ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

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祐介先生こんばんは

6月最初のハロアルレディオ。
関東はあいにくの空模様でしたが、いよいよ全国的に梅雨入り間近といった所でしょうか。

6月は古くは「鳴る神月」とも呼ばれ、この時期は雷が多く、私の地元栃木県那須塩原市は全国的にみても大変雷が多い地域で、恐らく他府県から来られた方々などはその多さと激しさに驚かれることでしょう。
先日も落雷により停電になりましたが、突然の暗闇と全ての電子器機が止まり数秒、数分間、今までの生活が停止すると、やはり不便に感じます。しかし心のどこかにまたすぐに回復するという根拠のない安心感を客観的に考えれば、それこそが便利さにどっぷりとつかった現代人の弱さであり、案の定再び電気が付けばまたいつも通りの生活を得る事が出来ます。そのたった数分間の一連の出来事を省みると、今世間でしきりに話題になっている原発問題を考えずにはいられません。便利さ、快適さ、経済、利潤を得るか、安全、安心、未来を優先するか。

天空にこだまする稲光が「電気」という人類の英知を破壊し、数分間のこの暗闇と静けさは、我々日本人の未来にとって正しい判断を促すため、神があえて与えた6月の雷のように思えます。

さて、最近「生活保護の不正受給」の問題が多くの紙面を賑わせています。

一般的に考えても多くの収入を得ている芸能人の親が生活保護を受けているという内容の記事を読みました。本人達は「不正受給の意識は無い」と言ってはおりますが、通常の常識的な考えから言えば今回のケースはやはり問題があるでしょう。
行政のあり方やシステムにも勿論問題はありますが、私はあまりにも低下した日本人としての心のモラルがとても心配です。この問題についての街頭インタビューの中に「親の面倒を見るのも大変だし自分の生活もあることだから仕方がない」という声がありました。この人達も自分の収入が低かった時期と弁明をしてはいますが、この言葉に今の日本人が無くしてしまった親を思う気持ち、尊敬の念、本当の孝行心の欠落の縮図を感じました。

しかし、彼らの肩を持つつもりは無いですが、親の死をひた隠し、その年金を搾取し続ける者、子が親の面倒を見ず孤独死する者・・そんな事を考えれば、まだましとは言えますがやはり、良識とモラルに欠けた行動には代わりはありません。

社会的にも肉体的にも本当に困っている人達は沢山います。
また、先週訪れた仮設住宅に住まわれている福島市浪江町の高齢者のように、先が見えず、日々不安の中、助けを求めている人達が沢山います。

そんな人達に正しく支援ができるようにするためにはやはり、私達一人一人の良識しかありません。

あの震災から1年以上が過ぎ、あれほど騒がれた「絆」「復興」の言葉より、こんな程度の低い問題が世間を賑わせてどうするんだ!

しかし祐介先生・・最近の男はよく泣きますな。二股がバレたら泣き、自分の過失でまた泣き。もちょっとしっかりしろよ。腹くくった生き方しなさいよ。男の涙ってのはそんな簡単なもんじゃないでしょうに。

6月の雨・・テレビに映る情けない男どもと同じように本当に鬱陶しいものですね・・

2012年6月1日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

さだめ

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-6-1 21:00

祐介先生今晩は。

庭先のつつじが色とりどりの花を付け庭がやかになってきました。これから日増しに草木が伸びて秋の恵みに向かっていく一番可能性を感じる季節です。

それなのに日本の中に可能性が全く逆でこの先どうなっていくのか不安でどうにもならい人達がいます。

先週行ってきた福島県の皆さん、特に避難している皆さんにとってはその思いが強いと思います。

私達は浪江町の皆さんが避難している二つの仮設住宅に医療ボランティアに行ってきました。
仮設住宅は倉庫のようなまいでとても人が住んでいるとは思えないものでした。まるで悪いことをした人が押し込められているような所をイメージするものでした。

