ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - sekiguchiさんのエントリ

祐介先生こんばんは

11月最後のハロアルレディオですね。

今年も残すところ後1か月となりました。

日に日に寒さが増す中で、私は不覚にも体調を崩してしまいましたが、祐介先生は大丈夫ですか。

さて、先週私は地元の小学校「那須高原小学校」に6年生を対象としたボランティア講演に行ってまいりました。

きっかけとなったのはこの学校に赴任された先生が私の古くからの患者さんで、学校が変わるたびに私に講演を依頼してくださり、ボランティアを通じて子供たちに本当の豊かさや世界の貧困の現実を伝え、これから中学、高校と進学するにあたり、心豊かな大人へと成長を願う素晴らしい先生からの依頼でした。

そんな中、懐かしい先生との談笑を済ませ、いざ教室に入るとそこには7人の子供たちが座っていました。

そう、この学校は私の町でも少し山あいにあり、一昨年、少子化の影響で近隣の小学校2校が統合され、来年にはさらにもう1校統合されるそうです。

私はこれだけの少人数は正直初めてでしたが、何故か無性にこの子供たちとの出会いがとても嬉しく感じ、スライドを通じて、フィリピンのスラムの様子や歯の大切さ、治したくても治せない現状と、いかに私たちが恵まれた生活を送っているかを話しました。

偶然にもこの日本という国に生まれ、食べることも勉強することも何の心配もなく毎日を過ごすことがいかに幸せなことか。

当たり前のように生きられる事がどれほど尊い事か。

そして「命」はまさに奇跡ともいうべき最も大切なものだという事を伝えました。

講演の最後に質問を受けました。

ある生徒が「先生はフィリピンのボランティアで一番嬉しかったことと一番大変だったことは何ですか。」と尋ねました。

私は言いました。

「一番大変、というよりもいつも悩むことがあります。

それは、私たちの治療が本当にスラムの人たちにとって良かったかどうか。

もちろん現地では、私たちのできる事全てを尽くしているつもりです。

しかしもっと私たちに知恵があったら、大切な歯を失わずに済む人もいるかもしれない。

それは15年間やってきてずっと思っていることです。

そして一番嬉しかったことは、今日のようにこれからの未来を担う君たちと出会い、私たちの活動をお話しできることです。」

「もちろん、私たちの治療によってスラムの人たちが喜んでくれることが一番ですが、小さな雫のような私たちの活動がいつか大きな川になってに流れて行き、いつか君たちのような子供たちが次のバトンをんでくれることを夢みています。」

ボランティアは沢山のことを教えてくれます。

そして沢山の出会いを与えてくれます。

今年は139名の出会いと共に来年2月、現地に出発します。

そしてリスナーの皆さんをはじめ沢山の優しさをスラムの子供たちに届けます。

来月9日には現地参加者の為の東京会議が開催されます。

私もしっかりと準備をして、頑張っていこうと思います。

2018年11月30日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口 敬人

祐介先生こんばんは

先週のハロアルレディオお世話になりました。

ハロアル会長 林先生と初めてご一緒にさせていただきました。

15年前、このハローアルソンを創設してからずっとブレずに、「フィリピンの恵まれない子供たちの為」そして「このボランティアのバトンを日本の若者たちに繋いでいく為」にすべてを尽くしてきた先生の言葉を聞いていると、私たちももっと実直に、素直に頑張らないといけませんね。

さて、祐介先生、昨日11月15日は何の日かご存知ですか。

41年前の11月15日、この日にわずか13歳の横田めぐみさんが北朝鮮により拉致をされました。

あれから41年が経ったのです。

昨日某新聞には横田めぐみさんのお母様の手記「めぐみへの手紙」が寄せられ、41年もの間我が子を拉致という国家犯罪によって奪われたご両親の悲痛な叫びがってありました。

そこには41年前、11月15日の拉致当日はお父様の誕生日の翌日だったようで、そのお父様も今年86歳とご高齢になり、一時期は体調不良がかれましたが、必死のリハビリの末、今では元気になり、つい先日も「拉致はどうなったか。

