ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - sekiguchiさんのエントリ

祐介先生こんばんは 夏の残暑ももう落ち着き、私の地元栃木県那須では朝夕がとても涼しくなりました。

今年はあれほどの暑さにも関わらず雨の量も多かったせいか、お米の味が大変良いそうで、私も毎年新米をいただく方から、

「先生、今年はおかずもいらないくらい美味しいよ。」

と沢山お米をいただきました。

町はすっかり秋の景色に代わり、そろそろ紅葉も始まりそうです。

しかし、この季節の変わり目は特に体調を崩しやすいので、どうか皆さんお体には十分お気をつけください。

さて、私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアも高校生参加、医師・歯科医師参加の募集期日が終了し、今月末には一般参加の方々の募集も終了となります。

2019年度の活動には最終的に高校生68名が参加をすることになりました。

募集時より数人が辞退されましたが、過去最多の高校生が来年一緒に活動をしてくれます。

また、嬉しいことに、今回数名のハロアルOGが専門学校生や大学生となって再び参加を希望してくれました。

高校生の時に感じたあの感動と衝撃が彼女たちの「何か」を変えたのでしょうか。

彼女らが高校生の時、毎回現地のホテルで行われる「高校生マニラミーティング」で

「私は必ずもう一度この活動に参加をします。」

と力強く言ってくれたことを思い出します。

その彼女たちが参加をしてくれるのも、やはり事務局をはじめ、高校生担当の大関さんらが卒業してからも何らかの関わり合いを持ち、ハロアルボランティアとの繋がりをしっかりとフォローしてくれたおかげです。

ハロアルの活動は一日たった100円で暮らさなければならない極貧層の人たちに無償の歯科治療と、歯ブラシやタオルなどの生活物資の支援を主に行っています。

しかし、貧困を通じ、世界の現実を目の当たりにすることによって、自分自身の生活や考え方を改め、人間の本当の豊かさを学ぶことを意義としています。

そして、その思いを次世代に繋げるために、高校生たちが参加をし、皆が幸せに生きるための「共生社会」の実現を託すのです。

武器もなく戦争もなく、貧困も差別もない、みんなが幸せになる・・・

大人たちはそんなことは夢物語だと言います。

しかし、フィリピンのスラムで灼熱の太陽の中、汗びっしょりになりながら一生懸命活動をする高校生たちを見ていると、それは決して夢ではないように思えてくるからとても不思議です。

ハロアルは一見、医療と物資のボランティアと捉えがちですが、一生懸命やればやるほど、実は豊かと言われる私たち自身が様々な支えによって生かされていることを知ります。

そしてやり続ければやり続けるほど、やはり人間は一人では生きていくことはできず、様々なものに感謝をする心が芽生えます。

今年も沢山の高校生が皆さんのおかげで現地に行くことができます。

是非、これからもご協力のほどよろしくお願いします。

2018年10月12日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

先月、台風24号が猛威を振るったかと思えば、今週末の三連休は台風25号が再び日本列島を縦断するそうです。

すでに沖縄地方は暴風域に入りそうで厳重な警戒が必要となってきます。

今年はなんと30号まで発生するかもしれないと予想する方もいるらしく、本当に大変な年となっていますね。

さて、私たちハローアルソンでは、先月末に行われた来年度現地活動のための事前調査の結果から、いよいよ2つのエリアが会長林先生承認のもと決定いたしました!  今回のエリアは二つともマニラ湾沿いに広がる貧困地区で、スラムに打ち寄せるゴミやヘドロが強烈な異臭を放つエリアです。