「こんな所にいたら死んでしまう」というのが私の率直な思いでした。

私は普段から高齢者の家や施設に出かけ診療をしていますから様々な高齢者、住宅を見てきました。暖房が全く入っていないのではないかと思うような寒々とした家のこたつに背中を丸めてかがみこんでいる高齢者を見るとかわいそうで、私が引きとってやろうかなと思うこともあります。そこでも生活の匂いはあります。それより悪い印象でした。

仮設住宅に住んでいる皆さんは笑顔で明るくしていますが話が途切れた時、何とも言えない淋しい顔になります。ともかくよくしゃべります。話がれると「淋しさ」や「やるせなさ」に襲われるから話し続けるのだと思います。

浪江町に住んでいた時は畑に出たり田んぼに行ったり一年中忙しく体を動かしていたのです。そしてその実りを3食食べることが出来ました。

それがある日急に避難生活に変わりいつまで続くかわからない放浪生活に変わってしまいました。

まるで何も悪いことをしたわけでもないのにトラックが飛び込んできて危ないからすぐ退去しなさい、と持つものも持たないで追い出されたようなものです。

この先どうなるかわからないまま10万円だけ渡され「これで生活しなさい」、と言われているのです。家に帰りたくても、畑に出たくても出られません。自分のものがあってもなくても同じです。悲しい現実ですが、「一つの救いは町民全員が同じ宿命に流されていたこと」なのかもしれません。と言うには余りにも悲しい運命です。

それから二日後でした。被害者であるにもかかわらず、自分の家に帰るのに許可をもらって浪江町に帰った人がいました。このことだけでも苦痛だったと思います。そして懐かしの我が家にりついてみると大震災の後片付けもしないまま留守にして1年以上経つのですから見るもな状態だったろうと思います。余りにもな現実と今までとられてきた政府や東京電力のやり方に「生きる望み」を持てなかったのだと思います。62歳の男性はそこで自らの命をちました。

これが憲法で基本的人権が保障されている日本の現実なのです。その数は年間3万人を超えています。もちろんダントツの世界一です。浪江町の皆さんにとって1日も早い自宅復帰が来ることをお祈りします。

2012年6月1日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生今晩は。

こちら信州は春の盛りですが、朝夕はまだまだ肌寒さを感じる日があります。
雪化粧していた浅間山も青黒い地肌に変わり、ほんの一部に筋状の残雪が見えていたのもすっかり姿を消しました。

どこを向いても若葉が生い茂り、花々はきれいな色を競い合って一年の中でも最も命の「息吹(いぶき)」が感じられる季節になりました。

5月22,23日にボランティアに行った福島市の仮設住宅に住んでいる皆さんの印象とはあまりにも違いすぎて驚いてしまいます。

着の身着のままで放射能から逃れてきたわけですから、生き生きしていられるわけはありません。この先どうなるのか分からない不安、いつ帰れるかわからない不安、そして日増しに老いていく体の不安が拍車をかけているようです。

それにもまして問題なのは、マスコミも政治家も仮設住宅に住んでいる皆さんの本当の悩みを聞いてくれようとしていないというのです。マスコミのインタビューは口をそろえたように「今の気持ちはどうですか」と聞くだけだそうです。

浪江町(なみえまち)の人たちはほとんどが農家ですから、大きな家に住み、自分で野菜やコメを作っていました。それを買って食べることなど考えたこともないそうです。それが自分たちの責任ではなく原発事故に遭い4.5畳、二間の仮設住宅に押し込められ、今は全て買って食べなければならないのですから不満が出るのもうなずけます。

ボランティア班は、物資班と診療班に分かれ、仮設住宅の集会場で診療をさせてもらいました。

座テーブルを器具置きにしてその横に寝てもらい診療に当たりました。

診療メンバーは、ドクター5名、歯科衛生士10名、技工士2名、他7名です。
祐介先生、団長の関口先生も懸命に診療に当たってくれました。

一日目は男性5人女性13人の18人、二日目は男性9人、女性6人の15人でした。
治療内容は入れ歯の修理が最も多く22床、新しく作ったものが5床、レジン充填3人、P処置4人、咬合調整1人、歯磨き指導8人でした。

