ハローアルソン「ハロアル」は歯ブラシ1本でできるボランティア

フィリピン医療を支える会 ハローアルソン

ブログ - hayashiさんのエントリ

祐介先生こんばんは。

パラリンピックもたけなわ。

日本選手も頑張ってくれていて嬉しいです。

オリンピックの時は日本選手を片想いのように応援しましたが、パラリンピックは全く違う感覚です。

日本選手の事も大切ですがどこの国の選手も頑張って欲しいと願わずにはいられません。

今夜は、昨年のハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2017に参加してくれた群馬県新島学園高校の小田部君の感想文を紹介したいと思います。
 

 『日本では感じる事の出来ない非日常の4日間。

2回目の参加をさせてもらったのですが、昨年同様に目に飛び込んでくるのは貧困という日本では味わう事の出来ない貧さでした。

治療を受けに来て涙ながらに歯を抜いて欲しいという現地の人達・・・・。

9歳というまだ幼い少女が1人で治療を受けに来ました。

その子の歯はなかなか抜けず、麻酔をしていてもとても痛いのか大号泣していました。

その痛みに耐え歯は抜けたのですが、その痛みに耐えている姿を見て
「こんな小さな子が、不安と恐怖で大変だったはずなのに、治療出来るチャンスと勇気を持って歯を抜きに来た。」
と思うと涙が止まりませんでした。

治療が終わるとその少女は笑顔で帰っていきました。

他の患者さんもみんな同じで・・・・。

その笑顔はとても素敵な笑顔でした。

見ている私が幸せになるような、そんな笑顔でした。

貧困など気にしない、そんな笑顔でした。

1年の中で、こんなにも胸を打たれる笑顔が見られる4日間はありませんでした。

この感動、笑顔の大切さを教えてくれたこの活動にとても感謝しています。

この人達に負けない人になりたいと思いました。』というものです。



こうして振り返ってみると、実に大きな意味があったと思います。

自分が幸福なのか、幸福すぎるのかは、不幸な人を見なければ判からないという事です。

たった4日間の活動だったかも知れませんが、そういう事が判ってとても良かったです。

こうして多感な高校生にインパクトを与えられたこと、そして自分の人生の道しるべを作ってやれたこと、本当に嬉しいです。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは第1にフィリピンのスラムの人達に無料の歯科治療をする。

第2にこの活動で使うハブラシ・タオル・石鹸などを日本の皆様に呼びかけて集める。

第3にこの活動を通して日本人の優しさや思いやりを思い起こして貰う。

そして第4にこの活動に高校生にも参加してもらい、この活動をやっている大人達の姿を見てもらい私達に負けない優しい思いやりのある国際人に育ってもらう、というこの「4つの柱」で活動しています。

皆様のお陰で今年14回目の活動を終え、今月の24日(土)には軽井沢町の隣にある御代田町“エコールみよた”で12時30分から今年度の報告会を行います。

この入場料1,000円が次の高校生の支援金になりますので一人でも多くの人に参加して欲しいと思います。

 

2018年3月16日 医学博士・歯科医師 林 春二

情熱

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2018-3-9 13:00

祐介先生こんばんは。

平昌オリンピックも終わり、これからパラリンピックが始まります。

今まで以上に盛り上がるように私達一人一人が力を入れて応援しましょう。

日本人は“熱し易く冷め易い”と良く言われます。

特にボランティアはそうです。

何か問題があると“ワァーッ”と集まりますが直ぐに忘れてしまいます。

ところが、私達ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは4つの柱を掲げてボランティアを始めてから一年ごとに参加者も協力者も増え続けているから不思議です。

第1に、フィリピンスラムに住む人達への無料の歯科治療。

第2に、現地で使うハブラシ、タオル、石鹸を地域の人達に呼び掛けて協力してもらう。

第3に、この活動を通して自分の中に眠っている、優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

最後の第4は、この活動に私達だけでなく高校生にも参加してもらい、優しい思いやりのある国際的な日本人になってもらうという柱です。

この4つの柱のどれもこれも一回やれば終わるという物ではありません。

その為に団長の関口先生や現地統括責任者の祐介先生だけでなくメンバーは常に周りの人達に、ハブラシ、タオル、石鹸の提供を呼び掛けてくれています。

来る日も来る日も・・・・です。

ですからハロアルメンバーは「熱し易く冷め易い」どころか「活火山のマグマのように燃え尽きる事のない情熱」の持ち主です。

そして全員が一丸となって、来年2月に行われるハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2019に向けて脇目をふらずに頑張っている所です。