その汚れた海辺の先にはまるで蜃気楼のようにゆらゆらと首都マニラの高層ビルが見えます。

この海の先には富裕層が連なる高級住宅街があり、その入り口には不審者が入り込めぬよう警備員のいるゲートがあちらこちらに見えます。

来年度、私たちが向かうエリアはそんな貧富の差を歴然と感じる、いわばフィリピンの経済成長の陰に埋もれているとても恵まれない地域です。

あるスラムのエリアを訪れた時、3歳、4歳くらいの小さな子供がお母さんから食事を食べさせてもらっていました。

見ると小さな皿にお米と何やらフライのようなもの、そしてスープをスプーンで飲まされています。

一見どこにでもある風景のように思いますが、よく見るとそれは“おかず”やスープではありませんでした。

フライのように見えたのスナック菓子、スープに見えたのはなんとコーヒー牛乳なのです。

貧困のため、そして教育を受けることができないため、最低限のお米とあとは安価なスナック菓子しか子供に与えることができないのです。

そしてそれを美味しそうに頬張る子供の姿は本当に心が痛みます。

フィリピンのスラムでは「サリサリストア」といってこのような安いお菓子や食べ物を売る小さな雑貨店が沢山存在します。

私たちの活動は全てを変えることはできません。

しかし、来年参加をしていただく皆さんに、飛行機でわずか4時間の場所にこのような貧困の現実があることを知っていただき、何か一つでも変わるきっかけになればと思っています。

どうか皆さんご協力お願いいたします。

最後に。

祐介先生、どうしても今日このラジオで伝えたいことをお話しさせていただきます。

10月5日の今日は北朝鮮による拉致被害者の一人、横田めぐみさんの54歳の誕生日です。

今日付けの新聞にお母さまの手記「めぐみへの手紙」にはご両親の悲痛な叫びと 41年間も助けてあげることができない無念さ、そして決して諦めない覚悟と愛が痛いほど伝わる手記が掲載されていました。

言いたいことは山ほどありますが、彼女を救えるのは国会議員の大先生たちだけなのですから、どうか、どうか、本気になって取り組んでほしいと願います。

そして私たちも祈りましょう。

必ずいつの日かご両親と会えることを・・・。

2018年10月5日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

夏の猛暑から少しずつ秋の気配を感じられるようになりましたね。

私の地元栃木県那須でも朝夕は肌寒くなり始めましたが、ここ数日の季節の変わり目でお体の調子を悪くされる方が多いようです。

インフルエンザも出始め、今年は風疹も多いようで、リスナーの皆さんも十分にお気をつけください。

さて、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアではいよいよ来年度の医師・歯科医師現地参加募集が9月30日をもって締め切られます。

一般参加者の方々は10月末までですが、現地で医療行為を行うための許可書を申請する都合上、医師・歯科医師の先生方は、早めの募集締め切りとなります。

提出書類がまだの方は恐れ入りますが、今月末までにハローアルソン・フィリピン医療を支える会栃木支部まで郵送して下さい。

そして、私たちも来週から来年の活動エリアの事前調査に出発します。

今年は高校生の参加が70名を超え、おそらく過去最多の参加人数になることから、今まで以上に念密な打ち合わせが必要になります。

参加人数もさることながら、器材や物資を日本から沢山運びますので、入国審査の特別処遇を申請したり、移動の際の警察車両の先導の依頼、ホテル内の状況や参加者の皆さんの食事やトイレまでチェックします。

特に私たちが最も注意を払うのが医療活動の会場や周辺の治安、警備の問題ですね。

日本人では到底入ることができないスラムのエリアです。

貧困という現実はいつ、どんな時に何があってもおかしくはありません。

もちろん、スラムの人たちも私たちが医療や物資支援に来ていることは知っていますのでとても何処に行っても歓迎されます。

しかし、私は以前、スラムを見学しているとき、はじめて触れ合うフィリピン人と日本人のとても親密的な空気の中、薄暗いスラムの住居の中から、静かにじっとこちらを見ている住民たちの目が今でも忘れられません。

また、広大なエリアから沢山の住民がやってきますので、やはり慎重に慎重を重ねなければなりませんね。

今、15年間というハロアルの活動によって、ここ数年フィリピン国内でも私たちの活動が大きく取り上げられるようになり、ロータリークラブを中心に現地リーダーたちは様々なエリアから活動依頼を受けるそうです。

それはとても嬉しく名誉なことですが、会長の林先生がいつも言われていますが、「無理をせず身の丈にあった活動」、これが一番の安全への近道だということを忘れずに現地調査に行きたいと思います。

