ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

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祐介先生こんばんは

先日の福島県でのボランティア活動お疲れ様でした。

今回は福島県浪江町に住んでいらした住民の方々が原発の影響で避難されている、福島市内の仮設住宅へ、私達のボランティア活動「ハローアルソン・フィリピン医療を支える会」が「歯のお助け隊」として1泊2日のボランティアへ行かせていただくことになりました。

あの震災から1年以上が過ぎ、あれほどテレビや新聞を賑わせた被災地の報道も今は見る影もなく「命をかける」と意気込む首相は、もっぱら消費税増税を連呼し、毎日流れるトップニュースは、この夏の電気料金値上げの報道ぐらいでしょう。この国を導く先生方、「命をかける」所が違うでしょう。

私は今回初めて仮設住宅を訪れました。

そこで待っていたのは「これが本当に日本なのか」と思えるほどの行政の不誠実さと、明らかに記憶から忘れ去られた被災地の姿でした。
4畳2間の狭い室内に年寄り達が寄り添うように暮らし、子供たちや若者たちの声が消えたコミュニティーは、未来の方向性が未だ示されぬまま、只、時間だけが流れていました。

自治会長の話では、今まで農家をやっていた年寄り達は体を動かす事も出来ず、毎日毎日、狭い部屋の中で、まるで死ぬのを待っているみたいだと話します。

しかし、道路一本隔てれば、そこは普段の生活となんら変わりのない町並みが見え、そこに住む人間達は何不自由なく生活をしています。同じ国、同じ日本人がまるで違う環境で暮らし、更に風評被害という人間の最も卑しい心の弱さとズルさに苦しめられている。

歯科医療だけに関して言えば、近隣の医院さえも往診には来ず、なんと震災後初めて治療を受けたというのです。足腰も悪く、自由に移動する術の無い高齢者はただ寂しく小雨の降る仮設住宅で私達の来るのを心待ちにして下さっていました。

リスナーの皆さん。日本中の皆さん。「支援」とは何でしょうか。「絆」とはいったい何でしょうか。

戦後この日本の復興を支え、私達が何不自由なく暮らし「豊かな社会」「経済大国」などと呼べるのは、今、あの狭い畳の部屋で俯きながら、政府の、行政の、私達の助けを求めているお年寄り達のお陰ではないでしょうか。

10万人を超すボランティアも今ではめっきりと数が減り、被災地の瓦礫処理では頑なにその支援を拒む。ある方のお話では「福島の嫁はもらえない」と縁談が破談になったとか。また、東京に身を置いた時期、美容室での会話の中で当然東北訛りが出るでしょう。すると、心無い店員が放射能カウンターで切った髪の毛を測ったなど・・

自分の体が安全ならば良いのか。自分の家族が無事ならばそれで良いのか。自分の地域が汚染されてなければ何もしなくてもよいのか。

私は忘れられない。
左手を亡くされ体の不自由な老婆が、この会の会長 林先生の治療を受け、私達の帰るとき土下座までして「ありがとう、ありがとう」と何度も握手を求めた姿を。
私は忘れない。
私達の車を見えなくなるまで手を振って見送ってくれた浪江町の人達の姿を。
私は決して忘れない。
この震災で苦しんでいる人達の痛みを。

そして誓いました。
絶対に風化はさせない。
絶対に被災地の人達の心の支えになり痛みの分母となることを。

これからもハロアルは、様々な形で被災地の方々への支援を続けていきます。。

2012年5月25日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

発信機

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-5-18 22:00

祐介先生今晩は。

浅間の山の雪もほんのわずか筋状(すじじょう)に残るだけで裾野の木々も緑が深まってきました。

今日発売の軽井沢新聞の2面にハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの報告会の模様が大きく掲載されました。

群馬県から参加した高校生の生方(うぶかた)君の「歯科医師になってまた参加したい」というコメントが取り上げられていて、高校生が活動の柱になっていることを実感します。

私は一週間に数回電車で診療所に通っていますがその時目にする学生の姿にいろいろと感じることがあります。それぞれ特徴があってとてもいいと思います。この中から次の参加者が出て大きく成長してくれることを祈っています。