そんな所に長野市の地区住民自治協議会ボランティアセンター長の北野さんからハブラシが届きました。

ダンボール箱を開けると一通の手紙が入っていました。

「この度、未使用のハブラシによるボランティア活動の御様子を新聞にて拝見させて頂きまして、素晴らしい事業と賛同致しました。

早速、地域に呼び掛けました所、沢山集まりました。

私共のボランティアでも何かお手伝いが出来ましたらと思いまして実行に至った訳でございますが、フィリピンの子供達に少しでも思いが届きましたら幸甚です。

お手数をお掛け致しますがよろしくお願い致します。」

という内容でした。

そもそもこの北野さんが目にしてくれた新聞は今年のハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに参加した上田西高校の今井亜美さんが長野市の図書館にハブラシ集めのポスターを貼った事に始まります。

それが長野市民新聞の記者の目に触れ、長野市民新聞にこの事を掲載してくれました。

その新聞を見てくれた今回の北野さんに繋がっていったのです。

一人一人の努力も大切ですが一人ではどうしても限界があります。

他の人に伝える事によって力のある人に巡り合い、大きな大きな力になるのです。

これが“熱し易く冷め易い”という力に大きなエネルギーをくれ“消しても消しきれないマグマ”になる事を肝に命じて欲しいと思います。

 2018年3月8日 医学博士・歯科医師 林 春二

春一番

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2018-3-2 0:10

祐介先生こんばんは。

昨日、今日と物凄い風でした。

春一番と言ってもこういう一番は有り難くありません。

急がず、慌てず穏やかな方が良いと思います。

2005年に第一回ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアが発足して、アッという間の13年でした。

それから干支も一回りして2巡目に入りました。

第一回のハローアルソンに参加してくれたメンバーは23名。

今は無くなってしまいましたが、アメリカ第七艦隊があったスービックという町の半島の先にあるナギャントック村でした。

陸路はなく漁船に乗ってしか行けないたった30戸しかない村でした。

トイレがあるのはたったの5軒で電気があるのは10戸だけでした。

その電気もバッテリーからとるものでした。

陽が昇れば起き、夕暮れと共に眠るという原始的な生活の人達でした。

ハローアルソンチーム以外の支援は全く無く、スラムの人達からはまるで神様のように思われました。

そこで縄引きをやったり、カスタネットでリズム合奏をしたり心と心の交流をはかりました。

その時のスタートがあって今の13回のハローアルソン・フィリピン医療ボランティアがあるのです。

あの時、高校生3人を含めてもたったの23人しかいない人達だけでフィリピン医療ボランティアが出来るか不安に思いましたが、「精一杯」出来る事をしようという思いで臨みました。

それが現在の「全身全霊」に繋がっています。

たった30戸のスラムですが子供達は多く、綱引きの縄を準備したり、祐介先生はカスタネットを10数個用意して子供達と音楽を楽しんでくれました。

どちらもスラムの子供達にとって初めての事ですから楽しかったと思います。

そこで団長の関口先生は患者さんから、歯の痛い時には「こめかみをって痛いの痛いの飛んで行けと神様にお祈りするしかない」という話を聞いてくれました。

そして一番大きな事は、そこで使用した注射針や血液の付着したガーゼをコンクリート積めして、村の人達が怪我をしないように最善の処置をして来た事でしょう。

この発想は現在の日本でも行われている医療廃棄物の最終処理と何ら変わりがありません。

発展途上国に於けるボランティア活動であっても、私達先進国と全く同じ最新の方法をとるハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの「精神」の真髄はここにあります。

今世界中が異常気象に悩まされていますが、ハローアルソンの精神でCO2に対応していたら、もっともっと早く地球温暖化に歯止めが効くのではないでしょうか・・・・。

こういう事を通して、ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは一生懸命やっていますが、世界中の人達が「一致団結」して「全身全霊」で全ての生命が健康で長生きするためという視点からすると、「天狗になるな!私達の活動はまだまだだぞ」という「天の声」には聞こえないでしょうか?