2018年9月21日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人          

祐介先生こんばんは

現在、フィリピン沖に発生している台風22号はタイ語でマンクット、これは果実の女王マンゴスチンのことで、まさに台風の女王の異名のような大型の台風となりました。

今朝、フィリピンの友人たちに連絡を取った際にも、これから明日にかけて大規模な範囲で避難警報が出され、特に河川や海沿いのスラムの人たちは本当に危険な状況にいるそうです。

私には祈ることしかできませんが、どうか無事でいて欲しいと願うばかりです。

さて、祐介先生。

今朝はとてもうれしいことがありました。

今年からハロアルの会の副団長を務めてくださっている宮城県 三浦先生からの連絡です。

彼がこの活動に初めて参加をしたのが2011年でした。

その後東日本大震災が発生し、私や祐介先生らは物資を届けに南三陸町を訪れましたね。

その時、彼は地元である宮城県のために自分も何かできないかと訪れた南三陸町の防災センターで偶然にも自分が以前参加をした「ハロアル」の文字が書かれている物資を目にしました。

彼はその物資を見たとき、フィリピンだけではなく、東北のためにも物資を届けてくれるハロアルの活動に感銘を受け、今度は自分がフィリピンの人たちのために恩返しをしようと決意し、再び参加をしてくれました。

その彼が10月の末に初めて地元の中高生や地域の人たちのために「ハロアル活動を話して欲しい」と講演の依頼を受けたそうです。

そこで私にスライドや内容の相談にのって欲しいと依頼をしてくれました。

電話越しには私に依頼する恐縮さと初めての経験に対する緊張と戸惑いがとても感じられます。

なぜなら私も15年前全く同じように初めての講演を依頼されたとき、彼と同じように不安に駆られ、ハロアル会長の林先生に助けを求めたからです。

私は彼に言いました。

「先生、私もできる限りお手伝いします。

まずはスライドや講演内容をチェックしていきましょう。」

そして言いました。

「一所懸命やればやるほどこれからもっとあなたに色々な人が話を聞きたいとお願いが来ますよ。

それがボランティアの種まきであり、あなたが音叉になるということだからね。

そして、自分ができないときはいつでも私が宮城県まで行ってお手伝いしまから。」

三浦先生はとてもうれしそうに
「ありがとうございます」
「団長、心強いです」と言ってくれました。

私は彼に話ながら15年前、初めての講演会の時に林先生がわざわざ那須にやってきて下さったことを思い出しました。

あの時どんなに嬉しく心強かったことでしょう。

そして私もまた林先生から「音叉になりなさい」と言っていただきました。

その私が今全く同じ言葉を彼に投げかけているのです。

東北の地に新たな若いハロアルの音叉が誕生しました。

彼の言葉がこれから沢山の人たちに響くことを心から願っています。

2018年9月14日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人   

野分

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2018-9-7 12:00

祐介先生こんばんは

今年最大と言われた台風21号は関西地方を中心に全国に大変な被害をもたらしました。

大雨であの関西空港が冠水し、まるで大きな湖のような映像をみると、人間の文明のもろさを痛感せずにはいられません。

そして、昨日の北海道で起こった大地震はさらに追い打ちをかけるように甚大な被害を与えました。

犠牲になられた方々のご冥福と、今も尚行方不明になられている方々の安否、そして被災された方々のご無事を心から祈っております。

いつもこのような災害時に出動される消防やレスキュー、そして自衛隊の災害派遣の方々には本当に頭が下がりますね。

川岸に取り残され、土砂に埋もれ、電気や水さえもない状況であの自衛隊員の姿を見たら、本当に心強く思われることでしょう。

テレビではその自衛隊に対し軽々しく「このような時には自衛隊の災害派遣を要請すべき」などと言われるコメンテーターもいますが、元来、自衛隊は災害派遣部隊ではありません。