私達は来週の22.23日に福島県福島市にある浪江町から避難された皆さんが住んでいる仮設住宅へボランティアに行ってきます。
この日を選んだのは平日の方がボランティアの数も少なく役に立つだろうと思ったからです。歯科の悩みを持っている皆さんには出来る限りの治療をし、日常生活に悩みがある方にはそれに対応できるように準備を進めています。

この活動をするにあたって地元の“がんばろう!なみえ復興ボランティアセンター”の皆さんにお願いして無理のない計画を立てさせてもらいました。当院に通っている患者さんにはカンパとお米の提供をお願いして準備しています。

ボランティアをやっていて難しいと思うのは「協力者を集うこと」と「その人たちに継続してやってもらうこと」です。ボランティアはどんなことでも自分の出来ることを、出来る時に、出来るだけやることですから、どうしても「このボランティアをやり続けようという」覚悟が湧きづらい側面を持っています。

ですからボランティアを呼び掛ける人は常に活動を周囲に発信し続ける放送局のようにならなければいけないと思います。聞いている人がいようといまいと一日中電波を出し続けることだと思います。

誰がその電波の周波数の受信機を持っているかわかりません。そして持っていても一日中聞いているわけでもありません。その人が聞いてくれるまで電波を流し続けなければなりません。さらに電波を受けてもその時の内容が相手に届かなければすぐに他のチャンネルに切り替えられてしまうかもしれません。その後またチャンネルを合わせてくれるまで電波を流し続けるのです。

こういう発信機の役割をハローアルソン医療ボランティアは持ち続けなければなりません。

そのためには徹し切ることに尽きると思います。

発信機が雑音や不鮮明な声で訴えたところで受信機が鮮明に克明(こくめい)に受信してくれるわけではありません。
会の命運は指揮者に全てかかっているということを改めて感じます。

それでは今夜の歯の一口メモです。

歯の大切なのは「生きていくため」の栄養の取り入れ口だということです。そして死ぬまでその役割は変わりません。
歯を健康にするには「歯」と「歯肉」をしっかり磨く「ハロアルミガキ」が一番です。

2012年5月18日 医学博士・歯科医師 林 春二

レインボータウンFM「今西祐介のハロアル・レディオ」2012年5月18日は、ミュージシャン 一穂さん がゲスト出演しました。

祐介先生こんばんは

「父母の年は知らざるべからず」
これは論語の言葉ですが、「親の長寿を祝うのと、親の老いを気遣う為には、親の年ぐらいは覚えておくべきだ」という意味です。

祐介先生はご両親の年齢を覚えていますか?

今週の日曜日は母の日でしたね。

今、年間を通して最も花とプレゼントの売れ行きが良いのはクリスマスを抜いてこの「母の日」だそうです。

私も近所の花屋さんに花束を注文し、夕方取りに行くと店内は大変な混雑でした。当日は私の自宅に母を招き、家族で食事をしながら母に花束とプレゼントを渡しました。最近、年をとるにつれめっきり涙もろくなったのか、「ありがとう」と何度も言いながら涙ぐむ母を見て、月並みですが健康でいつまでも長生きしてほしいと心から願いました。

また、この「母の日」というのはやはり特別なものらしく、認知症グループホームに勤める私の友人から聞いた話では、一年のうちでこの日が一番家族の面会が多い日でもあるそうです。近所に住んでいながら普段全く顔を見せない家族もこの日だけは来訪すると言っていました。良心の呵責なのか、少し寂しい気持ちにもなりますが、それこそ十月十日(とつきとうか)母と子はお腹の中で一緒に過ごし私達は生まれるわけですから、母親という存在は必然的に特別なものになり父の日とは差が出てしまうのは残念ながら当然の結果でしょうか・・ 

さて、いよいよ来週の22日・23日の二日間「ハロアル福島ボランティア」に出発ですね。

ハロアル会長・林先生の呼びかけで今回は原発の影響により福島市の仮設住宅に避難されている約400名の方々を中心とした歯科治療及び全国から集まった物資の仕分け、配給などのボランティアを行う予定です。