」とお母様にお尋ねになられたそうです。

この手記は不定期に掲載されていますが、毎回本当に涙なくしては読むことができません。

お母様は拉致問題のあまりの進展の無さに、いっそ新潟の海に身を投げたしたいとお思いになられたそうです。

そして手記にはこう綴られていました。

「政治家の方々はどうか、私たち家族に残された時間が長くないという現実をまっすぐ見据えてください。

国会をはじめ政治の場で本当に日本国にとって大事なことを話し合い、進めてください。」

今国会で進められている衆・参院予算委員会のあのざまは一体何ごとか。

小学生の学級委員会よりも程度の低い質問と「オリンピックのビジョン」などまるでクイズのような質問に不正解すれば、鬼の首をとったかの野次り倒す野党と、まったくもって お粗末な答弁で言葉もでない与党。

今回の第一次補正予算案の77%は災害復旧・復興対策費なのにそれに関連する野党の質問時間はたったの10分程度。

私はマスコミにも大罪があると思います。

確かに担当大臣ならば知っていて当たり前でしょうが、それを面白おかしく何度も取り上げるならば、なぜ41年間11月15日という日にもっと国民のため、拉致被害者家族のため、そして横田めぐみさんだけではなく、未だ祖国の地を踏めず、帰ることができない人々のために声を上げることをしないのでしょうか。

手記にはこうありました。

「国民の皆様も政治が真剣に行われているか、厳しいまなざしを向け改めて声をあげていただきたい。」

想像を絶する悲しみと絶望にそれでも希望を持ち、今なお耐える被害者の皆さんに対し政治家として少しでもその役割を果たそうとする気概があれば、あのような国会質問と答弁を本当にできるものなのでしょうか。

一体この国はどうなってしまうのでしょう。

本当に可哀そう過ぎます。

2018年11月16日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

11月最初のハロアルレディオ。

今年もあと残すところ2か月となってしまいましたね。

季節はすっかり秋となりこの週末私の地元栃木県那須では紅葉シーズン真っ盛り!

那須には湯本温泉郷と呼ばれる硫黄臭たっぷりの温泉街をはじめ、実は沢山の「滝」があります。

山道のハイキングも良し、那須連山茶臼岳の登山、ロープウェイも良し、長閑な牧場や遊園地もあり、老若男女問わずどなたでも楽しめます。

週末は都会の喧騒を忘れ真っ赤に染まった紅葉を見ながら搾りたての牛乳など飲んでみてはどうでしょうか。

是非、皆さんのお越しをお待ちしております。

しかし、こんな田舎に住んでいますと、毎年この時期テレビで騒がれている渋谷の「ハロウィン」の様子などまるで別世界のような気がします。

正直私個人的には全く興味もなく、あのバカ騒ぎと仮装行列がどこにハロウィンと関係があるのか理解できませんが非日常的な空間であのようにエネルギーを発散することは言わば「祭りごと」の醍醐味ですのでそのへんは多少なりとは理解できます。

しかし、どんな場所でもどんなお祭りでも一定の「ルール」があるわけですから、やはり暴徒化した行為は許されるものではありませんね。

ちょっとお聞きしますが、あのような騒ぎは渋谷だけなのですか?新宿でもそれこそ世田谷やそちらの木場でも、はたまた東京では至る所であんなことやっているのですか?私の町で街中をあの姿で歩いていたら「あんちゃん、大丈夫か?」と近所の方々に言われてしまいそうです。

まあ、テレビでは色々な意見があるようですが、警察という国家権力に見守られながら騒ぎ立てるかっこ悪さに気づかないとは・・・。

仮装していたらばある程度許される風潮ですが、外国なら放水車や強制的に鎮圧されてもおかしくはないレベルのような気がするのですが、祐介先生はどう思いますか。

さて、こちらの若者たちは別の方法でエネルギーを爆発してくれることでしょう。

いよいよ10月31日をもちまして来年度2019年2月7日から開催されるハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの現地参加者、高校生、一般共に締め切りが終了いたしました。

