ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - hayashiさんのエントリ

祐介先生こんばんは。

先週は沖縄での医療研究集会ご苦労様でした。

とても素晴らしい症例でした。

大分県の先生が最後に、「先生の来年の発表を楽しみにしています」という言葉に全てが集約されていたように思います。

これに慢心しないで、更にいい症例を発表できるように心がけてください。

期待しています。

私は、祐介先生が私の診療所に初めて来たときのことを今でもはっきりと覚えています。

当時、先生は横浜の歯科医院に勤務して、今はやりの歯科治療をやっていました。

リスナーの皆さんの中には審美歯科というのはどういう歯科治療を指すのか分からない人もいると思いますので説明します。

歯並びやかみ合わせが悪い人は、矯正歯科で歯の位置を動かしてきれいにしますが、時間がかかるのが難点です。

そこで、歯を削って正しい位置や形にするのが審美歯科治療です。

色や形が自由にできますから、見た目、審美的にきれいだと言えます。

その上、天然歯の矯正より時間はかかりません。

しかし、自分の歯を削らなければならないことが難点です。

私達は基本にしているのはこういう診療ではありません。

見栄えも大切ですが、それ以上に大切なのは「自分の歯」です。

歯を削って治さなければならないのは、多忙な成人の矯正は時間をかけられないからです。

時間が比較的自由に取れる学生時代に治療しておいた方がよいのはこういうことが理由です。

こういう考え方も、私達ハローアルソンの治療チームでは共通認識になっています。

早い子供は5~6歳どころか、それ以下でも矯正治療を進められます。

この段階で歯並びを治しておけば、歯を削って治すような必要は全くありません。

私の診療所に通っている患者さんで、ホンダ自動車に勤めている男性がいました。

歯並びに問題があり、重度の歯周病になっていたので歯磨きがしやすくなるように矯正をすすめました。

なかなか協力してもらえませんでしたが、アメリカの支社に行くことになりました。

私は「欧米人では指導的な立場になる人で、歯並びの悪い人はいないよ」という話をしました。

欧米の人は生まれつき歯並びがいいのではなく、問題があったらすぐに処置をするのが一般的な常識です。

大人になって歯並びが良くないのは病気を治す意識が無いか、治そうとしても親に経済力が無いとえます。

従ってリーダーやマネージャーになる人は、「自分の身体に責任が持てる」、「経済的な問題を抱えていないこと」が求められるから、歯並びの悪い人はいないのです。

アメリカに行ってくれたお蔭で、その男性はアメリカから帰ってすぐに矯正治療をしてくれました。

祐介先生には、見た目の審美も大切ですが「自分の歯を残すこと」にブレないでもらいたいです。

そして正しいことを正しいと伝えられる先生になってください。

2018年11月30日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

大分秋らしくなりました。

私は昨日、佐久市中佐都小学校で、今日は群馬県の安中第一中学校でハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの話をさせてもらいました。

小学生と中学生の違いはありますが、どちらもこれからの日本を背負ってくれる人達です。

スクスクと健康に育って欲しいという思いで講演させてもらいました。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、第1にフィリピンスラムに住む人達への無料の歯科治療。

第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。

第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

最後の第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうという4つの大きな柱の下に活動しています。

私達自身が真剣にことに当たらなければならないことは言うまでもありませんが、協力してくれる周りの人達がいてくれなければ何も出来ません。

物資やカンパ集めにしても、参加してくれる高校生にしてもいなければ何も出来ないのです。

2003年に旗揚げしたこの会も数えてみればもう15回になります。

本当に沢山の皆さんのご支援でここまできました。

幾重に頭を下げても尽くせないほど大きなご恩を頂きました。

これからも今まで以上にご支援ご協力をお願いします。

有難い事に中佐都小学校も安中第一中学校も、私が講演する前から物資を集めてくれることになっていました。

私は自分がこのボランティアをすることで、本当の豊かさとは自分が金持ちになることや物を沢山持つことでないことを教えてもらいました。

私達が周りの人に呼びかけて、物資を提供してもらったりカンパしてもらうことで、スラムの人達に喜んでもらえる事を一緒に喜べることこそ「本当の豊かな心」と言えるのではないかと思うようになりました。

