ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

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食事の話

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-9-15 14:00

祐介先生こんばんは。

秋らしくなりましたが大型台風(18号)の襲来恐ろしいです。

くれぐれも大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

こんな時期に不謹慎かもしれませんが食事の話をします。

私の一日は診療室で患者さんとのやり取りがほとんどです。

とは言っても、たまに近くの焼き鳥屋さんやスパゲッティを食べに行きますがスタッフか家族だけです。

患者さんとの接点はあくまで治療を通しての人間関係でしかありません。

しかしフィリピン医療ボランティアをやっているお蔭で診てお礼を言われる立場から、歯ブラシ・タオル・石鹸をカンパしてもらうようにお願いする立場になれます。

このことが、私を社会人として成長させてくれています。

2日ほど前に、今年も別荘に避暑に来ている嶋田先生と初めて夕食を共にすることになりました。

先生は数年前から避暑に来ている時に私が治療させてもらっています。

東京に帰ってからは祐介先生に診療してもらっていますので、2人で嶋田先生の治療と管理をさせてもらっています。

大学の先生ということは分かっていましたが、筑波大学の教授だったことやどんな講座を担当していたのか、あるいはクラブ活動ではどんなことをされていたのか詳しく聞いたことがありませんでした。

しかし、この夜夕食をとりながら先生と奥さんから様々な話を聞くことが出来ました。

現在、先生は御代田に別荘を建てて住んでいますが、その前は北軽井沢のほうの別荘で暮らしていました。

その時北軽井沢の青年達に野球を教えていたようで、この夜も当時の思い出話に花が咲きました。

最近、若い人も年配の人たちもグルメが当たり前の幸せな生活を満喫していると思います。

どこの料理どこのホテルの食事が素晴らしいという話もいいかもしれませんが、食事を囲んでゆっくりと昔話でもいいですし、健康の話でもいいと思います。

静かに時を過ごすことの大切さも味わって欲しいと思います。

先生は祐介先生が開業するまでは東京の愛歯技工士学校の教室で行ってきたハロアル全体会議に訪ねてくれ、歯のチェックをしたり時には不具合の生じたところの手直しをさせてくれ、帰りにはハロアル高校生カンパをしてくれます。

この夜は先生のやさしい人柄に触れこちらの心が癒された上に、手打ちそばと天丼の小どんぶりだけでしたがお腹も十分に満たされました。

店の南側から佐久平の夜景が一望でき、網戸越しに吹いてくる風に信州の秋の到来を感じました。

今日はバラの花でつとに有名になった坂城町の坂城中学校でフィリピン医療ボランティアの講演です。

純真無垢な中学生に人間として考えなければならないこと、人間としてやらなければならないこと、人間としてやってはいけないことを伝えたいと思います。

スラムの人から学んだことや、この活動を10年以上続けてくるために沢山の仲間や周囲の皆さんの協力や支援が必要になること、そして何よりこういう活動を10年以上も続けさせてくれている全ての皆様に感謝したいと思います。

こんな気持ちを持たせてくれた嶋田先生ご夫妻に感謝します。

2017年9月15日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

実りの秋に入り、美味しそうな巨峰が果物屋さんの店先を飾っています。

雨が多くて心配しましたが、いつもよりは多少物足りないかも知れませんが良かったと思います。

こういう事象を通して普段当たり前で、何もない事がいかに幸せかという事を感じさせてもらいます。

8月の最後の日曜日にハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018に高校生参加希望者の最終選考を終えました。

関口団長が合格通知を書いてくれていますので、合格者の皆様には本部から順次合格通知と三者面談のお知らせが届くと思います。

不安な日々がもう少し続きますが、もうしばらくお待ち下さい。

「生みの苦しみ」と言いますが、どんな事にもあてはまります。

果物は適度な水や日光がなければ出来ません。

成長していくにも水と太陽の力が必要になります。

どちらか一方がバランスを崩したら、美味しい果物にはならないのです。

今年の夏は雨が多く、日照りが少なかったと直前の事だけ考えますがそうではありません。

こうした苦難を前の年から一年間味わっているのです。

寒過ぎれば木の生気が奪われ、大雪が降ればその重みで枝が折れ、春にならなければ芽も吹かないのです。

厳寒の冬をようやく乗り越えたとしても花が咲く頃、遅い霜が降れば花の芽は枯れてしまいます。

その後どんなに日光と雨に恵まれても満足な実は実りません。

一年待っても実がならない事もいくらでもあるのです。

皆様がこれから果物屋さんの店先で目にする果物は、こうした苦難を乗り越えて実った事を頭に入れて大自然に感謝をして果物の木や茎に思いを馳せて下さい。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018の高校生募集は、今年の報告会が終わった直後の4月から始まり、7月いっぱいで締め切りました。

