ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

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師走半ば

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
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hayashi 2012-12-14 20:00

祐介先生今晩は。

軽井沢では山だけでなく里にも雪が降りました。こちらの雪はあまり多くないのですが一旦降ると、溶けた雪が凍ってしまい、道はツルツル、事故になりやすくなります。

運転のうまい下手もあるかもしれませんが、指定されたスピードで走ることが一番大切です。「大丈夫!」という思いはあるでしょうが、スピードメーターをもう一度見てください。つかまらないだけで10㎞近くはオーバーしているのではないでしょうか・・・・。

以前11月に長野県の坂城中学に講演に行ったことを話しましたが、担当の先生と生徒さんから感想文が寄せられましたので紹介したいと思います。

この日視察に来ていた“元文部科学省初等中等教育局視学官”が、「ボランティアは楽しくて、楽しくて・・・・と、語る私の実体験に裏打ちされた話が中学生の心をつかんでいた」と、長野県中から集まっていた教員の前で紹介してくれたことが書かれていました。

野口君から寄せられた感想文も紹介します。
「私はフィリピンのお話を聞いてこの人たちの生活状況にとても驚きました。私達が学校に行っていることやご飯を食べていることなどの日常生活がとても幸せだなと思いました。これからも先生に教わった“素直”になることを忘れずに過ごしていきたいです。」というものでした。

他の生徒さんもフィリピンの恵まれない人たちのスライドを見て、大きなショックを受けたこと、そして自分達にも出来ることがあるのではないかと思ったことが書かれていました。

私は以前、関口団長が話していた「困った人がいるのに関心を持たないことが罪だ。」という言葉を思い出しました。

中学生達は間違いなく素晴らしい感性ですから私達も負けないように頑張っていこうと思います。

選挙も終盤に入りましたが、「お金のため」に原発を動かすような政党には投票したくありません。どんなに大変でも、国民の安全が第一ではないでしょうか。命の保障が危ぶまれて、繁栄などしてもほんの一握りの人の幸せでしかないのです。

それでは今夜の歯の一口メモです。

大騒ぎされた歯科インプラント治療でしたが、ピークを過ぎたようです。これはこれでよかったと思います。「自分の歯に勝るものはない」のに治療すれば何とかなる歯を抜いてインプラント治療に走るというのはおかしすぎるからです。

自分の身体には細菌が入ってきても害を消す作用、一旦傷がついても修復する力がもともとあるのです。これを自己免疫力といいますが日々を明るく過ごし、なんでもおいしく頂き、疲れたら休むことが基本です。

もう一度素直に考えてみましょう。そのためにも、「歯」と「歯肉」をみがく「ハロアルみがき」で健康な体を維持しましょう。

2012年12月14日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

いよいよ週末、衆議院議員選挙が行われますね。恐らく今回の選挙は今の日本、そしてこれからの日本の未来を大きく二分する重要な課題が多く含まれています。

復興支援、原発、TPP、領土問題、消費税、社会福祉、憲法改正、例を挙げればきりがありません。

有権者の私達は各党のマニフェスト、公約、約束、を良く判断し一票を投じなければなりませんね。しかし裏を返せばそれだけの多くの問題を、戦後67年間で作り上げてしまった「原因」、それこそが根本的な問題なのだと思います。

聞こえの良い「国民生活が大切」「国民のため」の言葉の連呼は何一つ解決せぬまま、我が国の領土を侵犯されても、何の罪もない自国民を拉致されても、時の政権が発するのは「遺憾、遺憾」のオンパレード。「隣国は極力刺激をしないように」「曖昧な言葉と事なかれ外交」。はっきり言いますが、お隣さんは聞く耳など持っていません。それでも遙か彼方の戦争大好きお友達合衆国が未だこの国の危機を守ってくれると信じてやまない日本国民。自分の国を自分で守る。そんな当たり前の事を戦後占領国が占領国の為に作った憲法を未だ大切に忠実に守ろうとしている一切の創造性を失った平和呆けの政治家達。