2018年3月2日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

 冬季オリンピックで日本中が湧いています。

勝負ですから勝ち負けが伴い、結果として嬉しい人、悲しい人が出てしまいます。

私達ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアとこの点が一番大きな違いになります。

ボランティアに勝ち負けはありません。

やる方もやってもらう方も共に喜びと感謝があるだけです。

勝ち負けにこだわると、量であったり回数が多い方がよい事になってしまいます。

勿論、量も回数も多いに越した事はありません。

だからといって多くなければいけないという事はありません。

その活動が相手にとっても自分達にとっても楽しく笑顔が満ちていれば、その活動は“成功”と言えます。

そして参加しているメンバーがまた、この活動に参加したいという人が多ければ多いほど“大成功”と言えるでしょう。

しかし、どんなに沢山の人が感動を覚え、次も協力したいと思ってくれても実践してくれなければ意味がありません。

私がハローアルソン・フィリピン医療ボランティアに参加してくれる皆さんに感謝しているのは、リピーターがとても多い事です。

どんな活動であってもやる前と後では大きな違いが出ます。

そういう結果が非常に短期間、または短時間の内にハッキリ、クッキリ出ます。

ですからその活動に参加した人は大きな感動を受けるのですが、時間の経過と共にその感動は薄れ、やがてあの感動があったかどうかさえ忘れてしまいます。

私はこういう人にお願いする事があります。

自分がこの活動で受けた感動を身の回りの人や会社の同僚、あるいは学校の友人達にこの経験を話す事です。

一人に話したら話した分、二人に話したら話した分、そして話せば話すほど自分の中のエネルギーが蓄積され忘れたくても忘れる事が出来なくなります。

そして話した分、必ず協力者が出て来ます。

すると自分だけでなく、協力してくれる人の分まで喜びや感謝が集まり、素晴らしい人に成長させてくれるのです。

 ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018に参加したメンバーの中に重い障害を持っている兄弟がいました。

生まれてから今日まで人に言えない悩みや苦しみ、悲しみを味わって来たと思います。

今回のハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018に参加したこの人達がハロアルメンバーの優しい思いやりや笑顔に感動してくれました。

やがて自分達が大人になった時にハローアルソンに集結する大人達のように笑顔でカッコいい大人になりたいと口を揃えて言ってくれています。

関口団長を頂点として、現地統括責任者の祐介先生、副団長の井橋先生、戸田先生達の頑張りに心から感謝したいと思います。

よくぞこれだけ沢山のメンバーの心を一致団結させて素晴らしいボランティアをしてくれたと思います。

と同時に悩みや悲しみ、苦しみを乗り越えて参加してくれた全てのメンバーの皆さんに、心から感謝と拍手を贈りたいと思います。

皆さんの体験した今回の活動の総決算ハロアルボランティア2018報告会を3月24日(土)12時30分から長野県北佐久郡御代田町“エコールみよた”で行います。

一人でも多くの皆さんに参加してもらって、高校生達の生の声を聞いて欲しいと思います。

2018年2月23日 医学博士・歯科医師 林 春二

感謝

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2018-2-16 12:00

祐介先生、関口先生こんばんは。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018も無事終わり、一息する間も無く12日(火)には急患で3人の治療をさせてもらいました。