それから高校生面接を経て8月末日の高校生担当者会議で慎重に審議され、今月の中旬にようやく合格通知という事になります。

これまでに半年近い時間がかかっています。

そしてこれから高校生とその保護者と私達担当者の三者面談をして事前研修に入ります。

この事前研修はハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018の高校生が怪我や事故に合わないで、安全に活動してもらうためのものです。

スラムの人達に地域の皆様が協力してくれたタオル、石鹸、ハブラシを心を込めて届けてもらうために心を磨いてもらう大切な内容になります。

しっかり手順を踏んだ事前研修を受けてくれれば現地ではそれなりに大きな成果があるでしょう。

しかし私は現地に行かなくてもこの“事前研修”に参加するだけでも素晴らしい経験になると思っています。

何故ならば、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは日常の私達の在り方や身の処し方について考え、実行するためのトレーニングになるからです。

親切は人の為ならず明日は我が身に振りかかってくるのです。

2017年9月8日 医学博士・歯科医師 林 春二

宝探し

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-9-1 15:00

祐介先生こんばんは。


今年の夏は日照時間が短くて実りの秋というのに“稔り”が少ない秋になりそうです。

今年の雨にしても潤いの量ではなく、災害をおこしてしまうような激しい量です。

数年前から地球温暖化が叫ばれ、こんな日が来るのではないかと言われていました。

この状況が地球の終わりの始まりにならず、これで終わりになる始まりの日にして欲しいと思います。


私はスタッフの一人に患者さんの江本さんの治療をしながらこんな話をしました。


「他人から頼まれたら、何でも気持ちよく受け入れたほうがいいよ。


今やっていることで手一杯かも知れないが、そういう中で新たなことにチャレンジしてみると、意外にもうまくいくもんだ。


今やっていることが手一杯だと思っているのは自分だけでもっと大きな力があることを、頼んでくれた人が気づかせてくれているんだよ。


人に頼まれるということは自分開発の大きな宝探しだとも言えるんだ。


なんだかんだ理屈をつけてやらなければ宝は見つけられないよ。


しかし、やれば必ず見つかる宝だ。


『無駄骨』になることは無い。」


と話し終えると、江本さんは「若い人にはわからないかもしれないけれど、本当にそうですよね。」とスタッフに声をかけてくれました。


8月27日の日曜日にハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018の高校生担当者会議をしました。


当日は関口団長以下20名が真剣に高校生参加の条件や高校生の指導について確認しました。


私はリーダーとして取りまとめる困難さのために枠を設定するような守りに徹する手法に走って欲しくないと思っています。


この会の設立当時は20名足らずでしたから一致団結するのは容易でした。


しかし、今のように100名を超え50名近い高校生が参加するようになるとそうはいきません。


設立当時には手探りで一人でも多くの高校生に参加を呼びかけていた頃と違い“いかに無理のない活動を”というような雰囲気になってしまいます。


それでは一人ひとりが本当に個を滅してハロアルに参加してくれる高校生の募集に力を注いでくれたかと問われると、はっきりと「ハイ」と応えられる人はいないのではないかと思います。


それではどうしてこんなに沢山の高校生が応募してくれるようになったのか考えてみると、体験者や学校の先生方、そして地域の皆様が紹介してくれ、協力してくれたところが大きいのです。