こういう治療が簡単に出来るのも、普段往診で同じような治療をしているからで、平素からの心掛けが大切なことを改めて気付かされました。

物資班は、お米180キログラム、タオル180枚、カンパを15万円お届けしたほかに、畑でトマト、野菜類の植え込みに協力しました。1日目はあいにくの雨でしたから泥んこになっての農作業でさぞかし大変だったと思います。みんなが苦労して植えてくれた野菜類はしばらくするとおいしい実を付けてくれ、仮設住宅の皆さんに喜んでもらえると思います。

それでは今夜の歯の一口メモです。

「歯は生きる源」ということを、今回も実感しました。
生きるためにどんなときにも、どんなものでもしっかり噛んで唾液を出し、自己免疫力を高めて欲しいと思います。

2012年5月25日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

先日の福島県でのボランティア活動お疲れ様でした。

今回は福島県浪江町に住んでいらした住民の方々が原発の影響で避難されている、福島市内の仮設住宅へ、私達のボランティア活動「ハローアルソン・フィリピン医療を支える会」が「歯のお助け隊」として1泊2日のボランティアへ行かせていただくことになりました。

あの震災から1年以上が過ぎ、あれほどテレビや新聞を賑わせた被災地の報道も今は見る影もなく「命をかける」と意気込む首相は、もっぱら消費税増税を連呼し、毎日流れるトップニュースは、この夏の電気料金値上げの報道ぐらいでしょう。この国を導く先生方、「命をかける」所が違うでしょう。

私は今回初めて仮設住宅を訪れました。

そこで待っていたのは「これが本当に日本なのか」と思えるほどの行政の不誠実さと、明らかに記憶から忘れ去られた被災地の姿でした。
4畳2間の狭い室内に年寄り達が寄り添うように暮らし、子供たちや若者たちの声が消えたコミュニティーは、未来の方向性が未だ示されぬまま、只、時間だけが流れていました。

自治会長の話では、今まで農家をやっていた年寄り達は体を動かす事も出来ず、毎日毎日、狭い部屋の中で、まるで死ぬのを待っているみたいだと話します。

しかし、道路一本隔てれば、そこは普段の生活となんら変わりのない町並みが見え、そこに住む人間達は何不自由なく生活をしています。同じ国、同じ日本人がまるで違う環境で暮らし、更に風評被害という人間の最も卑しい心の弱さとズルさに苦しめられている。

歯科医療だけに関して言えば、近隣の医院さえも往診には来ず、なんと震災後初めて治療を受けたというのです。足腰も悪く、自由に移動する術の無い高齢者はただ寂しく小雨の降る仮設住宅で私達の来るのを心待ちにして下さっていました。

リスナーの皆さん。日本中の皆さん。「支援」とは何でしょうか。「絆」とはいったい何でしょうか。

戦後この日本の復興を支え、私達が何不自由なく暮らし「豊かな社会」「経済大国」などと呼べるのは、今、あの狭い畳の部屋で俯きながら、政府の、行政の、私達の助けを求めているお年寄り達のお陰ではないでしょうか。

10万人を超すボランティアも今ではめっきりと数が減り、被災地の瓦礫処理では頑なにその支援を拒む。ある方のお話では「福島の嫁はもらえない」と縁談が破談になったとか。また、東京に身を置いた時期、美容室での会話の中で当然東北訛りが出るでしょう。すると、心無い店員が放射能カウンターで切った髪の毛を測ったなど・・

自分の体が安全ならば良いのか。自分の家族が無事ならばそれで良いのか。自分の地域が汚染されてなければ何もしなくてもよいのか。

私は忘れられない。
左手を亡くされ体の不自由な老婆が、この会の会長 林先生の治療を受け、私達の帰るとき土下座までして「ありがとう、ありがとう」と何度も握手を求めた姿を。
私は忘れない。
私達の車を見えなくなるまで手を振って見送ってくれた浪江町の人達の姿を。
私は決して忘れない。
この震災で苦しんでいる人達の痛みを。