痛みのわりにはすんなりと治療も終わりホッとさせられました。

私は「痛い時や具合の悪い時はいつでも電話して下さい」と治療が終わって診療室を出て行くどの患者さんにも伝えています。

こういう時が患者さんにとって一番困る時だからです。

この考えで40年間ずっとやり続けています。

当然、診察券にも夜間受付電話を記載しています。

疲れている日の夜中に電話を受けた時はさすがに大変ですが、大変なのは私ではなくこんな時間にかけざるを得なかった患者さん自身です。

こんな時は必ず妻が一緒に診療室に行って、手伝ってくれますので心強いです。

誰もいない診療室に電気のスイッチを入れると「パッ」と診療室が明るく照らし出され「頑張れよ!きっとうまく行く」という天の声が響くかのように感じられます。

実際にその通りでいつもなら難儀な金属冠や、金属でできている支柱がいとも簡単に取れてビックリするほどです。

きっと医療の神様が手助けしているからだとしか思えません。

その日もそんな事を考えながら、フィリピンのスラムで治療をして来た人達の事を思い出していました。

あの人達は本当に幸せだったのだろうか・・・・。

そして術後の苦痛はないのだろうか・・・・と。

そんな所に横浜から参加してくれた古川百合さんのお母さんの訪問診療をしてくれている同じ参加者の高畠太士先生が「12日に訪問してくれた」と嬉しそうに古川さんから電話がありました。

古川さん自身もフィリピンに行っていた訳ですし、高畠先生も行っていた訳ですからお互いに疲れていても大きな喜びに繋がったのだと思います。

これがボランティアの喜びなのです。

 今回のボランティアに出発する時、成田空港で私はこんな事を皆さんにお願いしました。

こうして皆さんが全員集合できた事、ボランティアに行ける事に「感謝」しましょう。

そして「笑顔」で頑張りましょうと。

次に感謝のトライアングルについて話しました。

感謝には現地スラムの人達が私達への感謝。

そして私達は現地の人達からの感謝をもらい元気いっぱいボランティアができ、今回の活動に協力してもらった皆様への感謝が出来ます。

さらに私達に協力してくれた皆様には現地の人達からの感謝と私達からの感謝、つまり「スラムの人達」・「私達」・「私達に協力して頂いている人達」からの感謝がトライアングルのように連鎖して喜びに繋がっている事を栃木支部から参加している渡邊愛人先生が教えてくれました。

だからハローアルソン・フィリピン医療ボランティアは上手く行っているだけでなく、その輪が広がっているのです。

最後に全員で心を一つにして、一致団結して頑張りましょうという事でした。

2018年2月16日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

と、言っても祐介先生も私もマニラからです。

リスナーの皆様こんばんは。

留守を守ってくれているキョウヤさん今夜は宜しくお願い致します。

ピンチヒッターを引き受けてくれるキョウヤさんがいるので心強いです。

毎年私達はこの時期マニラのスラムにボランティアに来ております。

こうして長い間この活動を続けられるのは、今夜も熱心に聞いてくださっているリスナーの皆様のご支援のお陰と感謝しております。

と同時に皆様の温かいお心に報いる為にはこの活動を更に充実した活動に育て、フィリピンのスラムの恵まれない人達がハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの支援がなくても幸せに生活出来る事が一番いい事ですが、まだまだ時間はかかりそうです。