今年も申し込んでくれた高校生は、このような人達の努力でしかありません。


私達の努力ではないのです。


その人達の期待に応える事がハローアルソン・フィリピン医療ボランティアを更に大きくするチャレンジになるのです。


今、やっている事にあたふたしないで新しい宝探しに精を出す事で、私達自身が大きな宝物を掘り当てることになることを肝に命じて欲しいと思います。


ハロアルメンバーには、いつも素直で実行力が伴うチャレンジ精神を、いくつになっても忘れない人であって欲しいからです。


  2017年9月1日 医学博士・歯科医師 林 春二

心磨き

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-8-25 16:00

祐介先生こんばんは。

少し遅くなりましたが夏らしい暑い日が訪れてくれました。

大自然の影響は人間にはどうしようもない偉大な力があります。

もともと私は生き物が好きですから、庭の手入れや水撒きをしますが、乾燥気味の私の家は日照りが続くと、芝が一気に生気をなくしてしまいます。

大きな木の影に生えている苔の淡い緑色もすぐ白茶けてしまい、何とも味気ないものになってしまうので、朝夕の水撒きが欠かせません。

しかし、今年の夏は8月中旬まで雨が降ってくれたので、芝も苔も近年ないくらい生気を放ってくれています。

私がどんなに水を撒いても1時間もすればすぐ乾いてしまいますが、雨が降ってくれると少なくとも何日も持ちます。

自然の力の大きさ、素晴らしさを感じます。

今年の夏の長雨もようやく一段楽して豊作物の遅れを取り戻してくれるでしょう。

皆さんもたまには庭に出て、どこにどんな花があるか、いつ花を咲かせてくれるかじっくり観賞してください。
楽しいですよ!

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018の高校生面接が終わりました。

明後日の日曜日に東京で“高校生担当者会議”を開いて今回の応募者の中から現地に行ってもらう人たちを選抜させてもらいます。

応募動機については以前の番組で長野高校の田辺さんの文章を紹介しました。

前回の活動に同級生が参加しているのを知って今回の応募に踏み切ったことを切々と訴えており、なんとか参加させてやりたいと思います。

この思いは今年農家が太陽の恵みを待っている心境に似ていると思います。

こうした高校生のことについて、2017年3月21日に発行された「日本歯科新聞」の対談で私が話したことを幾つか紹介します。

「この活動に参加した3泊4日はかつて経験したことの無い充実、感動の日々を味わえました」と言う高校生の声。

そして「こういう活動が出来るかっこいい大人になりたい」というのは、この活動の根本に流れている人の“優しさ”と“思いやり”に触れるのが人間を成長させてくれるからだと思います。

最初の高校生が現れるまでには数年を要しましたが、一旦高校生が参加すると高校生は感受性が強く、他への伝播力も早く瞬く間に300名を超えてしまいました。

「一本の歯ブラシの提供を」がこの活動のキャッチフレーズですが、私は「歯磨きは心磨き」という考えで、高校生の集めてくれる歯ブラシには、歯を守る力だけでなく、私達の心も磨いてくれる不思議な力がこもっていると思います。

この思いをスラムの人に伝えられるようにしっかり活動しなければなりません。

この活動で診ているスラムの人達は、そこのスラムの最下層の下から500人を対象にしているのですが、この選抜でも人を掻き分けて自分が先に恩恵をという考えではなくて、「自分より先ずはあの人を」という人達です。

この活動を通して恵まれない人に豊かな国に住む私達が「人の道」を教えられているように感じます。

今年も高校生と感動的な活動をして、リスナーの皆様に一つでも多くの報告を出来るように頑張ります。

2017年8月25日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

先週の放送、キョウヤさんとのハロアル良かったですよ。

この日のようにゲストとの話にも「さすが祐介先生」という「品」を保ってください。

にぎやかなことはいいのですが、「がさつ」に聞こえると「軽薄」になってしまいます。

人にはそれぞれ「格」というか他の人とは違う個性があります。

これが人によっては許せることも、人によっては争いの種になることさえあるのです。

大分前になりますが、「真実の言葉」について書いたことがあります。

「真実の言葉」と言うのは、自分の行動を通して心から語る言葉だと言えます。

どんなに素晴らしいことでも他の人のやったことを雄弁に語っても心に響きません。

ところが自分のやったことは淡々と話しても、相手の心を打つ力強い力があります。

このことを以前番組の中で祐介先生が話してくれました。

私はあの日の話を今でもしっかり覚えています。

祐介先生の家の近くの「カツ丼屋」さんだったかと思います。

決してきれいではない店でした。

祐介先生はその店の味が気に入っていてよく通っていたのでしょう。

その店で、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの話を何度となく話していたようでした。

祐介先生は治療だけでなくどこでも熱くボランティアを話しますから、その時も私の前で患者さんに話をしている祐介先生を思い浮かべていました。

そんなにきれいでもないお店の主人が、祐介先生のやっているハローアルソンの役に立ててもらいたいと「白い封筒を差し出し」てくれ、家に帰ってみると3万円入っていました。

