み」をやっています。やってみると、今までよく噛んでいたつもりでも全くと言っていいほど咬んでいなかったことに気付いたり、咬むことが大変だということに気付きました。

食べ物を口に入れ30回数えながら食べるのは、食べる楽しさだけでなく、味も、おいしさも感じられなくて、つまらない時期がありました。しかしこんなことでも1ケ月続けていると今まで通りにおいしく食べられるようになって来るのですから不思議です。1ケ月やり通してみた効果は体重が4キログラム減り、スマートになりました。

それでは今夜の歯の一口メモです。

食事を楽しむためにも「歯」と「歯肉」をしっかり磨く「ハロアル磨き」で健康な自分の歯を守りましょう。安上がりで簡単に自己免疫力を高められます。

2012年10月19日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生、キョウヤさん こんばんは

先日の日曜日、東京で開催された「保団連医療研修会」での学会発表お疲れ様でした。

「日に三度我を省みる」と言いますが、私達の医療という世界だけではなく、どんな仕事でも「今度はこうしよう」とか「次の目標はもっと高いものに・・」とか、次から次へ掲げる願望、欲望は、比較的抱きやすいものですが、「本当はどうだったのか」「果たしてそれで良いのか」と、自らを反省し、見つめ直すことはとても難しいことですね。

しかし、このように、「一日三度」とまではいかずとも、自分の仕事、生き方を客観的に見つめ直す機会は、本当はとても必要な事だと改めて感じ、とても勉強になりました。

そして嬉しいことに、私達の発表を見てくださった先生がハロアルのフィリピンボランティアに興味を持って頂き、何と来年一緒に参加をしてくださることになりました。

この学会では数年前から毎年のようにハロアルのメンバーがボランティアの内容を報告していましたが、物資を有り難く送って下さる方はいましたが、実際に現地に行こうと言ってくださった方はいませんでした。その先生との会話で当会の会長林先生が「今この活動の種がようやく一つの花を咲かせた」とおっしゃった言葉が印象的でした。

10年前、祐介先生が出会った1人の少年からこの活動が始まりました。

アルソン君当時10才も、もし生きていれば今年で20才の青年になっているはずでしょう。

その間、沢山の方々のご支援をいただきました。
そしてキョウヤさんのハロアルTシャツが誕生し、今、地域の子ども達から不必要なノートや鉛筆を貰い再利用する「ハロアルボランティアのノート」へと活動の輪が広がっています。

貧困の為、歯ブラシ1本も買うことができず、日本では当たり前のように治療を受け治すことができる歯も、フィリピンのスラムの子ども達は次々と失っていきます。痛みができればただこめかみをさすりながら痛みが引くようにと神様に祈る子ども達。

慢性的な栄養不良にさらに追い打ちをかけるように、咬むために、生きるために必要な大切な歯を失っていく子ども達。

そんな子ども達の為に「歯を守る大切な道具」である歯ブラシを集め、支援する。
これならば医療関係者だけではなく沢山の人達に無理なく協力をしていただけると考えました。

しかし、もしかすると本当にその歯ブラシが子ども達の虫歯予防に役に立っているのか追跡調査などをして成果を検証しているのかと疑問を持たれる方もいるかもしれません。
確かに、実際現地では皆さんからいただいた歯ブラシやタオルをお金に換え、今日の食費にあてる子もいます。しかしそれでも良いのではないでしょうか。日本のように全てがデーター化でき、統計をとり、継続的管理が出来るような環境ではありません。

今日出会った子供が明日死ぬかも知れないスラムでは、一日一日を生き延びる為に必要な力が何不自由なく暮らす日本よりも何十倍も必要となります。それが世界の貧困の現実です。

私達は貧困の壁の前に例え1本の歯ブラシが1本の歯を守ることができない現実だったとしても1本の歯ブラシがもつボランティアの絆を信じ、これからも頑張りたいと思います。

リスナーの皆さんご協力の程よろしくお願いします。

2012年10月19日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

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毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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