昨年の3月の大震災から一時は10万人を超える多くのボランティアの方々が被災地に足を運びましたが、現在はその数も激減し、約10分の1ほどだそうです。

また、現地の声を聞くと信じがたい事に紙おむつや生理用品などの生活必需品が不足しているとのことです。

震災当時、まずは被災地へ供給しなければならないはずのガソリンに長蛇の列をなし、我矢先とコンビニ、スーパーの食料品を買い求め、一夜を過ごす為に何本もの乾電池を買いあさり、テレビでは全ての局が連日連夜報道した被災地の様子も、今では見る影もなく、まるで何事も無かったかのような日常を送っています。

「絆」という言葉さえも何かのイベントロゴのように虚しく響き、政治を見れば「命をかけて」と軽々しく発言するこの国の先生方の一番の関心事は、説明責任も果たさぬ消費税増税とその裏に見え隠れする自らの立場を守る為の選挙ぐらいなものでしょう。
沖縄本土復帰40周年に当たる節目の時、引退表明したはずの元首相は幻想と現実の区別がつかず未だ夢言葉を無責任にも発する。これが時の与党の外交最高責任者というのだからもう手がつけられません。

来週には数百年ぶりという金環日食があるそうです。
私の地元の小学校は通学時間を1時間遅らせての登校になります。太陽が満ち欠けをし、再び朝日が昇るように、子供たちのためにもなんとかこの国の未来を明るいものにしなければなりませんね。

2012年5月18日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

5月の大型連休も終わり、私の地元 栃木県那須塩原市では登山や観光で賑わっていた町並もがすっかり落ち着きを取り戻し、あちらこちらの田んぼでは、農家の方々が田植えに勤(いそ)しんでいる姿が見られ、小さな緑の苗が5月の風に気持ちよさそうに水面(みなも)に揺られています。

風と言えば、今週、またもや自然の驚異を思い知らされる大変痛ましい災害が起きてしまいました。

竜巻により茨城や栃木では多くの人たちが家屋の倒壊にみまわれ、まだ幼い中学生の尊い命が奪われてしまいました。テレビに映るその映像は本当にここが日本なのかと思わせるような、まるで映画のシーンを見ているかのようでした。竜巻といえばおよそ私達の生活にはあまり馴染みのない災害の一つと言える為、災害への対応など皆無に等しく、被害に遭われた人たちの恐怖は計りしれなかった事でしょう。

先日は落雷や雹、みぞれ等、ここ数日不安定な天気が続き、これも地球温暖化が関係しているという見解らしく、まさに軋み始めた地球の悲鳴が少しずつ私達の生活に届き始めているようです。
竜が舞い上がるかのごとく荒れ狂う風の様(さま)は、まるで神が傲慢な人間社会への怒りの鉄槌を落とした、昨年の大地震でさえも目覚めることが出来ぬ私達への最後の通告の様に感じました。
しかし、運命とは時に非情で、亡くなった若き命に心からご冥福をお祈りいたします。

さて、以前この番組にもお便りを出させていただきましたが、「猫ひろしさんのオリンピック問題」が一応の決着を見せたみたいですね。

先日テレビをつければ何と「レインボータウンFM」での会見でした。

正直、私はこの国籍変更によるオリンピック出場に関しては厳しく反対の意見を持っていましたが、彼本人だけの思惑だけではない事情が見え隠れするなかで、矢面に立ちながらも懸命に走る姿を見ると、少し同情する気持ちも芽生えました。しかし、彼は会見のなかで「4年後のリオデジャネイロをカンボジア代表として狙う」と言っていました。これも賛否があるとは思いますが、私はそれならば「筋」が通っている、是非応援したいと思いました。

確かに「国籍を変える」という行為がどれほど重要な問題かということはありますが、肉体的にも能力的にも4年後と言うのは大変難しいと思われる中で、諦めるのではなく、また、すぐに「日本人」に戻ると言うのではなく、「カンボジア代表として」と言った所に健気で正直な彼の人間性を感じとても共感しました。

恐らく、毎日めまぐるしく変化する芸能界において、この話題が少しずつ小さくなってしまうとは思いますが、是非 祐介先生と同じラジオ局に出演されているのですから、末永く応援したいと思います。

そして、もし現実が厳しく彼が「日本人」として戻って来る日が来たとしても、そのときは「よく頑張ったね」と温かく言える我々「日本人」でいたいと思います。

猫さん! 今は失ったものがあっても未来はまだ失っていません!!