これこそが「真実の言葉」のご褒美だったと言えます。

祐介先生が語るスラムの人たちの話も、そこに一緒に行っている高校生のことも全て祐介先生自身が汗を流し、時には涙ながらに語る姿は一点の曇りもない「真実」だったと思います。

たかだか「カツ丼」一杯食べてくれている客が語る話に耳を貸そうが貸すまいがその人の勝手です。

ところが「真実の言葉」には全てを引き付ける強力な魔力、「ミラクルパワー」があるのです。

いつの間にか「3万円」と言う大金を祐介先生に預けたくなるようなスーパーパワーになっていたのです。

「真実の言葉」を話す祐介先生の言葉の能力とその言葉に引き付けられ、ついには「3万円」という大金を祐介先生に託してくれたカツ丼屋の主(あるじ)の「真実の行動(ことば)」が重なりあった出来事です。

私は、フィリピンでの活動を30年近くやってきました。

たぶん私が一番カンパをお願いし、一番沢山のカンパを集めてきたと思います。

しかし、いっぺんに「3万円」出してくれる人はそんなにいません。

そういう人を生み出したのは「真実の言葉」を話した祐介先生の善行だと思います。

死に向かう途中で、一匹の蜘蛛を助けたカンダタがその蜘蛛によって救われようとしたのと同じことです。

カンダタはついには蜘蛛の糸を自分だけのものと錯覚して糸を切られてしまいました。

祐介先生はどんな時でも絶対に切れない蜘蛛の糸にするために「善行」を重ね、いつも「真実の言葉」を話し続けてください。

それには祐介先生がいつも「品格」を忘れないように「さすが祐介先生」と言われるような語りを語り続けることが一番大切なのではないかと思います。

2017年8月18日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

明日は12日、旧盆の花市です。

私の生まれた街はとんでもない田舎でしたが結構な賑わいで目をみはるような人混みでした。

小さな店の前を裸電球だけの明かりを点け、趣向を凝らして店の特徴を出していました。

店が始まる一軒目から終わる所までたった100米足らずの商店街でしたが風情のある花市で、70歳を過ぎた今でもその情景を鮮明に思い起こせます。

普段から先祖の事など思い起こさないかも知れませんが、仏壇の前に座って先祖の皆様の事を思い起こしてみて下さい。

その皆さんの中のたった一人でもいなかったら、今の皆様は生まれてくる事が出来なかったのです。

今月15日は、その先祖の皆様や先祖の友人、知人の多くの人が尊い命を落とした第二次世界大戦が終わった終戦記念日です。

亡くなった多くの人達のご冥福をお祈りすると共に、世界からテロや戦が消える事をお祈りしましょう。

そして私達と同じ地球に住んでいる全ての人達が飢えや事故で命を落とす事のない平和な日が訪れる事を心から念じてみて下さい。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、第一にフィリピンのスラム住民に無料の歯科治療をする。

第二に、そこで使う歯ブラシ、タオル、石鹸を集めて送る。

第三に、この活動を通して協力して下さる皆様と私達自身の優しい思いやりの心を更に深めてもらう。

そして第四に、この活動に高校生にも参加してもらい社会人になった時「この人達は違う」と言われるような「素晴らしい」「優しい」「思いやり」のある国際人に育ってもらうという、4つの柱で活動しています。

昨日の10日ですが、次の活動に参加希望を出してくれた長野と群馬県内の一部の高校生の面接をしました。

自己紹介では、それぞれのクラブで活動している事を話してくれました。

陸上部、野球部、テニス部、化学部、美術部、軽音部など様々なクラブで活動していて、野外スポーツの高校生は真っ黒に日焼けして、いかにもスポーツマンの顔つきでした。

続いてハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの活動をどこで知ったか聞くと、学校内の掲示板のチラシ、先輩からの誘い、友人の話、毎年当会が行っている報告会、当院に通院している親からの勧め他でした。