そして誓いました。
絶対に風化はさせない。
絶対に被災地の人達の心の支えになり痛みの分母となることを。

これからもハロアルは、様々な形で被災地の方々への支援を続けていきます。。

2012年5月25日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

発信機

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-5-18 22:00

祐介先生今晩は。

浅間の山の雪もほんのわずか筋状(すじじょう)に残るだけで裾野の木々も緑が深まってきました。

今日発売の軽井沢新聞の2面にハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの報告会の模様が大きく掲載されました。

群馬県から参加した高校生の生方(うぶかた)君の「歯科医師になってまた参加したい」というコメントが取り上げられていて、高校生が活動の柱になっていることを実感します。

私は一週間に数回電車で診療所に通っていますがその時目にする学生の姿にいろいろと感じることがあります。それぞれ特徴があってとてもいいと思います。この中から次の参加者が出て大きく成長してくれることを祈っています。

私達は来週の22.23日に福島県福島市にある浪江町から避難された皆さんが住んでいる仮設住宅へボランティアに行ってきます。
この日を選んだのは平日の方がボランティアの数も少なく役に立つだろうと思ったからです。歯科の悩みを持っている皆さんには出来る限りの治療をし、日常生活に悩みがある方にはそれに対応できるように準備を進めています。

この活動をするにあたって地元の“がんばろう!なみえ復興ボランティアセンター”の皆さんにお願いして無理のない計画を立てさせてもらいました。当院に通っている患者さんにはカンパとお米の提供をお願いして準備しています。

ボランティアをやっていて難しいと思うのは「協力者を集うこと」と「その人たちに継続してやってもらうこと」です。ボランティアはどんなことでも自分の出来ることを、出来る時に、出来るだけやることですから、どうしても「このボランティアをやり続けようという」覚悟が湧きづらい側面を持っています。

ですからボランティアを呼び掛ける人は常に活動を周囲に発信し続ける放送局のようにならなければいけないと思います。聞いている人がいようといまいと一日中電波を出し続けることだと思います。

誰がその電波の周波数の受信機を持っているかわかりません。そして持っていても一日中聞いているわけでもありません。その人が聞いてくれるまで電波を流し続けなければなりません。さらに電波を受けてもその時の内容が相手に届かなければすぐに他のチャンネルに切り替えられてしまうかもしれません。その後またチャンネルを合わせてくれるまで電波を流し続けるのです。

こういう発信機の役割をハローアルソン医療ボランティアは持ち続けなければなりません。

そのためには徹し切ることに尽きると思います。

発信機が雑音や不鮮明な声で訴えたところで受信機が鮮明に克明(こくめい)に受信してくれるわけではありません。
会の命運は指揮者に全てかかっているということを改めて感じます。

それでは今夜の歯の一口メモです。

歯の大切なのは「生きていくため」の栄養の取り入れ口だということです。そして死ぬまでその役割は変わりません。
歯を健康にするには「歯」と「歯肉」をしっかり磨く「ハロアルミガキ」が一番です。

2012年5月18日 医学博士・歯科医師 林 春二

レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2012年5月18日は、ミュージシャン 一穂さん がゲスト出演しました。

祐介先生こんばんは

「父母の年は知らざるべからず」
これは論語の言葉ですが、「親の長寿を祝うのと、親の老いを気遣う為には、親の年ぐらいは覚えておくべきだ」という意味です。

祐介先生はご両親の年齢を覚えていますか?