災害イコール自衛隊のようなイメージかもしれませんが、彼らの本来の任務は国防です。

しかし今では鳥インフルエンザや大雪や洪水、鹿の駆除さえ自衛隊の任務になっています。

彼らは有事の時には命を懸けてこの国を守らなければなりません。

東日本大震災の時も自分や家族が被災しているにも関わらず、不眠不休の任務を遂行してくれました。

彼らは災害のために命を懸ける訓練をしているわけではありません。

いざというときにこの国、私たちを命を懸けて守るために厳しい訓練をしているからこそ、災害時など予期せぬ時にでも対応できるのだと思います。

だから私たちは彼らの存在を誇りに思い、感謝しなければならないのではないでしょうか。

しかしそんな彼らに対し某政党などは自衛隊=戦争と、どうしても結びつけたく、様々な批判を繰り返します。

私には全く理解ができません。

今回の台風や地震のニュースは世界中で報道されています。

今朝、ハロアル活動を現地で支えてくださるマニラロータリークラブのリーダー・リッキー氏や、現在のプレジデント・ニナさんから連絡をいただき、彼らも日本の皆さんや私たちの安否を気遣ってくださいました。

元来、「台風」は俳句の世界でも「秋の季語」であり、野の草を分け切って吹き荒れる暴風をさすことから「野分」ともいわれ、9月1日から11日ごろまではとても多いとされていました。

これからも十分気を付けなければいけませんね。

さて、いよいよハローアルソン・フィリピン医療ボランティアも少しずつ現地活動に向けて動き出しました。

すでに各支部において参加高校生たちの面接も終わり、各自に合格通知が送付されました。

また、今月末には現地参加の医師・歯科医師の登録期日となりますので参加をご希望くださる先生方はご注意ください。

2018年9月7日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

今日は8月最後のハロアルレディオですね。

夏休みも終わり、私の地元栃木県那須もすっかり観光客の数も減り、いつもの平穏な田舎町に戻りました。

しかし、今年は台風がとても多いですね。

現在も太平洋沖に非常に大きな勢力の台風21号が発生したようで、週末から来週にかけてその動きがとても心配になります。

特に西日本豪雨からまだまだ復旧作業が進まない地域などは、どうかお気をつけて頂きたいものです。

さて、祐介先生、今週26日の日曜日に東京で行われた、来年度ハロアルボランティア高校生担当者会議、大変お疲れさまでした。

また、全国から参加していただいた担当者の皆さん本当にご苦労様でした。

会議では高校生たちが安全で有意義な活動をするために様々な意見を交換しました。

特に今年は過去最高の70名の高校生が現地に参加を希望しています。

わずか3名の高校生から始まったこの活動も、今では沢山の若者が参加を希望してくれます。

しかし、大変うれしい事とともに、それは今まで以上に私たち大人の覚悟や責任、一生懸命さが問われるということにもなりますね。

意見の中には「参加人数を調整したほうが良いのではないか。」という意見も出ました。

それは単に人数の多さだけではなく、どうすれば高校生たちにとって最善な方法なのかを真剣に考えているからこその意見でした。

そして最終的には会長はじめ私からも皆さんに「どうか、色々な意見もありますが、みんなで更に心を一つにして全員を連れて行ってあげよう」とお願いをし、正式に参加人数の制限をなくすことになりました。

今回会議に初参加だった副団長の三浦先生などは「事務局の皆さんの熱い思いを改めて感じました。」と言ってくださりました。

これから私も皆さんの知恵をお借りしてしっかりと準備をしていきたいと思います 。

そして会議の当日とてもうれしいことがありました。

会議終了後の懇親会の席で、私のスタッフのもとに、今年の3月、私の医院を退社した歯科衛生士の池田さんから、来年の活動に参加をしたいと連絡がありました。

彼女は歯科衛生士学校を卒業し5年間勤務し、お母さんの住む実家に帰っていったスタッフでしたが、入局当初からフィリピンボランティアに参加をして今年まで高校生を担当してくれていたスタッフです。

正直、仕事場を変えれば、なかなかこのような活動を理解してくださり、なおかつ、長期的な休みを取らせてもらえる医院は少ないなか、参加を理解してくださった現在の院長先生にもとても感謝をしております。

今年の2月に行われた活動でも、10年前に退社をした歯科衛生士がハロアルのボランティアを忘れられず再び参加をしてくれました。

私の元を巣立ったスタッフが職場を変えてもボランティアに参加をしてくれることは素直にうれしく、会長 林先生がいつもおっしゃる「種まき」がようやく少しずつ身を結んだ瞬間でした。