誰だって戦争が反対に決まっています。誰だって平和を望むに決まっています。

しかし、理想だけでは全く通じない国が一番近くにいるじゃないですか。
いつまでこんな侮辱的な行為を黙認するのか。日本は決して平和なんかではありません。今この国は戦後最大の国防の危機に曝されながら、国の領土を堂々と侵され、何一つ声を上げ実行に移せない国に愛国心と真の平和など訪れるわけがありません。そりゃミサイルだって打ち上げますよ。少しでも改憲を唱えれば軍国主義の再来、右翼化傾向とマスコミはたたき上げる始末。本当にうんざりです。

経済発展ばかりに目が向き拝金主義が横行し、物質的豊かさのみを追求した結末は、国家として、日本国民としての民族の誇りを完全に骨抜きにされました。そして大体が我々国民の血税が使われている事に対し「無駄遣いを無くす」などという言葉自体がふざけた話ではありませんか。当たり前でしょそんなもの。もうちょっとましな政治家いないものですか?刺客??何ですかそれ?自分の生まれ育った故郷、地域に感謝し、この国のためにどうあるべきかを真剣に考え、国家観と公僕としての志をたてて立候補する。それが真の政治家のあるべき姿ではないでしょうか。そして私達はその強靱なリーダーシップに尊敬の念を抱き初めて「先生」と呼ぶのです。

それがいつしか選挙はマス取りゲーム。縁もゆかりもない人が声高らかに白い手袋を振っています。しかし、しかしですよ。私達はそんな先生方でも応援して、何とかこの国の未来を明るくしたいと思っているのです。

私は先日治療に来た高校生に言いました。

「先生は放射能に侵された福島の完全な復興を見るまで恐らく生きていることはできない。それ程この事故は未来に大きな傷を残した。今度の選挙に君たち未成年は残念ながら意見を述べる権利は無い。しかし、私達大人が一生懸命これからの君たちの未来の為に考え、大切な一票を投じるよ」と。

祐介先生。人それぞれ多くの意見があるでしょうが、少しでもこの国の未来が明るくなるような希望の選挙になって欲しいものですね。

2012年12月14日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

師走2

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hayashi 2012-12-7 20:00

祐介先生今晩は。

今夜は心の温まる話を2題送りたいと思います。

東京に住んでいる鈴木さんのお話です。

日曜日のことでした。
101歳になりますが、「入れ歯の調子が悪くて、左顎が痛くて左肩まで重い」と言う主訴でした。

入れ歯の治療は難しい症例がとても多いことが特徴的です。

この日も「心して」治療に入りました。

一連の治療が終わると、「痛くない。肩が軽くなった。これでまた長生きができる・・・・」と嬉しそうに言ってくれました。一緒に来た娘さん、といってもすでに80歳を超えた方ですが、「私は嫌だよ。もういい加減で死んでよ。」と笑顔で切り返します。

「死」をこれほどまでに明るく、楽しそうに話せる二人に心から喝さいを送りたいと思いました。

治療の終わった後で、娘さんは、「先生、少ないですがフィリピン医療ボランティアに使ってください」と、鞄から白い封筒を出してくれました。封筒ですからそんなに暖かいはずがないのですが、私にはとっても暖かく、有り難く感じられました。後で封筒を開いてみるとまっさらな一万円札が2枚入れられていました。

翌、月曜日に検診に来てくれた方の話です。

この方は4年前に石垣島に転居されました。
初診は1987年ですから、当院に25年も通ってくれている人です。本永さんとおっしゃいますが、これだってなかなかできないことです。石垣島に引っ越されてからも一年に一度は口腔内チェックのために通院してくれました。交通費だけでも10万円以上かかります。

ですから、本永さんが石垣島に越されてからは高校生カンパをお願い出来ませんでした。

治療が全部終わって「今までと同じように管理してくれたら大丈夫ですよ」というと、本永さんから「先生、失礼ですけれど、フィリピン医療ボランティアに使って頂けますか?」といって1万円を差し出されました。

私は感謝の気持ちを込めて、「今まで本永さんに高校生カンパをお願い出来なかったのは、交通費が沢山かかっているのに、その上カンパのお願いは出来ませんでした。本永さんがおっしゃって下さるのなら喜んでいただきます。」と素直に打ち明けました。