今週の日曜日は母の日でしたね。

今、年間を通して最も花とプレゼントの売れ行きが良いのはクリスマスを抜いてこの「母の日」だそうです。

私も近所の花屋さんに花束を注文し、夕方取りに行くと店内は大変な混雑でした。当日は私の自宅に母を招き、家族で食事をしながら母に花束とプレゼントを渡しました。最近、年をとるにつれめっきり涙もろくなったのか、「ありがとう」と何度も言いながら涙ぐむ母を見て、月並みですが健康でいつまでも長生きしてほしいと心から願いました。

また、この「母の日」というのはやはり特別なものらしく、認知症グループホームに勤める私の友人から聞いた話では、一年のうちでこの日が一番家族の面会が多い日でもあるそうです。近所に住んでいながら普段全く顔を見せない家族もこの日だけは来訪すると言っていました。良心の呵責なのか、少し寂しい気持ちにもなりますが、それこそ十月十日(とつきとうか)母と子はお腹の中で一緒に過ごし私達は生まれるわけですから、母親という存在は必然的に特別なものになり父の日とは差が出てしまうのは残念ながら当然の結果でしょうか・・ 

さて、いよいよ来週の22日・23日の二日間「ハロアル福島ボランティア」に出発ですね。

ハロアル会長・林先生の呼びかけで今回は原発の影響により福島市の仮設住宅に避難されている約400名の方々を中心とした歯科治療及び全国から集まった物資の仕分け、配給などのボランティアを行う予定です。

昨年の3月の大震災から一時は10万人を超える多くのボランティアの方々が被災地に足を運びましたが、現在はその数も激減し、約10分の1ほどだそうです。

また、現地の声を聞くと信じがたい事に紙おむつや生理用品などの生活必需品が不足しているとのことです。

震災当時、まずは被災地へ供給しなければならないはずのガソリンに長蛇の列をなし、我矢先とコンビニ、スーパーの食料品を買い求め、一夜を過ごす為に何本もの乾電池を買いあさり、テレビでは全ての局が連日連夜報道した被災地の様子も、今では見る影もなく、まるで何事も無かったかのような日常を送っています。

「絆」という言葉さえも何かのイベントロゴのように虚しく響き、政治を見れば「命をかけて」と軽々しく発言するこの国の先生方の一番の関心事は、説明責任も果たさぬ消費税増税とその裏に見え隠れする自らの立場を守る為の選挙ぐらいなものでしょう。
沖縄本土復帰40周年に当たる節目の時、引退表明したはずの元首相は幻想と現実の区別がつかず未だ夢言葉を無責任にも発する。これが時の与党の外交最高責任者というのだからもう手がつけられません。

来週には数百年ぶりという金環日食があるそうです。
私の地元の小学校は通学時間を1時間遅らせての登校になります。太陽が満ち欠けをし、再び朝日が昇るように、子供たちのためにもなんとかこの国の未来を明るいものにしなければなりませんね。

2012年5月18日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

5月の大型連休も終わり、私の地元 栃木県那須塩原市では登山や観光で賑わっていた町並もがすっかり落ち着きを取り戻し、あちらこちらの田んぼでは、農家の方々が田植えに勤(いそ)しんでいる姿が見られ、小さな緑の苗が5月の風に気持ちよさそうに水面(みなも)に揺られています。

風と言えば、今週、またもや自然の驚異を思い知らされる大変痛ましい災害が起きてしまいました。

竜巻により茨城や栃木では多くの人たちが家屋の倒壊にみまわれ、まだ幼い中学生の尊い命が奪われてしまいました。テレビに映るその映像は本当にここが日本なのかと思わせるような、まるで映画のシーンを見ているかのようでした。竜巻といえばおよそ私達の生活にはあまり馴染みのない災害の一つと言える為、災害への対応など皆無に等しく、被害に遭われた人たちの恐怖は計りしれなかった事でしょう。

先日は落雷や雹、みぞれ等、ここ数日不安定な天気が続き、これも地球温暖化が関係しているという見解らしく、まさに軋み始めた地球の悲鳴が少しずつ私達の生活に届き始めているようです。
竜が舞い上がるかのごとく荒れ狂う風の様(さま)は、まるで神が傲慢な人間社会への怒りの鉄槌を落とした、昨年の大地震でさえも目覚めることが出来ぬ私達への最後の通告の様に感じました。
しかし、運命とは時に非情で、亡くなった若き命に心からご冥福をお祈りいたします。