現在事務局ですべての参加者の資料をチェックしておりますが、今年は過去最多となる72名の高校生が参加を希望してくれます。

全国の支部でも高校生事前研修が始まり栃木支部では今日の夕方も高校生がやってきます。

誰かのために尽くす幸せ。

人間は求めればきりがなく、奪い合えばいつか失うことを知っていながらなかなか行動に移せません。

そんな殺伐とした社会にボランティアは「受ける喜び」よりも「与える幸せ」に気づかせてくれます。

そういえばハロウィンの翌朝、渋谷で仮装した若者たちがゴミを拾っている光景が報道されていました。

まさしく彼らの行動こそが本当の祭りごとの楽しみ方であり人間の正しい在り方のように思います。

私たちハロアルも彼らに負けないくらいしっかりと頑張っていきましょう。

2018年11月2日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

異国の地で監禁され、今日生き延びられるか、明日生きていられるかわからない状況で3年以上もの間毎日を過ごすというのはいったいどれほどの苦しみだったことでしょう。

シリアで拘束されていたジャーナリストの安田さんが3年4か月ぶりに日本に無事帰国することができました。

ご本人はさることながらご家族、ご両親は本当に嬉しかったことでしょうね。

この問題は様々な物議を起こしています。

特に紛争地域に自らの意思で行くのだからという「自己責任論」は賛否が別れます。

中には「彼を英雄として迎えろ」というコメンテーターまでいます。

人それぞれ価値観は違いますのでそれを否定することはしませんが、私はあのような地域に行けばこのような事態になることも想定できるという意味では自己責任は当然あると思いますが、それよりも純粋に一人の人間の命が助かり、それを取り巻く多くの人たちが安堵し喜んでいることに大きな意味があるのではないでしょうか。

そして、おそらく公にはできない、日本国としてのあらゆる部署での対応があったことでしょう。

ネットでは様々な憶測で個人や家族を誹謗中傷する書き込みもあるようですが祐介先生はどう思いますか。

それにしても、色々な政治的思惑があるにせよそれならば何故横田めぐみさんをはじめ北朝鮮による拉致被害者の方々は未だに救い出すことができないのでしょうか。

テロに屈しないといいながら40年以上も日本に帰ることができない彼らのことを考えると本当に心が痛みます。

マスコミも国民もそして政治家ももっと声を上げるべきだと思うのですが、どうでしょうか。

さて、私たちハローアルソンからお知らせです。

10月24日水曜日に無事フィリピン領事館にて来年度現地活動に参加をいただく医師、歯科医師のドクター登録が完了しました。

今年は昨年の20人を上回る25名の先生方が参加をしてくださいます。

そして、先日福岡県から九州歯科大学歯学部の1年生から一般参加の申し込みがありました。

私が参加の経緯を訪ねるとなんとその生徒は群馬県の新島学園中等部の出身で、中学生の時にハロアルに参加をした高校生の校内発表を聞いていつか参加をしたいと思い、晴れて歯学生となって参加を決意したそうです。

また、兵庫県からは以前参加をしてくださった歯科衛生士の松本さんも名乗りを上げてくれました。

彼女は娘二人も高校生の時に現地活動に参加をしてくれ、今では二人ともお母さんの後を追うように歯科衛生士の学校に通っています。

宮城県の三浦先生の所からもお二人一般として参加をしてくれます。

15年間という年月のなかで誰かがどこかで少しずつ種まきをしてくれたおかげで今年も沢山の出会いに巡り合えそうです。

栃木支部ではいよいよ高校生の研修が始まりました。

高校生の大きな挨拶がせきぐち歯科の秋の風物詩のように患者さんも笑顔で迎え入れてくれます。

私たちもしっかりと 準備していきましょう。

2018年10月26日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

 最近ハロアルレディオでは祐介先生の体調悪いトークからのスタートが多いようですが、私もここ数日の気温の変化でいささか喉が痛く、風邪気味となってしまいました。

祐介先生は体調どうですか?