前回のハロアルレディオで紹介した高校生のように、クラスメートの行動からハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの情報をインターネットで検索して応募した人もいました。

この日参加してくれた30数名の中でも特にしっかりした受け答えをしてくれました。

今月末には東京で団長の関口先生、現地統括責任者の今西先生達と最終決定をします。

これからまた忙しくなります。

先週の放送で祐介先生が「大丈夫」「心配ないよ」と患者様に声を掛ける私の話をしてくれました。

「信じる所に道は開ける」のです。

今夜の放送を聞いてくれている高校生「大丈夫!!」「絶対大丈夫だからね!!!」合格通知を期待していて下さい。

2017年8月11日 医学博士・歯科医師 林 春二

応募動機

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-8-4 15:00

祐介先生こんばんは。

迷走台風5号がいよいよ奄美地方に近づいています。

十分気をつけて下さい。

今年は全国各地で雨の被害を受けています。

被災された皆様の御見舞いと、その他の地区の皆様には災害に遭わない事をお祈り致します。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018の高校生募集は7月31日に締め切りました。

群馬と長野だけで39人の応募がありました。

全国の支部からの募集者が加わると相当な人数になると思います。

今回はその応募者の中から長野高校の生徒の応募動機を紹介させてもらいます。

 

「私がハローアルソンの活動報告を読んで、一人で涙を流したのは三月の事だった。

二月、クラスの一人が数日間学校に来ていなかった。

周りの人に理由を聞くと、抜歯をしにフィリピンに行ったらしいという事だった。

意味が分からず冗談かと思った。

その時の私は、世界に、抜歯をせざるを得ない人達がいると考える広い視野も、知識も、その人達を思う心もなかった。

一ヶ月後、調べて見つけたハローアルソンのウェブページで、フィリピンの思ってもみなかった現実に釘付けになった。

信じられない。

自分はこんなに満ち足りているのに。

この子達は将来どうなるのだろう。

もう亡くなってしまった子はいるのか。

色々な考えが交錯した。

さらに、現地の方達は、その辛い状況を感じさせないほどに前向きで笑顔だという記述が胸を打った。

夢中で読み進めるうちに、涙が溢れていた。

そして、力になりたいという思いが込み上げてきた。

目を背けてきた真実を知り、人の事を思い、考え、働く事。

バックグラウンドも年齢も異なる人達と関わり、触発される事。

それが、不自由のない恵まれた環境にいながらも怠惰な自分を変えるきっかけになるという確信も持てた。

あと七ヶ月間、事前準備を進めつつ、心の中にいつもフィリピンの方達の事を留めて生活し、出発を待っています。」



どうでしょうか・・・・。

感動的な文章ですね。

この高校生はわざわざフィリピンに行かなくてもこれで十分です。

現地に行けば温度や臭いを体感できます。

だからと言ってそれで全てではありません。

スラムの人達の夢や心を感じ取れなければ何にもなりません。

そういうチャンスと捉えている感性は素晴らしいと思います。

「世界に、抜歯をせざるを得ない人達がいると考える広い視野も、知識も、その人達を思う心もなかった。」

という文章はそのままどこかの総理大臣に贈りたい言葉です。

そして「人の事を思い、考え、働いて欲しい」のは国会議員に対してです。

自分の身から出た錆を小手先のテクニックで乗り切ろうとするのではなく、真実を話し素直に謝る事ができなければこのような純真な高校生や国民に総理の想いは通じません。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、マニラ近郊の恵まれないスラムの住民を救済するボランティアですが、その人達に触れることで、人間として失ってはならないものに気づかされ、己を律することや人に喜んでもらえる人になる「心の修行」をさせてもらえるのです。