お願いしたうちの「誰が」「いつ」「どのくらい」協力してくれるのか分かりません。

でも一定の時間が過ぎると様々な人から様々な物資や資金が集まり、こうして15年も続けてくることが出来ました。

最初はたった1人の高校生に参加してもらうのも大変でしたが、今では67名もの高校生が参加してくれています。

活動の内容も規模もとても大きくなりました。

これらの全てがご支援してくださる皆様のお蔭です。

本当にありがとうございました。

そしてこれからも宜しくお願いいたします。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、大きな4つの柱がありますが、本当はこの活動に関わりを持つ一人一人が「素直になって」「素直に聞いて」「素直に実行する」という潔い人になってもらうための活動なのです。

参加してくれるDrが素直に真剣に額から汗して頑張る姿を見せてくれるから、参加する高校生が感動してくれ「かっこいい大人達」と評価してくれるのです。

その嬉しい評価を「これだけやっているのだから当然だ」とうぬぼれずに私達の働く姿を「かっこいい」、自分が大人になったら「こういう人達のようになりたい」と言ってくれる素直な高校生に感謝しましょう。

2018年11月9日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

リスナーの皆さんハロウィンはどうでしたか・・・・?

きっと楽しいお祭りだったと思います。

でも先日、渋谷区の区長さんが「節度ある行動」をお願いしていましたが、本当にその通りです。

それでもヒンシュクを買う人が出てしまいました。

とても悲しいニュースです。

サッカーの応援団の皆さんが、闘い終わった後、応援席のゴミを片付けて大きな賞賛をもらいました。

何もしていない私でも心から嬉しくなるニュースでした。

話は違いますが校医をしている御代田南小学校の先生から聞いた話です。

最近の家庭訪問のことを聞かせてもらいビックリしました。

玄関先で対応する家庭、お茶も出してくれない家庭などがあるそうです。

「1億円の宝くじを100万回連続で当てるより難しい確率で生まれてきた我が子」の担任の先生が、家庭訪問で家に行って学校での様子を伝えたり、どんな環境で子供が生活しているかを知ってもらうことも子供の教育にはとっても大切です。

それを「玄関先で」というのでは先生も落ち着いて話せないでしょう。

ましてや先生は一軒だけ訪問するのではないのですから疲れてもいるはずです。

普段お世話になっている先生にお茶でも飲んでもらいながら話を聞かせてもらうのは当然だと思います。

お菓子を用意しろと言うのではありません。

お茶の一杯くらいは出したって罰は当たりません。

そうでない家庭が一軒や二軒でなく増えているそうです。

「クラスの1割くらいはいるかな」と言っていましたので又ビックリです。

リスナーの皆さんは、この話にどんな思いがしたでしょうか。

これで思いやりのある子供になれと言っても無理でしょう。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアのメンバーの心の持ち方は違います。

「思いやり」のある人になってもらいたいからです。

「人に触れ合う」こと。

左右の5本の指を交互に「重ね合う」ように、人の心と自分の心をしっかり組み合わせること、その指が溶け合ってどれがどれだか分からないように「溶け合う」ことではないか・・・・ということです。