頑張って下さい!! ニャー!!(← 猫さん風に読んでください・笑)

2012年5月11日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生今晩は。

春の遅い信州でも大分緑が多くなりました。家の芝も大分色づいてきましたがまだ枯れた所があちこちにあります。これから日一日、緑の面積が増えていくのが楽しみです。

またまた未曾有(みぞう)と言われる災害が起こりました。
日本では縁がないと思われていた「竜巻(たつまき)」の被害です。あっという間に2000戸が被害を受け、四季の変化が美しく、温暖で、山や水がきれいだと言われていた日本ではないかのような悪夢に見舞われてしまいました。被災された家はこれから梅雨を迎える時に大変だと思います。
早急に国が補償してくれることを願います。「明日は我が身」ということもあります。みんなで応援しましょう。

昨年は日本中が東日本の大震災に続く福島原発事故のショックで語られませんでしたが今回の竜巻も「地球規模」で気象の異常が起こっている可能性がないわけではありません。
他人事ではなく自分事としてとらえなければならないと思います。

2010年9月3日、祐介先生の番組のエッセーにこんなことを書きました。

「気象庁の発表によると記録が残されているこの113年でこの年が一番暑い夏でした。この暑さを乗り切るためにクーラーや扇風機に頼るのは仕方ありませんが、また電気の消費量が増えてしまいます。そして地球の温暖化にさらに拍車をかけてしまうことになりそうです。暑さを乗り切ればいいというものではありません。そのツケがまた回ってきます。この気温が高くなっている原因について考える必要はないでしょうか。」というものです。

関西では今年の夏の電力不足が予想され大変な思いをしている人が多いと思います。心からお見舞いします。だからといって「原発を動かせばいい」というものではありません。安全性の確保や万が一事故が発生した時に司令塔になる免振棟の整備が第一でしょう。

もしも現在のもので安全だというのなら莫大(ばくだい)な経費をかけて2015年までに新しい免振棟を造る意味が分かりません。さらに大きな問題は現在のところ使用燃料の最終処理が出来ないことです。

ですから今年は大変でしょうが原発に頼らないで何とか乗り切る工夫が必要なのではないでしょうか・・・・。
そしてこの難問にしっかり答えることが先進国に住む私達の使命で世界中の人の幸せにつながります。

企業の生産性を高めるためや日常生活を快適にするために危険を無視して原発を動かしてしまったら数年先にはもっと困る事態になってしまいます。

昨年東京電力管内や東北電力管内では事業者も住民も力を合わせて節電を実行し、停電しないように協力しました。ここは何としても未来の日本のために越えなければならない試練だと思います。

今月の22,23日にハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは総勢30名で福島県の浪江町に行ってきます。この活動をするにあたって地元の“がんばろう!復興ボランティアセンター”の皆さんの協力と当院に通っている皆さんからお米の提供をしてもらっています。

2012年5月11日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

「麦の秋」。
これは5月を指す「季語」の一つで、金色に実る麦の穂があたかも秋の稲穂のように見えることから持ち入られている言葉です。

このように古くから季節の変化によって森羅万象から沢山の言葉を生みだす日本人の知恵と、何年もの時を経て受け継がれる歴史と情緒の深さにただ、感嘆するばかりです。

しかし、「陽春」から「初夏」にかけて桜も散り始め、新緑の季節へと移りゆくこの時期、多くの子供たちが希望と不安を抱え迎えた4月の新学期、新入学からの生活から、授業も始まり、友達もでき、さあ、これから楽しい学校生活が待っていようとしていた矢先、全国で痛ましい交通事故が最近後を絶ちません。