さて、以前この番組にもお便りを出させていただきましたが、「猫ひろしさんのオリンピック問題」が一応の決着を見せたみたいですね。

先日テレビをつければ何と「レインボータウンFM」での会見でした。

正直、私はこの国籍変更によるオリンピック出場に関しては厳しく反対の意見を持っていましたが、彼本人だけの思惑だけではない事情が見え隠れするなかで、矢面に立ちながらも懸命に走る姿を見ると、少し同情する気持ちも芽生えました。しかし、彼は会見のなかで「4年後のリオデジャネイロをカンボジア代表として狙う」と言っていました。これも賛否があるとは思いますが、私はそれならば「筋」が通っている、是非応援したいと思いました。

確かに「国籍を変える」という行為がどれほど重要な問題かということはありますが、肉体的にも能力的にも4年後と言うのは大変難しいと思われる中で、諦めるのではなく、また、すぐに「日本人」に戻ると言うのではなく、「カンボジア代表として」と言った所に健気で正直な彼の人間性を感じとても共感しました。

恐らく、毎日めまぐるしく変化する芸能界において、この話題が少しずつ小さくなってしまうとは思いますが、是非 祐介先生と同じラジオ局に出演されているのですから、末永く応援したいと思います。

そして、もし現実が厳しく彼が「日本人」として戻って来る日が来たとしても、そのときは「よく頑張ったね」と温かく言える我々「日本人」でいたいと思います。

猫さん! 今は失ったものがあっても未来はまだ失っていません!!

頑張って下さい!! ニャー!!(← 猫さん風に読んでください・笑)

2012年5月11日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生今晩は。

春の遅い信州でも大分緑が多くなりました。家の芝も大分色づいてきましたがまだ枯れた所があちこちにあります。これから日一日、緑の面積が増えていくのが楽しみです。

またまた未曾有(みぞう)と言われる災害が起こりました。
日本では縁がないと思われていた「竜巻(たつまき)」の被害です。あっという間に2000戸が被害を受け、四季の変化が美しく、温暖で、山や水がきれいだと言われていた日本ではないかのような悪夢に見舞われてしまいました。被災された家はこれから梅雨を迎える時に大変だと思います。
早急に国が補償してくれることを願います。「明日は我が身」ということもあります。みんなで応援しましょう。

昨年は日本中が東日本の大震災に続く福島原発事故のショックで語られませんでしたが今回の竜巻も「地球規模」で気象の異常が起こっている可能性がないわけではありません。
他人事ではなく自分事としてとらえなければならないと思います。

2010年9月3日、祐介先生の番組のエッセーにこんなことを書きました。

「気象庁の発表によると記録が残されているこの113年でこの年が一番暑い夏でした。この暑さを乗り切るためにクーラーや扇風機に頼るのは仕方ありませんが、また電気の消費量が増えてしまいます。そして地球の温暖化にさらに拍車をかけてしまうことになりそうです。暑さを乗り切ればいいというものではありません。そのツケがまた回ってきます。この気温が高くなっている原因について考える必要はないでしょうか。」というものです。

関西では今年の夏の電力不足が予想され大変な思いをしている人が多いと思います。心からお見舞いします。だからといって「原発を動かせばいい」というものではありません。安全性の確保や万が一事故が発生した時に司令塔になる免振棟の整備が第一でしょう。

もしも現在のもので安全だというのなら莫大(ばくだい)な経費をかけて2015年までに新しい免振棟を造る意味が分かりません。さらに大きな問題は現在のところ使用燃料の最終処理が出来ないことです。

ですから今年は大変でしょうが原発に頼らないで何とか乗り切る工夫が必要なのではないでしょうか・・・・。
そしてこの難問にしっかり答えることが先進国に住む私達の使命で世界中の人の幸せにつながります。