何から何まで一緒になることです。

そういう人達は、今回起きた渋谷のハロウィンのような騒ぎは起こしません。

渋谷の人達にとってもお祭りを楽しむ皆様にとってもどちらにも喜んでもらいたいです。

むしろ渋谷の皆様から「来年も是非来て欲しい」と言われる人になって欲しいです。

こんなことをハロアル2019に初参加が決まっている千葉県の歯科医師、鶴岡先生と話しています。

私達はいつも人のことを気づかえる人でいたいものです。

2018年11月2日 医学博士・歯科医師 林 春二

優しい思い

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2018-10-26 12:00

祐介先生こんばんは。

大分寒くなりました。

今年は秋が無く、いっぺんに冬に突入するかと思うほど冷え込みが厳しいです。

皆様も体調には十分に気をつけてください。

こんな寒さの中、3年半に渡たり拘束されていた安田純平さんが開放され、無事帰国したニュースはとても喜ばしいです。

しかし一部に、行っては行けないところに自分で行ったのだから「自己責任だ」と言う人がいます。

しかしそんなことはありません。

世界中が平和で安心して暮らせないと、日本人や日本の企業が安心して活動が出来なくなり発展は望めません。

他国や危険な所でも、そこに行って現場で何が起こっているのか日本人の心で調べ報道してくれなければ、私達は真実に触れることは出来ないのです。

すると安田さんどころか、もっと多くの日本人が危険な目に遭う可能性も出てしまいます。

ですから「自己責任」などと責めないで、安田さんやその直前に命を奪われた後藤健二さんに感謝をしましょう。

憎むべきは争いなのです。

己の欲望を満たすために人を襲い、命を奪う戦争です。

「人の命は地球より重い」とよく言われます。

それなのに国内では飲酒運転や事件で、尊い命が奪われることがあります。

事故を起こした人や加害者を憎みますが、それで失われた命が戻ることはありません。

事故を起こさないことです。

それでも「そんな危険なところに行くなと言うのに行ったから自己責任だ」という人もいるかと思います。

皆さんにはそんな風に冷たい人であって欲しくないです。

家族の身になったとしたら例えそうだとしても、何とかして欲しいと思うのが人情ではないでしょうか。

同じ日本人です。

みんなで仲良く思いやりのある人に、日本国はどこまでも私達を守りぬく国であってください。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの名前は、今から16年前にフィリピン医療ボランティアに初めて参加した祐介先生が、最初に診療した10歳の男の子「アルソン君」の前歯4本を抜かなければならなかった辛い思いから「二度とアルソン君のような子供が出ないように・・・・」という願を込めて、この活動をハローアルソン・フィリピン医療ボランティアと名づけました。

そのために皆さんにハブラシ・タオル・石鹸をお願いして一日一食、又は二日に一食しか食べられないスラムの人達の衛生に役立ててもらっている活動なのです。

その活動中マニラミーティングで「『やさしさ』とは相手の幸せを願うこと。

『心の豊かさ』とは相手の幸せを一緒に喜べること」という話をしました。

このことを今回のハローアルソン2019に参加する新潟県上越高等学校のさんが決意書の中で「去年の夏はこんなことを考えることなんてなかった。

あの4日間が私の中の何かを変えた。

活動中は初めてのことだらけで自分のことで精一杯だった。

それでも『またあのボランティアに参加したい』と思えたのは、フィリピンの子供たちに触れて、笑顔を見て、大人達の優しさと本気を感じたからだろう」と綴ってくれています。

私は今回の安田純平さんの帰国を家塚さんのように優しい思いで迎えてやって欲しいと思います。

2018年10月26日 医学博士・歯科医師 林 春二

呼びかけ

カテゴリ : 
ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2018-10-19 17:00

祐介先生こんばんは。

今年の夏は今まで経験したことのないような暑い夏でした。

ところがここに来て、とても寒い日が続き今度はストーブに火を入れました。

あの暑い日はどこに行ったのか信じられません。

最近の気候は全く今までの常識では考えられないようなことばかり起こって、体がついていかない人も多いのではないかと心配しています。

この番組で紹介しているハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは第1に、フィリピンのスラムに住む人達への無料の歯科治療。