リスナーの皆様にはこれからも今まで以上に温かいご支援を宜しくお願い致します。

お友達にもこのボランティアの話をして協力してもらってください。

今年の活動は115名で来る予定でしたが、静岡支部長で歯科衛生士の山口清美さんのお父様が出発直前にお風呂で倒れてしまい永眠されてしまいました。

その為、山口さんの参加は急遽取りやめになってしまいました。

10年近く協力してくれた人がいないのは淋しいですが、他の皆さんは団長の関口先生、現地統括責任者の祐介先生の下で全員元気に活動しています。

ご安心下さい。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアには大きな4つの柱があります。

第一にフィリピンスラムの人達に無料の歯科治療をする。

第二にこの活動で使うハブラシ・タオル・石鹸などを日本の皆様に呼びかけて集める。

第三にこの活動を通して日本人の優しさや思いやりを思い起こしてもらう。

そして第四にこの活動に高校生にも参加してもらい、この活動をやっている大人達の姿を見て、私達に負けない優しい思いやりのある国際人に育ってもらうというものです。

今回、私達がスラムに来て一番力になっているのは、日本の皆様が提供して下さったハブラシ・タオル・石鹸です。

スラムの人達はその日食べる物が無いだけでなく、生活用品など全く無い人達です。

中には今日どころか昨日も一食も食べていない人達もいます。

その人達にとって歯ブラシ・タオル・石鹸はまるで宝物のようです。

それでも我れ先にと先を急ぐ人はなく「あなたがお先に」と譲り合う心の持ち主です。

ボランティアをしていながら、心が洗われる思いです。

皆様から頂いた募金の一部はこの人達に渡しているお米(一人 2kg)に当てられています。

今の私達にはたった2kgしか支援できませんが、皆様からのご支援があればもっともっと沢山支援できます。

今回の活動については帰国後の16日、祐介先生が詳しく説明してくれることになっています。

先の4つの柱の説明の中では話しませんでしたが、皆様からの募金についても本当に宜しくお願い致します。

2018年2月9日 医学博士・歯科医師 林 春二

種まき

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2018-2-2 12:00

祐介先生こんばんは。

先週以来日本中が強い寒波に覆われて、とても寒くて大変です。

身体に自信の持てない高齢者や不具合を抱える皆様、無理をしないでくれぐれも御慈愛下さい。

また大雪にみまわれている地域の皆様、大変だと思いますがお身体に気をつけて活躍される事をお祈り申し上げます。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018も出発まで1週間を切りました。

メンバーの皆様体調に気をつけて元気に成田空港での結団式に出席して下さい。

今回の活動は冬季オリンピックの時期と重なり、より感動的な活動になると思います。

そのせいか今年参加してくれる高校生はいつもより、積極的な活動をしてくれているように思います。

19日の放送でも紹介しましたが、長野高校の田辺希さんは出身中学校の後輩達に呼びかけてハブラシ1669本、タオル978枚、石鹸607個、鉛筆2932本、洋服411枚、ノート375冊を集め、先週末の事前研修には母親と弟を連れて来てくれ、フィリピンに発送する荷造りを手伝ってくれました。

その弟さんが来年高校に入ったら、自分もボランティアに参加させてほしいという申し出がありました。

私達は活動に参加してくれるだけでとても嬉しいのですが、田辺さんのように自ら進んで「種まき」をしてくれ、更に大きな実を稔らせてくれている事を心から嬉しく思います。

今回は群馬県、高崎女子高校から参加してくれる3人が周囲の人達に呼びかけて、ハブラシ110本、タオル35枚、石鹸40個を集めてくれました。

長野県、上田西高校の今井亜美さんは長野市の図書館にハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018のポスターを置いてもらい、このポスターが長野市民タイムスの記者の目に止まって、記事にしてもらうと共に沢山の長野市民の皆様から支援が寄せられています。

また上田染谷丘高校では学校を上げて毎年沢山の物資を集めてくれるようになりました。

今回も日本中の皆様が協力して下さった心温まる数々の支援物資を、その日食べる物もなく住む家もない人達に届けさせてもらいます。

皆様から託された支援物資をお届け出来るのは、普段からこのスラムに住んでいる人達の支援をしているマニラロータリークラブの皆様、スラムの人達の中でもとりわけ生活の大変な人達を選び出してくれている地域のリーダー達、そしてこの活動が安全に行えるように協力してくれる沢山の皆様がいて初めて出来る活動です。

多くの人達の支えがなければ何も出来ないのですから、どの人にも感謝の気持ちを現わせる人になって欲しいと思います。

それにはメンバー全員が自分の生活している場で頭を下げてハブラシ・タオル・石鹸をお願いする事です。

その意味で今回は積極的に活動してくれた高校生メンバーを紹介させてもらいました。

2018年2月2日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

いよいよ1月最後の放送になりました。

1月5日の放送が700回でしたから今回は703回目という事になります。

703回の今回は日本中がかつてない大型の寒波にスッポリと覆われてしまいました。

大雪に見舞われている皆様には心からお見舞い申し上げます。

私達の生活は毎日毎日が何事もなかったかのように過ぎ去り、いつの間にか「こんなはずでは無かったのに」と気づかされることがありますが、大概の事は長い時間の中で僅かな狂いを生じて、それが分かるようになった時には取り返しが出来ないほどの差になっているのです。

普段から注意を払っていなさいということですね。

これが人の身体の場合なら手遅れになり助かる命も助かりません。

平素から細心の注意を払っていつもかかりつけの先生に診てもらっている事がbetterなのです。

大袈裟かも知れませんが“転ばぬ先の杖”に勝るものはありません。

これを危機管理といいます。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018に参加する高校生の事前研修として救急救命応急処置講習会を先週の土曜日に受けて来ました。