皆様も2018年の活動に参加してください。

お待ちしております。

2017年8月4日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

暑い日が続いたと思ったら肌寒くなるような日もあり、体調を崩される人もいるのではないのかと案じています。

今年は雨の災害で大きな被害が出ています。

九州・秋田・新潟の被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

3・11大震災、熊本地震のときにも全国からお見舞いが届けられましたが、遠く離れた所に住んでいる人は、被災された皆様に「お見舞い」することしか出来ませんでした。

しかしこうして全国どこでも災害が起こると「明日は我が身」という思いに駆られているのではないかと思います。

以前も書きましたが、こういう天災は誰の責任でもありません。

不幸にも被害を受けてしまった時には、国の責任で「最低限度の生活」が出来るような制度にして欲しいと思います。

色々な無駄を省き、やりくりしてでも国民の生活を守ることこそが国の責任だと思います。

これこそが究極の福祉国家です。

そして、私達が選ぶ国会議員は、経済を優先する人より「国民の生活、つまり生きている人」を大切にする人であって欲しいと思います。

ここ数週間にわたって国会中継を見させてもらっていますが、政府の人は、誰のために政治をしているのか判りませんでした。

官僚も、自己弁護ばかりが感じられました。

私達のハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、弱い立場の人にスポットを当て、そこから学び、たくましく生きる力、優しい思いやりのある人になってもらうために4つの柱を作って研鑽しています。

第1にフィリピンのスラムの人達に無料の歯科治療をする。

第2にそこで使用する歯ブラシ、タオル、石鹸を地域の人に呼びかけ協力してもらう。

第3にこの活動を通して歯ブラシ1本が人助けになることを知ってもらい、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

第4にこの活動に高校生にも参加してもらって、優しい思いやりのある国際人に育ってもらうというものです。

これこそが「人」を大切にするということではないでしょうか。

日本は、災害に遭ってもすぐに立ち直れるような国の支援が受けられる世界一福祉の充実した国のお手本になることが、世界一豊かな民族の在り方だと思います。

 ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018に参加する高校生の募集が今月末日に迫ってきました。

全国各地から沢山の高校生が参加申込を出してくれていて、長野県では15人の申し込みがありました。

群馬県からも、1998年に宇宙に行かれた向井千秋さんが卒業した、高崎女子高校から応募がありました。

この高校生の申込書には「公衆衛生を通して発展途上国の人々の幸せに貢献するために、住むところによって起こっている不条理に触れ、自分に出来ることを一つでも多く見つけて協力したい」と書かれていました。