こうして日曜と月曜にかけて神さまのような方々に出会うことが出来ました。

それに引き換え今の政界のあり方はどうなのでしょうか。
この年末の多忙を極める時に総選挙に打って出た野田総理の腹の内が見えてきます。

「原発はどうするのか」、「TPP参加の是非は」、「国民に消費税だけ押し付けていいのか」、「尖閣列島と竹島の問題は」、「日米の外交問題は」などなど・・・・、日本の将来を左右しかねない大きな課題を抱えているのです。

むしろ「国難」とも言える今、もっと国民に選択すべき具体策を出して審判を仰ぐべきではなかったのでしょうか。

それでは今夜の歯の一口メモです。

生きるために「政治」も「社会保障」も大切ですが自分の歯も大事です。
「歯」と「歯茎」を磨く「ハロアルみがき」で歯をみがいて健康を守ってください。

2012年12月7日 医学博士・歯科医師 林 春二

師走1

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hayashi 2012-12-7 19:00

祐介先生今晩は。

師走に入ったと思ったら、もう一週間が過ぎようとしています。
「時(とき)」という川の流れは私達と違ってひと時も休むことなく、動き続けていることに驚きです。

「民主党政権」、国民の期待をこれほどまで裏切った政権があったでしょうか・・・・。

「近いうちにと言いながら」何カ月も先送りし、ようやく衆議院を解散したのが先月の半ばでした。「嘘つき総理」とまで揶揄されても仕方ありませんが、野田総理の問題が「言ったことを守らなくてもかまわない」という風潮や、子供たちの教育に悪い影響を及ぼさないかということが大きな問題だと思うのです。

一年間で最も忙しい師走の時期に選挙をぶつけ、心ある人々のひんしゅくを買っています。

「脱原発か否か」、「TPP参加の是非」、「国民だけに消費税を押し付けて良いのか」、「尖閣列島と竹島の問題はどうするのか」、「日米の外交問題は」、・・・・、日本の将来を左右しかねない大きな課題を抱えている今、こんなタイミングで総選挙をしてもよかったのでしょうか。しかもいくつかの新党のことを泥縄的(どろなわてき)だと批判していますが、野田総理に他党を非難する資格があるのでしょうか・・・・。

もっともっと国民的な討論が必要なのにこの「どさくさ」を作って解散した総理に一番大きな責任があると思います。

自分達の延命のためだけに奔走し、国会議員数の是正さえ出来ない野田総理という人物の無責任さが露見したのではないでしょうか・・・・。

こんな人に日本人の「身も、心も」委ねるわけにはいきません。むしろ「この人だけには出馬して欲しくなかった」と思う人も多いのではないでしょうか・・・・。

東京都の皆さんは都知事戦も重なっていますのでさらに大変だと思います。ここはしっかり既成政党にレッドカードを突きつけましょう。

12月2日には東京にある愛歯技工士専門学校の教室をお借りして「ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2013」の全体会議を行いました。

来年の活動の要領を丸一日かけて説明させてもらいましたが、参加される皆さんはみな真剣に聞いてくれました。海外で、しかも高校生が入ってボランティアをするのですから、慎重にやることは何より大切な準備の一つです。参加者がみな真剣だったのもよくわかります。

こういう事前の全体会議を持っているのもこのボランティアの特徴でしょう。

それでは今夜の歯の一口メモです。

最近ノロウィルスが猛威をふるっています。元気な人は心配いりませんが、体力の弱っている人、高齢の人、十分気を付けた方がいいです。外出から帰ったら、手洗いとうがいをしっかりやりましょう。

笑う門には福が来ると言います。
明るく、元気に、楽しく日々をすごしましょう。

しっかり噛んで唾液を十分出すことも忘れないで下さい。
そのためにも健康で丈夫な歯を守り抜きましょう。歯の健康を守るのは、「歯」と「歯肉」をマッサージする「ハロアル磨き」が基本です。

2012年12月7日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

12月最初のハロアルレディオ。今年も残すところ1ヶ月となりましたね。12月になると何故か気持ちも慌ただしくなり、師走という言葉が正しく時の経つ早さと世の中の喧噪を表しているように感じます。