第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。

第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうことの4つの大きな柱で成り立っています。

 4つの柱を素直に実践する人と出来ない人では大きな違いが出ます。

歯ブラシ・タオル・石鹸の協力をお願い出来る人。

真の友人、知人が見つかります。

その上自分に自信がつき次から次に自分の可能性が上がり、周りの人から厚い信頼を受ける人になります。

世に言う「人格者」になっていく人です。

このボランティアは一日一食あるいは二日に一食しか食べられないスラムの人達を支援する活動です。

大の大人が一日働いても6~700円しか稼げません。

それで一家6~7人を守らなければならないのです。

それこそどんな物でも手に入れば有り難がってくれる人達です。

いい物も悪い物もありません。

と言うことは、日本のように豊かな生活をしている国の人にとって何気なく捨てているようなものでもいいということです。

ですからお金持ちでなければ出来ないのではないかとか、物が沢山なければいけないということはありません。

小学生の皆さんなら、使い残しのノート1ページでも構いません。

中学生なら名入りのタオルや、旅行先のホテルの歯ブラシでもいいのです。

やる気さえあれば誰にだって出来ます。

祐介先生が群馬県の吉井歯科診療所の院長をしていた頃の話です。

まだ幼稚園に通っている子供さんが、お母さんと薬局に行き歯ブラシを2本買ってもらったそうです。

お母さんが2本も何するのか聞くと、「祐介先生の所へ持っていく」と答えたそうです。

この話を祐介先生から聞いたときは嬉しくて、涙が止まりませんでした。

この5歳にも満たない子供がすごいのはハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの真髄を理解していることです。

私達大人は子供のことを見ると大人以下の子供でしかないと思うかもしれませんが、この子供は有名な「一休さん」と同じ悟りを開いた立派な高僧なのです。

私達凡人には遠く及ばない人達だと言えます。

歯ブラシ一本でスラムの人達の命を救うことが出来ます。

でもこの歯ブラシ一本を集められなければ、それも出来ません。

いたいけない子供がお母さんにお願いしてくれたように、皆様も周りの人に呼び掛けてください。

そして一人でも多くのスラムの人達に幸せになってもらいましょう。

            2018年10月19日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

昨日の東京は穏やかな秋のいい一日でした。

私は日比谷野外音楽堂で行われた「憲法、いのち、社会保障をまもる10・11国会集会」に参加してきました。

集会が始まる前の1時間ほど、日比谷公園に来る人達に「医療・介護・福祉の充実」を国の責任で果たしてもらうための署名活動をさせてもらいました。

私が声をかけた人は200人は下らなかったと思いますがもっと多かったかもしれません。

署名をしてもらえたのはたった15名でしかありませんでした。

残念ながら若い人達は、分かっているのか分かろうとしないのかは分かりませんが、立ち止まってくれようともしないで素通りしてしまいます。

今の医療や介護の問題は、自分達には関係ないと思っているからなのでしょう。

でも実はそうではないのです。

若い人の両親やおじいちゃん、おばあちゃんは大きな影響を受けます。

そしておじいちゃんや、おばあちゃんが体調を崩せば元気なお父さんやお母さんが会社に行けず、介護のために離職をしなければなりません。

そこで今までの収入は絶たれます。

そのお父さんやお母さんを支えるために、若い皆さんが物心両面の支援をしなくてはならなくなります。

私はこうした悲劇をなくすために、「皆さんの医療費窓口負担の軽減や介護保険料を高くしないで」と呼びかけたのです。

私の声に足を止めて署名してくれた15名の人達のためにも、更にこの活動を続けていきたいと思いました。

国民の政府に対する要望で最も高いのは社会福祉の充実です。

まさに今回の署名活動なのです。

今の政府は財源が無いという理由で、医療や介護、そして一番大切な年金を切り下げる手法をとっています。

これらは全て社会保障です。

中でも高齢者の唯一の収入である年金が下げられる中で介護保険料はどんどん上がり、平成12年に介護保険が導入された時からもう2倍になってしまったことは大問題です。

消費税が5%だった2013年の税収は10.8兆円でした。

8%になった2014年は16兆円に跳ね上がりました。

この税収が増えた2.2兆円は全て社会保障に使うと言って消費税を3%も上げたのに、社会保障に回ったのはたった5000億円でしかありませんでした。

その他は赤字国債の穴埋めなどに使われてしまったのです。

安倍政権のもう一つの目玉に介護離職をゼロにするというものがありました。

2012年時には10万1千100人いた介護離職者は、2017年でも9万9千人います。

5年間でたった2,000人しか減少させられませんでした。

もしかしたら戦争になるかもしれないと恐れられたアメリカと朝鮮関係も対話に舵を切っている今、日本だけが強行姿勢を崩さないで軍事費にお金をかけるのではなく、国民が安心して暮らせるために社会保障の充実を図ることこそ最優先にすべき課題なのではないでしょうか。