幼い学童の楽しい通学路が一変して悪夢のような惨劇へと変わり、運転手のモラルと不注意が取り返しのつかない大事故へと繋がってしまいました。中には子供たちを見守る母親も犠牲になり、そのお腹にはもうすぐ生まれようとしていた新たな命もありました。さらに事故を起こした人間が無免許で18歳であったことから、「未成年」という法の庇護の下、様々な制約が存在し、被害者御遺族の心中は察するに余りあります。

今回の事故の根本的な問題はもちろん車を運転する人間のモラル、これに尽きます。

しかし私も地元で車を運転する身ですが、時にこのような道路を通学路に使わなくてもと思う場所もいくつかあります。

「いたしかたない」と言えばそれまでなのですが、根底にはこの国の行政の在り方そのものに問題があるように思います。

それは「何を最も優先するのか」ということです。

車社会といわれる現代において、今の日本の道路状況はまさしく強者ありき、車中心の構造です。田舎に行けば行くほど細い路地では通学路でもガードレールなどなく子供たちは端へ端へと追いやられ、通学時、時間制限は設けてはいるものの、抜け道や近道と称し心無い者のルール違反は後を絶ちません。

私はテレビに映る事故の映像を見ながら、ふと、祐介先生と訪れたデンマークを思い出しました。

「ノーマライゼーション」(強者、弱者が共生する社会)の考え方。

初めてデンマークを訪れた時、あまりの静かさに驚きました。
それは町を走る車の騒音やクラクションがほとんどありません。そして歩行者、自転車専用道路がもっとも優先され、また罰則も厳しく、交差点や細い路地でさえとても安全に歩くことができます。
その象徴たるものが「雪の除雪」ではないでしょうか。日本では冬場、道路に積った雪は除雪車が通り、朝になると車が走れるようにしてくれます。しかし、その雪はほとんどが歩道に追いやられてしまい歩行者は歩くことができない場合があります。しかし、デンマークでは歩道の雪をまず除雪します。

「何を最も優先するべきか」ここに、世界最高レベルといわれる福祉国家の原点があるように感じました。
人間のモラルというのは一長一短で構成されるものではありません。
被災地を見捨て消費税と一兵卒といった政治家の献金問題ばかりを騒ぎ立て、国民生活が第一と言っておきながら公約なんて知らん顔をする輩たちが蔓延る政治家たちに、このデンマークの考え方は到底理解はできないでしょう。

今日はゴールデンウイーク中日。
多くの方が家族と共に休暇を楽しむなか、悲しみにふけるご家族の御心と亡くなった方々の安らかな眠りを心よりお祈り申し上げます。

2012年5月4日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

守ること

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-5-4 22:00

祐介先生今晩は。

ゴールデンウイークに入り観光地は沢山の人が出ているようでよかったです。しかしこんな時に大きな事故に見舞われ大変な思いをされた方もいます。お悔(く)やみとお見舞いを申し上げます。同時に皆さんも事故にはくれぐれも気を付けましょう。

当たり前のことですが交通法規は「何のため」にあるかということです。
運転手をいじめる為ではありません。「制限速度」を守ることで他人に対しても、自分も安全な運転が出来るからです。皆さんも家を出る時から帰宅するまで「制限速度」を守ってください。もしも完全に出来た人がいれば凄(すご)いと思います。今の車はすぐに「制限速度」をオーバーしてしまい、スピードをコントロールすることの方が大変なのです。そして最近起こっている事故は全て「速度」が絡(から)んでいる「人為的(じんいてき)な事故である」ことに注意することが必要なのではないでしょうか・・・・。

思い出してみれば、昨年の今頃は3.11大震災というとてつもない「自然界の力」によって、東日本の被災地はもちろん日本中が悲しみに襲(おそ)われ花見や宴会を自粛(じしゅく)する人が続出しました。
日本中が打ちのめされていた中でも東北からは「復興につなげるように花見や宴会をやって東北の酒を使って欲しい」という声さえ上がったほどでした。悲しくてもこういう声を大切にしなければならないと思った人も多かったと思います。