しかし今日は悲しい事故の話から入らなければなりません。中央道の笹子トンネルの落盤事故は大変痛ましいものとなりました。事故の原因や責任等の詳細が明らかになっていないなか、この言葉が適切かどうかはわかりませんが「本当に運が悪すぎた。その言葉に尽きます。さぞ事故に遭われた方々、ご家族は無念だったことでしょう」

クリスマス、大晦日、そして正月と楽しい行事が待っている矢先、様々な思いを繋いでくれるはずのトンネルが一瞬で全ての未来を封鎖してしまいました。犠牲になった方々の心からのご冥福をお祈りいたします。

さて、今日12月7日は私事ではありますが、私にとってとても大切な日です。

平成8年、今から16年前の今日12月7日 享年60歳で他界した私の大好きだった祖母の命日です。

あれは私が大学5年生の冬でした。
あの日、祖母危篤の連絡を大学病院での実習の途中でうけ、車であの中央道を一路栃木に向かいました。

あの日はとても寒く長野はもちろんのこと、東京、関東一円まで大雪の荒れ模様で、中央道は正に横殴りの吹雪。何を思い何を考えていたかは憶えていません。ただ死なないでくれとすがるような思いで祈りながら、どうかもう一度祖母に会いたい、声をかけてあげたいという一心で車を飛ばしました。

しかしそんな私とは対照的に大雪の為周りの車は安全運転。首都高に入り更に渋滞が続く中、私はイライラしながら早く、早く、と、一台、また一台と追い抜いて行きます。しかしとうとう雪の為車の流れが止まってしまいました。携帯には「今どこにいるのか」と家族からの電話。「もうダメか」と車の窓を見つめると、そこには雪の中無限に広がるような東京の夜景。しかし私は涙でその夜景が見えません。何度も何度もぬぐってもその夜景を見る事ができません。

そしてようやく栃木に着き、病室に入った時はもう祖母はほとんど意識がありませんでした。

私は大声で「ちゃーちゃん、分かる?敬人だよ」と声をかけ、人工呼吸器や様々な機械をつけた祖母の手を握りました。すると今まで目を半開きにした祖母の両目が大きく見開き、私の手を力強く握り替えしたのです。そしてその後まもなくして祖母は家族中に見守られ天国へとのぼりました。私は人生の中でこれほどまでに悲しく、これほどまでに涙が出るのかと思うほど泣き続けました。

あれから16年。先日無事17回忌を終え、今こうして沢山の人達に支えられ、新しい愛する家族と共に幸せに生きる事ができます。私はずっと幼少のころから祖母に育てられました。私の今は祖母がいてくれたからと行っても決して過言ではありません。その祖母がいつも私に言っていた言葉があります。

「物を大切にしなさい。体を大切にしなさい。そして大きくなったら人の役に立つ仕事をしなさい。」

おばあちゃん。今、私は少しは人の役に立っているかな。12月7日。今日は私にはいつもよりもまして夜の星が鮮やかに見えます。あの星のどこかに祖母が見ていてくれていると信じてこれからも頑張りたいと思います。

2012年12月7日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2012年11月30日は、女優 三辻香織さん&わたりあずささん がゲスト出演しました。

木枯らし2号

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hayashi 2012-11-30 19:00

祐介先生今晩は。

冬に突入した途端に大きな寒波にみまわれた北海道登別の皆さん、お見舞い申し上げます。
まだ冬に入ったばかりなのに今後がもっと心配です。
身体にはくれぐれも気を付けてください。

衆議院議員戦で各党が公約を発表し、いよいよ臨戦態勢が整ってきた感じです。

中でも「原発再稼働」の是非が大きな争点になってきました。

福島原発事故の被害者の皆さんにとっては「今さら」という思いもあるかと思いますが国民的な焦点になってきたことはいいことだと思います。

原発稼働か否かを問う前にもう一度原発について整理しておくことが大切ではないでしょうか・・・・。

どんな理由にしろ、事故が起きたことは事実です。

日本以外でもアメリカのスリーマイル島、ウクライナのチェリノブイリ、そして昨年起きた福島の事故と大きな事故だけでも3回あります。
これ以外にも公表されないものが多分あるでしょう。