そんな彼女らの思いに恥じぬように私も頑張りたいと思います。

2018年8月31日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

昨晩の台風20号は各地で大変な被害をもたらしましたね。

特に西日本では河川の氾 濫や停電など、とても不安な夜を過ごしたことでしょう。

これから9月に入り、ますま す台風の季節になります。

天気予報に注意して早め早めの対策に心がけましょう。

さて、今週末、いよいよ私たちハローアルソン・フィリピン医療ボランティアでは 来年2月に行われる現地活動に参加をする高校生たちの選考や様々な問題点を話し合う「高校生担当者会議」が東京で開催されます。

これには会長である林先生をはじめ、全国の支部から担当者の皆さんが集まり、一人でも多くの高校生たちの参加と、フィリピンの恵まれないスラムの子供たちのために話し合います。

今年は現時点で78名の高校生が参加を希望してくれました。

これは会始まって以来の記録的人数です。

14年前にわずか20名にも満たないチームの中にたった3名の高校生から始まったこの活動も今では70名を超える若者たちの心に響くようになりました。

これもすべてこの活動に携わってくださった方々のおかげですが、特に、14年間、この灯を継ぎ足し続けてくれた卒業生たちの「伝える」というボランティアがなければ、ハロアルのバトンはいつか途絶えてしまったかもしれません。

参加をする高校生たちは口々に「自分は何もできないけれど」とか「高校生がやれることは少ないけれど」という表現をします。

確かに、医療関係者でもない彼らにとって現地の活動風景は別世界のように思えるでしょう。

しかし、彼らが私たち大人以上にできる活動があります。

それは現地で感じた思いや切なさを沢山の人たちに伝えるということです。

10代という最も多感な時期に感じたあの衝撃的な体験や出会いを 、まだ何も社会に毒されていない純粋で素直な気持ちで、いろいろな人たちに話すのです。

そして世界の貧困を目の当たりにしたとき、全てを変えることはできなくてもまずは自分自身が変わり、そしてその隣、そのまた隣の友人たちに呼びかけることで、いつしかそれが大きな波紋となり、音叉となっていつしか世界さえも変えることができることに気づいて欲しいと願っています。

「世界を変える・・・。」

それは決して夢ではありません。

そしてそれは難しいことではありません。

そのきっかけとなるのはこれから現地出発まで様々な提出物や研修を重ね現地活動に挑む78人の高校生たちなのです。

今年も沢山の高校生たちが参加を希望してくれました。

これも全国いろいろな所で活 躍をしてくれているハロアル卒業生のおかげです。

そして、それを支えてくれている高校生担当大関さんをはじめ、会の仲間たちのおかげです。

その思いに報いるためにも、週末の会議では沢山の知恵と意見を出し合い、一人でも多くの高校生を現地に連 れて行ってあげたいと思います。

2018年8月24日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生、キョウヤさん、こんばんは

私の地元栃木県那須もお盆休みが終わり、あれほど賑わっていた街道も少し落ち着き、ここ数日台風の影響なのか、暑さも少し和らいでいるように感じます。

さて、今年も戦後73年目の8月15日を迎え、全国戦没者式では来年、生前退位をされるため、平成最後となるのお言葉が大きく報道されました。

また、毎年この時期になれば首相の靖国参拝問題が取り上げられますが、今年も国内外の諸問題に配慮してか、安倍首相は私費でを奉納しました。

私はこのラジオでその賛否や考えをお話しすることは控えますが、先の大戦を体験された方々も年々ご高齢となり、今では国民のわずか20%にも満たないといわれ、「戦争を次世代に語り継ぐ」という大切な歴史の継承も、大きな転換期に来ているようです。

しかし、以前は終戦日の前後にもう少し戦争に関する番組やドラマが放送されていたように思うのですが、どうでしょうか。

視聴率や様々な人たちの意見が重なっているようですが、たとえ「こんな時期だけ」と言われようと、「この時期だからこそ」戦争の悲惨さと愚かさを幅広い世代に、いろいろな方法で伝えることが大切なように思います。