ところが1年経った今年は「東北地方の酒」の消費にどれだけ協力できたかどうか分かりませんが、花見酒で急性アルコール中毒になり病院に運ばれる人が例年の倍以上出たそうです。
どんな思いにしても病気になるほど飲むのはどうなのでしょうか・・・・。
東北の皆さんだって喜ぶよりむしろ悲しんだ人の方が多かったのではないかと心配しています。

ハローアルソンフィリピン医療ボランティアは震災直後には義援金、ハブラシ、マスクなどの支援をさせてもらいました。そして関口先生、祐介先生、加藤先生がいち早く宮城県の大槌町に歯科の支援に行きました。

第2弾として今月の22,23日の二日間、福島県の浪江町の仮設住宅に住んでいる高齢者を対象に歯科の訪問診療に行くことが決まりました。もちろん出来ることはどんなことでもする予定です。

この活動をするにあたって“がんばろう!なみえ復興ボランティアセンター”浪江町社会福祉協議会の皆さんに協力してもらっています。

それでは今夜の歯の一口メモです。

最近入院患者さんの口腔ケアをしっかりやろうという機運が高まってきました。
特に手術を必要とする患者さんの予後に大きな効果を出すことが様々な調査で分かってきたからです。歯磨きは歯だけでなく歯肉のマッサージも大切です。それが自己免疫力を高める「ハロアルみがき」です。

2012年5月4日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは

先週からようやく私の地元 栃木県那須塩原市も桜が満開となり、日頃見なれた街並みも淡いピンク色の花びらで一杯です。

診療室の窓からは田植えに備え農家の方々が、冬場静かに眠っていた田圃に水を張り、土を耕している様子が見られるようになり、相変わらずの長閑な田舎町の風景に心が和みます。
しかし、皆さんが口々におっしゃるのはやはり原発、放射能の影響と、今も続く風評被害への懸念です。震災から1年が経ち、今なお残る大きな傷跡を改めて感じずにはいられません。

さて先週、私の家に、ちょっとした出来事がありました。

私の家には3年ほど前から「ツバメ」が巣を作るようになりました。
毎年春になると親鳥たちが一生懸命、草や泥を集め、巣を作り、卵を産み、子育てをします。そして4~5羽の雛鳥が孵化し、巣立って行きます。ツバメは生まれた所に帰ってくると言われ、その家に幸運をもたらすとも言います。

ある年は作った巣が小さく、生命力と競争力が弱い雛は毎回親鳥が運ぶ餌を食べることができず、周りが大きく成長するにつれ、いつしか巣の端に追いやられ、最後は地面に落とされてしまいました。親鳥たちもその現状をどうすることもできず、いつになく「チー、チー」と鳴きながら、残りの雛に餌を与えています。
私は7歳と4歳になる我が子に、我が家の居候ツバメの様子から、命の尊さ、親が子を思う気持ち、そして自然の厳しさ、摂理を教えてきました。

しかし、先日早朝、7歳の息子があろうことか、庭に水を撒くホースでふざけて、ツバメの巣に水を掛け壊してしまいました。
「しまった」という顔の息子に私は有無を言わさずキツイげんこつをし、彼に話をしました。私は常に息子に「己の欲せざる所、人施すことなかれ」(自分が嫌と思う事を人にしてはいけない)と教えています。では、ツバメなら良いのか。虫一匹、草花一輪なら良いのか。人間がこの地球上で共に生き、生かされている同じ「命」に差はないこと、強いものが弱い者を助け、共生することの尊さを教えています。しかし子供は時に残酷です。自分も幼少のころ同じように父に怒られた記憶が蘇ります。
怒られて涙を流す息子に「どうして駄目なの」という疑問と答えを話す前に、「駄目なものは絶対に駄目」という人間としての絶対的ルールを体と言葉で教える必要があると思いました。
それは「人を殺して何故いけないのか」ということと同じです。
その疑問、答えの前に「絶対にダメ」というものが前提にならなければなりません。