今回でよく分かったように原発の事故は「直ちに止めることができない」という特徴を持っています。

現に1979年3月に起きたスリーマイル島、1986年4月のチェルノブイリの事故も完全に終結したわけではありません。

昨年の福島原発事故は調査どころか被災者の補償さえ出来ていないのです。その上、これから解決しなければならない「使用済み核燃料」の終末処理については世界中が深刻な課題をかかえているのです。

たとえてみればブレーキの効かない自動車を運転しているのに似ています。どこかで取り返しのつかない大きな事故にならないか心配で仕方ありません。

そんな状況の中で稼働するか否かという論議はどうなのでしょうか。

電力の問題は国際競争力の上からも製造業にとって大きなダメージになります。だからといって稼働しなければならないということにはなりません。

ここは慎重に国民の誰もが安全に、安心して暮らせる電力を求めた方がいいのではないでしょうか。

今年も残すところ12月ひと月になってしまいました。
元旦に立てた目標は何処まで実現出来たでしょうか・・・・。

私などこの年になるまで「今年こそはと思うだけで」3日坊主ばかりでした。
その中でフィリピン医療ボランティアだけは20年以上も続けて来られたのですから不思議です。

そしてこの活動に高校生にも参加してもらうようになってから早、13回目の高校生が参加です。

総勢では150名の高校生がこの活動に参加し、看護師、助産師として働いている人もいますし、医科大学、歯科大学、福祉大学に進み国家試験に臨んでいる人もいます。この皆さんが社会で活躍するようになったら、原発問題にも積極的に関わってくれるのではないかと思います。

それでは今夜の歯の一口メモです。

歯を守るのは、「歯」と「歯肉」をマッサージする「ハロアル磨き」が基本ですよ。

2012年11月30日 医学博士・歯科医師 林 春二

レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2012年11月23日は、ミュージシャン 一穂さん がゲスト出演しました。

祐介先生こんばんは

11月23日 今日は国民の休日「勤労感謝の日」ですね。
時は飛鳥時代にさかのぼり、五穀豊穣と収穫を祈る新嘗祭が起源とされているそうです。

11月もあとわずか。
日に日に寒さが増してきましたが、リスナーの皆さんはお風邪などひいてないでしょうか。

私の医院に来られる患者さんたちも少しずつ秋の装いから厚手のコートに替わり、町を見下ろす那須岳も山頂はうっすらと白い雪帽子をかぶり始めました。

さて、いよいよハローアルソン・フィリピンボランティアも第二エンジン始動といった所でしょうか。

現在72名の方々が参加を希望してくださいました。

内、高校生は25名の参加が決定し、何と今年は参加高校生が通う学校の先生も希望してくださいました。生徒達が実際に見る世界の現状を、同じ学校の先生が同じ経験をしてくださることはとても素晴らしいことだと思います。

学校というある種特異的で、閉鎖性の高い世界は、いじめや不登校、子ども達の自殺など、今大変問題になっている事柄があまり私達へその全容と正確性を認知できない状況にさせています。

しかし、教師と生徒という枠組みを超えて異国の地でボランティアをするという特別な経験は、また新たな互いの信頼関係をつくり、今まで学校だけでは伝えきれない、人間にとって本当に大切な心の問題を語り合えることになると思います。

日本は本当に素晴らしい国です。
戦後全てを失い、貧しさに耐えながらも、たった数十年で世界でも有数の経済大国となりました。

国民は皆、ある一定の教育、医療、福祉が保証され、安全な水が飲め、有り余る食料に囲まれ、常に安定した電気の供給により、夏でも冬でも快適な生活がおくれる。当たり前のように思われる私達の日常がどれだけ恵まれているか。