ボランティアの対象者はいつも弱い立場の人達です。

この人達にスポットライトが当たるように頑張りましょう。

2018年10月12日 医学博士・歯科医師 林 春二

 

祐介先生こんばんは。

今週も台風25号が暴れそうで心配しています。

くれぐれも注意してください。

長野県では最も古いSBCラジオの「里枝子の窓」に出演させてもらいました。

この番組の主人公は目が見えず、日常生活は盲導犬に誘導されて行動しています。

しかし話してみると、健常者の私が恥ずかしくなるような感性の持ち主でとても穏やかな話をする人でした。

長野市にお住まいの80代の全盲の女性からのメールを紹介します。

『●信州にフィリピンのスラムで歯の治療奉仕をしている団体のあることは全く知りませんでした。

もう今年で13回目だと言うのに、このようないいお話は中々伝わらないものなのですね。

参加する高校生には、奉仕活動そのものよりも、将来国際人として活躍出来るような大人に育ってゆくことに期待をしていると言う考え方に感銘を受けました。

日本にあっては、お金さえあればほしい物は何でも手に入れることが出来ますし、親に言えば子供のためなら多少無理をしても買ってあげると言う生活が当たり前になっている高校生も、石鹸1個を一家で3年も使うと言う現実を目の当たりにすれば、意識が変わってくるのですね。

●父親の一日の賃金が600円程度、6人家族だと、お握りが1個ずつしか買えないと言うお話には考えさせられました。

と言うのは、日本では、一億二千万人の国民全員が毎日お握り1個分の食べ物を捨てていると言う現実があるからです。

これを年間に換算すると独り当たり50キログラムの食べ物を捨てていることになるそうです。

私は、戦中戦後の飢餓を経験していますが、フィリピンのスラムの現状は、日本の73年前と同じような状況ではないかと思いました。

●参加した高校生が帰国してから、両親にきちんと挨拶をすると言うお話に「ハロー・アルソン」の活動の底力を感じました。

「大人は変えられないけれども、子供は変えられる」と言うお話には、苦笑してしまいましたが、昔の格言の「鉄は熱いうちに打て」に通じるものがあると思いました。

●ゲストが「物で応援出来ない人は、無事に帰ってこられることを祈って下さるだけでも結構ですから」と言う言葉には、はっとさせられました。

「経験のある人も、初めての人もすべての人がフラットです」と言う考え方に、この会の包容力の大きさを感じましたし、「祈って下さるだけでもいい」と言う言葉には、理念の高さを思いました。

日本でも、貧富の格差が急速に広がり、貧困層の子供の比率が上がっている現状を思うとき、私も含めてこのような包容力と理念を持つ人を増やしてゆかなければと思った次第です。

最後に必要経費のことですが、参加費が8万円もかかると言うのに、来年の参加希望者がすでに53人もいると聞いて、この会の魅力と期待の大きさを汲み取ることが出来ました。

「今だけ、金だけ、自分だけ」と言う風潮が広がっている昨今これに警鐘を鳴らす意味でも、今回の放送は社会的な意義が大きかったのではと思いました。』というものです。

こうして目が見えなくても、ハローアルソンの活動の良さを理解してくれている人がいる一方で、この活動に誇りを持って周りの人に話してくれている人が何人いるのでしょうか。