 さて、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアもいよいよ来年度の現地活動に向けて準備も始まって参りました。

 来週水曜日には現地で医療行為を行う25名の医師・歯科医師の方々の申請登録をフィリピン領事館でおこないます。

私たちの活動は全て現地政府の認可を取り、活動場所や内容、参加人数まで申請します。

そのため治療許可のない先生に関しましては残念ながら現地での医療行為はできません。

日本では治療できる歯もフィリピンのスラムでは様々な理由から抜かなければならないのですから、治療を行う私たちの心もさることながら、このようなきちんとした手続きもとても大切になります。

しっかりと準備して申請したいと思います。

 そんな中、私は昨日地元の小学校にハロアルの講演にいってまいりました。

 この学校では数年前から毎年地元で開催されるお祭りに6年生が全員参加し、ハロアルの歯ブラシやタオル、固形石鹸を集めるブースを作り物資を集めてくれています。

 その生徒さんたちに集めてくれる物資が、どんな場所で、どのような人たちに手渡されるかを一年に1度学校でお話をします。

今年は物資のほかに12,525円の募金も集めてくれました。

本当にありがたい限りです。

 私は講演の中で必ず子供たちに将来の夢を尋ねるのですが、時代なのでしょうかね。



元気よく手を挙げてくれた男の子が「ユーチューバーになりたい」と答えてくれました。

私は一瞬なんと言って良いかわかりませんでしたが、「そうか、頑張ってな」と応援したのち、日本の小学生たちが沢山夢をみる一方で、私たちが支援しているフィリピンのスラムでは貧困のため15歳まで生きることが夢と語る子供たちがいることを話しました。

同じ人間に生まれ、同じ地球に住み、同じように幸せに豊かに暮らしたいと願いながら、現実はいまだ多くの人たちが飢餓や貧困で苦しみ、戦争や紛争で尊い命を失っています。

だからこそ私たちは自分らの利益や豊かさだけを求めるのではなく、誰かの幸せを祈り、誰かの笑顔を自分の幸せと感じる社会を作らなければなりません。

講演の最後にこんな質問をもらいました。

「先生はずっとボランティアをやっていて一番うれしかったことは何ですか。」

私は答えました。

「それは仲間が増えることです。

もちろん、現地で沢山の人たちに感謝されることは嬉しいが、今日のように少しずつでもハロアルの輪が広がり仲間が増えることがうれしいです。」

「そしていつか君たちが高校生になってこの活動に参加してもらえたらもっと嬉しいでしょう。」

私たちの小さな活動がいつしか大海になることを心から夢見ています。

2018年10月19日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人19

祐介先生こんばんは 夏の残暑ももう落ち着き、私の地元栃木県那須では朝夕がとても涼しくなりました。

今年はあれほどの暑さにも関わらず雨の量も多かったせいか、お米の味が大変良いそうで、私も毎年新米をいただく方から、

「先生、今年はおかずもいらないくらい美味しいよ。」

と沢山お米をいただきました。

町はすっかり秋の景色に代わり、そろそろ紅葉も始まりそうです。

しかし、この季節の変わり目は特に体調を崩しやすいので、どうか皆さんお体には十分お気をつけください。

さて、私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアも高校生参加、医師・歯科医師参加の募集期日が終了し、今月末には一般参加の方々の募集も終了となります。

2019年度の活動には最終的に高校生68名が参加をすることになりました。

募集時より数人が辞退されましたが、過去最多の高校生が来年一緒に活動をしてくれます。

また、嬉しいことに、今回数名のハロアルOGが専門学校生や大学生となって再び参加を希望してくれました。

高校生の時に感じたあの感動と衝撃が彼女たちの「何か」を変えたのでしょうか。

彼女らが高校生の時、毎回現地のホテルで行われる「高校生マニラミーティング」で

「私は必ずもう一度この活動に参加をします。」

と力強く言ってくれたことを思い出します。

その彼女たちが参加をしてくれるのも、やはり事務局をはじめ、高校生担当の大関さんらが卒業してからも何らかの関わり合いを持ち、ハロアルボランティアとの繋がりをしっかりとフォローしてくれたおかげです。