例年感じるのですが高校生達の中には、恥ずかしいのか大きな声や機敏な行動が出来ない人がいますが、これでは万一の時に力になりません。

この講習会は当院のスタッフにとっても大切な事ですから全員が高校生と一緒に毎年受けています。

救急救命処置は、人の命がかかっている時に効果を発揮する処置ですから、いつ・どんな時でも誰もがしっかり出来なくては意味がありません。

この時期は1月が始まったばかりですから、他に講習を受けている人などありません。

私の受講番号はいつも1番です。

危機管理というのは何事も起こらないようにするのが1番ですが、万が一起きてしまったら最善を尽くせる事がいいのです。

特にこの活動で診療する人達は、栄養不良のスラムの人達ばかりですからいつ・何が起こっても不思議ではない人達ばかりです。

いつ・何が起こっても直ぐに対応できるようにトレーニングを積んでおく事が大切なのです。

これが危機管理です。

毎年この時期に受講していますから、当院のスタッフの行動はハツラツとしていてとても頼もしく思います。

8年前から毎年講習してもらっている歴史を感じさせられます。

私達は「普通救命講習」で3時間の講習ですが、当院には普通コースを終了してから更に8時間コースを終了した「上級救命講習」のスタッフが3人います。

その3人もみんなと一緒にこの日の講習を受けてくれました。

念には念を入れて、どんな時にも対応できる経験と知識を身につけておくことが良いのだと思います。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアはフィリピンのスラムに行って歯科治療や物資の支援をしていますが、最悪の事態が生じたとしても最善の治療ができる技術や知識も研鑽して万が一に備えています。

2018年1月26日 医学博士・歯科医師 林 春二

祐介先生こんばんは。

つい先日、正月を迎えたと思ったらもうすぐ3週間が過ぎようとしています。

風もなく穏やかな天気に恵まれた正月でしたが、冬将軍は今年もちゃんとやって来て新潟県では信越線が15時間も立ち往生させられてしまいました。

リスナーの皆様、風邪やインフルエンザにかからないようにしっかり防御して下さい。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018の出発まで20日を切ってしまいましたが、準備の方は順調に進んでいます。

今夜は長野県、長野高校在学の田辺希さんを紹介します。

彼女は出身中学校の後輩達に呼びかけてハブラシ1137本、タオル468枚、石鹸282個、鉛筆1305本、洋服149枚、ノート85冊を集めてくれました。

物凄い数でビックリしています。

希さんの作ってくれたポスターとチラシをメールで送ってもらいましたがとても判りやすく書けていました。

中学校の先生からは学校全体で協力したいという申し出があり、母親の職場では希さんに職場に来て直にハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの事、今回参加する話しを聞きたいという事になってそこでお願いすると、皆が喜んで協力してくれたとの事です。

群馬県、新島学園高校の松村さんも頑張っています。

ハブラシ105本、鉛筆50本、石鹸61個を集めてくれました。

本当に有難いです。

これらの学生は沢山集めたので紹介している訳ではありません。

この活動はスラムの人達を支援する活動ですが、活動に当たって自分一人だけではやる事に限界がありますので、周りの人達に協力してもらわなければ出来ません。

実際、田辺さんや松村さんがハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの事を話してくれたからこれだけ集められた訳です。

それでは話さなくても集まったかというと間違いなく1本も集まりません。

話せば話すほど、苦労すれば苦労しただけ報われるという事を知ってもらう研修なのです。

協力してもらえるとハブラシをお願いしている人が嬉しいのですが、本当は日本で頼む事の出来ないフィリピンのスラムの人達が助かる事になります。

フィリピンのスラムの人達の為にハブラシの提供をお願いしているのですが、協力してもらえた時の喜びはとても表現できないほど嬉しいものです。

高校生にハブラシのお願いをして欲しいと呼びかけているのはこの喜びを実感して欲しいからで、その逆も幾らでもあります。

その時の悲しみや切なさは味わった人でなければ判りません。

この体験を通して他人に依頼されたら、気持ちよく協力する事がいかに大切かという事を知って欲しいのです。

自分以外の人が集めてくれた物をその苦労も知らないで手渡しても、何の意味もありません。

私は常にこの活動をするにあたって心掛けているのは、素直になって・素直に聞いて・素直に実行する事に意味があると思っています。

そういう人は誰から見ても感じのいい、良い人に見えるのではないでしょうか・・・・。

2018年1月19日 医学博士・歯科医師 林 春二

成人の日

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ハロアル・レディオ » 林春二先生からのお便り
執筆 : 
hayashi 2018-1-13 12:00