しかしこれほど豊かな生活を送れるはずなのに、年間32,000人を越える自殺者を生み、自己の欲望、利益のみを求め続け、毎日狂気的な事件が報道されます。

私は以前、フィリピンで共に活動をする数年来の友人でもある現地のリーダーに尋ねました。

そこはあまりにも劣悪な環境のスラム。
汚水と糞尿が混ざった川で子ども達は遊んでいました。

「この状況を変えるために最も必要なものは何か」

彼は答えます。

「それは教育です」

「人間が生まれ、育っていく課程で、このままじゃいけない、何とかしなければという教育。考え、生産し、生活を豊かにしたいと願う教育がまず必要です。」

貧困が蔓延し教育を受けられず未来に展望を抱くことが出来ないスラムの子ども達。

一方、全てが満たされ、あらゆる事を学ぶ機会に恵まれながらも、様々な理由で自ら未来を閉ざす日本の子ども達。

私達のボランティアは教育機関でもなければ、それを目的としているわけではありません。

しかし、利益利潤など考えず、ひたむきに一生懸命 誠心誠意 人のために尽くす大人達の姿と心を見てもらうことで、これからこの日本の未来を担う若者の心に何か一つでも響くものがあれば良いと考えています。

どうか、リスナーの皆さんも歯ブラシ一本に思いを込めてどうかこれからも応援してください。

2012年11月23日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

木枯らし

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-11-23 20:00

我が家の木々の葉はすっかり木枯らしに吹き飛ばされてしまいました。きれいに色づいたもみじの葉が舞うさまは、まるで「おとぎの国の鬼ごっこ」をほうふつさせてくれました。

枝だけになった木を見ていると寂しさだけを覚えます。秋がもうすぐ終わり寒い冬に向かっていることが分かります。信州の冬は寒い、寒ーい冬なのです。

先日、「六文銭(ろくもんせん)」で有名な真田雪村のお城がある上田市に隣接している坂城町の中学校に講演に行ってきました。

坂城町は中小企業が沢山あるなかなか魅力のある町です。

この町では中学生の健全育成のために様々な地域交流をしています。今回私が行ったのは中学1年生から3年生までの生徒さんでフィリピンボランティアに興味のある人への講演でした。このほかにも日本舞踊や茶道など20近い講座があります。

地域で実際に活躍している人が講師になって生徒さんと研修していくこの事業は地域の活性化にとっても生徒にとっても、とても意味があるように感じました。生徒が生き生きはつらつしていました。

ハロアルフィリピン医療ボランティア2013もいよいよ間近になりました。

残すところ2ヵ月半です。この中に年末年始が入りますから実際に活動できるのはほんの少しです。今日も高校生の参加希望者が一人ありました。この時期になっての増減は事務局にとって大変ですが参加してくれる人のことを考えればなんとかしてやりたいというのが本音です。

一番多感な時期に日常とかけ離れた姿を見たときどんなことを感じてくれるのか、そしてそこからどんなことをしてくれるのかとっても楽しみです。

昨年起こった3.11大震災の後、ボランティアに行ってくれる人が10分の1になってしまったという中で、群馬県の高校からこの活動に行ってくれた菊池知美さんは現在歯科衛生士学校に通っていますが、お父さんを通じてカンパを届けてくれました。

金額の問題より、自分の出来ることを継続的にやり続けることが大切だと思います。
やはりハロアルフィリピン医療ボランティアに参加してくれた人は一味違うと思いました。

これも関口敬人団長と現地統括責任者の祐介先生が頑張ってくれているたまもの賜物と感謝しています。

この放送をお聞きの皆さんも今年の高校生のために、いくらでも結構ですからカンパをお願いします。

それでは今夜の歯の一口メモです。

最近インプラントの話題が聞かれなくなりました。この話をすると患者さんのほうから危険だからやりたくないという反応があります。とてもよいことだと思います。

どんな治療より自分の歯のほうがいいのです。そのためには予防が必要です。

予防で一番簡単なのは歯磨きです。
いま日本人で歯磨きをしない人はほとんどいません。

それなのに「虫歯」と「歯周病」が多いのは正しい歯磨きをしていないからです。
どんなに高価な歯ブラシや歯磨き粉を使っても予防は完全ではありません。むしろ安い歯ブラシで結構ですから「歯」と「歯肉」をしっかりマッサージする「ハロアル磨き」をしてください。

2012年11月23日 医学博士・歯科医師 林 春二

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毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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