ハロアルの活動は一日たった100円で暮らさなければならない極貧層の人たちに無償の歯科治療と、歯ブラシやタオルなどの生活物資の支援を主に行っています。

しかし、貧困を通じ、世界の現実を目の当たりにすることによって、自分自身の生活や考え方を改め、人間の本当の豊かさを学ぶことを意義としています。

そして、その思いを次世代に繋げるために、高校生たちが参加をし、皆が幸せに生きるための「共生社会」の実現を託すのです。

武器もなく戦争もなく、貧困も差別もない、みんなが幸せになる・・・

大人たちはそんなことは夢物語だと言います。

しかし、フィリピンのスラムで灼熱の太陽の中、汗びっしょりになりながら一生懸命活動をする高校生たちを見ていると、それは決して夢ではないように思えてくるからとても不思議です。

ハロアルは一見、医療と物資のボランティアと捉えがちですが、一生懸命やればやるほど、実は豊かと言われる私たち自身が様々な支えによって生かされていることを知ります。

そしてやり続ければやり続けるほど、やはり人間は一人では生きていくことはできず、様々なものに感謝をする心が芽生えます。

今年も沢山の高校生が皆さんのおかげで現地に行くことができます。

是非、これからもご協力のほどよろしくお願いします。

2018年10月12日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

先月、台風24号が猛威を振るったかと思えば、今週末の三連休は台風25号が再び日本列島を縦断するそうです。

すでに沖縄地方は暴風域に入りそうで厳重な警戒が必要となってきます。

今年はなんと30号まで発生するかもしれないと予想する方もいるらしく、本当に大変な年となっていますね。

さて、私たちハローアルソンでは、先月末に行われた来年度現地活動のための事前調査の結果から、いよいよ2つのエリアが会長林先生承認のもと決定いたしました!  今回のエリアは二つともマニラ湾沿いに広がる貧困地区で、スラムに打ち寄せるゴミやヘドロが強烈な異臭を放つエリアです。

その汚れた海辺の先にはまるで蜃気楼のようにゆらゆらと首都マニラの高層ビルが見えます。

この海の先には富裕層が連なる高級住宅街があり、その入り口には不審者が入り込めぬよう警備員のいるゲートがあちらこちらに見えます。

来年度、私たちが向かうエリアはそんな貧富の差を歴然と感じる、いわばフィリピンの経済成長の陰に埋もれているとても恵まれない地域です。

あるスラムのエリアを訪れた時、3歳、4歳くらいの小さな子供がお母さんから食事を食べさせてもらっていました。

見ると小さな皿にお米と何やらフライのようなもの、そしてスープをスプーンで飲まされています。

一見どこにでもある風景のように思いますが、よく見るとそれは“おかず”やスープではありませんでした。

フライのように見えたのスナック菓子、スープに見えたのはなんとコーヒー牛乳なのです。

貧困のため、そして教育を受けることができないため、最低限のお米とあとは安価なスナック菓子しか子供に与えることができないのです。

そしてそれを美味しそうに頬張る子供の姿は本当に心が痛みます。

フィリピンのスラムでは「サリサリストア」といってこのような安いお菓子や食べ物を売る小さな雑貨店が沢山存在します。

私たちの活動は全てを変えることはできません。

しかし、来年参加をしていただく皆さんに、飛行機でわずか4時間の場所にこのような貧困の現実があることを知っていただき、何か一つでも変わるきっかけになればと思っています。

どうか皆さんご協力お願いいたします。

最後に。

祐介先生、どうしても今日このラジオで伝えたいことをお話しさせていただきます。

10月5日の今日は北朝鮮による拉致被害者の一人、横田めぐみさんの54歳の誕生日です。

今日付けの新聞にお母さまの手記「めぐみへの手紙」にはご両親の悲痛な叫びと 41年間も助けてあげることができない無念さ、そして決して諦めない覚悟と愛が痛いほど伝わる手記が掲載されていました。