祐介先生こんばんは。

新しく成人になった皆様おめでとうございます。

現在の日本は様々な問題、例えば北朝鮮の核やテロ、地球温暖化、経済格差、イジメなどの問題が山積しています。

これらの問題に責任を持って一つ一つに対処していかなければならないのが成人の役割です。

今までは学生だから、成人ではないからという言い訳が出来ましたがそれは通じません。

これからは一人一人がこの日本をどういう国にしていくのか、この国を支えて来てくれた高齢者にどう対応していくのか、そして自分の後に続く様々な支えを必要としている人達にはどうしていくのか。

本当に気の遠くなるような問題ばかりなのです。

それを新成人の皆様の両親やおじいさん、おばあさんは皆様を支えながら取り組んで来てくれました。

そんな事なら成人したくないなんて思う人もいるかもしれませんが「覆水盆に返らず」後戻りは出来ません。

一つ一つ地道に取り組んで行くしかありません。

でも恐れる事はありません。

皆様の両親もしっかりと取り組んで来て、この日本を支えてくれたのですから、その一員として協力していこうという事です。

ハローアルソン・フィリピン医療ボランティア2018も2月8日の出発に合わせ全力疾走しています。

長野県の上田西高校の滝沢理花さんは、ハブラシ、タオル、石鹸を集めるために自分が住んでいる地元地区の公民館前に「ハブラシ、タオル、石鹸を集めています」というポスターを掲げ、地区の皆様に呼びかけてハブラシ166本、タオル134枚、石鹸34個を集めてくれました。

過去14回の参加者の中でこれだけ積極的に他者に呼びかけ、活動してくれた高校生は初めての事です。

とても嬉しいです。

2011年に初参加した当院の武井さんもとても印象的でした。

私が倒れた翌々年の事でした。

「先生とフィリピンに行けるのは、これが最後になるかもしれないので私も参加させて下さい」と言う事でした。

その時「私に何が出来るでしょうか?」と言うので、スラムの人達は1日一食か2日に一食しか食べられない人もいるのだから、その人達の身になって「例え1日でもいいから食べるのを我慢してみたら」と話しました。

彼女は早速朝食を抜いて昼食も我慢しました。

しかし夕食にはつい手を出してしまったそうです。

こういう苦痛の日々が何年も続き、終わりがないスラムの人達の事を身に染みて判ってくれたようです。

以来、今まで以上に物資担当者としてしっかりやってくれ、フィリピンにも毎年行ってくれるようになりました。

このように人の言うことを素直になって、素直に聞いて、素直に実践してみると同じボランティアですが、意味も質も全く違ったものになると思います。

あぁだ、こうだと言って先に伸ばしたり、やらない事の言い訳をしても現実は変わりません。

リスナーの皆様今年はともかく素直になって、素直に聞いて、素直に実践する人になりましょう。

そして一人でも多くの人に「ハブラシ1本で命を救える」ハローアルソン・フィリピン医療ボランティアの話をして下さい。

2018年1月12日 医学博士・歯科医師 林 春二

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  • 現地での歯科医療を中心とした無償の奉仕活動
  • 歯ブラシ・タオル・固形石鹸など物資の支援活動
  • 世界の貧困問題を通じ、自らの生活を見直し「真の豊かさ」について考える
  • 次世代を担う高校生の参加により、真の国際平和と国際責献について考えてもらう

今西祐介のハロアル・レディオ

毎週金曜日21:00-22:00生放送
レインボータウンFM(88.5MHz)
http://885fm.jp/
歯科医師でミュージシャン今西祐介がパーソナリティの歯科医療ボランティアと楽しいトーク&音楽番組

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