この一瞬の積み重ねが自分の人生だということに気づいてやる気を出して欲しいです。

2018年10月5日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

フィリピン医療ボランティアの調査ご苦労様でした。

今年は大きな台風がフィリピンにも何回も上陸したので、スラムの皆さんも大変だったと思います。

マニラで協力しているリッキーさんから、「保管している物資を使っていいか」という連絡が入るたびに全て出してもらいました。

こんな年は今までに経験したことがありません。

その上、今度の活動は70名以上の高校生が参加しますので、今まで以上に気を配らなくてはならないことが多いと思いますが上手い会場が見つけられるか心配しています。

やる気満々の高校生は本気になってくれるでしょう。

しかし大人はそうとは言い切れません。

感動的に活動してくれても高校生が素晴らしいというだけです。

それだけでは高校生の本当の喜びや感動は大きくなりません。

まだ何人になるか分かりませんが、一緒に行ってくれる大人が本気になって精一杯やってくれたら、間違いなく高校生の胸を震わせてくれるような活動になるはずです。

その大人達をどこまで真剣にさせるかが関口団長と現地統括者の祐介先生の力ということになります。

二人のこの活動に対する真剣さは誰の追随も許しません。

しかし団体行動ですから、二人だけでは心を揺り動かすような感動にはなりません。

やはり参加者全員が「もっとやりたい」という思いが沸き起こってこそ、ボランティアの感動が湧き上がってくるのです。

そのために高校生は10月から事前研修を行います。

そこでこの国際医療ボランティアの意味を自分のものにし、国内はもちろん国際ボランティアでも味わえないハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの醍醐味を味わってもらいたいです。

2日前、滋賀県近江八幡市にある岡山小学校の峰岡先生から「先生!また講演してもらえませんか?」という電話がありました。

昨年2月に祐介先生、関口先生と3人で行ったきり今年は何の連絡もなかったので寂しい思いをしていました。

そこへの講演の依頼ですから、とても嬉しく話を聞かせてもらいました。

出来れば今年中で5年生には「国際貢献について」、6年生には「国際平和」について話してもらいたいということでした。

3人での話しになるので、どんな展開にしたらいいか胸が弾みます。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは第1に、フィリピンのスラムに住む人達への無料の歯科治療。

第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。

第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうという4つの柱で活動していますから、小学生にとっても楽しいボランティアの報告が出来ると思います。

そして彼らの中から、高校生になったときハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに参加してくれる人が出ることを楽しみにしています。

2018年9月28日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

穏やかだった日本が大変な国になってしまいました。

四季があれほどしっかりしていて、しかも山や川は美しくきれいな国でした。

ヨーロッパやアメリカのように資源は無くても、それ以上の美しさがありました。

フランスの外交家ポール・クローデルは明治の人達を見て「日本人は貧しい。

しかし気高くとても神々しい。

もしこの地球に一つの民族を残すとしたら、日本人以外はない。

」と言わしめた明治の人達はすごいです。

貧しい身なりでも神々しいと言わせた心がすごい。

今から200年前のフランス人と日本人の状況は今よりはるかに大きな違いがあったと思います。

しかしクローデルは並みいるヨーロッパの人達よりはるか遠く離れた島国に住む日本人の素晴らしさをたたえていました。

アメリカに猿を使った18年間の実験があります。

一つのグループは餌を豊富に与えた飽食グループ、もう一つは餌を70%に抑えた貧しいグループの18年を比較すると、飽食グループは毛並みがパサパサ、白内障や糖尿病が起こり、まるで年老いた猿に。

ところがいつも腹を減らしていたグループは毛並みがツヤツヤで白内障や糖尿病にならず若々しくハツラツとしていたのです。

ところで私達は先祖の皆さんが世界一の人達と賞賛された子孫だと胸を張って言えるでしょうか。

自分のやりたいことや、欲しいものは沢山あると思います。

その全てが手に入ったとしたら飽食で老化した猿のように、生きる力を奪われてしまいはしないでしょうか。

全てを手にすることなどは不可能なのです。

今の自分にとって本当に必要なもの、今、この瞬間に手にしなければならないものは何か見極める必要があります。

餌を制限された猿のグループと同じように、若々しく生き生きと生きていける人になって欲しいです。

私達が今やっているハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは、日常生活の中から生み出したり、やりくりをすることで生まれたほんのちょっとのユトリで出来るボランティア「チョイボラ」です。