言いたいことは山ほどありますが、彼女を救えるのは国会議員の大先生たちだけなのですから、どうか、どうか、本気になって取り組んでほしいと願います。

そして私たちも祈りましょう。

必ずいつの日かご両親と会えることを・・・。

2018年10月5日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

夏の猛暑から少しずつ秋の気配を感じられるようになりましたね。

私の地元栃木県那須でも朝夕は肌寒くなり始めましたが、ここ数日の季節の変わり目でお体の調子を悪くされる方が多いようです。

インフルエンザも出始め、今年は風疹も多いようで、リスナーの皆さんも十分にお気をつけください。

さて、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアではいよいよ来年度の医師・歯科医師現地参加募集が9月30日をもって締め切られます。

一般参加者の方々は10月末までですが、現地で医療行為を行うための許可書を申請する都合上、医師・歯科医師の先生方は、早めの募集締め切りとなります。

提出書類がまだの方は恐れ入りますが、今月末までにハローアルソン・フィリピン医療を支える会栃木支部まで郵送して下さい。

そして、私たちも来週から来年の活動エリアの事前調査に出発します。

今年は高校生の参加が70名を超え、おそらく過去最多の参加人数になることから、今まで以上に念密な打ち合わせが必要になります。

参加人数もさることながら、器材や物資を日本から沢山運びますので、入国審査の特別処遇を申請したり、移動の際の警察車両の先導の依頼、ホテル内の状況や参加者の皆さんの食事やトイレまでチェックします。

特に私たちが最も注意を払うのが医療活動の会場や周辺の治安、警備の問題ですね。

日本人では到底入ることができないスラムのエリアです。

貧困という現実はいつ、どんな時に何があってもおかしくはありません。

もちろん、スラムの人たちも私たちが医療や物資支援に来ていることは知っていますのでとても何処に行っても歓迎されます。

しかし、私は以前、スラムを見学しているとき、はじめて触れ合うフィリピン人と日本人のとても親密的な空気の中、薄暗いスラムの住居の中から、静かにじっとこちらを見ている住民たちの目が今でも忘れられません。

また、広大なエリアから沢山の住民がやってきますので、やはり慎重に慎重を重ねなければなりませんね。

今、15年間というハロアルの活動によって、ここ数年フィリピン国内でも私たちの活動が大きく取り上げられるようになり、ロータリークラブを中心に現地リーダーたちは様々なエリアから活動依頼を受けるそうです。

それはとても嬉しく名誉なことですが、会長の林先生がいつも言われていますが、「無理をせず身の丈にあった活動」、これが一番の安全への近道だということを忘れずに現地調査に行きたいと思います。

2018年9月21日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人          

祐介先生こんばんは

現在、フィリピン沖に発生している台風22号はタイ語でマンクット、これは果実の女王マンゴスチンのことで、まさに台風の女王の異名のような大型の台風となりました。

今朝、フィリピンの友人たちに連絡を取った際にも、これから明日にかけて大規模な範囲で避難警報が出され、特に河川や海沿いのスラムの人たちは本当に危険な状況にいるそうです。

私には祈ることしかできませんが、どうか無事でいて欲しいと願うばかりです。

さて、祐介先生。

今朝はとてもうれしいことがありました。

今年からハロアルの会の副団長を務めてくださっている宮城県 三浦先生からの連絡です。

彼がこの活動に初めて参加をしたのが2011年でした。

その後東日本大震災が発生し、私や祐介先生らは物資を届けに南三陸町を訪れましたね。

その時、彼は地元である宮城県のために自分も何かできないかと訪れた南三陸町の防災センターで偶然にも自分が以前参加をした「ハロアル」の文字が書かれている物資を目にしました。

彼はその物資を見たとき、フィリピンだけではなく、東北のためにも物資を届けてくれるハロアルの活動に感銘を受け、今度は自分がフィリピンの人たちのために恩返しをしようと決意し、再び参加をしてくれました。