私達はこういう高校生のためにも、できる限りのことをやり、次の世代に素晴らしい日本人の見本を示せるようにしていきたいと思っています。

2017年7月28日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

全国がまるで熱帯になったような気温で、身体に変調を来たす人もいると思います。

水分補給をしっかり摂って体調を崩さないように気をつけてください。

特に豪雨被害に遭われた九州北部の皆さん、自分の体力と相談しながら仕事に当たってください。

悲しい事ですが今回の被害で尊い命を落とされた35名の皆様にお悔やみ申し上げます。

まだ行方不明の6名の皆様が1日も早く見つかりますように祈っています。

今回の災害後、私はテレビの画面で見る現地の姿に驚かされ、人間と大自然の力の差を嫌と言うほど痛感させられました。

人間は物を作り出す創造力が豊かですから、足りないところや不便なところを改善し、改良を加えて住みやすい環境を作ってきました。

そして今のように便利で快適な社会を実現してくれました。

そのため人間が地球を支配しているかのような錯覚さえしていた節がないとは言えません。

何も無いときは、太陽や月、水や空気に偉大さや有難さには気づきませんが、一旦、大自然が猛威を振るった時、恐ろしいまでの破壊力を持つことを知らされます。

何十年もかけてようやく作り上げた住みやすい環境も想像を絶するような大きな力が加わると一溜まりもなく破壊されてしまうことを、3・11大震災の時に味わいました。

その傷の癒えないうちに、幾つかの甚大な被害に遭っています。

日本が受ける災害のうち、地震や火山の噴火は防ぎようがありません。

しかし、災害の原因の一つに地球温暖化が上げられている問題については人間の英知と努力によって何とか対応が出来るのではないかと思います。

しかし各国の意思の統一が出来ません。

海水温の上昇は大きな台風を呼び起こし、氷河や南極、北極の氷を溶かし、海水の上昇を引き起こし海抜0メートル地帯は水没の危機に襲われています。

そして、海の宝石サンゴを死滅させています。

サンゴの死滅は魚の生育をはばみ、やがては海の生態系を破壊してしまうかもしれません。

そして、四季がはっきりしていた日本でも梅雨だというのにまるで台風かのような集中豪雨に襲われ、大きな被害を受けるようになりました。

驚くような事が世界中で起こっていますが、地球が破壊したわけではありません。

このままいくと、いつかは崩壊するのではないかという事象が積み上がっているという事です。

今こそ世界中の人々が力を合わせて地球温暖化対策に努めなければならないのではないかと思います。

私達は先人から受け取ったこの綺麗な緑の星地球をもっと素晴らしい地球にして、次世代に引き継ぐ事が現在に生きる人の力だと思います。

それこそが人間に与えられた英知であり創造力なのです。

それを自分達の欲望のままに食いつぶしてはなりません。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアのように皆で力を合わせて、協力してもらう人も、する人も皆ながウィン-ウィンの関係になるよう頑張りましょう。

この頑張りには必ず良い結果が出るのですから楽しみです。

2017年7月21日 医学博士・歯科医師 林 春二

架け橋

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2017-7-14 17:00

祐介先生こんばんは。

大変大きな被害に遭われた福岡、大分の皆様にお見舞い申し上げます。

そしてお亡くなりになった皆様に心からお悔やみ申し上げます。

日本は山に囲まれた国ですから、今回のような災害は全国どこにでも起こる可能性があります。

今回のように激しい集中豪雨の原因に「地球温暖化」があるとしたら、全力でこれに立ち向う事が大切なのではないでしょうか。

日本は他国と違う悲しい経験をしてきました。

「原爆」の被害もその一つです。

世界で唯一の被爆国として世界に訴えてきたでしょうか・・・・。

この悲しい苦難をどこの国の人にも経験してもらいたくありません。

そういう思いで「核廃絶」を訴えられるのは世界で日本だけなのです。

6月23日の放送では沖縄戦が終わった「慰霊の日」の事を長野県会議員の今井 正子先生に教えてもらいました。

前途有望な20歳から29歳の沢山の画学生が戦死し、残していった作品にまつわる悲しい思いを展示している「無言館」の話は、私達に「戦争は絶対駄目だ」という思いを強くさせてくれました。

というだけでなく、戦争がいかに「酷いものか」、そして既存の物を「全て破壊してしまう愚かな事」という事を世界に伝えていかなければならないと言うことを・・・・。

戦いは強い者が弱い者を徹底的にやっつけ、壊し続けてしまうという事なのです。

幸いな事にハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは戦いとは全く逆です。

世の中で一番恵まれない人達に優しい思いやりを届ける活動だからです。

強い人が弱い人を情け容赦なく打ちのめす戦いと、ワラにもすがって助かりたいと思っている人を繋ぐ虹の架け橋になるのですから、一人でも多くの人が喜んでくれる平和な社会を作ることになるのです。

それが唯一の被爆国の悲しみを乗り越えて、世界に誇れる豊かな国を築き上げた日本の思いやりであり、優しさだと思います。

そのためにも、歯ブラシ1本で出来るボランティアをしっかり伝えて、沢山の人に優しい思いやりの灯火をともしてもらいましょう。

それでは今夜の歯の一口メモです。

生きていく力を生み出している大切な歯が悪くなる原因は「歯の汚れ」です。

この汚れは口の中に住んでいる細菌が作り出す酸によって歯が溶かされる事によって起こります。

予防は「歯」と「歯肉」をしっかり磨く事で口の中の細菌を洗い流し、歯肉をマッサージする事で血液の流れを良くして自己免疫力を高めることです。

これも医療費を抑制し、大きな社会貢献につながります。

2017年7月14日 医学博士・歯科医師 林 春二

ボランティア参加者募集

高校生ボランティア募集要項 医療従事者および一般 募集要項 活動についてのお問い合わせ

歯ブラシを集めよう!

  • 歯ブラシ(新品)
    ※ホテル等の使い捨てタイプも可
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  • 固形せっけん(新品)
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ボランティア活動報告(抜粋)

活動理念「四本の柱」

  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(79.2MHz)
http://www.792fm.com/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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