最初の頃のチョイボラには、早く皆さんに協力してもらえるよう必死な思いで書いていました。

それが年ごとに協力をしてもらえるようになった喜びや感謝の言葉が多く見られるようになりました。

そして10年を過ぎる頃から一緒に行った高校生がハローアルソンに帰ってきてくれ、一緒にやれる喜びの声が見られるようになりました。

最初はたった一人の高校生だったのに、今年は46名に膨れ上がり、来年は77名です。

頑張ってきたかいがありました。

でも振り返ってみればその時々は「チョイボラ」でした。

その時出来るほんの「ちょっと」のボランティアです。

スラムの人の為にと思ってやりくりすればするほど、やりくりが上手くなりました。

まるで餌を制限された猿のグループが18年経っても年老いないのと同じように、ファイティングスピリットが湧き上がります。

これからもポール・クローデルの言う「世界に一つの民族それは日本人だ」を目指して頑張ろうと思います。

2018年9月21日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

北海道東部地震が起きてから早くも一週間が過ぎました。

電気や水道がまだ使えない地区や避難所生活をしている人が沢山います。

一日も早く復旧、復興されることを願っています。

この地震で命を落とされた41名の皆さんのご冥福をお祈りいたします。

以前、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに参加してくれた兄弟三人が、歯の矯正治療に通い始めてくれました。

一番下の琳くんは高校で野球をやっていましたが3年生の夏も終わり、クラブを引退する時期になったようです。

これからは大学の試験に向けて頑張ってもらいたいです。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは第一にフィリピンのスラムに住む人達への無料の歯科治療。

第二に現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。

第三にこの活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

第四にこの活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらう活動です。

始めたばかりの時はほんの僅かな人達17人でしたが、皆様のお蔭で今では高校生も50名以上の人達が参加してくれ、一般の人も50名以上が参加してくれるようになりました。

ですからボランティアの質も量も格段に上がりました。

何事をやるにも人が多く集まらなくてはどうにもなりません。

西日本豪雨被害や北海道東部地震にしても、復旧にはまだまだ多くの人の協力が必要だと思います。

だからと言って全てを一人でやろうとしても無理です。

ある人には片付けのボランティアを、ある人は専門技術のボランティアを、そしてある人には資金のボランティアを・・・・、と力を合わせ工夫してやっていこうではありませんか。

2011年3月11日に起きた東日本大震災の被災地の方も、西日本や胆振よりは少しはましかもしれませんが以前のような状態にはほど遠いと思います。

こちらへのボランティアも忘れないようにしていきましょう。

私は11月に福島県の村の被災者に励ましの訪問ボランティアに行く予定です。

ボランティアというと、何かのように感じる人もいるかと思いますが、自分が出来る「チョッ」とした心配りも立派なボランティアです。

人に声をかけられたら「ムスッ」とするのではなく、「こんにちは」と気持ちのよい挨拶も立派なボランティアになります。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに参加した人で、明るく笑顔で大きな声を出してくれる人で喜ばれなかった人は一人もいません。

また、ハブラシ・タオル・石鹸を集めてくれる人でモソッと話をする人も一人もいませんでした。

大きな声・・・・、明るい声・・・・、笑顔・・・・、どれもこれもお金や体力を全く必要としません。

やってやろうという「気持ち」さえあれば「心」とも言いますが、あればできる事ばかりです。

率先してやってみてください。

周りの人達にきっと喜ばれます。

山や地震の多い日本です。

これからも様々な災害が予想されます。

そんな時でも明るい未来を信じてみんなで力を合わせて乗り切っていきましょう。

それが豊かな国のボランティアだと思います。

2018年9月14日 医学博士・歯科医師 林 春二

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  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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