その彼が10月の末に初めて地元の中高生や地域の人たちのために「ハロアル活動を話して欲しい」と講演の依頼を受けたそうです。

そこで私にスライドや内容の相談にのって欲しいと依頼をしてくれました。

電話越しには私に依頼する恐縮さと初めての経験に対する緊張と戸惑いがとても感じられます。

なぜなら私も15年前全く同じように初めての講演を依頼されたとき、彼と同じように不安に駆られ、ハロアル会長の林先生に助けを求めたからです。

私は彼に言いました。

「先生、私もできる限りお手伝いします。

まずはスライドや講演内容をチェックしていきましょう。」

そして言いました。

「一所懸命やればやるほどこれからもっとあなたに色々な人が話を聞きたいとお願いが来ますよ。

それがボランティアの種まきであり、あなたが音叉になるということだからね。

そして、自分ができないときはいつでも私が宮城県まで行ってお手伝いしまから。」

三浦先生はとてもうれしそうに
「ありがとうございます」
「団長、心強いです」と言ってくれました。

私は彼に話ながら15年前、初めての講演会の時に林先生がわざわざ那須にやってきて下さったことを思い出しました。

あの時どんなに嬉しく心強かったことでしょう。

そして私もまた林先生から「音叉になりなさい」と言っていただきました。

その私が今全く同じ言葉を彼に投げかけているのです。

東北の地に新たな若いハロアルの音叉が誕生しました。

彼の言葉がこれから沢山の人たちに響くことを心から願っています。

2018年9月14日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人   

野分

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2018-9-7 12:00

祐介先生こんばんは

今年最大と言われた台風21号は関西地方を中心に全国に大変な被害をもたらしました。

大雨であの関西空港が冠水し、まるで大きな湖のような映像をみると、人間の文明のもろさを痛感せずにはいられません。

そして、昨日の北海道で起こった大地震はさらに追い打ちをかけるように甚大な被害を与えました。

犠牲になられた方々のご冥福と、今も尚行方不明になられている方々の安否、そして被災された方々のご無事を心から祈っております。

いつもこのような災害時に出動される消防やレスキュー、そして自衛隊の災害派遣の方々には本当に頭が下がりますね。

川岸に取り残され、土砂に埋もれ、電気や水さえもない状況であの自衛隊員の姿を見たら、本当に心強く思われることでしょう。

テレビではその自衛隊に対し軽々しく「このような時には自衛隊の災害派遣を要請すべき」などと言われるコメンテーターもいますが、元来、自衛隊は災害派遣部隊ではありません。

災害イコール自衛隊のようなイメージかもしれませんが、彼らの本来の任務は国防です。

しかし今では鳥インフルエンザや大雪や洪水、鹿の駆除さえ自衛隊の任務になっています。

彼らは有事の時には命を懸けてこの国を守らなければなりません。

東日本大震災の時も自分や家族が被災しているにも関わらず、不眠不休の任務を遂行してくれました。

彼らは災害のために命を懸ける訓練をしているわけではありません。

いざというときにこの国、私たちを命を懸けて守るために厳しい訓練をしているからこそ、災害時など予期せぬ時にでも対応できるのだと思います。

だから私たちは彼らの存在を誇りに思い、感謝しなければならないのではないでしょうか。

しかしそんな彼らに対し某政党などは自衛隊=戦争と、どうしても結びつけたく、様々な批判を繰り返します。

私には全く理解ができません。

今回の台風や地震のニュースは世界中で報道されています。

今朝、ハロアル活動を現地で支えてくださるマニラロータリークラブのリーダー・リッキー氏や、現在のプレジデント・ニナさんから連絡をいただき、彼らも日本の皆さんや私たちの安否を気遣ってくださいました。

元来、「台風」は俳句の世界でも「秋の季語」であり、野の草を分け切って吹き荒れる暴風をさすことから「野分」ともいわれ、9月1日から11日ごろまではとても多いとされていました。

これからも十分気を付けなければいけませんね。

さて、いよいよハローアルソン・フィリピン医療ボランティアも少しずつ現地活動に向けて動き出しました。

すでに各支部において参加高校生たちの面接も終わり、各自に合格通知が送付されました。

また、今月末には現地参加の医師・歯科医師の登録期日となりますので参加をご希望くださる先生方はご注意ください。

2018年9月7日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

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  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
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  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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