その後、息子が巣の残骸を片付けていると2羽のツバメが大きな声で鳴きながら飛びまわっています。俯きながら学校に向かう息子の後ろ姿を見て、正直こちらも胸が痛くなりますが、「しつけ」とはこう言うことなのかと実感しながら私も親として学びました。
それ以来玄関先がとても静かになってしまい、言葉には出さずとも時折巣があった場所をじっと見つめる息子の目が何とも言えません。

「もう一度作り直してくれないか・・」
するとたった今この原稿を書いていると隣の携帯に家内からメールが入りました。
「ツバメが巣を作り始めたよ・・」
なんともう一度我が家に居候が戻ってきてくれました。
今度は家族の一員としてみんなで迎えてあげようと思います・・・

2012年4月27日 ハローアルソン!ハロアル・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

花の競演

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2012-4-27 22:00

祐介先生今晩は。

ここ二、三日暖かい日が続いて庭の梅がようやく咲き始め、黄色い水仙、紫つつじ、ムスカリがかわいらしい花を開き美しい花の競演(きょうえん)を始めました。花の便りの遅い信州もこれからまっしぐらに春へ突入です。

昨日は朝5時に起きて軽井沢発6時33分発の新幹線で東京の太陽歯科衛生士専門学校に講義に行ってきました。新入生対象でしたからどんな学生かとても興味がありましたが、とても静かな学生たちばかりでびっくりしました。
本当のところ、これでやっていけるのか不安がよぎったほどでした。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアには高校生が参加していますのでこの学生たちと比べると大きな違いがあるように感じられました。
海外ボランティアに参加しようとする意欲があるからなのでしょうか私と初対面の面接の時でも、もっと「ハキハキ」していたように思います。
私の高校生の時と比べても雲泥(うんでい)の差です。

高校生はその面接試験を通り、初めて事前研修に入ります。
事前研修に入ると声の出し方や挨拶の仕方など個人個人に任せるのではなく、大きな声やハッキリした発音が出せるように練習します。この段階では高校生の特徴がよく出ます。
素直に反応できる子はいいのですが、何度も繰り返しダメ出しを受けて泣き出す子、ふてくされる子など様々です。

大きな声を出すことは日本と違う環境であっても身の安全を図るために絶対に必要なものですから一切妥協は許されません。厳しいトレーニングですがこの間も事前研修に来た日は必ずレポートを提出してもらいます。
そして次の課題を出していきます。こういうトレーニングを乗り越えて現地でのボランティアに行けるのです。

そして言葉や習慣の違う外国の現場で感じた経験をマニラのホテルで話し合う「高校生ミーティング」があります。これが最も大きな特徴になっています。
普段と全く違う環境の中で、普段体験することがないボランティアをした後ですから、いやがおうにも感性が研ぎ澄まされていきます。

そして帰国してからそれらの全てをレポートし、自分の活動の評価をするのです。短い期間であっても大きな変化につながります。この間の高校生の成長は誰の目にも明らかになります。

それに引き換えこの日の学生たちはようやく入学試験の難関を突破し、ホッとしているのが実によく感じられるのです。本当は一番輝いていてもおかしくないのに、どことなく目標を見失っているように感じられました。

しかしこれからいろいろな経験を通してだんだん成長していくでしょう。この日感じた「頼りなさ」は若芽のような初々しさとも思えます。
一日も早く安心感のある大木(たいぼく)に育ってほしいと思いました。

さて今夜の歯の一口メモです。

インプラント治療の相談コーナーが出来るようです。
自分の歯のなくなった所に金属の柱を立てるのですから問題を生じるケースも少なくないはずです。予防法としては間違っても自分の歯を抜いてまでしないで下さい。そして咬み応えのあるものをしっかり噛む習慣をつけてください。それが健康だけでなく、長生きの秘訣につながります。

歯磨きは「白い歯」だけでなく、「ピンクの歯肉」もしっかり磨きましょう。それがハロアルみがきです。

2012年4月27日 医学博士・歯科医師 林 春二

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  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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