今日はキョウヤさんがゲストですが、私も以前キョウヤさんが出演されたミュージカル「ひめゆり」を見させて頂きました。

太平洋戦争末期の沖縄のあまりにも悲しい歴史を一生懸命若者たちが熱演している姿は本当に心を打たれ、涙なくしては見ることができませんでした。

「ひめゆり」をはじめ広島、長崎の原爆、東京や大阪など殺戮のためだけに行われた大都市への空爆、そしていまだ祖国に帰ることができない110万人を超える遺骨・・・。

私たちは決してこの悲惨な過去を、過去だけにしてはなりませんね。

今、甲子園では高校野球が真っ盛りです。

その甲子園でも8月15日の正午は全てのプレーを中断し、選手だけではなく観客全員が脱帽しあのサイレンと共に黙とうを捧げます。

夏休み、私も中学生の息子の野球の試合を応援に行きました。

炎天下の中、マウンド上で真っ赤な顔をしながら一生懸命投げている息子を見ていると、その頭上には真っ青な夏の空に大きな入道雲が見えます。

73年前、同じ夏空の下で大好きだった野球を奪われ沢山の若者が戦場で散華しました。

「平和」とは何か。

近い将来、日本中が戦争を体験したことのない世代へと変わる時がやってきます。

祐介先生、キョウヤさん、 人間は何百年、何千年経てばみんなが仲良くなれるのでしょうか。

どうやったらお互いの手と手を取り合うことができるのでしょうか。

「目には目を」「武器には武器を」を続けていけばそのうち、目だけではなく、今も未来もそして「命」さえも失うことにどうして気づかないのでしょうか。

私たちは語り続けなければなりません。

もう二度と同じ過ちを繰り返さないように。

そして世界中に訴えなければなりません。

争いは何も生まないことを・・・。

2018年8月17日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

祐介先生こんばんは

台風13号の接近によって関東や東北に驚異的な雨量をもたらすとの報道がありましたが、当初の予想よりも進路がずれてくれ、あまり大きな被害がなかったように思います。

しかし、福島の被災地や秋の収穫を迎える農家の方々のご苦労はまだまだ続きます。

これからお盆に向けて再び猛暑が続くそうですのでお体にはぜひお気をつけください。

さて、夏休みといえば各地域で様々なお祭りが開かれると思いますが、私も先日ある地域の納涼祭に招待され、そこでボランティアのお話をして欲しいと依頼受けました。

そこはもう8年ほど前から私の患者さんでもあり、恩師でもある先生が在宅医療の介護福祉施設を立ち上げ、そこの歯科部門を私にお願いをしてくださったのを機にお付き合いをしているのですが、毎年そこには150人を超える方々が参加をし、

「出会いの数だけ笑顔がある。」

「一年に一度でもいいから誰かのために役に立とう」

という趣旨で、歯ブラシやタオル、そして沢山の募金を皆さんがご協力してくださっています。

今年はちょうど台風が直撃する日に重なってしまったのですが、奇跡的にお祭りの数時間は雨、風も止み、私もスライドを使いながら、ハロアルの活動や現地のスラムの様子、そして皆さんから頂いた物資と貴重な募金の使い道などをお話しさせていただきました。

特に募金活動というのはボランティアの中でも本当に大変なお願いになります。

皆さんの大切なお金を頂くわけですから、この活動の内容はさることながら、お願いをする私自身の人格や日頃の行動が問われます。

私のスタッフも仕事終わりに一緒に参加をしてくれ、お客さん一人一人に頭を下げ「お願いします、お願いします」と声をかけてくれました。

また、在宅医療を担当している医師や薬剤師は私の後輩でもあり、彼らもまた、私の活動を一生懸命応援してくれ、冗談交じりに「お札だけお願いします」と言ってくれていました。