企業の生産性を高めるためや日常生活を快適にするために危険を無視して原発を動かしてしまったら数年先にはもっと困る事態になってしまいます。

昨年東京電力管内や東北電力管内では事業者も住民も力を合わせて節電を実行し、停電しないように協力しました。ここは何としても未来の日本のために越えなければならない試練だと思います。

今月の22,23日にハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは総勢30名で福島県の浪江町に行ってきます。この活動をするにあたって地元の“がんばろう!復興ボランティアセンター”の皆さんの協力と当院に通っている皆さんからお米の提供をしてもらっています。

2012年5月11日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

「麦の秋」。
これは5月を指す「季語」の一つで、金色に実る麦の穂があたかも秋の稲穂のように見えることから持ち入られている言葉です。

このように古くから季節の変化によって森羅万象から沢山の言葉を生みだす日本人の知恵と、何年もの時を経て受け継がれる歴史と情緒の深さにただ、感嘆するばかりです。

しかし、「陽春」から「初夏」にかけて桜も散り始め、新緑の季節へと移りゆくこの時期、多くの子供たちが希望と不安を抱え迎えた4月の新学期、新入学からの生活から、授業も始まり、友達もでき、さあ、これから楽しい学校生活が待っていようとしていた矢先、全国で痛ましい交通事故が最近後を絶ちません。

幼い学童の楽しい通学路が一変して悪夢のような惨劇へと変わり、運転手のモラルと不注意が取り返しのつかない大事故へと繋がってしまいました。中には子供たちを見守る母親も犠牲になり、そのお腹にはもうすぐ生まれようとしていた新たな命もありました。さらに事故を起こした人間が無免許で18歳であったことから、「未成年」という法の庇護の下、様々な制約が存在し、被害者御遺族の心中は察するに余りあります。

今回の事故の根本的な問題はもちろん車を運転する人間のモラル、これに尽きます。

しかし私も地元で車を運転する身ですが、時にこのような道路を通学路に使わなくてもと思う場所もいくつかあります。

「いたしかたない」と言えばそれまでなのですが、根底にはこの国の行政の在り方そのものに問題があるように思います。

それは「何を最も優先するのか」ということです。

車社会といわれる現代において、今の日本の道路状況はまさしく強者ありき、車中心の構造です。田舎に行けば行くほど細い路地では通学路でもガードレールなどなく子供たちは端へ端へと追いやられ、通学時、時間制限は設けてはいるものの、抜け道や近道と称し心無い者のルール違反は後を絶ちません。

私はテレビに映る事故の映像を見ながら、ふと、祐介先生と訪れたデンマークを思い出しました。

「ノーマライゼーション」(強者、弱者が共生する社会)の考え方。

初めてデンマークを訪れた時、あまりの静かさに驚きました。
それは町を走る車の騒音やクラクションがほとんどありません。そして歩行者、自転車専用道路がもっとも優先され、また罰則も厳しく、交差点や細い路地でさえとても安全に歩くことができます。
その象徴たるものが「雪の除雪」ではないでしょうか。日本では冬場、道路に積った雪は除雪車が通り、朝になると車が走れるようにしてくれます。しかし、その雪はほとんどが歩道に追いやられてしまい歩行者は歩くことができない場合があります。しかし、デンマークでは歩道の雪をまず除雪します。

「何を最も優先するべきか」ここに、世界最高レベルといわれる福祉国家の原点があるように感じました。
人間のモラルというのは一長一短で構成されるものではありません。
被災地を見捨て消費税と一兵卒といった政治家の献金問題ばかりを騒ぎ立て、国民生活が第一と言っておきながら公約なんて知らん顔をする輩たちが蔓延る政治家たちに、このデンマークの考え方は到底理解はできないでしょう。

今日はゴールデンウイーク中日。
多くの方が家族と共に休暇を楽しむなか、悲しみにふけるご家族の御心と亡くなった方々の安らかな眠りを心よりお祈り申し上げます。

2012年5月4日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

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毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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