見ると募金箱の中にはすでに10万円ちかくは入っているでしょうか。

私は皆さんのご厚意に感謝するとともに、改めてこの活動に携わる者としての責任を感じました。

また、会場には歯ブラシやタオルが山のように積み上げられ、私が恩師にお礼を言うと、先生は

「関口、君は私の夢だよ。

みんなあなたに未来を託しているんだ。

私たちはこの先あまり時間はない。

しかし、人生の最後に私の教え子がこんな素晴らしい人物になってくれたことを誇りに思っている。

そして、最も素晴らしいのはこの思いを次世代につなげようとすることだ。

若い高校生たちが世界を見て日本をみて、自分自身を見つめ素晴らしい大人になることが最高のボランティアだと思うよ。」

私はその言葉を聞きながら先生は当時、私が少し横道にそれそうになった時に私を見捨てずいつも応援してくださっていたことを思い出しながら、この活動に出会ったことに心から感謝をしました。

私自身まだまだ未熟であり、沢山の人たちに支えられなければ生きてはいけない人間ですが、こんな私に思いを託してくださった人たちのためにも、 一生懸命頑張らなければならないと感じました。

ご協力してくださった皆さんに心から感謝いたします。

2018年8月10日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人

暴炎

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 関口敬人先生からのお便り
執筆 : 
sekiguchi 2018-8-3 14:00

祐介先生こんばんは

もはや「猛暑」という言葉ではなまぬるく、お隣韓国では「暴炎」と呼ぶらしく、 まさに、毎日炎に焼かれているような暑い日が続きますね。

その猛暑の中、今日も私の中学2年生の息子は朝から野球の練習に出かけていきましたが、私の最近の朝の口癖は、自電車通学の彼に「車に気をつけろ」と「熱中症に気をつけろ」の二言となってきました。

しかし、今日などは全国に高温注意報が発令され「できるだけ外出や外での運動を控える」とをしているのに、たとえ野球部といえ、毎日真っ赤になって練習している子供たちを見ているととても心配になります。

そんな中、先日、全国高校野球選手権の組み合わせが決まりました!
我が栃木県代表作新学院はなんと一回戦で大阪府代表大阪桐蔭と激突します!!

全国制覇の為には避けては通れぬ強豪ですので、一回戦から全力で戦って是非とも勝利して欲しいものです!

が、、、本当に大丈夫でしょうか??この暑さ!!

選手はもちろんのこと、観客や日頃暑さになれていない応援や吹奏楽の生徒さんたちがとても心配です。

確かに「夏の甲子園」は高校スポーツの中でも特別な位置にあり、地元のみならず県民の誇りと夢を背負いながら必死にプレーする高校生の姿は本当に感動します。

しかし、それも命あってのもの。

特に、主催する某新聞社などは新聞紙面で熱中症による命の危険性をうたっておきながら、なぜ、こんなにも危険性の高い時期に大会を開催するのでしょうか。

もちろん、その対策として給水時間やタイブレーク制など色々な策を講じているようですが、もはや昔と暑さの「質」が変わってきている今、精神論や歴史や伝統、新聞社の利益やテレビ放送の都合、そんな大人の都合だけで話を終わらしてしまい、もし最悪の事態を招いてしまっては取り返しがつかないと思うのですが、祐介先生はどう思いますか。

試合時間や時期をずらす、または場所をずらすなどと様々な案はあるようですが、それこそ選手である「高校生」を中心に考え直す時期に来ているように思いますね。

さて、こちらの高校生たちも甲子園球児に負けず劣らず、いよいよハロアルフィリピンボランティア現地参加高校生の募集が終了しました。

これから各支部で面接が始まりますが、今年も多くの高校生が募集をしてくれました。

今年は祐介先生の東京支部からの参加が多いようですね。

会としては応募してくれたすべての高校生たちに参加の機会を与えるために最大限の努力をしますが、ぜひ、参加を決意した高校生たちも、今自分にできることをしっかりと考え、ボランティアに参加をする本質を見失わないように取り組んでほしいと思います。

もちろん私たちもフィリピンの子供たちのために一生懸命頑張り、そしてそのバトンを託す高校生が安全で素晴らしい活動になるようにしっかりと準備をしていきたいと思います。

2018年8月3日 ハローアルソン・フィリピン医療を支える会 団長 関口敬人  

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活動理念「四本の柱」

  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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